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コスパ最高・ユニクロのアイテム
コスパが高いファッションブランドといえば、どこを思い浮かべるでしょうか。もちろんいろいろなメーカーが存在していますが、UNIQLO(ユニクロ)と答える方は少なくないでしょう。
以前は安かろう悪かろうの典型例という扱いを受けることもありましたが、企業努力を継続し、現在では品質も決して悪くない製品を数多く手がけています。海外でも高い人気を獲得しており、まさに「コスパ」に優れた日本が世界に誇るファッションブランドと言えるでしょう。
ユニクロはヒートテックなど代表的なアイテムも多い
ユニクロは、さまざまな代表商品を世に送り出しています。誰もが知っているであろう「ヒートテック」は、今や冬の定番インナーとなりました。また、夏に涼しさを提供するインナーのエアリズムや防寒性に優れたブロックテックなどもおなじみ。
ユニークでさまざまな製品を開発・販売してきているのです。また、フリースを定番商品として世に定着させたのも、ユニクロと言ってしまっていいでしょう。従来のフリースを気軽に着られるように浸透させました。
ユニクロの「フリース」に注目してみよう
今回の記事では、そんなユニクロの代表商品の1つである「フリース」にフォーカスを当てていきます。本サイトが力を入れている「アウトドア」において、特に「登山」のアウター・ウェアとして、ユニクロのフリースは適切なのでしょうか。
フリースの持つ特徴や機能性をチェックし、それらを基に「本当に登山で着るのに適しているのか、いないのか」を確認していきましょう。なお、本記事は2022年1月10日に作成されています。
ユニクロのフリースが持つ特徴たち
まず、フリースが登山に適しているかをチェックする前に、フリースそのものの基本的な情報や特徴を確認することが大切です。そうすれば、自ずと登山で着られるか否かも明らかになってくるでしょう。ユニクロがフリースを発売したのは1994年のことでした。
当時アウトドアウェアとして認識されていたフリースをカジュアルウェアへと昇華させ、動きやすくて暖かい定番の防寒ウェアとして世に定着させたのは、ユニクロなのです。
肌触りがよく着心地がいい
ユニクロのフリースは、肌触りがいいという特徴を持っています。フリースに手を当て滑らせると、流れるように、なめらかに手・指が動くでしょう。もちろん着心地もよく、裏地が肌に触れた時の不快感などもありません。
着心地がいいというだけで、つい手を伸ばして着たくなってしまうものです。ユニクロのフリースは、ついつい着てしまう魅力を持っているウェアと言えるでしょう。
「柔らかい」のもフリースの大きな特徴
肌触りや着心地のよさの大きな要因と言えるのが、フリースのもつ「柔らかさ」です。モデルによって異なりますが、製品によってはフワフワと柔らかく、身に纏うと心地よさすら得られるでしょう。一切の違和感なく着用でき、それでいて暖かいので隙がありません。
フリースは軽くて動きやすい
ユニクロのフリース最大の特徴と言えるのが、軽くて動きやすいという点でしょう。先ほどお伝えした着心地にも繋がるポイントかもしれません。軽いのに暖かいという、ユーザーからすればシンプルに嬉しいウェアと言えます。
もちろんユニクロが販売しているフリースのモデルによっても軽量感の差はあるものの、どのフリースにも基本的に共通して「軽くて動きやすい」という表現が当てはまります。アウター特有のゴワゴワとした不快感もありません。
ユニクロのフリースはバリエーション豊富
さて、一口に「フリース」と言っても、ユニクロにはさまざまなバリエーションが存在しています。ルームウェア向きのモデルやジャケットモデル、プルオーバー、そしてパジャマなど幅広く販売中です。今回はその中から一部のモデルを押さえておきましょう。それぞれおすすめの用途・シチュエーションと共に紹介いたします。
防風性の高いフリースジャケット
ユニクロの「防風アウターフリースジャケット」は、名前の通り防風性が高く暖かいフリースジャケットです。アウターとしても着用できるほどの暖かさと保温性を持っています。毎年カラーバリエーションなどが変わるのはご注意ください。
本年モデルで欲しい色がない場合、フリマアプリなどで他の色を探してみるのもおすすめです。また、同じ防風シリーズとしてパーカーモデルである防風アウターファーリーフリースフルジップパーカも販売中です。
部屋着に「ファーリーフリースフルジップジャケット」
ユニクロのファーリーフリースフルジップジャケットは、フワフワモコモコとした表現がぴったりなフリースジャケットです。身体を包むような柔らかい肌触りと着心地が特徴で、ルームウェアに最適なアイテムに仕上がっています。
冬場、室内でこのユニクロフリースジャケットを1枚羽織ればたちまち暖かさを得られます。もちろん外でも着用可能ですが、シルエットなど総合的に判断するとあくまでルームウェアとしての使用がおすすめです。
ユニクロのフリースは登山には不向き?
