アウトプットライフ イージーコット
スノーピーク ハイテンション
ロゴス グランベーシック ベッドスタイル BIGコット
ヘリノックス ライトコット
サーマレスト ラグジュアリーライト メッシュコット
ハイランダー 軽量アルミローコット
クオルツ 2WAYライトビームコット
ogawa ハイ&ローコットワイド
DOD ハンペンインザスカイ
キャンプコットとは
キャンプ就寝時の寝心地を快適にするアイテム
コットとはキャンプやアウトドアで使用する仮設ベッドのことで、キャンプコットとも呼びます。コットには脚がついているので、キャンプの地面の凹凸や冷気を直接感じることなく快適な寝心地が得られるアイテムです。
キャンプコットはさまざまなタイプが各メーカーから発売されています。種類により組み立て方やサイズ・重量が違い、持ち運びの使い勝手や寝心地がまちまちなので選び方に迷うのもキャンプコットです。
キャンプコットはサイズによって寝心地が違う
コットには高さがあり寝るだけでなく腰掛け代わりにもなるハイコットと、高さが低く安定感があるローコットに、高さ調節が可能な2WAYタイプの3種類があります。
また幅も60cm前後のシングルサイズから、セミダブルタイプのワイドなものまであり、それぞれサイズにより寝心地が違うのがキャンプコットです。今回はキャンプコットの特徴と選び方、寝心地がよいおすすめのコットをサイズ別に9つ選んで紹介します。
種類別のキャンプコットの機能と特徴
キャンプコットは高さのサイズには、ハイコットとローコットに2WAYタイプの3種類があり、それぞれ寝心地や機能に特徴があります。3つの種類別の寝心地の特徴と機能のメリット&デメリットを紹介して行きましょう。
①ハイコット
一般的に地面からの高さが35cm〜40cm前後のものをハイコットと呼びます。椅子やベンチと同程度の高さがあり、張りも強く丈夫なので就寝時のほかに、腰かけたり下に荷物が置けるのがハイコットの特徴です。
また地面から距離があるので重量をかけても凹凸が気にならず寝心地がよく、アリやムカデなどキャンプ場に多い虫も寄りつきません。毛布などの寝具が地面につかず汚れにくいのもメリットです。
ハイコットのデメリット
ハイコットは寝心地はよいのですが、高さがあるため下手に寝返りを打つと転げ落ちるリスクがあります。特にお子様などがいるキャンプでは要注意です。
また重量がありガサばるタイプが多いので持ち運びが多少不便になります。小型のテントでは天井が目の前に迫り圧迫感があるので、大きなテントを使い自動車で運ぶキャンプ向きで、寝心地を優先するキャンプコットです。
②ローコット
ローコットは地面からの高さが30cm以下で、重心が低いので安定感があります。ハイコットに比べ寝心地は多少劣りますが、重量が軽く持ち運びが楽でコンパクトに収納できるので、バイクツーリングやソロキャンプなど荷物を減らしたいキャンプに最適なコットです。
ファミリーキャンプで寝相が活発なお子様がいる場合にも、転げ落ちる心配がなく安心なのがメリットです。天井が低いテント内でも圧迫感がありません。
ローコットのデメリット
高さが低いので体格の大きい方の場合、体重の重みでコットが沈み地面の凹凸に接することがあり、寝心地が悪くなるのがデメリットです。また地表の冷気や暑い時期には湿気や熱を受けやすいのも寝心地に影響します。テントを張る場所の状況確認と、寒い時期にはコットの下にマットを敷いて冷気を防ぐのがおすすめです。
③2WAYタイプのコット
2WAYタイプは高さの調節ができ、キャンプシーンに合わせ寝心地優先のハイコットにも安定感重視のローコットにもなる、いいとこ取りの優れものです。キャンプ場の地面の状況に合わせ、寝心地と安定性を考慮してコットの高さを調節しましょう。ただ組み立てに手間がかかるタイプが多く、重量もローコットより重くなるのがデメリットです。
寝心地がよいキャンプコットの選び方
①コットの横幅
キャンプで快適な寝心地を得るには、コットの横幅が大きく影響します。窮屈に感じない寝心地の基準は65cm、寝返りが簡単に打てる最低限の横幅が65cmなのです。
もちろん幅が広いに越したことはありません。しかし広くなれば重量が増し持ち運びが大変になり、組み立てや使い勝手も大変になります。寝心地と軽便性どちらを選ぶかは、基準値を目安にキャンプコットを選びましょう。
②生地の張りと対荷重
コットの生地に張りがあれば体にフィットし寝心地がよくなります。生地の張りと丈夫さの目安になるのが対荷重です。キャンプコットの仕様欄には対荷重が表示されているので購入時には確認しましょう。
通常は成人男性の体重64kg〜71kg程度に対応できる対荷重が設定されています。しかし体重が80kgを超える方の場合は、対荷重が80kgより大きいものを選ばなければ、体が沈み込み寝心地が悪くなるので要注意です。
生地に張りがあるコットは組み立てに力が必要
生地に張りがあり対荷重が大きいコットは、体が沈み込まず寝心地がよい反面、反発力が強いので組み立てに力が必要になります。
2〜3人で腰掛けて使用する場合は150kg〜200kgの対荷重が必要です。快適な寝心地を重視するなら、自分の体重に見合う適度の張りと対荷重のコットを選ぶようにしましょう。対荷重が100kg以上あればまず問題ない快適な寝心地が得られます。
