ウンベラータ
フィカスバーガンディ
ベンジャミンバロック
エバーフレッシュ
サンスベリア ゼラニカ
ドラセナユッカ
ストレリチア・レギネ
オリーブ
Flower Kitchen 水分計 sustee
大型観葉植物の魅力は底知れず
新型コロナウイルスの流行を受け、観葉植物のよさが見直されています。これまでの自宅滞在時間が圧倒的に長くなりインテリアや家具などの存在感や与えてくれる心地よさが見直されているのでしょう。
存在感ある大型観葉植物もその最たるものです。大型のものを一株室内に置くだけでインテリアの雰囲気をがらりと変え、季節の移ろいを感じさせてくれます。美しい緑に癒される人も多くモダンで育てやすいものが人気です。
魅力①大型サイズで存在感◎
大型観葉植物の魅力は何と言っても大きい存在感でしょう。とくに大型観葉植物であれば、これまで家具などで埋められなかった部屋の空間をさりげなくグリーンで埋められるのでインテリアの印象を大きく変えます。
樹高の高い大型品種などは吹き抜けのあるリビングや勾配天井をもつ室内に人気です。
魅力②インテリアのテイストにも大きく貢献
大型観葉植物にはそれぞれの表情があります。アジアンテイストを増すものや北欧モダンな雰囲気を引き出してくれるものなどさまざま。自分の目指すインテリアのテイストに合わせた大型観葉植物を選べば部屋に新しい表情が生まれるでしょう。
魅力③成長するおしゃれな家具
大型観葉植物に限らず、すべての植物に共通する魅力は「成長する」ことです。上質な家具が時間とともにビンテージ感を増してインテリアになじみ、年々存在感を増していくように大型観葉植物も日々変化します。
大型観葉植物の成長に合わせて家具の配置を変えてみたり、壁紙とのコンビネーションを楽しんでみたりと日ごろただ帰って眠るだけだった部屋に作りこむ楽しさを生み出すでしょう。
魅力④自然の空気清浄機
観葉植物は光合成するさいに空気中の二酸化炭素を取り込み、新たな酸素を室内へ送り出してくれます。葉から適度に水分が蒸散され室内の湿度にも関与するでしょう。当然、大型であるほどその効果は大きいといえそうです。
寝室に大型観葉植物を置けば、眠る際に人から吐き出される二酸化炭素量を軽減するとの説もあり、室内の空気を心地よいものへと導いてくれるかもしれません。
大型観葉植物の選び方
大型観葉植物の魅力を知ると、置いてみたくなりますね。フィーリングで好きな大型観葉植物を選ぶのも楽しいですが、自分の部屋の環境にあったもの選ぶとより丈夫に育てられるでしょう。観葉植物初心者の方はとくにこれから紹介するようなポイントを踏まえて選ぶのがおすすめです。
大きいサイズの観葉植物はそれだけで値段も高額で、配送料もかかります。長く部屋の住人としてともに暮らしていけるものを選びましょう。
選び方①最高樹高の確認
選ぶ大型観葉植物の最終樹高を確認しておくと、「大きいのはいいけどサイズが部屋に合わず置けない」といった問題を避けられるでしょう。大型と呼ばれる観葉植物には横に広がりやすいもの、上へと高さを伸ばしていくものがあります。
剪定や誘引によってある程度樹形をコントロールできる大型観葉植物もあるため、そのあたりも確認しておくとよいでしょう。
選び方②インテリアとの相性
自分の家にある家具との相性や目指すインテリアのイメージに合ったものを選ぶのも重要です。たとえば、バリ島のようなアジアンリゾートを作りたいのであれば南国の雰囲気たっぷりのエキゾチックなモンステラなどは人気。繊細でやわらかな北欧モダンであればエバーフレッシュやオリーブがおすすめです。
選び方③日光の要求度
丈夫な大型観葉植物に育て上げるためにはその種類の日光要求度を知っておくことがとても重要です。大きなハート形の葉が人気のウンベラータなどは日光をかなり要求します。日光の差し込まない部屋では貧弱に育つことも。
