人工ラタン クッション付きBT-C3S02
人工ラタン ガーデンチェア
ガーデンチェア 人工ラタン リクライニング
はじめに:人工ラタン素材のチェアのよさを紹介
屋外の空間を彩る人工ラタンチェア
天気のよい日は外に出てゆっくりくつろぎたい時もありますね。そんな時に欲しいのがガーデンチェアやテーブルです。家の中から庭やベランダを眺めるときでもお気に入りのガーデンファニチャーがあるとおしゃれな雰囲気で嬉しくなります。
屋外で長期間使用するなら丈夫な金属製のチェアもよいですが、ナチュラルな雰囲気に合う人工ラタンのチェアもおすすめです!
人工ラタンチェアのよさや気をつける点・メンテナンス方法を解説!
庭の雰囲気に合うだけでなく、人工ラタンは大きな特徴とみんなが選ぶ理由があります。
今回はガーデニングのひとつとして庭やベランダなど屋外に置きたい人工ラタンチェアのメリットとデメリットも解説していきましょう。これから庭に置く家具を選びたいとお考えの方はぜひ参考にしてくださいね。
人工ラタンと天然のラタン製品の違いは
ラタンには人工ラタンと天然ラタンがあります。屋外に設置するなら人工ラタンという人が多いですが、その理由はその特徴を考慮したものです。ここでは人工ラタン製品の特徴をご紹介します。
人工ラタンの特徴1.素材
まず天然と人工ラタンの大きな違いとして素材があげられます。ラタンとは日本では籐と呼ばれるヤシ科植物の茎を乾燥させたものの名前、並びにそれを使って編んだもののことを刺す言葉です。
編み目の美しさや通気性の良さやクッション性・一生ものとも言われる丈夫さが人気ですが、これを天然素材ではなくPE(ポリエチレン)と呼ばれる化学繊維で作った紐で編んだものが人工ラタンです。
人工ラタンの特徴2.価格
人工ラタンチェアの価格も編み方や大きさによりまちまちですが、天然ラタンのチェアと比べると安いものが多いです。しかし海外製の天然ラタン製品では非常に安価なものもあり、人工ラタンよりも安いものも見られます。
一般的には素材が人工で作れて計画的な生産ができることから、人工ラタンは価格が安定しており手に入りやすい家具といえるでしょう。人工ラタン製で安いものであればチェアなら1脚1万円台から見つけることができます。
人工ラタンの特徴3.メンテナンス性
PE(ポリエチレン)製の人工ラタンの特徴として、汚れや水分が素材そのものに浸透しづらいということがあげられます。そのためほこりは専用のブラシをかけたり、ひどいときでも掃除機に細かい溝部分も吸えるアタッチメントに付け替えて吸い込めば簡単に綺麗さを保つことが可能です。
家庭用中性洗剤で汚れ落としができるのでコスパがよい
また屋外で気になる泥などの汚れに関しても、通常ならば水でしめらせた雑巾などで拭き取るだけど取り除くことができます。
それで取れない汚れでも家庭用中性洗剤液を作りそれを染み込ませた布で落とせるため、特別な洗剤を買う必要もなくランニングコストもかからないのが魅力です。
通常はプラスチック製品と同様に考えるとよい
ラタンとはいえ人工ラタンはプラスチック製のチェアと同様です。寿命やメンテナンスの方法・重さや気をつけたい点などプラスチックのチェアを基準に考えます。人工ラタンの扱いは思ったよりも単純で簡単です。
人工ラタンチェアのメリット・デメリット
人工ラタンの特徴をご覧いただきましたが、もう少し具体的に人工ラタンのメリットとデメリットをご紹介します。実際に人工ラタンのチェアを買おうとしたときに参考となる要素です。
人工ラタンチェアのメリット1.
人工ラタンチェアは重さが軽いところがよい
PE(ポリエチレン)製なので屋外で直射日光に長時間当たると劣化してきます。劣化に関しては人工ラタンでも風雨や日光により劣化しますので、どちらが強い弱いというものはありません。そこで着目したいのが雨の日に軒下に移動するなどの軽さ問題です。
チェアを頻繁に移動させるつもりなら人工ラタンが優れている
これに関しては重たい天然ラタンよりも人工ラタンは持ち運びしやすい軽量なものが多いため、突然の天候変化や室内から屋外に使用するときだけ持ち出すなどという使い方も可能となってきます。
人工ラタンチェアのメリット2.
