検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

冷蔵庫の引っ越し完全ガイド!事前準備から運搬方法、注意点まで徹底解説!

引っ越しの際は、冷蔵庫をどうするかが重要なポイントになります。本記事では、引っ越しの時に役立つ冷蔵庫の運搬方法や注意点などをご紹介。必要な準備も含めて解説するので、引っ越し時に冷蔵庫をどうするか迷った場合の参考にしてみてください。
2021年11月3日
kon_w
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

引っ越し時に冷蔵庫はどうする?

いろいろな荷物の運び出しが必要となる引っ越しでは、冷蔵庫をどうするか悩む方も多いのではないでしょうか。大きな荷物だからこそ、運び出しの方法をきちんと決めておかないと、当日になってから大変な思いをする可能性があります。

冷蔵庫の運搬方法をチェックして引っ越しを行おう

グレーカラーの冷蔵庫
Photo byThor_Deichmann

事前に準備や運搬方法、気をつけることなどを把握しておけば、問題なく冷蔵庫を運び出せるようになります。スムーズに引っ越しを終えるためにも、基本の情報をチェックしておきましょう。

本記事では、おすすめの運搬方法や注意点などを詳しく解説します。新たな居住地でも冷蔵庫を問題なく使えるようにするために、工夫しながら運び出してください。

前日までにやっておきたい準備

効率的に引っ越し作業を進めるためには、事前の準備が欠かせません。当日いきなり運び出そうとしても、うまくいかない可能性が高いと考えられます。冷蔵庫をどうするのか確認して、当日に備えておきましょう。

内部の物を出す

前にやっておきたいことの1つとして挙げられるのが、内部のものを出す作業です。内部に何か入った状態で運び出しを行うのは不可能なので、きちんと全て出しておきましょう。

スムーズに内部をきれいにするためには、計画的に食品を減らしていくことが重要です。引っ越しが近くなったら買い溜めは控えて、徐々に内部のものを消費できるようにしてみてください。あらかじめ計画を立てておけば、当日までに全てのものを消費しやすくなります。

ついでに掃除をするのがおすすめ

新たな気持ちで引っ越しを迎えるために、内部のものを片付けた後は掃除をするのがおすすめです。内部に何もなくなったタイミングであれば、普段以上に掃除しやすくなるのではないでしょうか。全体を拭くだけでも、さっぱりときれいな状態にできます。

電源を切っておく

全てのものを消費できた後は、電源を切ります。直前に電源を切るのではなく、前日のうちに切るのが大切なポイントです。電源を切っておくことで内部を常温に戻し、中に溜まっている冷気を排出しておきましょう。

内部の冷気を出しておくと、冷蔵庫の中に少しずつ水が溜まっていくことがあります。これは、内部に溜まっていた霜が溶けているサインです。この水分を適切に対処しておくことで引っ越し当日のトラブル発生を避けられるようになります。


内部の水を出す

波紋を浮かべる水面
Photo byQuadronet_Webdesign

電源を切って数時間経過した後、内部をチェックしてみましょう。水が溜まっている箇所がある場合は、しっかりと拭き取ります。水を放置したまま冷蔵庫を運ぼうとすると、傾けた時に水が滴り落ちる可能性があるため注意が必要です。

また、内部の水が精密機器のある部分に触れて、故障する場合も考えられます。布巾などで拭き取り、冷蔵庫に水がない状態を作ってください。

引っ越し当日の運搬方法

きちんと準備ができていれば、スムーズに引っ越し当日を迎えられるようになります。当日の運搬方法をチェックして、安全に冷蔵庫を持って行けるようにしましょう。基本の運搬方法をご紹介するので、参考にしてみてください。

サポート人員を呼ぶ

肩を組む友達
Photo byDimhou

家電の中でも特に重量のある冷蔵庫は、一人で運ぶことは不可能だと考えられます。少なくとも、3人の人員は確保しておきましょう。一人暮らしだと「自分だけで引っ越し作業を終えよう」と考えることがあると思いますが、大きな家電だけは他の人の力を借りた方が無難です。

一人暮らし用の家電だとしても、いざ運搬しようとすると意外と重くてうまく運び出しできない可能性があります。引っ越し当日は、友人や親戚に来てもらえるように手配するのがおすすめです。

保護シートで包む

一見すると頑丈そうに見える冷蔵庫ですが、大きな衝撃が加わるとすぐに壊れてしまう可能性が高いと考えられます。運び出しの際には、必ず保護用のシートで包んでおきましょう

シートは、ホームセンターなどで手に入れられるので、引っ越しの前に手に入れておくのがおすすめです。冷蔵庫はもちろんのこと、他の家電を運ぶ時の保護にも役立ちます。多めに購入しておけばいざという時に役立つので、引っ越しの必需品として揃えておいてください。

養生テープなどで固定しよう

全体をシートで覆ったら、養生テープなどを使って固定するようにしてください。きちんとシートを固定しておかないと、冷蔵庫を運んでいる最中に取れてしまう可能性があります。特に角の部分は運ぶ時にぶつけてしまうことが多いので、頑丈にカバーするようにしてください。