いっぽう、シュロチクなどは日陰でも堅強に育ち、むしろウンベラータのような強い日差しには負けてしまいす。
選び方④耐寒温度
観葉植物の多くは原産地が熱帯地域に集中しています。そのため、かなりの種類が寒さに弱いと覚えておきましょう。常に室内で育てる場合であっても冬の冷え込みが続くと葉を落としてしまうこともあります。
長期間留守にして家をあけることが頻繁にある場合などは耐寒性の高いものを選ぶのが育てやすいでしょう。
選び方⑤鉢のサイズ
ネットなどで大型観葉植物を購入する際、大きさの参考になるのが鉢のサイズです。植木鉢のサイズは1号~12号が一般的で、1号あたり3cmずつ直径のサイズが大きいものになると覚えておくと便利でしょう。大型観葉植物に使われる鉢のサイズは、10号~12号あたりが相当します。
10号サイズの鉢に入る土の量は8.5L。そこへ水やりした水の重さも加わります。重さやサイズの参考にしましょう。
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おしゃれで人気大型観葉植物6選【日向】
大型観葉植物の選び方のポイントをチェックした後は実際に初心者でも育てやすい人気の大型品種をご紹介します。まずは日光を好むものをご紹介。リビングやキッチンの窓際などやわらな日差しが差し込む室内を選びましょう。
存在感◎おしゃれで人気大型観葉植物①
ウンベラータ
鉢サイズ | 10号 |
---|---|
樹高 | 160~180cm |
ウンベラータは初心者でも育てやすく見ごたえのある大きい葉が人気です。日の当たる室内であればすくすくと育ちます。モダンテイストの部屋にもアジアンテイストの部屋にも合わせやすく、鉢のデザインを変えればがらりとイメージチェンジも可能です。
手入れで重要なのが日当たりと温度管理でしょう。室内温度が8℃を下回り続ける日が続くと落葉し休眠します。温かな部屋で管理できれば常緑のため一年中緑を楽しめるでしょう。
存在感◎おしゃれで人気大型観葉植物②
フィカスバーガンディ
鉢サイズ | 8号 |
---|---|
樹高 | 100〜110cm |
フィカスバーガンディーはゴムの木の仲間です。分厚く、ダークグリーン色の葉が落ち着いたモダンな印象をインテリアに与えてくれるでしょう。ゴムの木は育てやすいため初心者に人気です。日差しを好み葉焼けしづらいのでベランダなどに出して日に当ててやるとより丈夫に育ちます。
5℃を下回ると調子を崩すので寒冷地での温度管理は重要です。一方、温暖な地域で育てるのであれば5℃以上あれば屋外でも育てられます。
存在感◎おしゃれで人気大型観葉植物③
モンステラ
鉢サイズ | 10号 |
---|---|
樹高 | 約100cm |
モンステラは観葉植物の代表格といっていい人気の種類でしょう。人の顔ほどある大きい葉に切れ込みが入ったり、斑が入ったりと観賞価値が非常に高いにもかかわらず初心者でも育てやすいのが魅力。日当たりのより温かい場所を好みます。
直射日光には弱く葉焼するため、カーテン越しの日差しが当たる室内がおすすめ。モダンな雰囲気にもリゾートな雰囲気にもなじむ植物です。20℃を下回ると休眠するので水やりは控えめにしましょう。
存在感◎おしゃれで人気大型観葉植物④
ベンジャミンバロック
鉢サイズ | 8号 |
---|---|
樹高 | 約90~110cm |
ベンジャミンバロックは人気急上昇中の大型観葉植物です。くるんとカールしたつやのある葉が魅力。繊細そうな見た目に反して丈夫で初心者にも育てやすい植物です。日当たりのよい場所を好むので、真夏の直射日光が当たるような時間はさけて外の日差しに充てるとより青々と美しい葉が楽しめるでしょう。
