長崎・黒木民宿キャンプ場の利用ガイド！サイト情報や、周辺の温泉施設もご紹介！

黒木民宿キャンプ場でアウトドアを満喫！

長崎県には海沿いにも山沿いにもたくさんのキャンプ場が整備されていますが、今回ご紹介する黒木民宿キャンプ場は長崎県内でも比較的予約が取りやすい穴場的なキャンプスポットです。

周りを山に囲まれた自然豊かなキャンプ場で、敷地内を透明度の高い水の綺麗な川が流れています。川遊びスポットとしてもおすすめで、暑さが続く夏の時期は子供を連れたファミリーキャンパーの利用が目立ちます(記載の情報は2022年3月26日現在のものです)。

キャンプサイトの構成

黒木民宿キャンプ場のキャンプサイトは車が横付けできる区画テントサイトで、敷地内を流れる川を挟んでAサイトとBサイトの2ヶ所に大きく分かれています。Aサイトはキャンプ場の受付場所からそのまま車の乗り入れができるため大変便利です。

Bサイトは車が渡れない橋の向こう側にあるため、いったんキャンプ場の敷地を出てから大きく回り込んでテントサイトに乗り入れなければなりません。Bサイトは少々不便ですがその分静かです。

バンガローなど屋内施設もアリ！

キャンプのメインは区画のテントサイトですが、敷地内には屋内の宿泊施設もいくつかあります。大人数で宿泊できる合宿所や近くの山で登山を楽しむ登山客用の山小屋、プレハブ造りのバンガローなどいろいろです。

プレハブのバンガローは屋根付きスペースが備わっていて、備え付けのテーブルとイスを利用して食事などを楽しめるようになっています。天候に左右されにくいバンガローはトップシーズンはなかなか予約が取れません。

キャンプ場の設備&サービス

黒木民宿キャンプ場の設備やサービスは必要にして十分というレベルです。トイレ施設は敷地内に1ヶ所だけで水洗式の小便器と大便器が備わっています。けっして新しい施設ではありませんが管理が行き届いていて綺麗清潔です。

ただ、トイレ施設のある場所がAサイトに近い場所にあるため、川向こうのBサイトの利用者は用を足すために川を渡らねばなりません。橋を渡ることになるため夜間の利用には細心の注意が必要です。

洗い物はストレスなし！

黒木民宿キャンプ場で特筆できるのが区画サイトに設置されている水道です。すべての区画サイトに小さな流し台付きの水道が備わっているため、お皿や箸など小さな洗い物はサイト内で済ませることができます。

Aサイトの近くには共同の炊事施設がありますが、炊事施設から離れたBサイトのキャンパーにとってはサイト内の水道は大きな味方です。共同の炊事施設にキャンパーの行列ができることはほとんどありません。

炭の処理はキャンプ場にお任せ

黒木民宿キャンプ場にはゴミ捨て場が設けられていないため、キャンプの際に発生したゴミはすべて持ち帰らねばなりません。ただ、バーベキューなどで使用した炭はキャンプ場側で処理してくれます。

特定の炭捨て場はありませんが、キャンプ場の受付場所の近くに置いてある取っ手付きのドラム缶に炭を捨てることができます。ドラム缶は各自が自分のサイトに持っていき、使用した炭を入れて帰りに元の場所に戻すというシステムです。

キャンプの必需品はすべて持参

黒木民宿キャンプ場にはテント機材やバーベキュー機材のレンタル品がほとんどありません。レンタルできるのは毛布やバーベキューで使用する網や鉄板など数点だけとなっています。販売品も燃料の薪のみとなっていて、食材や飲み物なども現地で調達することは不可能です。

スーパーマーケットやコンビニエンスストアーなど買い物のできるお店までは車で片道20分ほどかかります。キャンプに出かける際にはぜひ忘れ物をしないよう注意しましょう。

キャンプ場の利用方法

黒木民宿キャンプ場の予約はキャンプ場を管理運営する民宿が受け付けします。電源付きのサイトや川沿いのサイトなど自分の希望するサイトがある場合には予約時にその旨を伝えるといいでしょう。

