Naturehike 1人用 シュラフ
Snugpak(スナグパック) 寝袋 マリナー マミー
Naturehikeアップデート版 高級ダウン
オーロラライト 600 DX
キャンプで寝袋は重要なアイテム
アウトドア向きのアイテム
寝袋はキャンプの重要なアイテムです。夏ならタオルケットで代用することもできますがほかのシーズンでは、寝袋がないと過ごしにくくなります。また、家にあるもので寝具は代用できますが、アウトドアで使うものではないため収納サイズが大きく持ち出しに向いていません。
そのため大きさや携帯性を考えるときちんと寝袋を用意したほうがいいでしょう。寝袋は携帯性が高くアウトドアで使うことを前提に作られているため扱いやすいです。
シュラフ・寝袋・スリーピングバッグ
シュラフ、スリーピングバッグなどの呼び方がありますが、ドイツ語や英語で寝袋を意味しシュラフも寝袋も同じアイテムを意味します。そのため選び方なども変わりません。また、メーカーによっては呼び方が変わりますが基本的に同じです。
寝袋は多彩
寝袋はアウトドアで使う寝具のため気温に合ったものを使うというのが重要になります。いくら高価な寝袋でも気温に合っていないと意味がありません。また、種類やモデルによって選び方がことなるなど寝袋選びは重要です。特に冬キャンプは凍える可能性があるため気温に適した寝袋を選びましょう。
種類が非常に多い寝袋をきちんと選ぶには、寝袋の選び方をマスターしておく必要があります。今回は意外とポイントが多い寝袋の選び方を紹介します。
選び方の要点となる寝袋の種類・特徴
寝袋の形状について
寝袋は長方形で言えの中で使う布団のような形状をした封筒型、人の体に密着するマミー型、着ぐるみパジャマのように着たまま歩き回れる人形の3種類があります。そのうち人形の寝袋は販売しているメーカーは非常に少なく寝袋の主な種類として扱われるのは封筒型とマミー型の2種類だけです。
本記事でも選び方として紹介するのはメジャーな形状となる封筒型とマミー型の2種類になります。この2種類の特徴を覚えることが選び方で重要です。
形状別特徴(封筒)
封筒型はシンプルな形状ですが、布団のような使い心地で身動きしやすく子どもでも使いやすいタイプです。長方形のため圧迫感を感じることもなく誰でも使える寝袋になります。また、低価格なものも多く近年では100均のDAISOからは、100均としては高額ですが寝袋としては格安の1000円寝袋が発売されていて人気です。
封筒型の特徴としてはファミリーキャンプでも使いやすく、初心者におすすめのモデルになります。
形状別特徴(マミー)
マミー型は体にフィットするように作られているためストレッチ性がないと身動きしにくい分、保温性が高くコンパクトになりやすいため登山やトレッキングなどで使われているタイプとなり寒さに強めになることから冬向きの寝袋ではマミータイプが人気です。
体を包み込むような形状のため背が低いと適切に使用できないということもあり、小さな子どもが使うにはキッズサイズなどの特殊なサイズが必要になる点は注意しましょう。
寝袋(シュラフ)の選び方
共通の選び方を紹介
選び方は断熱材、保温性材となる中綿の性質によって異なるため、2種類ある中綿の性質などは後から紹介しますね。まずは中綿に関係なく共通する選び方を紹介していきます。寝袋は発売しているメーカーが多く選び方が特に大切になるキャンプ用品です。
冬キャンプなどのシーズンオフの寒い時期でもキャンプを楽しむ方は、テントよりもマットや寝袋、コットなどの寝具にお金をかけたほうが快適に過ごせると言われるほど寝具は重要な要素になります。
選び方1:対応温度
なによりも重要な要素となるのが対応温度です。対応温度とは選んだ寝袋が何度まで使えるか、あるいは何度で使うと危険なのかを表していて5シーズン(春夏秋冬+厳冬)の内いつまで使えるのかを読み取れる選び方の要素の一つになります。
ポイントとなるのは快適に使える温度と使用を推奨しない2種類の温度が混在する形で表記されているため、初心者には少しわかりにくくなっている点です。推奨しない温度は低体温症になる危険があります。