見た目がモダンで個性的なので存在感があり、1つの大きい家具のようなイメージで配置するのも楽しいかもしれませんね。
存在感◎おしゃれで人気大型観葉植物⑤
エバーフレッシュ
鉢サイズ | 10号 |
---|---|
樹高 | 約170cm~190cm |
樹高のある大型観葉植物でおすすめなのがエバーフレッシュ。別名ねむの木とも呼ばれる植物で夜は目を閉じるように葉を閉じます。朝の陽ざしとともに葉を開く様子を見ていると、生き物と一緒に暮らしているという喜びが感じられるでしょう。
エバーフレッシュは小さな葉がぎっしりと茂る植物で、繊細かつモダンな印象が人気です。家具の横や窓際、デスクの隣などにおいてもおしゃれでしょう。
存在感◎おしゃれで人気大型観葉植物⑥
オリーブ
鉢サイズ | 10号 |
---|---|
樹高 | 約170~180cm |
オリーブの鉢植えはシルバーグリーンの葉が美しく北欧モダンなインテリアとの相性が抜群。日当たりがよいほど元気に生育するため、室内でもよく日の当たる場所に置きましょう。
室内だけで育てると日光不足で弱々しくなることがあるので、天気の良い日はカーテンを開け放って日に当てたりベランダに出したりするのがおすすめです。乾燥には強くコツをつかめば育てやすい植物といえます。
おしゃれで人気大型観葉植物3選【日陰】
日当たりのを好む大型観葉植物をご紹介しました。モンステラやサンスベリアなどは半日陰でも育つといわれていますがやはり適度な日光は必要です。次に紹介するのは日陰でも育てやすい大型観葉植物になります。
寝室やバスルーム、トイレなど日が入りにくい場所こそグリーンが起きたくなるかもしれませんね。人気の大型観葉植物をチェックしていきましょう。
存在感◎おしゃれで人気大型観葉植物①
ドラセナユッカ
鉢サイズ | 10号 |
---|---|
樹高 | 約150~160cm |
ドラセナユッカは日陰でも育てやすいうえ、耐寒性もあるため置き場所を選ばない大型観葉植物として人気です。まっすぐ上へ伸び、樹高があるためテレビの横や家具の間、部屋のコーナーなどにも置きやすくインテリアに合わせやすい種類といえるでしょう。
どっしりとした姿が特徴で主張の強い家具やインテリアにも負けない存在感です。定期的に日差しにあてるようにするとより調子がよくなります。
存在感◎おしゃれで人気大型観葉植物②
ストレリチア・レギネ
鉢サイズ | 10号 |
---|---|
樹高 | 約120cm~130cm |
ストレチア・レギネは別名ゴクラクチョウカと呼ばれます。まるで天国と飛び交うような鳥に似た花を咲かせるためこの別名がつけられました。スッと上へ伸びる大きいモダンな葉はインテリア性も高く存在感も十分。丈夫で育てやすいので贈り物にもおすすめです。
置き場所は半日陰がベスト。生育が落ち込んできたら日当たりのよい場所に定期的に移動させると順調に育つでしょう。耐寒性が強く5℃以上あれば冬を越します。
存在感◎おしゃれで人気大型観葉植物③
サンスベリア ゼラニカ
鉢サイズ | 10号 |
---|---|
樹高 | 約140cm |
サンスベリアは大きい剣のような葉が印象的な大型観葉植物です。縦に伸びていくので横幅があまり広くならず、家具と家具の間などにも置けるのが魅力でしょう。空気清浄効果が高い植物ともいわれており、室内にこもりがちな生活を送る人にもおすすめです。
サンスベリアも日光を好む植物ですが、強い直射日光に当たりすぎると葉を弱らせてしまうため室内の半日陰がおすすめ。冬は休眠するので水やりはほとんど必要ありません。
大型観葉植物の手入れのポイント
大きい観葉植物は小さな観葉植物と同じように手入れしているとうまくいかないことがあります。プロが手入れした届いたばかりの状態を覚えておくと、不調のサインに気づきやすくなるでしょう。育てやすい種類を選んだとしても基本的な手入れは重要です。