横向きにしないように運び出しを行う

準備が整ったら、いよいよ運び出しです。横ではなく、縦にするのが基本的な運搬方法になります。

どんなに気をつけて拭き取っても内部に水が残っている場合がほとんどなので、横にすることで運搬中に水が出ることがあるでしょう。また、横にすると冷却機能などに不具合が生じる場合も考えられるので、注意が必要です。


新しい部屋に冷蔵庫を置く方法

無事に運び出しが終了した後も、注意を払いながら引っ越しを行うことが重要です。基本の運搬方法を確認しておくことで、当日にトラブルが発生するのを防げるようになります。新居に着いた時に気をつけたいことを確認していきましょう。

運び出しと同様に丁寧に扱う

冷却機能など、冷蔵庫の内部にはさまざまな精密機器が入っています。乱雑に扱うと、知らないうちに故障してしまうこともあるので、引っ越しの際には十分な注意が必要です。運び出しの時と同様に、新居へ入れる際にも丁寧に扱うようにしてください。

設置予定の場所に置く際には、なるべく衝撃を与えないようにするのがポイントです。ドスンっと勢いよく置くと、冷蔵庫に余計な負担を与える可能性があります。ゆっくりと、静かに置くようにしましょう。

2時間ほど置いてからスイッチオン

問題なく設置できた後は、しばらくそのままの状態で置いておきます。引っ越しをしてからすぐに電源を入れようとすると、故障の原因になる場合があるので注意が必要。

どんなに丁寧に扱っていても、冷蔵庫内の精密機器にはさまざまな衝撃が加わり、不安定な状態になることがほとんど。すぐにスイッチを入れると、冷却機器などが誤作動を起こして、故障する可能性が高まります。少なくとも、引っ越しを終えてから2時間ほど経過してからスイッチを入れるのがおすすめです。

冷却を待って食品を内部に入れる

スイッチを入れてから内部が冷えるまでには、しばらく時間がかかります。1時間くらいはかかると思っておきましょう。冷蔵庫が安定するのを待つ時間を含めると、トータルで3時間ほどかかると考えられます。

引っ越しをしてからすぐに食品を入れるのは困難なので、冷蔵保存が必要なものは購入しないようにしてください。最初に冷蔵庫の設置を行い、準備が整うまでは他の引っ越し作業をしているとスムーズではないでしょうか。順序立てて引っ越しを行うことが大切です。

引っ越しの際に気をつけたいこと

十分に気をつけておかないと、いつの間にか冷蔵庫が壊れてしまう可能性があります。引っ越しをする際にはどのようなところに注意すればよいのか、基本のポイントを確認しておきましょう。事前に注意点を把握しておけば、引っ越し時に後悔する事態を防げます。

内部の状態を確認

運び出しを行う際には、事前にしっかりと内部の様子を確認しましょう。チルド室の扉や棚板などにグラつきがあると、運搬時に外れてしまう可能性があります。心配な場合は、事前に扉や棚板を取り外して、別にしておくのがおすすめです。

また、奥の方に処分を忘れていたものが残っている場合も珍しくありません。冷蔵室や冷凍室を隅々まで確認して、引っ越し前までに空っぽにしておいてください。

階段は特に注意が必要


手すりがついた階段
Photo byBeJan

複数人で引っ越しを行う際に気をつけておきたいのが、階段です。皆で意識を合わせておかないと、階段を踏み外して冷蔵庫を落としてしまう可能性があります。頻繁に声かけを行いながら、協力して運び出すようにしてください。

また、上よりも下の方が大きな負担がかかりやすくなります。3人で運搬する場合は、冷蔵庫の下の方に2人、上の方に1人といったように下の方をしっかりサポートできる態勢を整えることが重要です。引っ越し前に、誰がどこの部分を持つのか決めておきましょう。

冷蔵庫が重たい時は無理をしない

さまざまな家電の中でも、特に重たいものが冷蔵庫だと考えられます。「なるべく引っ越しの費用を抑えるために自力で運び出したい」と考えていても、冷蔵庫の種類によっては難しい場合も。

冷蔵庫の重量を事前に確認して、自分で運べるかどうかよく考えるようにしてください。無理をして運び出そうとすると冷蔵庫を落として、壊してしまう可能性が考えられます。

重たいものだけ引っ越し業者に頼む方法もある

自分で冷蔵庫を運ぶのが難しい場合は、重たいものだけ引っ越し業者に頼む方法もあります。全ての引越し作業を任せるのではなく、重たいものだけを業者に頼めば、費用を抑えることが可能なので検討してみましょう。

安全に冷蔵庫を運び出して引っ越ししよう

頑丈そうに見える冷蔵庫も、扱い方を間違えれば故障してしまうことがあります。引っ越しの際にはいろいろな負担を与えることになるので、運搬方法には十分に注意することが大切です。

事前に気をつけることを把握しておけば、スムーズに引っ越しの作業ができるようになります。冷蔵庫に関しては前日から電源を切って準備をしておく必要があるので、忘れないようにしましょう。安全に引っ越しできるように、基本の方法を頭に入れてから冷蔵庫を扱うようにしてください。

引っ越し時の冷蔵庫について気になる方はこちらもチェック!

引っ越しをする際には、新しく冷蔵庫を買い替えたり、快適に使用するための設備を整えるのもおすすめです。関連記事では一人暮らし向けの冷蔵庫やおすすめの下敷きなどをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。