キャンプ場の管理事務所はキャンプ場の奥にある民宿の女将さんが住んでいる自宅で、キャンプ当日はこちらでキャンプの手続きを行います。用紙に必要事項を記入してから利用料金を支払い、予約した区画サイトや宿泊施設に入場するシステムです。

キャンプ場の営業期間&営業時間

黒木民宿キャンプ場の営業期間は基本年中無休です。キャンプ場のある長崎県大村市は冬でも比較的暖かく、積雪することもほとんどないため冬場のキャンプも十分に可能です。ただ、山間のキャンプ場のため朝晩の冷え込みに備えて寒さ対策は必要となるでしょう。

キャンプ場のチェックイン時間は正午からで、チェックアウト時間は翌日の正午までとなっています。チェックアウト時間が遅めのため宿泊した翌日も川遊びなどを楽しむ余裕があるでしょう。

キャンプの料金

黒木民宿キャンプ場は料金の安さも魅力の一つです。キャンプ場の入場料として1名につき700円が必要で、この料金にテントサイトの利用料が含まれています。もし電源を使用する場合には別途1,000円の利用料が必要です。

車はテントに横付けする場合でも1台につき軽自動車1,000円、普通車1,300円の料金が発生します。料金の支払いは現金のみとなっていて、クレジットカードや電子決済などは利用することができません。

キャンプ場周辺の入浴施設

黒木民宿キャンプ場のデメリットはシャワー設備が整っていないことです。遊んで汗をかいても体の汚れを落とせないまま床に就かねばなりません。そんな時に活用したいのがキャンプ場周辺にある入浴施設です。キャンプ場から比較的近い場所に天然温泉を堪能できる入浴施設があります。2軒の入浴施設をここでご紹介しましょう。

周辺の入浴施設①：龍神温泉かやぜの湯

黒木民宿キャンプ場から車で12分ほどの場所にある日帰り温泉施設です。キャンプ場やRVパークなどの施設を有する入浴施設ですが、外部から訪れる立ち寄り客も快く歓迎してくれます。

湯量豊富な自家源泉を所有しているため、美人の湯としても知られる炭酸水素塩泉を源泉掛け流しで堪能できるのが魅力です。男女別の内風呂と露天風呂はどちらも広々していて、心ゆくまでゆっくりと天然温泉を満喫できます。営業時間は午後10時までです。

龍神温泉かやぜの湯の住所・問合せ

周辺の入浴施設②：平谷温泉山吹乃湯

黒木民宿キャンプ場から車で12分ほどの場所にある日帰り温泉施設です。入浴施設があるのは長崎県のお隣の佐賀県で、「肥後耶馬渓」などとも称される景勝地にあります。江戸時代後期から湯治湯として利用されていたといわれる隠れた名湯で、木造の鄙びた雰囲気が何ともいえません。

内風呂と露天風呂、貸切家族風呂で肌に優しい単純泉を堪能できます。午後9時まで営業しているため夕方まで遊んでからでも十分に間に合うでしょう。

平谷温泉山吹乃湯の住所・問合せ

キャンプ場までのアクセス

最後に黒木民宿キャンプ場までのアクセス情報をご紹介します。黒木民宿キャンプ場はレンタル品が皆無に等しいため、テント機材やバーベキュー機材はすべて持参しなければなりません。そのため公共交通機関を利用したアクセス方法は現実的ではないでしょう。

最寄りのインターチェンジは長崎自動車道の大村インターチェンジで、そこから国道444号線、長崎県道252号線と進んで約20分ほどで黒木民宿キャンプ場に到着できます。

黒木民宿キャンプ場の住所・問合せ

黒木民宿キャンプ場の詳細情報はこちら！

黒木民宿キャンプ場を予約しよう！

Photo by imgdive

ここまで長崎県大村市にある黒木民宿キャンプ場について解説してきましたがいかがでしたか？日帰りも泊まりもリーズナブルな料金で利用できる黒木民宿キャンプ場は魅力的なキャンプスポットです。

設備やサービスはシンプルですが、豊かな自然とアットホームな雰囲気に包まれたキャンプ場は一度は利用してみる価値があるでしょう。長崎県でキャンプを楽しむならぜひ黒木民宿キャンプ場を候補に入れてみてください。

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