人工ラタンの素材は水をほとんど吸わないので耐水性が高い
PE(ポリエチレン)はいわゆるプラスチックのひとつで、耐水性の高い容器や袋などに使われます。水もれがないのが特徴でもありますので、外に置いて雨に少しくらいあたっても水(汚れ)が染み込む心配はないです。
人工ラタンチェアの濡れた座面は、ぞうきんで簡単に拭き取りができるため濡れた座面に腰を下ろす心配はありません。
人工ラタンチェアは屋外使いに適しているファニチャー
人工ラタンチェアの特徴である軽くて持ち運びが容易なところと、水や汚れが染み付きにくいというメリットから、庭やウッドデッキ・ベランダなど屋外に置くためのファニチャーとしてよく使われます。
庭にチェアを置いてくつろぎたいとお考えの方は、屋外用のチェア素材として一考の価値がある素材です。
人工ラタンチェアのデメリット
人工ラタンチェアはそのままでは寿命が短いので注意したい
天然のラタンチェアは非常にた耐久性のある素材ですが、それと比べると屋外で使われることも多いことはら劣化を考慮しつつメンテナンスをしてあげないと寿命が縮まるのが人工ラタンの特徴です。
屋外で雨風にさらされ直射日光にあてっぱなしの状態で、何もメンテナンスをしない人工ラタンの寿命は約2-3年程度。主に編んである紐が硬化してそこに力が加わることでぱきぱきと折れていき、最終的には穴が開きます。
ただしメンテナンスや修理も可能となっている
しかし劣化しないように保護したりメンテナンスをすることにより、2-3年が5年10年と使うことができるでしょう。まずはこのあと紹介する劣化を防ぐ方法やメンテナンス法を実行するのがおすすめ。
もし人工ラタンの紐が伸びたり傷んだりした場合はプロに修理を頼むことによりさらに寿命は伸びるので、新品を買い換えるか修理するかはかかる値段によって選ぶことができます。
綺麗に維持する人工ラタンチェアのメンテナンス
人工ラタンチェアにはクッションを敷いて使う
メンテナンスの前に簡単で誰にでもできる耐久性をあげるための使い方からまずはご紹介します。それはラタン製チェアにはクッションを必ず使うということです。ラタンはご存知のとおり植物や合成樹脂の紐を編んで作っている家具なので、集中して力が加わることには弱いもの。
チェアなど特に力がかかるものは、力の拡散やラタンの日除けの意味も含めてクッションは必需品となります。
人工ラタンチェアは軽いのでこまめな移動で寿命を延ばす
屋外で使うと耐久性が心配な人工ラタンですが、天然ラタンと比べると軽いというメリットを生かして悪天候の場合や長く使用しないときは直射日光に当たらない場所に避難させることも簡単にできます。
メンテナンスも大切ですがクッションを使うとともに、使わない時は屋内かひさしの下に入れるなど気をつけてあげることからはじめましょう。
人工ラタンチェアのお手入れの仕方は
劣化を避け見た目を美しく保つにはときどきほこりや汚れを落としてあげるお手入れが必要です。動画は天然ラタンの手入れ方法ですが最後の水分補給以外は人工ラタンにもできるやり方ですので同様にメンテナンスを行います。
小さなやわらかなブラシや隙間のほこりを吸い込めるアタッチメント付きのハンデイ掃除機・綿棒など手に入りやすい道具でメンテナンスできるのも人工ラタン製品の魅力のひとつです。
ほこり程度であれば掃除機をかけるだけ!
