オスプレー ケストレル
オスプレー カイト
オスプレーとは
登山用バックパックのブランド
オスプレー(OSPREY)は登山用の容量が大きく、機能性が高い登山用のバックパックを製造しているアメリカのブランドです。日本では株式会社ロストアローがオスプレーの総代理店になっています。
一般的なタウン向きのバックパックは背面にアルミ製フレームが入っていません。オスプレーのバックパックは登山用のため、長時間重たいものを背負えるようにアルミフレームが採用したものが豊富です。
技術の高いブランド
オスプレーの創業は1974年です。登山用バックパックの背面に蒸れを放出するメッシュ素材をいち早く取り入れたブランドになります。以降、女性向けにサイズを変更したレディースモデル、トランクケースのようにホイールが付いたトラベルパックなどを発売し続けているブランドです。
また、定番モデルも時代に合ったファブリックや新技術を導入しリニューアルしてより使いやすくするなど高品質のバックパックを取り扱っています。
人気ブランド
アメリカにはオスプレーと同じように登山向きのバックパックを製造しているグレゴリーがありますが、アメリカのアウトドア雑誌ではグレゴリーを抑えてオスプレーが人気No1なったほど支持されているブランドです。また、デザイン性も高く権威あるデザイン賞も受賞したこともあります。
オスプレーのケストレルについて
定番のバックパック
今回はオスプレーの定番のバックパック「ケストレル」について紹介しますね。ケストレルは定番のバックパックで山小屋を使った2~3泊の登山や旅行ができるやや大きいバックパックです。定番モデルですが、2019年に新型のリニューアルされた新しいモデルが発売されました。
ケストレルのサイズ
オスプレー ケストレル
ケストレルはリニューアルされたことで立体的な作りになった2日程度の登山に向くバックパックです。サイズバリエーションは2種類あり最大で38Lモデルと48Lモデルがあります。さらに、各モデルごとに2つのサイズバリエーションがあり合計4種類あるため体格に合ったケストレルが選べる仕様です。
また、ケストレルは背面長の調整ができるようになっているため、個人の体格に応じた最適な長さにすることもでき背負いやすくなっています。
使いやすい工夫
オスプレーのケストレルは、フロントポケットは大きく開く大型ポケットになっています。そのため、普段は収納しておき状況に応じて着るレインウェアやウィンドブレーカーなどのウェア類が収納しやすいです。
また、ヒップベルトには行動食などの小物が収納できるポケットやハイドレーション専用のスリーブ、底部には雨からバックパックを守るレインカバーが収納されているなど宿泊を伴う短期間の登山で使いやすい工夫が豊富にあります。
外側にも工夫が豊富
オスプレーのケストレルはポケットだけではなく外側にも多彩な工夫があります。例えば、ケストレルを背負ったままトレッキングポールを一時的に取り付けしたり、長いアイテムがサイドポケットから落ちないようにできるサイドコンプレッションストラップがあったりと、便利な機能が豊富です。
女性向けモデルも
オスプレー カイト
グレゴリーのケストレルには、サイズが異なるレディースモデルがあります。製品名はケストレルからカイトになっていて最大で36Lモデルと46Lです。名称や容量が変わっていますが、サイドのベルトやアクセスしやすいフロントポケットなどはケストレルと変わりません。
カイトもグレゴリーらしい高品質かつ使いやすいバックパックになっています。グレゴリーの登山向きバックパックということで背面長の調整もきちんとできる仕様です。
オスプレーのケストレルの使い方
背面長の調整方法
オスプレーのケストレル、カイトは背面パネルを動かすことで調整できるようになっています。そのため、背面長を調整して背骨にフィットするようすることが可能です。
調整方法はストラップをゆるめ、マジックテープでケストレル本体と固定されていショルダーハーネスを外します。マジックテープを剥がしたらショルダーハーネス側の目盛りを目安に、ベルトを上下させながら背面長を調整するだけです。
正しく背負う
オスプレーのケストレルは、背面長を調整しただけでは正しいく背負えません。各種ハーネスやベルトをきちんと使って調整することで初めて背負いやすく、フィットするようになります。
背負ったときにヒップベルトのクッションが腰の位置になるように調整しましょう。またショルダーベルトのアジャストストラップを絞るとフィットしやすくなります。このときにショルダーベルトと背中、肩、脇に隙間がないことを確認しましょう。
レインカバーの使い方
オスプレーのケストレル、カイト共に底部のファスナーポケットにレインカバーが収納されています。使い方はバックパックにかぶせてドローコードで調整するだけです。標準ではケストレル(カイト)につながっていますが、ボタンで留まっているだけのため簡単に取り外すこともでき軽量化できます。
レインカバーは雨、霧の中では重要な装備となるためきちんと装着できるか一度ためしておくと、現地で慌てることなくスムーズに装着できるでしょう。
オスプレーのケストレルの魅力
1:選べるサイズ感
オスプレーのケストレルの魅力の一つに選べるサイズ感があります。38LモデルはS/Mサイズだと36LになりM/Lサイズだと38Lとなり体格に合ったサイズがきちんと選べるところが魅力です。また、48LモデルではS/Mサイズが46L、M/Lが48Lというふうになっています。
