Jackson新製品が熱い！
新年を迎えると釣り業界は新製品情報が続々と発表され、多くのアングラーも新製品の話題で持ち切りになります。静岡を代表するルアーメーカーのひとつであるJacksonも、例に違わずめちゃめちゃ気になる新製品情報が発表されました。そこで今回は、Jacksonの新製品について詳しくご紹介させていただきます。
井熊プロが語ってくれた
Jacksonと仲がいいと言っても、我々六畳一間の狼は製品情報には全く詳しくありません。そこで今回は駿河の黒豹こと井熊プロに新製品について詳しくお聞きしてきました。もしかしたらカタログには載っていない情報があるかもしれませんね！
メタルエフェクトステイフォールに新サイズ！
まず初めにご紹介するのは、2022年に新しく追加される情報。井熊プロのプロデュースしたメタルエフェクトステイフォールに新しく追加サイズがラインナップされました！すでに多くの釣果で話題だっただけに、追加サイズ情報は気になっている方が多いのではないでしょうか。
SLS対応の10、15グラム
近年大きな広がりを見せているSLS（スーパーライトショアジギング）に完全対応するサイズが追加になりました。今までも20グラムまではラインナップされていましたが、さらに小さく軽い10グラムと15グラムが新しく加わります。
これまで狙えなかった魚も射程圏内に！
20グラムでは対応できなかったような小さなベイトを捕食しているようなパターンや、さらに小さな魚までのステイフォールの射程圏内に入りますね！しかも今までのステイフォールには無かった新色「黒の衝撃」と「シラスやないと」が10、15グラムにだけ追加。ステイフォールファンは絶対にみのがせませんね！
80、100グラムでロックショア、オフショアも視野に
驚きなのが小さいサイズだけでなく、大きくて重いサイズまで追加になったこと。今までのラインナップでは60グラムが最大ウェイトでしたが、2022年に80グラムと100グラムも追加されています。これで今までのウェイトでは対応できなかった潮の早いロックショアや、オフショアにも対応できるようになりました。
メタルエフェクトにまさかのブレードタイプ
なんとメタルエフェクトシリーズにブレードの付いたメタルエフェクトブレードが追加！近年人気の上がっている巻きジグジャンルに、Jacksonが新たな一石を投じるようです。どんなルアーなのかさっそく詳しくみていきましょう。
こだわりのブレードユニット
まず気になるのがブレードの付いたフックユニット。ブレードに直付けになっているシングルフックに熱収縮チューブで固定されたスイベルとスプリットリングがあります。なんとこのシングルフックはこのメタルエフェクトブレードのために新しく開発されたフックなのだとか。
ぼくも過去に同じようなフックシステムを作ってみたことがありますが、既製品ではブレードが上手く回らずに断念しまいました。そこから先を行き、フックから作ってしまうJacksonさんのルアーにかける想いを感じますね。
ただブレードを付けただけじゃない
正直に言うと、ぼくは初めてみた時に「メタルエフェクトにブレード付けただけじゃん。」と思っていました。同じように思った方も多いかもしれませんが、実際は全くそんなことはなく、ボディもブレードに合わせて新設計されているようです。
より進化したボディ設計
具体的にはステイフォールと比べてボディが少し太めに設計されています。そしてステイフォールの特徴である、窪み部の左右のエッジがステイフォールと違うんです。メタルエフェクトブレードは窪みのエッジが左右同じ形状になっているため、ジグの回転を抑え、直進安定性が劇的にアップしています。
交換用フックユニットも
ブレード系のルアーの弱点はといえば、スイベルやフック、ブレードの劣化など。スイベルが回らなくなったり、ブレードがくすんでしまった方は多いのではないでしょうか。そんな時のためにメタルエフェクトブレードは交換用のフックユニットも発売になるとのこと。これで安心して使い続けることができますね！
アスリート＋に待望の追加サイズ
今までたくさんの伝説を作ってきたアスリートシリーズ。そして現在はアスリート+として、新たな伝説を作りつつあります。
初めにリリースされたアスリート+105に続いて、2022年に12、14センチが追加ラインナップされるようです。
3フックの12と14
2フックの105と比べて12、14は3フックのセッティング。サーフのヒラメやシーバスでは2フックより3フックの方がありがたいですよね。サイズもサーフのヒラメにドンピシャのところになっています。
