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冬キャンプにおすすめのテント9選!保温性を高める防寒グッズと使い方も紹介!

冬キャンプが今静かなブームになっています。冬キャンプに使用するテントは防寒・保温性に優れた4シーズン用が必要です。冬キャンプ用テントの特徴と選び方、冬の寒さに強いおすすめのテントを厳選し、テントと合わせて保温性を高める防寒グッズと使い方を紹介します。
2021年11月16日
eiji0601
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冬キャンプ用のテントとは

冬キャンプに適するテントは防寒性能がある4シーズン用

出典:unsplash.com

テントには3シーズン用と4シーズン用の2種類があります。一般的に夏キャンプなどで活躍する3シーズン用テントは、暑さや通気性を重視してインナーにメッシュを多く取り入れ、軽量でコンパクト設計が特徴です。

しかし3シーズン用テントは冬キャンプではメッシュ部分から冷気が入り込み、寒さで保温性が保てません。冬には防寒対策が必須なので、防寒性能があり積雪にも耐えられる4シーズン用テントがベストです。

4シーズン用テントの特徴

冬用テントは素材により結露を防ぎ寒さ対策をするタイプと、ツールームなどの広さで防寒対策をするテントの大きく2種類に分けられます。4シーズン用は夏でも冬でもオールシーズンに使用できるので2種類のテントを持つより経済的に断然お得です。

冬キャンプがブームになる理由

出典:unsplash.com

冬のキャンプ場の空気は、ほかのシーズンにはないほど澄んでいて、夜空の星もくっきりと美しく見えます。また焚き火で暖をとるありがたさや、寒い中で飲む暖かい飲み物の感激は夏キャンプにはないたまらない魅力です。

その魅力を味わいたい人が増え、冬キャンプは静かなブームになっています。冬キャンプを安全で快適に過ごすためのおすすめの防寒テントやその選び方、防寒対策グッズなどを詳しく紹介します。

冬キャンプ用テントを選ぶ5つのポイント

①スカートの有無

テントのスカートとは洋服ではなく、四隅についているヒラヒラした生地のことで、スカートに似ているのでそう呼ばれています。冷気の侵入や幕内の暖気が逃げるのを遮断し寒さを防ぐアイテムで、スカートの有無で防寒効果がまったく違ってきます。寒さを防ぐ防寒アイテムのスカート付きかどうかをチェックして選びましょう。

②テントの素材を確認する

出典:unsplash.com

3シーズン用のテント素材は、軽量化のためほとんどがポリエステルできています。しかし軽量ですが外気とテント内の温度差により結露が起き、防寒性能が落ちるので冬のアウトドアには向きません。

冬に向くインナーテント素材は、多少重くなりますが保温性が高いコットン(綿)とポリコットン(綿とポリエステルの混紡)です。熱を遮断する防寒性が高く水分を吸収して結露しにくいので最適の防寒素材と言えます。

③テントの広さをチェックする

出典:unsplash.com

冬キャンプでは防寒着や防寒グッズなどで荷物が多くなり、その荷物を置くスペースが必要になります。使用人数にもよりますが、テントに広さがあれば素材がポリエステルでも、防寒グッズや暖房器具で防寒をカバーできるのです。防寒が最も必要なのは寝るときなので、就寝時に防寒対策ができるテントの広さを必ずチェックしましょう。

④ベンチレーション

ベンチレーション(換気)は防寒を損ない不要に思われがちですが、アウトドアでは気温が想像以上に低いのでテント内にいることが多くなります。二酸化炭素がたまりやすく暖房器具を使えば一酸化炭素中毒の危険があるので換気は必須です。

定期的に換気を行うことで結露を防ぐことができ防寒にもなります。安全を確保するのが先決なのでベンチレーション機能があるテントを選びましょう。

⑤設営が簡単で便利


設営が簡単にできるのが選ぶ重要なポイントになります。冬のアウトドアは想像以上に寒く、設営に手間取れば冷気が体を硬直させ動きが鈍るので、設営が簡単なテントを選ぶのが重要です。防寒性が優れているテントでも設営に時間がかかっては意味がありません。

ワンポール冬用防寒テント3選

ワンポールテントはとんがり帽子のような形状をしています。天井が尖っていて雪が積もりにくく、ワンポールなので設営が簡単で、天井が高く開放感がある人気のテントです。防寒機能のある冬キャンプ用ワンポールテントを3選して紹介します。

①ノルディスク Alfheim12.6m2

出典:amazon.co.jp

北欧デンマークのブランドらしいシンプルでおしゃれなデザインのテントで、ポリコットン性なので防寒性・耐水性は抜群です。大人が立って歩ける高さと6人がゆったり過ごせる広さがあります。

さらに別売りのインナーテントで好みの居住空間が作れ、高さ調節可能なポールや開閉できる天井から満天の星空を満喫できるのが特徴です。「Alfheim=妖精」の名前のように、森にたたずむ妖精の家を連想させます。