女性向けモデルもケストレルと同様に体に合ったサイズが選べるようになっています。さらに、どのモデルも背面長がきちんと調整できる仕様です。
2:背面の通気性
登山で使うバックパックは長時間背負うため熱がこもりやすく汗をかく原因になることも多いです。オスプレーのケストレルは、従来から旅行や登山で人気でしたがリニューアルされ、立体的な作りになったことで背面の通気性が向上し熱がこもりにくくなっています。
また、通気性が高いことで汗をかきにくく快適に登山や旅行が楽しめるようになっているところも大きな魅力です。通気性と快適性に加え前述したサイズ調整機能により背負いやすいバックパックになります。
3:アクセスしやすい構造
アクセスしやすい構造になっている部分も人気です。ケストレルは一気室と二気室にできる便利な機能があります。バッグ正面にはスリーピングバッグコンパートメントという部屋があり、標準で寝袋を簡単に収納できる仕様です。一気室にしたいときは仕切りになっているストラップ外すだけです。
さらに、下部のクイックリリースコンプレッションストラップを外すと、ファスナーが大きく開くため内部にアクセスしやすくなります。
4:さまざまなシーンで使える
さまざまなシーンで使える汎用性の高さもオスプレーのケストレルの魅力です。容量が38L、48もあるため登山だけではなく旅行やキャンプでも使やすく寝袋用のスペースや外側にマットなどを吊るして携帯できるようにストラップもあります。
トレッキングポールを固定する所とは別にストラップがあるため徒歩でのキャンプもオスプレーのケストレル、カイトは使いやすいです。さらに、一気室にもできるためパッキングしやすくなっています。
旧モデルと異なる部分
耐久性が異なる
旧モデルと比べるとオスプレーのケストレル、カイトはフロントポケットは新モデルになったことで耐久性のある素材に変わっています。アウトドアでは耐久性が重要な要素です。
使われている素材は、メイン部分が210Dx630Dナイロンドビー、アクセントには420HDナイロンオックスフォード、底部分は500Dナイロンパッククロスになります。耐久性が上昇したことでより長く使えるように進化したバックパックです。
各ポケットにアクセスしやすい
バックパック上部にある天蓋のポケットは旧モデルと比べると開口部が広くなっているため、物の出し入れがしやすくリニューアルされています。耐久性だけではなく使い勝手も大きく改善されたオスプレーの定番のバックパックです。
背中のクッションも最適化
背面の形状が少し旧モデルと異なり、快適になっている部分も新型モデルの特徴です。背負いやすくなりクッションが効きやすく調整されているという違いあります。より快適に使いやすくなったモデルです。
ケストレルの評価・レビュー
オスプレーのケストレルはフィット感が好評
新しい仲間(右)
— まさ太郎 (@YamaNote_com) July 1, 2020
オスプレー
ケストレル38 S/M ブラック
背が低く、肩幅も狭い自分にはオスプレーがしっくり。
通算で7個目のザックか.... pic.twitter.com/H8SUeMZVum
オスプレーのケストレルは、背中のフレームの高さを変えることでフィット感が調整できる構造です。そのため体格が小さい方でも使いやすいとレビューで評価されているバックパックになります。リニューアルされたことで背面のクッションの機能も向上しより使いやすくなったバックパックです。
オスプレーは価格も魅力的
オスプレーのケストレルは価格帯も評価されているバックパックとなり低価格なところも魅力になります。また、オスプレーのケストレルは登山の定番モデルになります。そのためリニューアルされたケストレルは非常に使いやすいと好評です。
レビューでも同じように評価されてます。他社と比べオスプレーのバックパックは魅力的と言われています。
1、2泊位までのソロには機能、デザイン、価格共にベストです。良く比較されるグレゴリーの同レベル商品よりも1万以上安く、使い勝手や機能、クッション性、耐久性などコチラの方が上です
ケストレルの注意点
重量に注意
リニューアルされ使い勝手がよくなりましたが、少し重量が増えた点は注意しましょう。現行モデルのケストレル38の重量は、S/Mが1.46kg、M/Lが1.54kgになります。48Lモデルの重量はS/Mが1.56kg、M/Lが1.63kgです。
旧モデルのケストレルと比べ1耐久性のある厚みがある素材が加わったことで100g増加しています。
ケストレルの小さいサイズがなくなった
オスプレーのケストレルには小型のケストレル26、28Lの小型モデルもありましたが、リニューアルされたときに小型モデルはなくなりました。オスプレーから発売されている小型のバックパックは他のモデルで探しましょう。オスプレーの小型バックパックは、ミュータントやタロンプロなどになります。
オスプレーの新型バックパックは魅力的
オスプレーの定番モデルのバックパック
ケストレルはオスプレーの定番のバックパックです。オスプレーからは小型の26Lサイズも発売されていましたが、現在は、38Lからとなり小型のケストレルはありませんが、定番モデルのバックパックをより使いやすく進化させたモデルのためレビューで評価の高いアイテムになります。
オスプレーは性能が高いバックパックが多く、ケストレルは価格も安いためこれからキャンプや登山、旅行などで使うバックパックを探すという方におすすめです。
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