通常のお手入れはブラシをかけたり掃除機で吸い込むなどのほこりとりとなるでしょう。毎日は必要ないですが風が強い季節は特に、通常でも月に1度程度は必ずおこないたいメンテナンス方法となります。
このほか屋外で使う場合は雨に濡れたらしっかりと乾いた布で拭き取り風通しのよい日陰で乾燥させるなども、おすすめのお手入れ方法です。
汚れが目立ってきたときの落とし方も簡単
人工ラタンは天然ものよりもカビは生えにくいですがまったく生えないというわけではありません。また泥汚れなどが目立つ場合にも頻繁でなければ水性洗剤を使ったり水洗いも可能です。
しかしあまり水洗いを繰り返すと劣化が進み寿命も短くなるため、頻繁に水洗いすることは避けます。特に気になる汚れがある時だけおこなうようにしてください。
メーカーに頼みたい人工ラタンチェアのメンテナンス
穴があいてしまっても修理を頼めば復活する
ほんの少しの紐のほつれであれば木工用ボンドで貼り付けて元に戻したり、木製の枠にラタンを貼ったものであれば釘で打ち付け取り付け直すことも可能です。しかしほつれを放置して使っていると大きな穴になってしまうこともよくありますね。
そんなときはラタンを扱っているお店に修理を依頼することが可能です。修理費は大きさや編み方にもよるのですが、チェア1脚あたり修理費として10000円程度から修理を受けてくれるところもあります。
修理を頼むか買い直すかは元の値段を考えて決めよう
気に入っている人工ラタンチェアで同じものが手に入らない場合は、思い切って修理を依頼するのもひとつの方法です。逆に10000円程度で新品が手に入るような場合は修理費は高いものとなってしまうでしょう。このあたりを考慮して修理するか買い換えるかを決めていくとよいです。
人工ラタンチェアも修理できる!まずは見積もりから
たとえば家を建てた記念で買ったなどの思い出深い人工ラタンチェアは、できればそのまま修理して使いたいもの。人工ラタンチェアは修理できないと思われている方も多いですが、ケースバイケースで家具木工屋に見積もりを依頼してみてはいかがですか。
耐久性の高いおすすめ人工ラタンチェア3選
それでは最後に天然ラタンのような美しさを持ち耐久性も高い、おすすめの人工ラタンチェアを3つご紹介しましょう。
どのような庭にも合わせやすいナチュラルなもの・モダンな前面ラタン仕様の小型ソファのような色・デザインのチェアやリクライニングのガーデンチェアと人工ラタン製でもいろいろな種類があります。
おすすめ人工ラタンチェア1.
人工ラタン クッション付きBT-C3S02
座面と背もたれ部分が一体化した人工ラタンのガーデンチェアです。屋外で使う場合特に汚れやすい足部分は、木材や人工ラタンではなくパイプ製となっているのでメンテナンスしやすいものとなっています。
おそろいのかわいいテーブルの天板部分もラタン製。ガラスのカバーが付いているので上に物をおいた時にも安定します。
おすすめ人工ラタンチェア2.
人工ラタン ガーデンチェア
足元までしっかりと人工ラタンでしっかりと編み込まれたガーデンチェアは、まるでソファのような高級感と座り心地の良さ・耐久性が違います。
こちらも便利なクッション付きなので、座面の痛みも軽減されそのまま腰掛けて使用するよりもずっと長持ちする商品です。
おすすめ人工ラタンチェア3.
ガーデンチェア 人工ラタン リクライニング
6段階リクライニングでお好みの角度でくつろげる人工ラタン製のガーデニングチェアです。太めの縁取りの内側はおしゃれな模様編みで凝った商品となっています。
骨格の部分はスチール製なので体を全部預けても十分な耐久性が期待でき、扱いやすく変色・痛みの少ない人工ラタンの座面や背もたれと組み合わせることで屋外でも安心して使うことができるでしょう。
まとめ:ガーデニングチェアは人工ラタンが人気
メンテナンスをして人工ラタンチェアを長く使おう
庭やベランダの空間を素敵に演出してくれるガーデンファニチャー。その中でも人が腰を下ろして長時間過ごすチェアは、ほかの家具よりもより耐久性や座り心地が求められる家具となります。
それだけでなく屋外ということで汚れや水に強い素材であると、のちのちのお手入れも楽になるため人工ラタンは人気です。軽くて持ち運びしやすく、お手入れも簡単なガーデンチェアをお探しの方におすすめな素材となっています!
ガーデンチェアが気になる方はこちらもチェック
今回はガーデニングチェアのおすすめ素材して人工ラタンの魅力やメンテナンス方法・長く使うコツなどを解説してきました。暮らしーのではこのほかにも屋外で使ういろいろな素材でできたおすすめチェアについてもご紹介しています。他の素材が気になる方はこちらもぜひ見てくださいね!

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出典:https://photo-ac.com/