③ハイコット・ロウコットは目的とシーンで選ぶ
ハイコットとロウコットの選び方は、前述の特徴を参考にして選びましょう。キャンプの条件は季節や目的とシーンにより異なります。ソロキャンプやツーリングでは軽量で持ち運びが簡単なローコットを、寒い季節には冷気を防ぎ防寒性が高く寝心地がよいハイコットが最適です。
高サイズ・寝心地快適なハイコット3選
高さがあるハイコットは、キャンプの地面の凹凸や冷気や熱の影響を受けにくいコットです。さまざまなメーカーより発売されているハイコットの中より機能性やデザインに優れ、快適な寝心地を実現する商品を3つ厳選して紹介します。
①アウトプットライフ イージーコット
名前の通り設営・組み立てが簡単(イージー)な折りたたみ式ハイコットです。コットを広げ足元のフットロックを踏むだけで、ほんの1〜2分でコット全体にテンションがかかり、女性でも力を使わず簡単に設営できます。
対荷重も約150kgあり丈夫な設計で、快適な寝心地だけでなくベンチや荷物置きにも安心です。カラーやデザインもキャンプサイトに馴染むスタイルで人気があります。
アウトプットライフ イージーコット
サイズ | 使用時:(約)幅64×奥行190×高さ42cm、収納時:(約)幅97× 厚さ11× 高さ24cm |
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重量 | 約5.8kg |
対荷重 | 約150kg |
素材 | フレーム:アルミニウム 構造部材:鉄 張材:600Dポリエステル(PVCコーティング) |
カラー | カーキ、ベージュ |
②スノーピーク ハイテンション
スタイリッシュなデザインで、キャンプのみならず自宅のデッキやベランダでも活躍する寝心地抜群のハイコットです。
高さ32cmという絶妙な高さで、横になった人の荷重でコット全体に適度なテンションがかかり、空に浮かぶ雲のような浮遊感が快適な寝心地を誘います。2本のX脚が生む抜群の耐久性とクッション性、長さ2mのサイズはストレスなしの寝心地です。価格は少々高額ですが価格に見合う価値ある商品と言えます。
スノーピーク ハイテンション
サイズ | 使用時:(約)幅65×奥行200×高さ32cm、収納時:(約)幅125× 厚さ16.5× 高さ14.5cm |
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重量 | 約6.0kg |
対荷重 | ー |
素材 | 生地/ポリエステル600D・PVC加工、 フレーム/アルミアルマイト加工、ステンレス304 |
カラー | マルチ |
③ロゴス グランベーシック ベッドスタイル BIGコット
ネーミングの通り家庭用シングルベッド並みの巨大なハイコットです。グランベーシックシリーズの布団セットとマットを組み合わせればキャンプでもホテルのような快適な寝心地を実現します。
しかも押し込むだけで簡単にセットができるアシストバー付きは、力の弱い女性にも優しいコットです。各パーツが分離でき収納もスピーディーに行えます。これだけの機能でありながら、リーズナブルな価格を実現しているロゴスはさすがです。
ロゴス グランベーシック ベッドスタイル BIGコット
サイズ | 使用時:(約)幅111×奥行217×高さ51cm、収納時:(約)幅113× 厚さ23.5× 高さ17cm |
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重さ | 約14.5kg |
対荷重 | 約120kg |
素材 | フレーム:スチール、生地:ポリエステル(PVCコーティング) |
カラー | ブラウン |
低サイズ・軽量でおしゃれなローコット3選
ローコットは高さが低く転げ落ちる心配が少ない安全性が高いコットです。種類が豊富なローコットの中より、組み立てが簡単で軽量性に優れ持ち運びが便利、しかもデザインがおしゃれで寝心地抜群のモデルを3つ選んで紹介します。
①ヘリノックス ライトコット
重さがわずか1.2kgほどで片手で楽に持ち上げられる、ヘリノックスのコットシリーズのなかで最軽量のローコットです。超軽量なのに幅が60cm長さも185cmあり、成人男性でもゆったりと快適な寝心地が得られる十分なサイズがあります。
収納も非常にコンパクトなので自転車やバイクツーリングで気軽に旅をするキャンプに最適の商品です。性能や寝心地も信頼のヘリノックスですから間違いありません。
ヘリノックス ライトコット
サイズ | 使用時:(約)幅60×奥行185×高さ13cm、収納時:(約)幅13×奥行13×高さ53cm |
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重量 | 約1.2kg |
対荷重 | 約120kg |
素材 | ポリエステル |
カラー | ブラック、サンド、グレー |
②サーマレスト ラグジュアリーライト メッシュコット
脚がユニークな丸い形をしたおしゃれなメッシュ仕様のローコットです。通気性が高く暑い季節のキャンプに涼しい寝心地を提供します。弓形をしたフレームにはショックコードが入っていて組み立てが簡単、円形の脚をセットしたまま折りたためるので収納もスピーディーです。
