サーフフィネス用「フリークセット」
近年少しずつ浸透してきているサーフフィネス。
そんなサーフフィネスのためのジグヘッドワームセットがJacksonから発売になりました。
それが「フリークセット」。
このフリークセットがめちゃめちゃ優秀なので、今回はフリークセットについて詳しく解説させていただきます。
サーフフィネスってなに?
そもそもサーフフィネスとはサーフのフラットフィッシュ達を、より繊細に誘って釣るスタイルのこと。
今までの巻いて止めるだけの釣り方では釣れなかったような賢いフラットフィッシュを仕留めるための釣りです。
今までのサーフの釣りと比べて圧倒的にアタリが多いので、驚いた方も多いのではないでしょうか。
フリークセットの特徴
独特なプレート付きヘッド
まず目につくのがヘッドに取り付けられた独特なプレート。
ぱっと見はチャターブレードのように見えるのですが、実はチャターとは全く違います。
チャターのようにブルブルは全くしないんです。
ピンテール系ワーム
サーフで定番のワームといえばシャッドテール系ですが、フリークワームはピンテール系。
ぽってりとしたボディと極細のテール、そして上面は真っ平らな形状です。
素材はかなり柔らかく、釣れそうな感じをビリビリ感じますね。
トリプルクレンサルカンのフックシステム
一般的なスイベルシャフトではなく、トリプルクレンサルカンを使用したフックセッティング。
しかもフックはトリプルフックひとつです。
クレンサルカンやワンフックな所にも、開発者のこだわりを感じますね!
ウェイトは軽めのラインナップ
フリークセットはサーフフィネスフィネス用という事で、ウェイトランナップも軽めです。
ウェイトは8、12、15グラムの3つで、サーフ用と聞くと軽くてびっくりする方もいるかもしれません。
でもこの軽さだからこそ食ってくる魚が確実にいるんです。
サーフフリーク達への提案
フリークセットはJacksonがサーフフリーク達に向けた新たな提案の一手。
サーフをやり込んだアングラー達に、新たなサーフの世界を見せてくれる事でしょう。
フリークセットの凄さとは
プレートアイとヘッドアイの使い分けができる
もっとも大きな特徴であるプレートには、ふたつの使い方があります。
プレートアイに接続すればプレートが水を受けて浮き上がりやすくなるだけでなく、ワームがシンペンのようなアクションを。
さらにプレートの抵抗で潮流もわかりやすくなり、広いサーフの中のピンポイントを探しやすくなります。
プレートを使わずにヘッドアイに接続すれば、浮き上がりにくく底付近を攻めやすいだけなく、ダートアクションも演出可能です。
ワームがまるで活きているよう
極細でソフトなテールはどちらのアイに接続してもピリピリと艶かしく動きます。
その動きはシャッドテールにはない、まるで活きているかのような動きです。
ワームをロックにロックにロック
フリークセットのワームはヘッドに刺すだけの簡単セッティングですが、実はかなりワームが外れにくい構造になっています。
ヘッドの独特なワームキーパーでワームをロック。
フックアイの部分の鉤爪でワームをロック。
さらにフックをワームのお腹に刺して固定することでワームをロック。
ロックにロックにロックを重ねてワームを強固に保持する構造です。
詳しいワームのセッティング方法は釣りジャックの動画をご覧ください。
軽いウェイトなのに飛ぶ
ぼくが実際に使って驚いたのが、ウェイトが軽いにもかかわらず飛ぶという点。
空気抵抗が少ないようで、8グラムでもびっくりするほど飛んでくれます。
軽いルアーは飛ばないからなぁなんていう不安は全くありませんよ!
サーフフィッシングが変わる予感
2021年の秋に発売になったフリークセットはすでにたくさんの釣果を出しています。
2022年以降のサーフフィッシングは、今までの釣りとは大きく変わってくるかもしれません。
今まで釣れなかった状況を打開したい!と思っている方は使ってみて損はないと思いますよ!