車中泊用のウィンドウシェードとは
車中泊の防犯はしっかりとしたい!
家でもちょっとしたすきに空き巣やのぞきなどの危険にさらされています。ガラスと鉄板一枚の車の中は家よりもさらにガードが低く、狙われやすい場所です。
その中で睡眠をとったりバッテリーやキャンプ用品など比較的高価なものをたくさん載せている車中泊の車は狙われやすいですし、目隠しシェードがなければチャンスとばかり覗き目的の人も寄ってくるでしょう。
窓シェードとは
車中泊の窓に取り付けるシェードとはカーテンとはまた違った形状のものをいいます。カーテンとの違いは窓にフィットした形・開け締めではなく取り付け取り外しで遮光・断熱・目隠しをおこなうのが特徴です。
どちらもよいところがありますので、カーテンを選ぶかシェードを選ぶかは一長一短であり、使う人のお好みでかまいません。特に銀マットが使えることで断熱効果にすぐれた目隠し・遮光を安く作れるのがシェードの魅力です。
車中泊の防犯対策にもシェードは必要!
最初に触れたとおり車中泊は必ずしも安全な宿泊方法ではありません。何度か体験したことがある方は、外から覗かれていて怖い思いをし目隠しの重要性を痛感したという方も少なくないでしょう。
防犯対策には車の目隠しシェードは車中泊の必須アイテムであり、市販品でも手作りでも用意しておいて欲しいものに入ります。
目隠しと遮光に必要な道具
車中泊をするのであれば、窓用のシェードは遮光と目隠しの両方の効果があるものがよいです。日中の遮光だけが目的のサンシェードと呼ばれるものでは、夜も使う車中泊となると内側の方が明るいことから中が丸見えで、シェードとしての役不足でなってしまうこともあるので考えなくてはいけません。
特に布製や黒のネット状になっているような薄手のものは、特に夜間の就寝時の目隠しとしては防犯効果が薄いと感じる方もいるでしょう。
車中泊用のシェードの自作を解説!
市販品ではなかなか満足がいくものが見つからないという方におすすめな、簡単な車中泊用の昼夜使えて遮光・断熱・目隠しの機能を果たす窓用シェードの自作方法を紹介・解説します。
材料や道具の準備から作り方手順や気をつけたい制作ポイントまで、初心者の方でも自分の車にぴったりなサイズのウィンドウシェードができる作り方解説です!
車中泊用シェードを作る準備
それでは早速車中泊用の車に取り付けられ、役に立つ窓用シェードの作り方準備にとりかかりましょう。断熱まで考えても比較的簡単に手に入る材料で車中泊用窓シェードは制作が可能です。材料も100均やホームセンターで探せばコストも安く仕上がるでしょう。
車中泊用窓シェードの材料1.
断熱効果があり加工しやすいアルミマット(銀マット)
車中泊用のシェードを自作するのにおすすめなのが断熱効果もある銀マットです。厚みにより断熱効果も変わってきますが、安いものなら100均でも購入できます。
よりしっかりとした銀マットが欲しい方は、ホームセンターやシート専門店などでは厚手の銀マットも手に入るでしょう。欲しい断熱の度合いによって銀マットも選ぶとよいですね。
車中泊用窓シェードの材料2.
室内側になる面に貼る布
銀マットだけでは車内側は味気ないただのマットの裏側になってしまいます。少し車内の装飾をプラスしたいなら、車中泊用シェードとなるマットの裏側には好みの布を貼り付けるのがおすすめです。
この布には見た目以外の目的はありませんので、お好みのものを使ってください。ただしこちらも厚手のものを使うことでぱりっとしたシェードになりやすく、折りたたむことを考えるとしわになりにくい素材が適しています。
車中泊用窓シェードの材料3.
窓に取り付ける用の吸盤とそれに付随するパーツ類
カーテンと違いシェードは窓に直接固定させる必要があります。マグネットでもよいですが、車に傷を付けたくない・窓ガラスに簡単に張り付くものと考えると吸盤を選ぶ方が多いです。今回は吸盤を使った作り方をご紹介しますので、それを取りけるハトメも一緒に用意します。
ハトメサイズは吸盤の足部分が入る大きさにします。セットで必ず売られているものですが、オス・メスで使うものなので目的のサイズが両方あるか確認してください。
窓シェードづくりにあると便利な道具
車中泊用のシェードを作るのには、それほど多くの道具は使用しません。マットや布をカットするハサミ・型紙を取るためのペンなどは家庭にあるもので十分です。ただしハトメは専用の道具を準備してください。パンチ(ハトメ打ちの道具)とハトメがセットで売られているものを選ぶと困りません。
車中泊の防犯にも!手作りシェードの作り方
車中泊用シェードの作り方手順1.
車中泊で使うシェードの自作方法は型紙作りから入ります。取り付ける車の窓にトレーシングペーパーなど透ける素材の紙を当て縁をペンで印付けをするだけなので、型紙の作り方は簡単です。
DIYのポイント
シェードをフロントガラスやリアの大きな窓に付けたい場合は、型紙取り用の紙も大きなものが必要となってきます。紙が足りない場合は大きな新聞紙も便利です。霧吹きでしめらせてからビニールを貼り付けて型紙を取ることもできますよ。
車中泊用シェードの作り方手順2.
すべての窓用のシェードの型紙が取れたら、まずは型紙を少し大きめにカットします。小さくしてしまうと修正が大変なので大きめにカットして修正するとよいでしょう。それに合わせて銀マットと布を同じ大きさにカットしていきます。
DIYのポイント
左右の形が対称でない形の窓の場合裏表を間違えないようにすることと、銀マットと布で表の向きを間違えないようにしましょう。外に銀マットを向けると決めたらすべての窓がそうなるようにしないと見た目がおかしくなってしまいます。
車中泊用シェードの作り方手順3.
カットした表と裏の2枚を接着剤で貼り付けます。乾いたら窓に取り付けるための吸盤を差し込むためのハトメを付けましょう。
専用の丸くカットする道具がありますので、吸盤を付けたい場所に穴を開けてオスのハトメを取り付けます。メスをかぶせてハトメのパンチャーでしっかりはさみます。
DIYのポイント
シェードとしてうまく使っていくには、吸盤を取り付ける場所は必ずガラスの中に収まるようにしないといけません。穴を開ける場所とその個数は重要です。
またハトメをかしめる(ぎゅっと押さえつけること)時には急激に力を入れます。弱い力だとかしめかたが中途半端で取れてしまいます。また力がななめにかかるのもうまくハトメの形になりません。まっすぐ力を入れて機械を握ってくださいね。
まとめ
手作りウィンドウシェードで車中泊を快適に
車中泊では睡眠中の日差しの眩しさ対策や防犯のための目隠しのためのカーテンやシェードは必須アイテムです。今回はウィンドウに手軽に着脱できる吸盤式で断熱効果も期待できる銀マットで作る簡単な車中泊用シェードの準備から作り方手順を解説してきました。
ハトメの道具以外は簡単に手に入るものばかりですし、ハトメも道具とパーツセットで買うことができるので、それほど入手が難しいものではないので初心者の方にもおすすめできます!
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