東古屋湖キャンプ場で穏やかなひとときを
栃木県塩谷郡塩谷町にある東古屋湖キャンプ場は鬼怒川の上流に位置する鬼怒川温泉近くのキャンプ場です。矢板市と日光市にはさまれ、鉄道で行くには少し不便なため、今でも昔ながらの里山の風景が残るさくら市の奥に位置します。
県内在住でも宇都宮以北なら日帰りは可能ですが、車での移動以外ではかなり難しい場所と言えるでしょう。しかし夏は満点の星空やホタル、秋は紅葉がと四季を満喫することができる、自然豊かなキャンプ場になります。東古屋湖のほとりにあるキャンプ場で、穏やかでゆっくりとした時間を過ごしてみましょう。
東古屋湖キャンプ場のある栃木県塩谷町
栃木県塩谷塩谷町は東北自動車道や新幹線が通る宇都宮市、矢板市エリアから少し離れた、自然が残る静かな農村地帯です。バブル期にも大型観光施設などが作られることなく、令和の今も里山の風景が残っています。
車移動なら鬼怒川温泉に近いエリアですが、観光客が少なかったため混雑を避けて自然を満喫したい方に注目されるようになりました。東古屋湖キャンプ場は、都会で多忙な時間を過ごす方におすすめの非日常エリアになります。
東古屋湖キャンプ場をご紹介
東古屋湖キャンプ場とは
東古屋湖キャンプ場がある塩谷郡塩谷町エリアは、幹線道路より少し奥まっているため、混雑もなく静かに自然を楽しめる場所でした。しかし近年のキャンプブームで、こちらにも訪れる人が増えているようです。
そこで令和4年現在は、鬼怒川漁業協組合がキャンプ場周辺の管理を行っています。宿泊用コテージや貸しテントのサービスは行っていませんので、宿泊を希望する方はテントや食事など、準備を忘れないようにしましょう。
東古屋湖キャンプ場の住所
東古屋湖キャンプ場の住所は栃木県塩谷郡塩谷町になります。塩谷郡は日光市や矢板市、さくら市と同じエリアにある栃木県北部の町です。
地図検索をするとき住所の塩谷郡塩谷町上寺島だけを入れると、かなり広範囲が出てしまいます。そこで地図検索をする時は、東古屋湖キャンプ場管理事務所の住所で検索してください。
東古屋湖キャンプ場の利用方法
東古屋湖キャンプ場の管理は鬼怒川漁業組合が行っています。キャンプ場の施設使用料がかかるのは小学生以上です。日帰りは大人1人が500円、小中学生が100円、宿泊は大人1人が1,000円、小中学生が200円になります。
幼児以下の施設使用料と、駐車料金は無料です。トイレはキャンプ場内に共同トイレがありますので、ルールを守って利用しましょう。施設利用の詳細については、管理事務所に問い合わせてください。
東古屋湖キャンプ場
- 住所〒329-2216
栃木県塩谷郡塩谷町上寺島744 - 公式サイトURLtown.shioya.tochigi.jp
- 電話番号塩谷町役場:0287-45-2211
管理事務所:0287-47-1150 - 駐車場あり
東古屋湖デイキャンプの楽しみ方
東古屋湖日帰りキャンプ
東古屋湖キャンプ場は風呂は近隣の温泉施設を利用することになります。そこでおすすめするのが、森林浴やのんびりと釣りをこちらで楽しむデイキャンプです。近くの温泉施設に宿泊し、日帰りでデイキャンプを楽しみましょう。
ただし、東古屋湖キャンプ場も、連休や観光シーズン中は混雑することがあります。混雑時はデイキャンプをお断りすることもありますので、管理事務所に問い合わせてください。
新緑や紅葉で森林浴
デイキャンプの醍醐味にはバーベキューなどの楽しい食事もありますが、ゆったりとした時間を満喫することも楽しみの1つです。季節や時期によって咲く美しい花や新緑。目の前に広がる、紅葉や樹木を映す湖の景色に癒されることでしょう。
秋から冬にかけてゆっくりできる時間も短くなりますが、それも楽しみの1つ。夕暮れの時期を楽しむのもすてきですね。湖のほとりに椅子を置いて穏やかなひと時を楽しみましょう。
釣り好きに人気トラウト釣り
東古屋湖キャンプ場近くの湖では3月になるとトラウトの放流と釣り大会が開かれます。東古屋湖キャンプ場の管理事務所が漁協ということからも、釣り好きにとっては馴染みの場所になっているようです。
