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ナイトハイクは怖い?危険?夜登山の注意点や必需品、服装についても徹底解説!

ナイトハイクとは、夜間に出かける登山のことです。本記事では、ナイトハイクの注意点や必需品、服装に関して徹底解説します。夜登山に向けてしっかりと準備を整えることで、安全にナイトハイクを楽しめるようになるので、ぜひ参考にしてはいかがでしょうか。
2022年3月2日
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ナイトハイクは危険?

登山にはさまざまなスタイルがあるますが、近年注目を集めているのが夜登山をするナイトハイクです。ナイトハイクとは、夜登山を意味することなです。あえて夜の時間帯に登山に出かけることで、新たな山の魅力を発見できると言われています。

ナイトハイクについて詳しく知ろう

天の川が出た空
Photo bytheartofsounds2001

ただし、ナイトハイクは危険も伴います。初心者が安易に行うものではありません。注意点を把握し、登山に慣れた上で、安全にナイトハイクができる状態か検討することが大切です。

本記事では、ナイトハイクの注意点や必需品、服装について徹底解説します。安全に夜登山を楽しむために役立ててはいかがでしょうか。

夜登山の魅力とは

夜の時間帯に行う登山には、さまざまな魅力があると言われています。まずは、ナイトハイクの魅力とはどのようなところにあるのか解説します。

ミステリアスな雰囲気を楽しめる

月が出た山
Photo by8385

静まりかえった夜の時間帯の登山は、非日常を感じられるのが魅力です。明るい時間帯にはないミステリアスな雰囲気が漂い、普段とは異なる空間で登山を楽しめるのがナイトハイクの醍醐味として挙げられます。

絶景を楽しめる

夜空に輝く星や月など、昼間には見られない絶景を楽しめるのもナイトハイクの魅力です。また、登る山によっては山頂から夜景を眺められる場合もあります。昼間には見られない光景を満喫したい人からも、ナイトハイクは人気を集めています。

魅力だけでなく危険も多い

ナイトハイクにはさまざまな魅力がありますが、危険もたくさん潜んでいます。無理にナイトハイクへ出かけることで、思わぬトラブルに見舞われる可能性があります。まずは、昼間の登山経験をしっかり積むのが大切であることも忘れないようにしましょう。

山選びの注意点

ナイトハイクをする上で重要となるのが、安全を確保するための山選びです。そこで、ここでは山を選ぶ際に意識しておきたいポイントを紹介します。夜の危険を少しでも軽減するための参考にしてみてください。

なるべく低い山を選ぶ

湖が広がる山
Photo byjplenio

ナイトハイクに高山は適しません。標高が高ければ高いほどリスクも高まり、トラブルが起きる可能性があります。普段から高山に登り慣れている方でも、夜の時間帯は低い山を選ぶことが大切です。高くても標高1,000〜1,500m以内の山を選ぶのが1つの目安として挙げられます。

低山でも岩場が多いところは避ける

標高が低くても、ゴツゴツとした岩場が続いている場所はナイトハイクに向いていません。夜間は足元が見えづらく、どんなに気をつけていても滑落の危険性があります。なるべく平坦な道が続く低山を中心に、山選びをするのがポイントです。
 

登山経験のある山を選ぶ

昼間に何度か行ったことがある山を選ぶことも、意識しておきたい点です。複数回登った経験がある山なら道の把握がしやすく、リスクを回避しやすくなります。逆に、全く登ったことがない山は初心者向けだったとしても危険が多いので、ナイトハイクをするのは避けましょう。

危険が多い冬登山は避ける

夜間の登山を行う際には、季節を意識することもポイントです。最も避けておきたいのが、四季の中でも特に危険が多いと言われる冬登山です。そこで、ここからは夜間における冬登山の危険性について詳しく解説します。

雪山は滑落の危険が高い

雪が降った山
Photo byNatalia_Kollegova

冬は、平地では雪が降っていなくても、山の頂上付近では雪が積もっていることがあります。雪山の登山は、昼間でも多くの危険が潜んでいます。足元が見えにくい夜の登山は昼間よりも滑落のリスクが高いでしょう。

滑落によって骨折や捻挫をした場合、夜の間は助けを求めるのが困難です。最悪の場合、命の危険にさらされる可能性も考えられます。冬の間は夜登山は諦めて、安全な季節を選んでください。

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春夏の登山をナイトハイクがおすすめ

どうしてもナイトハイクをするのであれば、雪の心配がない春夏がおすすめです。ただし、早春は雪の危険性が十分にあるので、気温が上がり、頂上付近の雪も全てなくなった状態になってから登山を検討しましょう。

心配がある場合は、事前に天気予報を確認すると安心です。また、山頂付近に定点カメラを設置している山に登る場合は、あらかじめカメラの映像を見ておくのも有効な対策です。安全を確保した上で出かけましょう。
 

意識しておきたい注意点

夜間の登山を楽しむ際には、注意すべきポイントがいくつかあります。ここでは、意識しておきたい注意点について解説します。誰にも迷惑をかけず、安全にゴールまで行き着くための参考にしてはいかがでしょうか。

大騒ぎしない

たくさんの星が瞬く空
Photo by12019

非日常感のあるナイトハイクは、つい気持ちが高ぶって声が大きくなることがあります。しかし、夜間の大声は想像以上に響くため注意が必要です。山の周辺にある家の住民にまで声が届き、騒音被害を与える可能性があります。