105譲りの飛距離
高い遠投性能を持っていることで知られる105ですが、12、14共に105譲りの高い遠投性能を持っているようです。何より井熊さんが飛ばなきゃ製品化しないと言っているので、飛距離に関しては心配ありませんね！
こだわりのサーフフィネスジグヘッド【フィネスヘッド】
昨年からちょこちょこ井熊さんが使っていた開発中のジグヘッドが、ついに製品かされるようです！それがフィネスヘッド。サーフフィネスに特化させたジグヘッドで、井熊さんのこだわりがてんこ盛りなのだとか。詳しくお聞きしたので、ひとつずつ見ていきましょう。
浮き上がり性能と飛距離を両立したヘッド形状
ヘッドは一見すると一般的なジグヘッドと大差ないように見えますが、実は飛距離と浮き上がり性能を両立したヘッド形状なのだとか。ヘッドの上面は三角形で水の抵抗を抑えて浮き上がりやすく、さらにヘッドの下部に凹みを持たせ、そこに水を受けることでさらに浮き上がり性能とリトリーブ時の水平姿勢を作り出しているのだそうです。
さらにアイの位置は様々なサンプルを作った中でもっとも飛距離が出る位置にセッティング。飛距離と浮き上がり性能を高い次元で両立させることができたそうです。
Zシステム完成対応
ぼくらの仲間であるシンジさんが考案したZシステム。Zシステムの有効性は多くの方がご存知だとは思いますが、このフィネスヘッドは純正でZシステム完全対応なんです！
フックシステムはスナップで接続されているため、状況に応じて上下のアイに付け替えて使用することができます。フックシステムの長さはZシステムにしたときに、フックのゲイブにピッタリ収まる長さだそうですよ！
ボーンベイトにサーフカラーが追加！
ロックフィッシュ用としてリリースされたボーンベイトですが、サーフのヒラメにも有効なことがわかってきました。そこで2022年はボーンベイトのサーフカラーが追加になります！今までのカラーでも十分に釣果がありましたが、これで更なる釣果アップが見込めるかもしれません。
サーフに実績のあるカラー
追加になるカラーは具体的にブルピン・クリアホロ・ライムグリーン・ピンクゴールドの4色。どれもサーフで実績のあるカラーばかりです。
クリアホロはマジでやばい
個人的に一押しなのがクリアホロ。ぼくらの動画でもクリア系のカラーがサーフでめちゃめちゃ実績があります。サーフで使えるクリア系ってあまり多くはないので、発売を心待ちにしています。
他にも気になるアイテムがたくさん
今ご紹介してきた以外にも新製品はまだまだあります。ここでは全てを詳しくご紹介するのは難しいので、他のアイテムはさらっと紹介させていただきます。ルアーから便利アイテムまで様々ありますよ！
アスリート＋45SVG
アスリートプラスのライトゲーム対応サイズが登場します。45ミリサイズなのにしっかりとリップ部分にVGが搭載されているのが驚きです。
VGシリーズの特徴でもあるフラットサイドボディーからは45mmとは思えないフラッシングと存在感が特徴。固定重心設計でキレのあるアクションも魅力的です！ライトゲーマーは要チェックなルアーですね！
アングラーズ防寒グローブ
動画でも井熊プロが装着している防寒グローブがこちら。高い保温性を持ったネオプレーン製で、さらにカイロを入れるポケットまで付属。指先が出せるスリットがあるだけでなく、指を出してそのまま釣りができるように、外した指先を止めておくバンドも付いています。
リールストレージ
リールをかっこよく、かつ安全に保管したいと思っているアングラー必見！リールをガレージに入れるようなワクワク感のあるリールストレージなるアイテムが登場します。スピニングリール、ベイトリール両方に対応しているようです。
ラインリボルバー
ひとりで糸巻きができるというラインリボルバー。新品ラインをスポっと入れて、あとは結んで巻くだけでひとりで糸巻きができるそうです。糸巻き以外にもペンチ立てなど様々な使い方ができそうですね。
耐久撥水ハーフジップパーカー
なんとも光栄なことにぼくの意見を取り入れてくださったアイテムがこちら。サーフで使ってもハーフジップのためファスナーが塩噛みしにくく、快適に使い続けられるウェアです。
動画で詳しくご紹介しています
釣りがもっと面白くなりそう！
今年の新製品も気になるアイテムばかりでしたね。新しいアイテムだけでなく、追加サイズがラインアップされることで去年よりも釣れる魚はグッと多くなりそうな気がします。2022年は今まで以上に楽しいフィッシングライフになりそうですね！