ノルディスク Alfheim12.6m2

出典:楽天
設営サイズ400×400×275cm
収納サイズ32×99cm
重量約12kg
素材本体:65%ポリエステル/35%コットン
耐水圧350mm
収容人員6人

②ロゴス ナバホTepee 400

出典:amazon.co.jp

独特なナバホ柄のデザインで、冬でもおしゃれなキャンプがしたい人におすすめのテントです。フレームは航空機に使用される強靭なジェラルミン製で、重量も5.8kgと軽量でコンパクトに収納でき持ち運びに便利にできます。

素材がポリエステルで防水加工が施されているので、耐水性は高いのですが多少結露しやすいです。換気窓がついているので、こまめに換気すれば結露を防げます。防寒のための暖房器具の使用も可能です。

ロゴス ナバホTepee 400

出典:楽天
設営サイズ400×345×235cm
収納サイズ56×21×21cm
重量5.8kg
素材本体:ポリエステル
耐水圧1600〜3000mm
収容人員4人

③テンマクデザイン サーカス TC BIG

出典:amazon.co.jp

ポリコットン素材でスカート付きで防寒性能は万全で、さらにベンチレーションが6ヶ所もある抜群の通気性を兼ね備えた防寒テントです。

夏は抜群の遮光性で木陰のように涼しく、冬は暖気を逃がさない優れた防寒性能でオールシーズン対応するので多くのキャンパーに利用されています。ドアパネルも2ヶ所あり大きく開放的なので、シェルターとしても大活躍するのが特徴です。人気商品なので売り切れに注意しましょう。
 

テンマクデザイン サーカス TC BIG

出典:Amazon
設営サイズ442×420×(H)280cm
収納サイズΦ25×67cm
重量約10.88kg
素材本体:ポリエステル65%コットン35%、スカート:ポリエステル
耐水圧
収容人員4人

ツールーム冬用防寒テント3選

ツールームテントはスペースがゆったりと広く防寒性能も高いのが特徴です。また冬の防寒グッズなど多い荷物にも対応し、寝室とリビングを分けられるのでグループやファミリーキャンプにピッタリと言えます。ただ天井の面積が大きいので積雪には注意が必要です。おすすめのツールーム防寒テントを3選して紹介します。

①コールマン タフスクリーン

出典:amazon.co.jp

アウトドアトップブランドのコールマンの製品で、設営が簡単で便利な4シーズン用テントです。タープ代わりになるキャノピーがついていて、4方向にメッシュの換気口があるので通気性は抜群です。

ツールームなので防寒性も高く、雨風に強い耐久性(風速15〜20m/sの実証テストクリア)があるので安心して使用できます。カラーバリエーションが6色ある人気の商品です。

コールマン タフスクリーン

出典:Amazon
設営サイズ約540×340×215(h)cm
収納サイズ約直径30×74cm
重量約17kg
素材本体:ポリエステル
耐水圧2000mm
収容人員4〜5人

②スノーピーク エントリー2ルーム エルフィールド


出典:amazon.co.jp

品質の信頼性が圧倒的に高いスノーピークが、初めての方でも使いやすいように開発したエントリーモデルのツールームテントです。

エントリーモデルと言っても防寒性や耐水・耐久性の品質は保証されています。リビングは広さも高さもあり、タープ不要のルーフシートが標準装備され、快適なキャンプが夏でも冬でも楽しめるおすすめの4シーズン用テントです。

スノーピーク エントリー2ルーム エルフィールド

出典:Amazon
設営サイズ約600×380×210(h)cm
収納サイズ:83×30×34(h)cm
重量15.5kg
素材本体:ポリエステル
耐水圧1800mm
収容人数4人

③ogawa(オガワ)アウトドア キャンプ テント アポロン 2774

出典:amazom.co.jp

オガワは日本の気候を最も熟知している人気のブランドです。このテントは夏でも冬でも全天候に対応するオールマイティーな商品と言えます。

縫製部の縫い目もしっかりして水の侵入を防ぎ、テフロン加工の撥水性、油をはじく撥油性に防塵性、摩擦に強い耐摩耗性や換気性と防寒性、どれを取っても完璧な性能を発揮するツールームテントです。別売りのインナーテントで個別の居住空間を作ることもできます。

日本の気候を知り尽くしているオガワのアポロン

インナーの両面全面が大きなメッシュ構造で通気性と開放感抜群です。これは日本特有の夏の湿気に対応するためで、日本の四季の気候を知り尽くしているオガワならではの製品です。値段は高価ですが性能を考えればお釣りがくる商品と言えます。

ogawa(オガワ)アウトドア キャンプ テント アポロン

出典:Amazon
設営サイズ435×320×高さ205cm
収納サイズ80×45×35cm
重量約23kg
素材ポリエステル
耐水圧1800mm
収容人数5人

冬山登山用防寒テント3選

冬山登山では防寒対策の不備による体温低下は遭難や命の危険に直結します。特に寝るときに注意が必要です。山岳用のテントには防寒性能と保温性に加え、急な天候変化に対応し素早く設営できることが要求されます。また体力の消耗を抑える軽量さも非常に重要です。冬山登山用防寒テントを3選して紹介します。