快適温度・下限温度・使用最低温度の違い
快適温度とは女性が寒さを感じることなく安心して寝られる温度となり、その寝袋で快適に過ごせる温度となります。体格や筋力の関係で寒さに強い男性では快適温度だと少し暑く感じる場合がありますが、こごえることはなく快適に過ごせる温度です。
下限温度は寝られるには寝られますが男性が厚着をしてぎりぎり耐えられる温度となります。使用最低温度は使ってはいけない温度という意味になり、基本的に快適温度を目安に選ぶと失敗しません。
下限温度しかない場合について
寝袋によっては快適温度の記載、下限温度の記載などがなく0℃仕様などの大雑把な説明しかないものもあります。店頭ならスタッフに聞くこともできるのですが、通販では難しいです。このような場合や下限温度しかない場合は表記されている温度に5~8℃ほど足した温度を目安にするといいでしょう。
例として挙げた0℃仕様ならば5~8℃なら快適に使える温度になりやすいです。寒さに弱い方は10℃ほど足したほうがいいでしょう。
規格について
寝袋はヨーロッパの規格(ヨーロピアンノーム)で快適温度などを算出していることが多いですが、メーカーによっては自社基準という場合もあります。
規格のほうが計測条件がどのメーカーも同じになり分かりやすいですが、日本人と海外の人では体格差などが生じることからあえてヨーロピアンノームを採用していない人気メーカーもあり、必ずしも自社基準が悪いというわけではありません。選び方で大切なのは快適温度で選ぶことです。
選び方2:形状・モデル
寝袋は形状が豊富です。着ぐるみパジャマのようにそのまま歩ける人形など特殊な形状もありますが、主な形状は前述した封筒とマミーの2種類です。それぞれ特徴が異なるためどのモデルがいいかよく考えて選ぶようにしましょう。
例えばファミリーキャンプなら小さな子どもでも使えて、同じモデル同士だと連結でき、幅が広い複数人で使えるダブルサイズもある封筒が使いやすいです。寒いときやソロキャンプなどはマミー型が向いています。
モデルについて
温度と重複しますが、寝袋には厚手と薄手モデルがあり性質がそれぞれ異なるため注意しましょう。薄手モデルは保温性が低いですが収納サイズがコンパクトで軽量になり持ち運びやすい性質があります。また、冬キャンプでもテント内を暖かくしたり、薄手寝袋でも重ねて使うことで保温性や断熱性が高くなり使いやすいです。
厚手モデルはかさばりやすく大きいですが、暖かく冬や秋早春以外では熱く感じることもあり汎用性は低くなります。
アウトドアシーズンに適した寝袋が必要
モデルやタイプによって春夏秋の3シーズン向き、夏向き、冬(4シーズン)、厳冬期を含めた5シーズン向きのように分かれます。冬キャンプをしない方は3シーズン向きを購入したほうが汎用性が高く使いやすいです。
季節や気温に応じた寝袋が必要になるため冬キャンプで3シーズン向きのタイプを使う場合は衣服で工夫したり、暖房グッズを利用して保温性を高めるといいでしょう。
選び方のポイントとなる中綿の材質
中綿の違いも選び方の重要な要素になります。化繊は中空構造のポリエステルなどを断熱材にしたものです。手入れしやすく、安く、水濡れに強いため入門にもおすすめの素材となります。その分収納サイズなどが大きくなることから注意が必要です。
ダウンは羽毛のことです。暖かく、軽量で収納サイズがコンパクトになります。その反面水濡れに弱かったり、手入れが難しいいためどちらのタイプがいいかきちんと決めて選ぶといいでしょう。
選び方3:機能・特徴
テントやペグといったほかのキャンプ用品と同じで人気メーカー、人気の寝袋には値段だったり生地の加工精度だったりと何らかの理由があります。そのため寝袋の選び方としても機能や特徴は選び方のポイントになります。
テントだと耐水圧やPU(ポリウレタン)加工、UVカットなどすぐに分かる機能や特徴がありますが、寝袋では耐水圧やPU加工のようなひと目で分かる機能や性能がないためよく確かめて購入しましょう。
選び方のポイントになる性能