さて、そんなユニクロのフリースですが、アウトドア、特に「登山」においてはアウターとして活用できるのでしょうか。フリースは確かに「登山に向いていない特徴」を持っています。事実、そういった声は広く聞かれます。
ここからは、ユニクロのフリースが登山に「向いていない理由」を解説します。そして、ユニクロ以外のアウトドアブランドの登山向けおすすめフリースもチェックしてみましょう。
登山中に暑すぎて汗をかいてしまう問題がある
登山をするときは、単に「暖かければいい」というわけではありません。「暑くなく寒くもない」といった絶妙な状態をキープすることが大切です。しかし、ユニクロのフリースは製品によっては「着ただけで暖かい」ものが多いです。
着ただけで暖かければ、山を登るのに動くと必然的に「暑く」なってしまいます。これが問題です。汗をかいてしまい、結果的に汗などにより「寒く」なるリスクがあるでしょう。登山用途においては、大きな問題点を持っているのです。
タウンユース前提だから吸汗速乾性に劣るという問題
ユニクロのフリースは、従来のフリースの役割であったアウトドアや登山などでの使用を想定しているプロダクトではありません。登山ではなくあくまでタウンユースを前提として作られているウェアです。
そのため、ユニクロのフリースは登山の際などに必要な「吸汗速乾性」に欠けているという大きな問題点があります。他ブランドの登山用フリースと比較するとその差は明らかです。残った汗が身体を冷やすという問題もあり、やはり登山には不向きと言えます。
登山でおすすめのフリース
勘違いしてはいけないのが、決して「フリースが登山に向いていないわけではない」というポイントです。あくまで「ユニクロのフリースはタウンユース前提なので登山向きではない」ということを頭に留めておきましょう。
登山でフリースを着用する際は、ユニクロの製品ではなくアウトドア専門ブランドの登山用フリースがおすすめです。3つの登山おすすめフリースをご紹介します。ユニクロと比較すると値段は高価ですが、間違いなく登山で活躍してくれます。
登山おすすめフリース1.パタゴニア「R」シリーズ
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フリースの元祖と呼べるのが、アウトドアブランドとして世界的にメジャーな「Patagonia(パタゴニア)」です。パタゴニアはRシリーズというフリースのシリーズを販売しています。薄手のものから厚手のものまで取り揃えています。
どのモデルも保温性・通気性・軽量性など死角がありません。値段は22,000〜25,000円前後。ユニクロと比較すると高く感じてしまう値段ですが、その質の高さ・保温性などは登山の心強い味方になります。
登山おすすめフリース2.モンベルの「CLIMA air」
日本のブランド・モンベル。国内ブランドだからこそ熟知している日本の気候や日本人の体型などにフィットするプロダクトを開発しています。フリースもその例に漏れません。
「CLIMA air」は、モンベルが手がけているフリースシリーズの中で保温性が最も高いモデルです。ただ保温性が高いだけでなく、しっかり通気性や軽量化も図られているので安心です。最安モデルの値段は税込み9,460円となっています。
登山おすすめフリース3.薄手の「シャミース」
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先ほどのCLIMA Airが最も保温性が高く、モンベルのフリース内では最も厚手なモデルだったのに対し、「シャミース」は最も薄手なモデルにあたります。薄手だからといって保温性が悪いわけではなく、ミドルウェアとしては十分な保温性を備えています。
薄い分軽量で、汗の排出も任せられるモデルに仕上がっています。薄手ということもあり、1年間通じて着られるというのもシャミースの大きなメリットでしょう。値段はモデルによって異なります。
登山ではアウトドアブランドのフリースを!
ユニクロのフリースは、街中で利用する分には手軽に暖かさや保温性を得られるので非常に心強いアイテムです。しかし、登山においてはその高すぎる保温性や吸汗速乾性に劣ります。登山には不向きなのが現実です。
そのため、登山でフリースを着用する際はぜひアウトドアブランドの登山用アイテムを選ぶようにしましょう。今回紹介したおすすめの3着はもちろんのこと、他ブランドでも機能性・保温性などに優れるアイテムはまだまだ存在しているので要調査です。
ユニクロのフリースが気になる方はこちらもチェック
今回はユニクロのフリース情報と、登山においてはアウトドアブランドのアイテムの方が適している理由を比較しながら解説をしてきました。フリースは問題点もあり登山には不向きでしたが、ユニクロで揃えられる登山の服装がないわけではありません。
ヒートテックについて紹介している記事と併せて、ユニクロの「よさ」を改めてチェックしてみましょう。また、他ブランドのフリースが気になる方はぜひフリース特集記事もご覧ください。
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出典:ライター撮影