TRIWONDER 多機能 タープ天幕 グランドシート
カージョイント
Soomloom テント・タープ用ポール 無断階調整式
テントより快適!カーサイドタープを自作
オートキャンパーに人気のカーサイドタープ
カーサイドタープは車のサイドもしくはバック部分に貼り付けるようにタープを設置したものです。テントとタープの両方を設置するよりも、荷物が少なくなるうえに設営時間が短縮できるため、オートキャンパーに人気があります。
テントにはないメリット
カーサイドタープは、土足で寛ぐことができるため使い方の幅が広がります。タープだけを設置するよりも設置が簡単でコンパクト。開け放ったドアから車の座席を椅子やベッドにも利用できます。
カーサイドタープの下にテーブルやコンロを設置すれば、リビングや土間のような使い方ができて便利。テントに比べて密閉性が低いので換気を充分に取ることができ、BBQも可能です。
カーサイドタープ自作で必要なもの
カーサイドタープの自作/設置場所を決める
設置する方向を決めます。カーサイドタープは、車の側面に設置するのが普通です。しかし、車種によっては設置が難しい場合があります。スライドドアでない場合はドアの開閉による事故が起こりやすいので、ドアの固定などの安全対策をしましょう。
ハッチバック方式の車種なら後方に取り付けることもできます。後方ドアを屋根の一部にすることもできるので安定しやすいのがメリット。後方なら軽自動車でも設置可能です。
カーサイドタープの自作/用意するもの
車への固定器具
カージョイント
まず、車にタープを固定するための器具を選定します。貼り付けるだけで使える吸盤が手軽に使えて便利でが、外れてしまう恐れがあるので、強力なものを用意するようにしましょう。
車に取り付けるフックも販売されています。ネジで固定するので吸盤より安心ですが、設置にひと手間必要です。車にカーキャリアを取り付けている場合は、カーキャリアにカラビナなどで固定することもできます。
タープ生地
TRIWONDER 多機能 タープ天幕 グランドシート
自作カーサイドタープのメインとなる生地を選定します。日陰を作るだけならどんな生地でも構いませんが、できるだけ軽い方が設営にも持ち運びにも便利です。雨の時を考えて撥水性もあったほうがいいでしょう。
テント生地が一番ですが、適した生地がないときや迷ったときは市販のタープを使ってもOKです。生地が決まったら、ロープを通すための穴を付けて穴部分をハトメなどで補強しておきましょう。
タープポール
カーサイドタープは車側と地面側、その中間部分で支えます。中間部分を支えるポールは屋根の高さを決めるポイントになりますから、タープ生地のサイズと必要な高さを計算して選びましょう。高さの調節が可能なタイプなら汎用性があり便利です。
タープポールを自作する場合は、園芸用の支柱や現地で拾った枝なども代用できます。タープの穴に固定するために先端部分に突起を取り付けておくといいでしょう。
ペグとロープ
Soomloom テント・タープ用ポール 無断階調整式
カーサイドタープを自作する場合、ロープを張らなくても形を作ることはできますが、風にあおられた時に危険です。強度や安全性を考えるとやはりロープを張って補強した方がいいでしょう。
ペグやロープは、キャンパーなら必ず揃えておきたい道具です。本格的なアウトドアショップはもちろん、100円ショップでも手に入ります。使用頻度に応じて選定しましょう。
簡単3STEPでカーサイドタープを自作
STEP1.車に固定器具を設置する
カーサイドタープの自作では、まず車にタープの固定器具を取り付けます。金具で車体を傷つけたくない場合はゴムシートを一枚かませてから金具を取り付けると安心です。吸盤を利用するときには車の汚れをしっかりふき取ってから貼り付けましょう。固定器具を取り付けたらカラビナやフックを利用してタープ生地を取り付けます。
STEP2.タープポールを立てる
つぎに、タープ生地の大きさに合わせてタープポールを立てます。この時、しっかりと自立すように立てることが重要です。タープ生地を渡してみて、たわみが気になるようなら、中間部分にもポールを立てて屋根部分を安定させます。
