モンベル ムーンライトテント3
モンベル ムーンライトテント 5
モンベル ムーンライトテント 7
モンベル ムーンライトテント 9
モンベルのムーンライトテントについて
モンベルの定番といえばムーンライトテント
よく季節によって日が暮れるのが早いからテントを早く設営したいなどとも申されますが、テントの設営はシーズン問わず早くて簡単なのに越したことはありませんね。
登山者に青虫型とも呼ばれて親しまれている、人気の高いムーンライトテントはそんな特徴を持ったモンベルの定番商品であり看板商品のひとつです。
モンベル製品の中でも歴史の古いムーンライトテント
ムーンライトテントがいかに登山者やキャンプ・ツーリング用にと愛されてきたかは、その歴史を見ればわかります。ムーンライトテントがはじめて世に出たのが1979年のことです。
ざっくりと数えても40年以上の長きに渡って、多くの人の野外での睡眠を支え続けていてくれています。
登山者の睡眠と休憩を支え続けているモンベルテント
モンベルの看板商品でもあり、長い歴史を持つ人気のテントでもあるムーンライトテントは2020年に全型を一新するフルモデルチェンジがおこなわれました。それ以前にモンベルのムーンライトテントを所持しており、そろそろ新しいテントに変えようかとお考えの型には、番号をはじめとして違いに驚かれるのではないでしょうか。
ムーンライトテントの魅力を紹介!
今回はこのモデルチェンジした新型と旧型それぞれ比較してご紹介しつつ、これからモンベルテントを買うという方にもその魅力をお伝えしていきます。(2022年2月4日現在の公式情報を元に作成しています)
モンベル・ムーンライトテントの魅力
1.モンベルのムーンライトテントは設営が素早くできる!
モンベルのムーンライトテントがなぜ登山やツーリングをしている人から定評があるのかというと、名前からもおわかりいただけるように月明かりの下でも設営ができるくらい簡単に組めるという点です。
フレーム部分内部にはショックコードが入っており、バラバラにならずに伸ばせば折れ曲がりはするけれどつながったままであるため、組み方に迷いません。
2.モンベルのムーンライトテントは雨に強い
またモンベルのムーンライトテントとほかのテントとの違いにフライシートとテント本体の間に空間があるという点があげられます。これによってたとえ雨が降ってフライシートがびしょ濡れになったとしても、テントには水がしみにくく内部は乾いている状態を維持できることが利点です。
3.モンベルのムーンライトテントの中は気温に左右されにくい
またフライシートとテントの間に空気の層は、雨だけでなく断熱効果もあります。これによって、夏用冬用とシーズン問わず使うことができるようになるでしょう。
夏の暑さをやわらげ冬の寒さ対策にもなるのが、モンベルのムーンライトテントのよさのひとつともいえますね。
4.モンベルのムーンライトテントは難燃性素材でできている
テントの近くで焚き火などをすることも多いでしょう。心配になるのがテントの素材です。モンベルのムーンライトテントには難燃性素材が使われているため、万が一火の粉が飛んでも溶けることはあっても燃え上がるということは少なくなります。
また直接火を付けられたとしても、大きく溶けることもなく途中で止まるので、悪質ないたずらでも被害が最小限に抑えられるでしょう。
最新のムーンライトテントは3種類
モンベル|ムーンライトテント1型
モンベルのムーンライトテントのフルモデルチェンジがおこなわれたのが2020年です。その中で以前のムーンライトテントとほぼサイズが変わっていないのが1型のみとなります。
テント内のサイズはまったく変更なし、唯一前室部分が10cm長くなっている程度です。これまで使い慣れているムーンライトテントが古くなったから買い換えるという方も、安心して新モデルに移行できますね。また新型モデル1型以外も、旧型と比較するとすべて軽量タイプです。
モンベル|ムーンライトテント2型
新型のムーンライト2型は内部の形に変更あり
旧型モデルでは1と2型が足元がすぼまった逆台形の形をしていたのですが、現行モデルではそれが一新され今までの3型同様入り口側・後室側とも幅が同じ長方形の形となっているのが大きく違います。
このため人が横になってもテント内に余裕ができやすく、内部に荷物を入れて防犯や雨濡れなどから守ることが可能です。ソロはもちろん2人休んでもある程度の荷物を引き入れられるため、ソロやふたり用で使用している方も多い人気モデルとなります。
モンベル|ムーンライトテント4型
今までなかった4型という番号で新しく加わったムーンライトテントですが、旧モデルとサイズを比べると7型相当となっています。4ですが、7人程度は泊まれる大きさということですね。
それだけの大きさの違いがありながら、重量は旧5型よりも270g程度軽量化されているため旧型モデルで5か7型を使っていた方は、新型の4型で同様の居住性を持ちつつ重さは軽いという新型の最大のメリットが受けられます。
モンベルのムーンライトテント旧モデル
モンベルの現行モデルとしてのムーンライトテントには4型までしかありません。それまであった3型と5、7、9型の大型テントは引き継ぎされず大きなものが欲しい方は旧モデルを探して購入することになります。
これらの大きなムーンライトテントをお考えの方のために、旧モデルについてもご紹介しましょう。
モンベル|ムーンライト3型
キャンプで使うにはゆったり感のある3型が人気!
