ペグケースとは?100均で代用か自作か
ペグケースとは
ペグケースはキャンプでテントなどを設営するときに使うペグを収納するのに使われるキャンプギアのひとつです。入れるペグの素材が金属の場合も多いので、丈夫さとある程度の長さが必要とされるケースとなっています。
アウトドアで使われるものであるため、丈夫さのほかに防水や防汚効果がある素材やまたは汚れても目立たない気にならない素材・柄が多いです。
ペグケースはこんな100均アイテムも使える
折りたたみ傘ケース
えとね ペグケースに 100均ダイソーの 折りたたみ傘ケース オススメだよねって話し。#キャンプ pic.twitter.com/1DN9WGKeOO
— Z@KUMA (@zakuma56) November 12, 2018
ペグをじゃらじゃらと簡単に収納できる100均グッズに折りたたみ傘ケースがあります。しっかりとした作りですし長いペグでなければスッキリと収まり、防水という素材もあいまって100均の傘ケースはおすすめされることも多いでしょう。ケースデザインが気にならないという方であれば、安く手に入るペグケースといえます。
ペットボトルホルダー
食欲が満たされると物欲が湧いてくる #ダイソー #ペグケース #CBカバー 100均でOD。。 pic.twitter.com/iwsPxqCDIO
— Mt4(Dz4) (@bhpyg032) April 15, 2018
ペットボトルホルダーはほとんどの100均で販売されているため、デザインは選び放題でアウトドアにも似合うものが見つかりやすいです。そのためかペグケースとして使っている人も多いアイテムとなっています。
形によっては長さサイズはよいのですが、重たいペグを取り出しにくくなりますので、画像のように下までファスナーで開くタイプがおすすめです!
オリジナリティのあるペグケースなら自作がおすすめ!
100均で安くケースやポーチ類を買ってペグを入れている方も多く見られます。しかし、もっと使いやすいもの・おしゃれなものと求めると市販品や自作のペグケースに移っていくケースが非常に多いです。
市販品はもちろんブランドロゴなどが入っていてかっこよくできています。キャンプにいってもたくさん見かけるものではなく、自分のオリジナルイメージのペグケースを手に入れるなら自作がおすすめです!
自作の準備・必要な材料と道具類
今回は布で簡単につくれるくるくると巻いて収納するタイプのペグケースを作ります。土台となる材料は市販のエプロンを使う自作方法で、胸当て部分のありなしは自由です。
テント設営の際に着用してペグ打ちもらくらく行えるデザインが秀逸となっています。エプロンでなくてもたいらな布で自作することも可能です!
自作の材料1.
今回は安く手に入りやすく、なおかつ利便性も考慮して市販のエプロンを使った前掛け式で使いやすいペグケースの作り方をご紹介します。デニムや革などの丈夫な素材でできたエプロンを材料として用意してください。
自作の材料2.
布や皮のエプロンにペグを1本ずつ差して固定するため、テープを取り付けていきます。綿テープという市販のテープを90センチの長さで2本ご用意ください。これで45センチの長さのペグ固定用テープとなりますので、用意したエプロンのサイズに合わせて綿テープの長さは各自調整して用意ます。
自作に使うあると便利な道具類
印付けのためにチャコやチャコペンがあるとよいです。布や皮の色によってえんぴつなどでは目立たなくて印がわかりにくいので、白や黄色など淡い色がよいでしょう。
あとはテープをエプロンに縫い付けるだけなのでミシンで処理します。金属ペグなど重いものを使っている方は手縫いでは強度に不安がありますので、今回はミシンを必ず使用してください。
革エプロンを使う方のご注意
布であれば家庭用のミシン何でもよいのですが、革エプロンを改造しようとされている方はミシンはパワーのあるものが必要となります。職業ミシン以上のもので、ミシン針も革用を使って下さい。
ペグケースになるエプロン改造の自作方法
それでは早速丈夫で使いやすい、自作のエプロンとして着用することもできるペグケースの作り方を解説していきます。材料もシンプルですが作り方もとっても簡単です。ミシンがあればすぐに作ることができますので、キャンプの前日に用意しなければいけない時でも、布とテープがあればすぐ自作できます!
エプロンを改造したペグケースの自作手順1.
市販のエプロンの多くにポケットが付いているでしょう。ベルトを取り付けるのにこのポケットは邪魔になるためまず取り除いてしまいます。
ポケット口のあたりが三角に縫われていたり、既製品でも何重にも返し縫いされていることが多いです。その部分は特に丁寧にリッパーなどでひとつひとつの目を切り、ポケットを取り外します。
エプロンを改造したペグケースの自作手順2.
次はエプロンとベルトそれぞれに、ミシンがけの目安となる印付けをしていきます。エプロンには15mm間隔で31本・ベルトは両端を60mmその間は30mm間隔で目立つ色のチャコペンで印を付けるとわかりやすいです。縫い合わせるのに狂いがなくスムーズに作業が進むので必ずおこないます。
使いやすいチャコ・チャコペンは
手芸の印付けに便利なチャコやチャコペンですが、消し方にもいろいろな種類のものが市販されています。熱を加える(アイロンがけ)で消えるもの・水で洗うと消えるもの・付属のブラシでこすって消すものとさまざまです。
アイロンや水で消えるものなら、すぐに落とすことができるので跡残りも気にならずおすすめします。
エプロンを改造したペグケースの自作手順3.
印つけができたらその線に合わせてエプロンに綿テープを縫い付けていきます。ペグが刺せるようにテープにはループを作りながら縫うのがコツです。縫い始めと縫い終わりはしっかりと返し縫いをして、重いペグで糸が切れてしまわないよう丁寧に仕上げてくださいね。
ペグケースの自作に!参考サイズ
自分のオリジナルデザインの自作ペグケースを作る場合、具体的にまず困るのがペグケースのサイズです。手持ちペグのだいたいの長さはわかっていてもケースは何センチにしたらいいのか迷いますね。市販のペグケースを参考に、どのような長さが一般的なのか自作の目安となるサイズをご紹介しましょう。
一般的なペグケースのサイズ・長さ
手持ちのペグやハンマーが入る大きさ
自作するならちょうどいいサイズのペグケースを作りたいですね。そこで気になるのがペグケースの大きさです。特に長さは足りないとペグが入らないということになるので、手持ちのペグの長さまたは一緒にハンマーを収納する方はハンマーの長さも考慮してサイズ選びをしましょう。
市販のペグケースの大きさは40センチ前後
さまざまなペグケースの長い辺のサイズを測ってみたところ、ボックス型・まきまき型のタイプに限らず39-44cmとなりました。ペグケースを自作するときはこの長い辺を参考にしていろいろなタイプに応用できます。
ペグケースのサイズは深さも大切
ペグケースのサイズは長さだけでなく深さも重要です。特に箱型や巾着タイプを考えている方は気をつける部分となります。気をつけたいのは中が確認できないほど深いものです。
レビューによるとあまり深いと使いにくいという意見が多く見られます。ふたを開いてみて中に何が入っているのか見渡せ、目的のものが手に取れる物が理想です。箱型ですと15センチ程度がおすすめとなっています。
まとめ
ペグケースを簡単な作り方で自作しよう
市販のエプロンを改造して簡単におしゃれで使いやすいペグケースを自作する方法を解説してきましたがいかがでしたか?ペグケースの自作は簡単にできると感じていただければ嬉しいです。
自分で作ったキャンプ道具は愛着も湧きますね。布の柄を変えたり素材を変えたりとアレンジを加えて自分なりのペグケースの自作を楽しんでください!
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