STEP3.ロープを張って補強する
タープポールが倒れないようにロープを張って補強します。タープポールに対して1~2本のロープを、車から遠い方向に引っ張るように張るのがコツです。風が強い日は更に何本かロープを張ると安全性が増しますので、ロープは多めに用意しておきます。
自作カーサイドタープの応用テクニック
ポールを使わない自作方法その1
一番面倒なタープポールを立てる作業を割愛した使い方です。なんと、バックドアに引っ掛けることで屋根を作り、タープ生地を固定しただけのスタイル。こちらは市販の五角タープを利用していますが、上手に固定すれば四角い生地でも十分自作可能です。
ポールを使わない自作方法その2
材料は、100円ショップのシャワーカーテンを使用した非常に手軽な自作方法をご紹介します。バックドアを屋根に見立ててカーサイドタープを自作する方法です。簡単なうえに、サイドからの日差しを避けることができます。動画では2方向にカーテンを設置していますが3方向に設置すれば着替えなどにも重宝しそうです。
カーサイドタープ失敗しないためのポイント
固定器具の耐荷重不足に注意
初めてカーサイドタープを自作する場合はキャンプに出かける前に一度練習しておきましょう。チェックするポイントは、固定器具の耐荷重です。固定器具の選定に失敗すると、カーサイドタープの設営ができません。固定器具の耐荷重は事前にチェックしておきましょう。
また、車種によっては車高が高くて固定器具が取り付けにくいこともありますので、踏み台を用意しておくと便利です。
タープ素材の選定は目的に合わせる
タープ素材は目的によって使い分けましょう。撥水性やUV機能がどのくらい欲しいのかは重要です。とにかく安く自作したい場合は、ブルーシートやシャワーカーテンを利用すると製作費が嵩みません。
ただ、ブルーシートは意外と重量があるので撓みやすく、風が吹くとガサガサうるさいというデメリットがあります。また、自作のタープの場合には、ハトメ部分の補強が足りないために破れてしまうというのもよくある失敗です。
カーサイドタープの位置と方角を確認する
カーサイドタープは、設営してしまうと車が移動できなくなります。気軽に買い出しやドライブなどはできなくなるので車を使う用事を全て終わらせてから設営をしましょう。また、風の向きや太陽と日陰の方向をよく考えて設営します。方向を見誤るとせっかく自作したカーサイドタープが充分活用できません。
カーサイドタープの天井高に注意する
せっかくカーサイドタープを自作しても使い勝手が悪いと魅力も半減です。快適性を左右するタープの天井高と広さには注意しましょう。軽自動車やコンパクトカーなど車種によっては車高が低めの場合もありますから、場合によっては嵩上げが必要です。あえて天井高を低くするスタイルもありますが、火を使う場合は引火と換気に気を付けましょう。
タープ生地のサイズが大きい
意外と多いのがスペースの問題でカーサイドタープをうまく広げられないという失敗です。この問題は、タープ生地にハトメや補強を多めに施して、フルオープンスタイルだけでなく、垂直型などアレンジが効くようにしておくと解決できます。
カーサイドタープの自作は難しくない
カーサイドタープを自作して快適オートキャンプ
オートキャンパーの必需品カーサイドタープは、一度覚えてしまえば手軽に張ることができます。自作のカーサイドタープなら、市販のものに比べて安価なうえ、大きさも形もカスタマイズ自在です。記事を参考にぜひ一番快適なタープを自作してみてください。
タープの選び方が気になる方はこちらをチェック!
タープは、臨機応変に張り方を変えられる点が人気のキャンプ用品です。今回自作したカーサイドタープも、張り方や連結次第で使い方の幅はどんどん広がります。当サイトでは、タープの種類や張り方、上手な活用方法なども掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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