①アライテント・ エアライズ1

出典:amazon.co.jp

あらゆる状況下でも登山者の負担を軽減し安全を守る一人用のテントです。軽量でコンパクト、組み立ても簡単にでき厳選された素材で強度、防寒性も抜群の機能があります。

国産ならではの丁寧なモノづくりと、登山を熟知している職人がハンドメイドで作っている確かな機能性で、多くの登山者の信頼を得ている商品です。横幅も広めに設計されているのでゆったりと過ごせます。

アライテント・ エアライズ1

出典:Amazon
設営サイズ間口100×奥行205×高さ100cm
収納サイズ本体29×14φcm、フレーム38cm
重量1360g
素材本体:ポリウレタン、ナイロン
耐水圧
収容人員1人

②ファイントラック・ カミナドーム1(1人用)

出典:amazon.co.jp

日本の繊維技術の高さを最大限に生かした4シーズン対応のドームテントです。軽量で強度のある生地に加え、各辺にダイニーマテープを縫いこむことでさらにテントの強度を向上させています。

異なる太さの2種類のポールを用いることで、壁がしっかりと立ち上がり頭上の空間も確保し、快適な居住空間を実現しているのが特徴です。出入りが楽な長辺側の入口や、開閉可能なメッシュ窓など細かな工夫があちこちに施されています。

ファイントラック・ カミナドーム1

出典:Amazon
設営サイズ間口205 × 奥行90 × 高さ100 cm
収納サイズ本体:8 × 15 × 25 cm、ポール:39 cm
重量1270g
素材本体:ナイロン、ポール:ジュラルミン
耐水圧アウター:1600mm、インナー:1800mm
収容人員1人

③ダンロップ・ VS-22

出典:amazon.co.jp

ヒマラヤ登頂のために開発されたVシリーズの耐久性を受け継ぎ、シンプルで軽量な個人ユース向けのオールシーズン用吊り下げ式テントです。高機能に加え設営が驚くほど簡単で初めてでも5分、慣れてくれば3分あればできてしまいます。

また本体の生地は斜めに、フライシートは水平に裁断することで、強風によるテントの横揺れを軽減することができるのが特徴です。品質のこだわりから裁断〜縫製まですべて国内で仕上げています。

ダンロップ・ VS-22

出典:Amazon
設営サイズ間口205×奥行120×高さ100cm
収納サイズ本体:直径15cm×25cm、ポール:直径9.5cm×43cm
重量約1660g(総重量約1870g)
素材本体:ポリエステル、ポール:DAC7001S
耐水圧
収容人員1〜2人

冬キャンプ用防寒グッズ3点と使い方

冬キャンプで最も防寒対策が必要なのは寝るときです。テント内に冷気が入り込むからといってストーブや焚き火をすれば一酸化炭素中毒の危険があります。ヒーターも電源がなければ使えません。そこで今回は電気や火を使わない防寒グッズ3点とその使い方を紹介します。

①銀マット(アルミシート)

冬キャンプの防寒対策の最も基本的なグッズが銀マット(アルミシート)で、サバイバルシートとも呼ばれ冬のアウトドアの冷気から身を守るクッション性のあるアイテムです。

アルミの銀面の赤外線(熱源)を反射する性質を利用した防寒グッズで、使い方はテント内の床に銀面を上に向けて敷き、地面から伝わる冷気の寒さを遮断します。逆に夏の暑い時期には銀面を下に向ければ涼しくなり、値段も安い優れものです。

②インナーマット

インナーマットはテントの床に敷くクッション性の高いマットです。銀マットと合わせて使うことにより銀マットとインナーマットの間に空気の層ができ防寒・断熱効果が高まるグッズです。

さらにクッション性が高いので体の重みで地面の凹凸が直に当たらず快適に眠ることができます。マットの厚みは3cm〜10cmまでありますが、冬キャンプの防寒には、少々値がはりますが10cmがおすすめです。

③コット

コットとは足つきの折りたたみ式簡易ベッドのことで、床面から距離を取ることで保温・断熱が高い防寒グッズです。

選び方としては足の高さがある程度あり、体重の重さで沈み込みが少なく、転げ落ちないように大きめのサイズがベストです。使い方は銀マットの上に置いて使いますが、銀マット+インナーマットにするか銀マット+コットにするかは好みと予算で検討してください。

防寒テントで冬キャンプを安全に楽しもう!

出典:unsplash.com

冬キャンプでおすすめのテントは、防寒がしっかりしていて快適な居住空間があることです。目的や使用人数によりさまざまなテントがあります。冬用テントを選ぶポイントやおすすめのモデルを紹介してきました。これらの記事を参考にして、自分にピッタリあう安全なテントで大いに冬キャンプを楽しんでください。

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