ゆったりデイキャンプの間、釣り好きの仲間は釣りをして楽しみましょう。季節や時期によっては釣りができない時もありますので、管理事務所に確認してください。釣りが無料になるスタンプカードもあります。
湖のほとりでチェアリング
車にアウトドア用の椅子を1つ乗せて、湖のほとりに広げてゆったりと座るだけの時間を過ごしてはいかがでしょう。東古屋湖キャンプ場は荒川のほとりにあるキャンプ場です。
川のせせらぎや湖の音はヒーリング効果もあると言います。静かな緑に囲まれての読書にも最適。東古屋湖や荒川のほとりにただ椅子を広げてゆったりとした時間を過ごすだけで、穏やかな気分に浸れるかもしれません。
東古屋湖お泊りキャンプの楽しみ方
東古屋湖キャンプ場お泊りキャンプ
キャンプ中に早朝の虫取りや朝に咲く花を見たい、夜の星空を観測したい方は、宿泊キャンプにしましょう。夏休みは早起きし近くの森にカブトムシやクワガタを見つけに行くのも楽しみの1つです。夜はホタル観賞ができるかもしれません。
秋は虫の声、冬は霜柱、そして天気のいい日は一年を通して満点の星空も楽しめます。釣りに星空、生物散策と家族や仲間、ソロでといろいろな楽しみ方ができる、とてもすてきな場所です。
子どもと楽しむ昆虫採集
栃木県塩谷郡は昆虫の宝庫です。東古屋湖キャンプ場周辺にはたくさんの昆虫が生息する、豊かな森があります。夏は早朝のカブトムシにクワガタ採集、光に集まるガガンボ。秋はトンボやコオロギと四季を通して昆虫に触れる体験ができるエリアです。
水辺ではホタルを見ることもできるはず。虫嫌いの人でもホタルの美しさに、思わず見とれてしまうかもしれません。特に虫取りには制限がないので、子どもと楽しんではいかがでしょう。
美しい満点の星空
近くに民家がない東古屋湖キャンプ場では、人工的な灯はほとんどありません。そのため、四季を通して満点の星空を楽しむこともできます。時期や季節が違うと、違った星空を楽しむこともできるはずです。
日帰りキャンプもいいですが、満点の星空の下、日頃の忙しさを忘れ穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょう。周囲に建物はなく、あたりはほぼ真っ暗です。ぜひ360度に広がる満点の星空をお楽しみください。
東古屋湖キャンプ場までのアクセス
東古屋湖キャンプ場は車がおすすめ
東古屋湖キャンプ場は、都内から東北自動車道を使って車で2時間半、幹線道路を使うと3時間50分の位置にあります。鉄道は宇都宮まで新幹線、東北線で矢板駅までの移動が可能です。
交通の要所ではないからこそ、混雑を避けて自然を満喫することができる場所ということですね。長時間ドライブや渋滞が苦手な方は、主要駅からレンタカーを利用しましょう。バス手段もありますが、本数が少なくバス停も遠いのでかなり困難です。
東北自動車道で行くルート
都内から東古屋湖キャンプ場まで、車を使って行く方法は、東北自動車道の利用がおすすめです。東北自動車道で上河内スマートICを道なりに県道348号線をまっすぐ進みます。
IC入口を出ると県道273号線がありますので、道なりに進むとキャンプ場に到着です。混雑した時間をさけると、東京駅周辺からキャンプ場まで、3時間以内で到着します。
国道4号線で行くルート
夏休みや連休中の車の移動は、どうしても渋滞に巻き込まれることがあります。東北自動車道が混雑がするときには、宇都宮市街地まで有料道路を使わず、国道4号線を使うルートがあります。
栃木県出身の人は、車で帰省のときに国道4号線を利用することが多いです。試してみてください。宇都宮市内にあるふるさと田園通りから県道63号に入り、その後273号を通ると3時間半くらいでキャンプ場に到着します。
東古屋湖キャンプ場で楽しいひととき
東古屋湖キャンプ場は木々と湖、川のせせらぎに囲まれた自然豊かなキャンプ場です。夜に見える満点の星空もブログやインスタなどで話題になっています。
人混みや日々の生活に疲れたら、テントと椅子を車に乗せて、東古屋湖キャンプ場でゆったりとした時間を過ごしてはいかがでしょう。
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