寝袋における性能や特徴を簡単に紹介するとジッパーの位置(左、右、センター)や撥水加工や透湿素材の有無などが機能や特徴になります。冬用だとファスナーから冷気が入らないようにあて布があったり、首周りから熱が排出されないように加工されているか確認するのも選び方で大切です。
近年はユニークな機能としてUSB給電で駆動するヒーター付きタイプもあり寝袋自体を保温できる非常に珍しい寝袋も発売されていて機能の確認が大切になります。
選び方4:サイズ(長さ)
収納サイズ、寝袋自体のサイズも大切です。人気メーカーから発売されている寝袋にはショート(レディース)、キッズ、レギュラー、ロングなどさまざまな大きさがありサイズを確認して選ぶといいでしょう。特に体型に合うような形状になっているマミー型の選び方として寝袋のサイズ確認は重要です。
サイズや長さは選び方の大切な要素ですが、キャンプ場でレンタルする場合は選べない場合もあります。
化繊の寝袋(シュラフ)の選び方
選び方1:収納サイズ
化繊タイプは低価格ですが後述するダウンと比べると収納サイズ大きく重たくなります。そのため秋などの寒いシーズンや自転車、徒歩でのキャンプでは持ち運べないほど大きくなります。
厳冬期でも使える厚手のモデルとだと直径が30cmほどになり、高さも40cm程度になると車を使わないと持ち運びにくくなることから、少しでも小さい寝袋がいいという方は特にサイズに注意いして選びましょう。
選び方2:価格・品質や材質
化繊シュラフは価格帯の幅が非常に広く冬用でも5000円未満で購入できる場合があります。非常に低価格でコスパがいいものもありますが、きちんと使えるか中綿の量や材質、口コミ、レビューなどを確かめて購入しましょう。特に冬に対応する寝袋はトップブランドでは1万円を超えますが安いものでは3000円ぐらいからあります。
前述してきた温度、サイズ(寝袋の長さ)や機能などもしっかり確認してさらに品質なども確かめましょう。
ダウンの寝袋(シュラフ)の選び方
選び方1:ダウンの質
ダウンを中綿に使った寝袋の選び方で大切なのはダウンの質を表すフィルパー(FP)です。FPが高いとふわふわした品質のいいダウンとなり同じ量のダウンを詰めても品質の高い方は、かさが増します。
ふわふわして厚みがあることで断熱材となる空気の層ができ暖かくなり、ダウンを使っていてもあまりふわふわしていない場合は断熱性が低いです。そのためダウンだと暖かくなりやすいですが、グレードが低いと化繊と変わらない場合もあります。
高品質ダウンの特徴
選び方で重要なFPですが、650FPや800FPなどさまざまなモデルがあるため違いを紹介しますね。保温性のある暖かいダウンは550FP以上が目安になります。そのためダウン寝袋の選び方の目安としては550FP以上から選ぶといいでしょう。
800以上になると非常に品質のいいダウンとなり暖かく空気の層が多いためきれいに空気を抜いて収納するとコンパクトです。ダウンとフェザーではダウンのほうが暖かくなります。
ダッグとグースの違い
ダウンにはダッグとグースの2種類があります。ダッグとはガチョウのことです。後述するアヒルと比べるとガチョウは体格が大きいため大きい高品質なダウンがたくさん取れます。大きい分空気の層をたくさん溜め込め保温性が高くなりますが、大きいダウンのため高価になりやすいです。
グースはアヒルのことでガチョウと比べると体格が小さいため採れる羽毛も小さくなる分、ガチョウよりやすくなりますがFPが低くなります。
厳冬期は高いFPのダウンがおすすめ
春~秋は特にFPの記載がないダウンでも問題ありませんが、冬や厳冬期は750FP以上の気温に合ったダウンがおすすめになります。前述したようにFPが低いと化繊シュラフとあまり差がなく、寒い時期はFPが高い寝袋が使いやすいです。
ダウン寝袋の選び方としてFPは非常に重要な要素になります。化繊にはない選び方のポイントとなるため注意してくださいね。
選び方2:生地の加工
ダウン寝袋は濡れてしまうとダウン特有のふわふわ感と断熱性がなくなり、保温性や断熱性が著しく低下し快適温度でも寒く感じやすいです。そのためダウン寝袋は雨や汗、結露で濡れないように生地に工夫されているかが大切になります。
