海の中道海浜公園、「パーク・ツーリズム」テーマの国営公園が日本初開業！

福岡県東区に位置する広大な国営公園・海の中道海浜公園に「パーク・ツーリズム」がテーマの滞在型レクリエーション拠点が開業します。Park-PFI事業による国営公園の開業は日本初の試み。公園や周辺地域の魅力を再発見するチャンスとして期待されています。

更新: 2022年3月17日

キャンプ場

【編集部】kurashi-no

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海の中道海浜公園に滞在型レクリエーション拠点が開業

出典：海の中道パーク・ツーリズム共同事業体公式

海の中道パーク・ツーリズム共同事業体を構成する三菱地所株式会社、積水ハウス株式会社、一般財団法人公園財団、株式会社オープン・エーは、福岡県東区に位置する広大な国営公園である海の中道海浜公園の「光と風の広場」において、「パーク・ツーリズム」をテーマにした滞在型レクリエーション拠点を2022年3月15日に開業することを発表しました。（今後の新型コロナ感染状況に応じて開業日が変更となる可能性があります）

平成29年の都市公園法改正により創設された｢公募設置管理制度｣（Park -PFI）事業による国営公園の開業は、日本初となります。

出典：海の中道海浜公園公式

滞在型レクリエーション拠点では自然を満喫できる宿泊施設や九州の食の魅力に出逢えるレストラン、九州最大級の規模を誇るアスレチックタワーなどの常設施設を基盤に、海浜部を活用したカヌーやサップ、ホーストレッキングなど多様なアクティビティを組み合わせて展開しており、「憩う」「学ぶ」「遊ぶ」など様々なジャンルの体験が可能。

公園そのものが旅の目的地となる「パーク・ツーリズム」をコンセプトに、本拠点を新たなエンターテイメント性を兼ね備えた空間へと進化させていくだけでなく、来場者に海の中道海浜公園の自然を体感する機会を提供することで公園や周辺地域の魅力を再発見してもらう狙いもあるといいます。

主な見所

【宿泊施設】

出典：海の中道海浜公園公式

園内に整備された豊富な客室の中で、目玉とされているのが最大直径約6mの球体テント。夜の暗闇で発光して幻想的な風景を作り出してくれるので、恋人や家族との思い出作りにぴったりです。

他にも、ヴィラ棟やアウトドアリビング、シーサイドキャビンと様々なタイプの宿泊施設が用意されているので、利用シーンに合わせて開放感のあるプライベート空間を楽しめます。

【レストラン】

既存のサイクリングセンターがリノベーションされ、レストランとして生まれ変わりました。ここでは、福岡をはじめとした九州産の多様な食材や素材、その生産者の魅力を知ることができます。

【アスレチックタワー】

出典：海の中道海浜公園公式

アスレチックタワー（シー・ドラグーン）は、ドイツ製で高さ約17m（3層）と九州で最大級の規模を誇り、かつ自然に調和したデザインです。博多湾を一望できる立地を生かし、子どもから大人まで楽しめるアトラクションとなっています。

全部で92種類ものアスレチックアイテムが配置され、難易度も3段階にわかれているため、体力に自信のない方でも挑戦可能。アスレチックタワー自体は小学生以上且つ身長125cm以上がプレイ条件ですが、タワーの一番下の層にキッズコース（身長100cmから保護者同伴でプレイ可能）が配置されているので、小さな子供がいても安心です。