また、それぞれが好む気温、日当たり、水分量などはしっかりチェックしそれらが実現する環境づくりを目指しましょう。季節による手入れの変更も忘れずにします。
大型観葉植物の手入れのポイント①置き場所
ここまで紹介してきたように、観葉植物にはそれぞれ適した置き場所があります。置きたい場所が決まっている場合はその環境にあった種類を選ぶのがコツでしょう。また、大きい観葉植物は移動に労力がかかるのも覚えておきたいところです。
普段は日陰に置いているけれど、定期的に日に当てる手入れが必要になる種類の場合、大きな鉢を日の当たる場所まで移動させる必要があります。
大型観葉植物の手入れのポイント②水やり
置き場所と同じくらい重要なのが水やりです。よく一般的な観葉植物の水やりの方法には「土の表面が乾燥したら水やりする」と説明がありますが、大型観葉植物の場合はより土の状態を観察する必要があります。
それは、前述したように大鉢に入る土の量はかなり多いからです。土の表面が乾いていても、鉢の下の方は水が十分に残っているときがありそれにもかかわらず水やりを続けると根腐れの原因になることもあります。
大型観葉植物には水分チェッカーがおすすめ
Flower Kitchen 水分計 sustee
観葉植物の栽培の多くの原因を占めるのが水やりのし過ぎといわれています。水やりに始まって水やりに終わるといわれるほど鉢植えの水やりは重要で難しい作業ともいえるのでしょう。
水やりのタイミングがわからない人には水分計チェッカーがおすすめ。土にスティックを指しておくだけで水やりのタイミングを教えてくれます。鉢のサイズに合わせてスティックのサイズも変更しましょう。
大型観葉植物の手入れのポイント③植え替え
成長が順調であればあるほど鉢の中の根はどんどんと伸び、量が増えます。鉢いっぱいに根が詰まってしまうことを根詰まりと呼び、根詰まりをいくら水をやっても水切れを起こしたり、それによって植物の調子が悪くなったりするため植え替えが必要です。
大型の場合、サイズも大きいため植え替えは大掛かりになるでしょう。一回り大きな鉢と十分な観葉植物用の土、新聞紙やスコップなどの道具をそろえてから行います。
これ以上鉢を大きくしたくないときは?
大型観葉植物の場合、これ以上大きくなると管理しきれなくなるといったケースも出てきます。そういった場合は根の整理をしましょう。鉢からいったん株をだし、古く黒くなった根を切り落とし、根を切り詰めて整理することでこれまで植えていた鉢の中でも再び根が伸びるスペースを作り出します。植え替えは植物にとって大手術なので植物によって適した時期を選んで行いましょう。
大型観葉植物の手入れのポイント④剪定
健やかな株の維持に剪定は必要な手入れです。剪定の頻度は育てる種類にもよるので、購入前にどのような剪定が必要であるかチェックしておきましょう。また、今ある鉢の大きさをキープしたいならより剪定は重要です。剪定次第では樹形を変化させたり、毎年切り戻すことでコンパクトに収めたりできます。
大型観葉植物でモダンで心地よい部屋に
グリーンが1つ部屋の中にあるだけで優しく心地よい空間が生まれます。とくに大型観葉植物は存在感が大きく、日々の変化を楽しめる存在でしょう。種類にもよりますが、大型観葉植物の剪定で出た枝を使って挿し木すれば株を増やすことも可能です。
お気に入りの大型観葉植物で自分だけの心地よいインテリアを楽しんでみませんか。
大型観葉植物について気になった方はこちらもチェック
育てやすい観葉植物や人気の観葉植物について紹介した記事は以下からご覧ください。購入しやすい小さな株から大型へ育て上げるのも楽しみがありますよ。

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