自分が楽しくても、他の人に迷惑をかけていては意味がありません。マナーを守り、登山を行うことが大切です。

必ず仲間と一緒に登る

夜空が広がる山道
Photo byJoshuaWoroniecki

夜の時間帯に1人で山に登るのは危険です。1人きりで怪我をしたり、遭難したりした場合、夜だと助けを呼ぶのが難しい可能性があります。危険を回避するため、必ず仲間と一緒に出かけるのがおすすめです。

山に登らない人に連絡しておく

携帯電話を操作する手元
Photo byJESHOOTS-com

誰にも何も知らせずに登山へ出掛けた場合、遭難しても気づいてもらえず、山の中で放置される可能性もあるので、必ず誰かに連絡することが大切です。また、無事にゴールした際には必ず「帰宅しました」と連絡相手に伝えることも忘れないようにしましょう。

安全確保のための必需品2選

しっかり安全を確保するためには、ナイトハイクに必要なものを揃えておくことも重要なポイントです。ここでは、安全確保のための必需品を紹介します。万全の装備を整えるための参考にしてみてください。

①:ヘッドライト

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夜間は、足元の安全確保が欠かせません。手を塞ぐ懐中電灯は、転倒した際に怪我をするリスクが高まるので、両手を空けておけるヘッドライトを使うのがおすすめです。近くから遠くまで照らせるヘッドライトなら、危険な崖などを発見しやすくなります。

ジェントスのヘッドライトは、レバー操作でワイドからビームまで無段階に照射方法を調整できるのが魅力です。ヘッド部分は40度の角度調整が可能で、足元から遠方までしっかり照らせます。

③:熊鈴

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夜間は、昼間寝ている夜行動物が起きる時間帯でもあります。特に、熊は夜中に行動が活発になると言われているので、昼間以上にしっかりとした対策が必要です。熊鈴は必ず持って行くようにするとよいでしょう。

こちらの熊鈴は、真鍮鋳物なので高音域の音色が遠くまで響き、人の存在を動物に知らせられるのが特徴です。ワンタッチで操作できる消音機能がつき、公共の場や住宅が多い場所ではすぐに音を消せます。

水分・栄養補給に必要なもの2選

夜間の登山でも、水分や栄養補給は欠かせません。エネルギーが足りない状態で登山を続けると、体調不良に陥る危険性があります。そこで、ここでは水分や栄養補給をしたい時に役立つ必須アイテムを紹介します。

①:井村屋 スポーツようかん

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スポーツようかんは、体内でゆっくり消化される持続性エネルギー源を含んでいるのが特徴。登山でも持ち運びやすい個包装で、下部を押すだけで簡単に中身が出るので、素早くエネルギー補給を行いたいときにおすすめです。

②:WINZONE エナジージェル

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バナナ約1.5本分のエネルギーを含み、足つり対策に有効と言われるマグネシウムを含んでいます。水に溶かして飲むことで、エネルギー補給と水分補給を同時に行えるのが嬉しいポイントです。マスカット味やパイナップル味があり、味の変化を楽しみたい時にも適しています。

夜に適した服装のポイント

服装も、快適にナイトハイクをする際に意識しておきたい点です。夜に適した服装を心がけることで、心地よい時間を過ごせるようになります。そこで、ここではナイトハイクにおすすめの服装のポイントを紹介します。

速乾・保温性のあるインナーを使う

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気温が下がる夜間は汗をかきにくいイメージがありますが、登山中は想像以上に汗をかくことがあります。汗を放置すると、休憩時に夜風に触れて汗冷えを起こす可能性があるので注意が必要です。

ナイトハイク用の服装を決める際には、速乾性のあるインナーを加えるとよいでしょう。汗が素早く乾き、汗冷えを防げます。また、夜間は春夏でも冷えやすいので、冷感素材より保温素材のインナーを使うのもおすすめです。

着脱しやすい上着を羽織る

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夜間の登山は、その時々の気候状況によって体感温度が変わります。夜風に冷えたり、蒸し暑く感じたり、さまざまなパターンが考えられるでしょう。どのような状況でもすぐに対応できるよう、着脱しやすい上着を羽織ると安心です。

夜登山に適した春夏の季節なら、ダウンではなくウインドブレーカーで十分に体を温められます。フロント部分にチャックが付いたウインドブレーカーなら、暑くなった時にすぐに脱げるので、体温調整に役立ちます。

気を付けてナイトハイクに挑戦しよう

モヤに包まれた山
Photo byjplenio

ナイトハイクにはさまざまな魅力がある一方で、危険もたくさん存在します。そのため、初心者が気軽に挑戦できるものではありません。初心者は昼間の登山に集中するとよいでしょう。

登山上級者であっても、怖いと感じた場合にはすぐにナイトハイクを中止する判断を下すことが大切です。事前に注意点や必需品などをしっかり確認し、万全の準備を整えることが夜登山の大前提です。安全を守って、普段とは違う世界を体験できるナイトハイクに挑戦してみてはいかがでしょうか。

ナイトハイクが気になる方はこちらもチェック!

夜間に登山をする場合は、ナイトハイクにまつわる基本的な情報を取り入れることが大切です。事前情報を全く仕入れていないと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。関連記事でもナイトハイクの注意点について解説しているので、ぜひ参考にしてください。