デザインのおしゃれ度もあり女性に絶大の人気があります。世界で初めて自動膨張マットレスを開発したサーマレストの技術とセンスが生かされた商品です。
サーマレスト ラグジュアリーライト メッシュコット
サイズ | 使用時:約61×183cm、収納時:約46×18cm |
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重量 | 約1.62kg |
対荷重 | 約147kg |
素材 | PVCメッシュアルミ、プラスチック |
カラー | ネイビーブルー |
③ハイランダー 軽量アルミローコット
「キャンプをデザインする」をコンセプトに、デザインと機能性にコストパフォーマンスに優れた日本のアウトドアブランドの製品で、軽量で設営が簡単なローコットです。体にフィットしやすい寝心地抜群の構造で、春〜秋の陽が当たる場所で寝る楽しさを演出します。
安定性にも優れフレームにアルミを採用することで軽量性を実現、キャンプシーンに合わせやすいデザインで、ツーリングやソロキャンプで活躍するモデルです。
ハイランダー 軽量アルミローコット
サイズ | 設営時:(約)幅68×奥行188×高さ16cm、収納時:直径 約14cm×長さ 約55cm |
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重量 | 約2kg |
対荷重 | 約80kg |
素材 | 生地ポリエステル/ポールアルミニウム |
カラー | ブラウン、ブラック |
サイズ調節可能・2WAYタイプコット3選
2WAYタイプとはキャンプのシーンに合わせ、高さサイズを調節できるキャンプコットです。ハイコットとローコットの寝心地と機能の優れたところをシーンに合わせて調節・適応させることができます。おすすめの2WAYタイプコットを3つ選んで紹介しましょう。
①クオルツ 2WAYライトビームコット
キャンプコット初心者の方にもおすすめできる2WAYタイプです。高さ38cmと26cmの2段階に脚部のパーツ差込口を変更するだけで簡単に調節できます。
ベンチや荷物置きにしたいとき、ちょうどよい寝心地の高さで就寝したいときなど自由に使い分けができる優れものです。しかも軽量でコンパクト収納可能、コスパもよく3拍子揃った2WAYキャンプコットと言えます。
クオルツ 2WAYライトビームコット
サイズ | 使用時:(約)幅61.5×奥行191cm×高さ36.5/22.5cm、収納時:(約)長さ55cm×高さ19cm×厚み17cm |
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重量 | 約3.3kg |
対荷重 | 約100kg |
素材 | フレーム/アルミニウム(アルマイト加工) 樹脂パーツ/ナイロン80%、グラファイト20% 。シート/ポリエステル(裏面PU加工) |
カラー | ブラウン、グレー |
②ogawa ハイ&ローコットワイド
高さ42cmと25cmの2段階調節が簡単にでき、抜群の安定感と寝心地が味わえる2WAYキャンプコットです。しかも横幅が71cmとワイドなので、大柄な人でもリラックスした寝心地が得られます。
日本のアウトドアトップメーカー「ogawa」の製品なので、品質と性能は間違いありません。ソロキャンプからファミリーキャンプまで汎用性の高い2WAYキャンプコットです。
ogawa ハイ&ローコットワイド
サイズ | 使用時:(約)奥行191×幅71×高さ42/25cm、収納時:19.5×59×17cm |
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重量 | 約5.2kg |
対荷重 | 約120kg |
素材 | ポリエステル |
カラー | チャコールグレー |
③DOD ハンペンインザスカイ
ユニークなネーミングにある「はんぺん」のようなふわふわの浮遊感に包まれ、最上の寝心地が得られるDODのハイコットです。脚を折りたためば、ローコットにもなり2WAYで使用できます。
エアマットが内蔵されているので、脚を畳んでも極上の寝心地を実現する浮遊感は変わりません。対荷重が約180kgもあるので、3人掛けのベンチも可能でタープでの団らんやお昼寝、夜の快適な睡眠と多様性があるキャンプコットです。
DOD ハンペンインザスカイ
サイズ | 使用時:(約)W78×D190×H39cm/ー、収納時::(約)W44×D25×H22cm |
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重量 | 約5.9kg |
対荷重 | 約180kg |
素材 | フレーム:アルミ合金 エアマット:TPU |
カラー | ブラック、ベージュ |
寝心地最高のキャンプコットで快適な睡眠!
キャンプコットのまとめ
コットはキャンプの就寝時の寝心地を快適にし、急な来客用として家庭でも使用できる便利なアイテムです。ここまでキャンプコットの種類や魅力、寝心地がよいおすすめのコットを9つ選んで紹介してきました。これらを参考にして寝心地最高のコットで快適なキャンプを楽しんでください。
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出典:photo-ac.com