例えば防水透湿性素材だと湿気がこもらず、保温性を損ないにくくなり、撥水や防水になっていることで結露が生地に染み込まずダウン特有の保温性、断熱性を維持できるため生地の加工は重要です。
きちんと確認
前述したように選び方のポイントとして生地の加工は重要な要素になりますが、すべての寝袋で採用しているというわけではなくメーカーによって異なり加工していない場合もあります。ダウン寝袋を選ぶときは特に注意して選びましょう。加工がないタイプでは別途カバーを用意するなど工夫すると結露が心配な時期でも大丈夫です。
種類によりますが人気ブランドのダウン寝袋は撥水加工になっているものがきちんとあります。
選び方3:メンテナンスのしやすさ
ダウン寝袋の選び方で大切なのはメンテナンスのしやすさです。メーカーが洗濯方法をHPなどで記載してくれているとメンテナンスがしやすくなります。ダウンは化繊と比べると洗濯方法によってはダメージを負いやすく、簡単にメンテナンスできるかは選び方のポイントになります。
化繊とダウンでは性質が異なるり、素材によって選び方も多少ことなるため注意が必要です。
おすすめ人気寝袋(シュラフ)4選
1:Naturehike 1人用寝袋
Naturehike 1人用 シュラフ
ネイチャーハイクが発売する夏におすすめの化繊シュラフです。選び方の大切な要素となる快適温度は22℃となり耐えられる温度が15℃になります。10℃以下の気温では使えない寝袋ですが、12x29cmのコンパクトさや680gの軽量な点、コスパのよさが人気です。
同じ寝袋を用意すると連結できファミリーキャンプでも使いやすいところも魅力になります。長さの異なるモデルなどもあるので選び方を参考にしながら選んでくださいね。
2:Snugpak マリナー マミー
Snugpak(スナグパック) 寝袋 マリナー マミー
イギリスの名門スナグパックが発売する3シーズン向きの化繊寝袋です。選び方で大切な温度や機能などのスペックが高く信頼性の高い寝袋になります。快適温度は-2℃となり春~秋までキャンプをする方におすすめのモデルです。
また、化繊の選び方で注意したい収納サイズは24×40cmと少し大きいですが、収納用コンプレッションスタッフサック付きでコンパクトにできます。
3:Naturehike ダウン寝袋
Naturehikeアップデート版 高級ダウン
ネイチャーハイクの薄手のダウンシュラフです。選び方のポイントになるFPは800となり品質の高いグースが使われています。約12×26cm、約570gとコンパクトかつ軽量ですが、ダウンのため晩春~初秋程度まで使えると好評です。選び方のポイントになる快適温度などの記載はなく適応温度として5℃~15℃ があります。
キャンプ場の標高や体格、性別によって寒さの感じ方は異なるため10℃を目安にして使うといいでしょう。
4:ナンガ オーライト600DX
オーロラライト 600 DX
ダウン専門のメーカー「ナンガ」が発売する4シーズンモデルです。選び方のポイントになる快適温度は-4℃になり冬でも使いやすくトップブランドの寝袋ということで信頼性も高いブランドになります。
細かな機能、特徴も選び方で大切になり本品は、細かな作りもしっかりしていてYKK社のファスナーを使っていて生地を噛みにくいです。どんなアウトドアでも非常に使いやすいテントになります。
選び方とおすすめ寝袋のまとめ
寝袋の選び方は重要
寝袋は選び方が重要なキャンプ道具です。選び方としては温度、形状、中綿の種類(モデル)、機能などが大切です。特に温度は選び方で重要なポイントなり、下限の温度で使わないシーズンに合った寝袋を用意してください。
また、寝袋はキャンプ場でもレンタルできますが、気温に合ったものがレンタルできるかわからないため自分の寝袋を用意したほうがいいでしょう。寝袋にはダウンと化繊の2種類があり種類に応じた選び方も大切です。
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出典:https://www.amazon.co.jp