ジャクソンからSLS専用ロッドが発売
サーフの青物やヒラメの印象が強いジャクソンから、ついに人気急上昇中のSLS専用ロッドが発売になりました!SLSはここ数年で爆発的に人気になりましたが、ロッドの選択肢が少なく困っていた方も多いはず。
そこにサーフに強いジャクソンのSLSロッドが出たとなると、気になりますよね!そこで今回はサーフトライブSLSを実際に使ってみた感想を正直にご紹介させていただきます。
そもそもSLSって?
まだSLSというワードを耳にしたことがない方のために、SLSを簡単にご紹介します。SLSとはスーパーライトショアジギングの略で、ライトジギングよりもっとライトなショアジギングです。
使用するメタルジグは5〜20グラム程度で、PEラインも0.6号前後と細め。小型の魚でもスリリングなやりとりが楽しめるため、近年人気急上昇中の釣りになります。
サーフトライブSLSのスペック
ではサーフトライブSLSの外観やスペックを詳しく見ていきましょう。特に外観は今までのサーフトライブとは大きく異なっています。
外観
サーフトライブSLSではフロントグリップがスッキリシンプルなデザイン。今までのサーフトライブシリーズとは大きく違います。ロッドのネーム部はネイビーカラーになっており、派手すぎず地味過ぎない感じが好印象です。
個人的にかなり気に入ったのが、贅沢に使われた金属パーツ。特にリアグリップの金属パーツは高級感も出しつつ、ロッドの重量バランス向上に一役買っていそうです。
全長
サーフトライブSLSは9フィート6インチとSLSの中では長めなセッティング。一般的なライトショアジギングロッドとそう変わらない長さなので、ライトショアジギングロッドと変わらない操作感で扱うことができます。
適合ウェイトとパワークラス
サーフトライブSLSの適合ルアーウェイトは最大30グラム。SLSで使われる最大ウェイトより少し重いルアーまで扱うことができます。表記上のパワークラスはLプラスとなっており、同じジャクソン製のサーフトライブ1082MLより、少しパワーを落としたセッティングのようです。
実際に使用したインプレ
皆さんが気になっているのは、実際に使用してみた感想ですよね!ここからはぼくが実際に使用し、わかったことや感想をご紹介いたします。
実際に使用した様子を動画でチェック
サーフトライブSLSを実際に使用した時の動画がこちら。実際に魚が掛かっているシーンがあるので、ロッドの曲がりなどイメージが掴みやすいはずですよ!
ティップまでハリがある
サーフトライブSLSはティップまでしっかりとハリのあるセッティング。キャスト後のティップのブレの収束が早く、ルアーの飛行を邪魔することなくキャストすることができます。全体的にシャキッとしているので、キャスト感がかなり気持ちいいロッドだと感じました。
使いやすいのは20グラム前後
サーフトライブSLSの適合ルアーウェイトは最大で30グラム。適合ウェイトの中でもっとも気持ちよくキャストできるウェイトは20グラムくらいだと感じました。
20グラム程度だとロッドのパワーが負けることなく、強い反発力でスパッとキャストすることが可能です。7グラム以下となると扱えないことはありませんが、ティップにハリがあるため扱いやすいのは重めのウェイトの方になるでしょう。
飛距離はバッチリ
皆さんの気になるところは飛距離ですよね。実際にキャストした感じは、飛距離には全く問題ないと感じました。
サーフプロの井熊さんともなると、22グラムのギャロップロングキャストで120メートルの飛距離を叩き出しているのだとか。井熊さんと同等に飛ばすのはなかなか難しいですが、それだけのポテンシャルを持ったロッドなのは間違いありません。
SLSの中では強めなロッド
ぼくが今まで使ってきたSLS専用ロッドと比べると、サーフトライブSLSはSLSロッドの中でも強めな部類に入ると感じています。SLSの中でもライトショアジギング寄りと考えていただけるとイメージしやすいのではないでしょうか。
サーフトライブSLSは幅広く使えるSLSロッド
サーフトライブSLSはSLS専用ロッドですが、他の釣りに使える幅がかなり広そうです。実際に井熊プロはサーフからのヒラメ釣りでかなり多用しているし、フリークセットで大型のマダイを仕留めています。
またチニングやライトロックフィッシュでもかなり使いやすそうな印象。六畳一間の狼のハヤマ氏も地磯釣行でサーフトライブSLSを持ち込み、いいサイズのアカハタをキャッチしていますよ!
一本あればかなり楽しいはず
新製品のサーフトライブSLSのイメージはなんとなく掴めたでしょうか。SLSでの使いやすさだけでなく、様々な釣りで使える汎用性の高さもサーフトライブの魅力のひとつ。サーフトライブSLSが一本あれば、あなたのフィッシングライフはもっと楽しいものになるのではないでしょうか。