モンベル ムーンライトテント3
これまで1、2型はキャンプでは少し小さいといわれていましたが、現行モデルではそちらに力を入れ3型は引き継ぎされませんでした。登山やツーリングに対して荷物が多くなるキャンプには3型テントが人気です。
現在公式や実店舗で手に入りにくいということから、2型を使われている方も目立ちます。しかし、もしまだ在庫があり店に並んでいるようであれば、ソロから2人までのキャンプ用におすすめの大きさです。
モンベル|ムーンライト5型
4人家族で使うのにおすすめの5型
モンベル ムーンライトテント 5
5型は登山用であればグループ用、家族キャンプに適した大きさのムーンライトテントとなります。入り口の横幅が150cmと余裕があり、長さは210cmもあります。寝袋を並べてもテント内に荷物を置くスペースが十分確保できるでしょう。
高さは120cmと小学生低学年の身長程度。大人であれば椅子に座って頭が付くか付かないくらいをイメージしてください。
モンベル|ムーンライトテント7型
6-7人用の広々としたムーンライトテント
モンベル ムーンライトテント 7
5型よりもさらに広く大きくなったのが7型です。登山でグループで使うという場合は、横に5人、その頭の上のスペースに突き合わせの形で2人が休むという使用イメージとなります。
内部が広いのはもちろんのこと、前室としての空間が105cmも取られているため、7人寝ても荷物を置く余裕が十分あるでしょう。
モンベル|ムーンライトテント9型
高さも中も広々とした8-9人用のムーンライトテント
モンベル ムーンライトテント 9
モンベルのムーンライトテントで一番大きなものとなるのがこの9型です。8-9人用となっていますが、テント内に持ち込みたい荷物が多い5人程度の家族キャンプ用としても適しています。
旧モデルのムーンライトテントは1-3型4-9型と大きく2つのデザインに分けることができるので、数字が上がると単純に大きさが変わると考えてよいです。
ムーンライトテントの設営方法
モンベル・ムーンライトテントの設営はとても簡単!
モンベルムーンライトテントの最大の利点でもある、簡単な設営方法をここでご紹介しましょう。実際に組んでも慣れた人であれば5-6分でテント設営が終わってしまいます。その速さと簡単さを、ノンストップの設営画面動画でご確認ください。
ムーンライトの設営方法手順4ステップ
1.フレームを組み立てる
ショックコードが入っているので、少し引き気味にしてからポールとポールを差し込み直し、樹脂のソケット穴にポールを通し固定します。この時先にグランドシートなどは敷いておくと、テント設営がよりスピードアップして手早くおこなうことができるでしょう。
2.インナーをフレームと接続してフレームに吊り下げる
組み上がったフレームはインナーテントに取り付けていきます。取り付け方は簡単でゴムとなっているものをソケットに引っ掛けるだけです。中央部分はソケットがないので、フレームにカチッとはまるようなパーツが付いてて、それをはめ込むだけとなっています。
3.フライシートをかぶせて接続する
インナーテントまでフレームと組み合わせたらペグで4隅を固定してください。そのあとフライシートをかぶせて、かぎ爪型になっている金属フックをフレームについている輪にひっかけます。
この時インナーテント・フライシート両方の入り口ファスナーは閉じておこないましょう。あとは前室部分2箇所と側面中央2箇所をペグダウンして設営完了です!
多人数用モンベルムーンライトテント5.7.9型の設営方法
旧モデルにある多人数用のムーンライトテントの設営は同じモンベルでも少し行程が増えてきます。公式の設営説明動画がありますので、こちらでチェックしてください。
まとめ
モンベルの新型ムーンライトテントを買うなら
モンベルの2022年現在現行モデルである型と旧モデルを比較してまとめましょう。ソロ登山などに定番の1型はそのまま、現行2型が旧2と3を合わせたような形に、4型という新しい型番が増え実質旧5と7型ユーザーが満足できる大きさに、9型は廃盤というのが見えました。
新型のムーンライトテントを購入する場合、以前はナンバーで○人用というのがわかりやすかったのですが、4型が4人用には少し広い作りになっていることにご注意ください。
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