マイクロワインドセット
ゴメクサス 52mm シングル ハンドル
ライトワインド釣行レポート!
台風シーズンの貴重な釣行日!
梅雨が明けたと思ったら連日のうねりと風、今期は早めに台風シーズンを迎えて、なかなか釣りに行ける日が作れません。今回は強風は仕方なし、なんとか釣りができる日に港へ出かけたライトワインド釣行レポートをお届けします。
釣り場は大混雑、風も強く状況が悪いと貧釣に終わりましたが、なんとか小型回遊魚を一匹!タックルセレクトやワインドのセッティングについてがメインではありますが、試してみたかった方はぜひ参考にしてみてください。青物以外にもいろいろな魚が反応します!
朝イチはトラブルスタート!
ハンドルが無くて車へバック!
朝4:00前に釣り場に着くと、駐車場はすでに車がいっぱい。もともと混雑する釣り場なんですが、お盆休みということでエサ釣り、ルアー釣り、いろいろなアングラーが釣り場に集まっていました。駐車場から少し歩く場所でやろうと考えていたので、急いで支度してポイントへ向かいます。
まだ薄暗い内にリーダーを結んでガイドに糸を通して、と準備して、スイムチェックのキャストをしようというところでリールに異変!左手がスカっと空を切ったところでハンドルが無いことに気が付きました。緩んでたんでしょうか、どこで落としたか見当が付きません。とりあえず仕方なしということで車に戻って、今日はワンサイズ下のリールでやります!
カルディアLTのハンドルは結構高い
ゴメクサス 52mm シングル ハンドル
釣行後、行方不明のハンドルを探して車の中や自宅をチェックしてみましたが見当たらず。ハンドルってスピニングリールの中でも結構高いパーツで、カルディアLTの修理パーツはノブなしで6,000円ぐらいします。SLPの「RCS マシンカットライトハンドル」も価格は同程度。ハンドルを無くしたのはこれが初めてで、結構なやらかしです。
Amazonでハンドルにノブ付き、セール中で4,000円程度のものがあったので、とりあえず注文してそれでよしということにしました。皆さんは不必要に曲げたり無くしたりしないように、ときどき締め直しながら釣りを楽しんでください!
ライトワインドにメバリングタックル!
ロッドは遠投メバリングロッドを流用
ロッドは早春にメバルをたくさん釣ったオリムピックの「20 フィネッツァUX:832ML-T」。3g~15gまでのルアーウェイトは小型回遊魚狙いのライトワインドにジャストでラインも0.8号まで対応、尺メバル抜き上げOKのパワーが頼りになります。
遠投(フロートリグ)系の調子なので、チューブラーティップでも穂先はそれなりに柔らかく、RFで全体を見ても曲がりがあります。ライトワインドのシャクリには若干ティップが入り気味、コルトの742L-Tのほうが使いやすそうな気がしますが、このロッドも十分遊べる範囲です。チューブラーのライトゲームロッドで10g程度まで使えるものが1本あると、いろいろ遊べて便利です!
C2000S&PE0.4号の組み合わせ
今回狙っている魚はワカシ、シオで、30cmオーバー~40cmも混ざっちゃうかもという話を聞いていたので、当初は2500SにPE0.6号、リーダーは8lbぐらいかなと考えていたんですが、ハンドルがどこかに行ってしまったので急遽C2000S&PE0.4号の組み合わせに。6lb無いぐらいの強度です。
終わってみればドラグが出るような展開はなくこのセッティングで余裕だったんですが、シーバスとかマゴチとか、いいサイズの魚が混じったら取りたいという場合は、PE0.6号がおすすめです。今回で言うと「20 フィネッツァUX:832ML-T」のパワー的にも0.6号という感じなので、ロッドのパワーも考慮に入れながら検討してみてください!
ライトワインドのセッティング
強風対策の6g&サイズ狙いの2.5インチ
気を取り直して釣行スタート!当日は横風6m、隣の方との間隔もそれほど広くないので、ジグヘッドはちょっと重めの6gからスタートしました。水深は6m前後、シオは小型といえどもカンパチなので、基本は底べったりに狙う必要があります。もちろん水面直下のパターンもあるので、両方をチェックしておきたいターゲットです。
ワームはアピール力重視で大きめに2.5インチからスタート!いいサイズが混じるという期待感を込めて、30cm程度の魚にちょうどいいサイズを選んでみました。釣れなければカラーを変えたりサイズを落としたり、魚に合うセッティングを探しながら釣りを進めます。
セット製品が好き
マイクロワインドセット
自分はジグヘッドとワームのセット、みたいな製品にお得感を感じるタイプで、トータルのコストがトントンぐらいでも面倒くさくなくていいなと感じます。今回は楽天で売っている「マイクロワインドセット」に、年始の福袋で買ったライトワインドパーツのあまりを入れて釣りに出かけました。
ジグヘッドよりもワームのほうが消耗が速いんですが、そこは足りなくなったら気に入ったものをプラスすればOK!「マナティー」だけではなくて、「ダートエイト」とか「モアザンミドルアッパー」とか、いろいろなものを試しています!
ライトワインドで小型回遊魚!
お目当ての小型青物をゲット!
トラブルもありましたがなんとか釣りがスタート。早朝は何の気配もなく、誰も釣れない時間が続きます。満潮潮どまりが6:30頃、7時頃に潮が動き出したのか、ワインドのシャクりにガツっとアタってお目当てのシオをゲットできました。ワインドは動き出しにアタることが多いので、アワせはオートマチックだし、ロッドを止められる感覚があるし、初心者の方でも遊びやすいと思います。
群れで行動している魚なので数釣りを期待しましたが、この日は残念ながら後が続かず。他のアングラーにもアタリが無く、マズメ終わりで帰る方、帰ったところに入るエサ釣りの方と人が入れ替わりながら、釣行終了時間となりました。もっと釣りたかった!
居ないのか居ても食わないのか
釣れない時間はワームを変えたりジグヘッドを変えたり、できることはいろいろやってみたんですが、この日は魚自体があまり釣れておらず、ヒントらしいヒントは見つけられませんでした。
ワインドの跳ね具合、テンポもいろいろ試す中で、魚が触ったような気がしたと感じたのが底取り直後。最初で最後の一匹は、このキャストで頻繁に底を取りなおしてヒットに繋がりました。風が吹いていて分かりにくい日は、ジグヘッドが意外と浮き上がっているということがあります。手拍子でシャクらず、思っている以上にしっかりストップを入れるという部分は次回釣行に活かせそうです!
ライトワインドワームのサイズ感
サイズの違いで使い分け!
画像は上から「DD8:2.5インチ」、「DD8:2インチ」、「マナティー38」です。サイズ表記以上に受ける印象には違いがあって、「DD8:2.5」は太くシーバスワーム的なサイズ感、「マナティー38」は小ぶりで、アジやメバルに効きそうなサイズ感を持っています。
「DD8:2インチ」でアジでも青物でも釣れるし、「マナティー38」にいいサイズの魚が食ってくることもあるんですが、ワームサイズのパターンはいくつか用意しておくのがおすすめ。違う魚を狙いたくなったときに役に立ちます。ジグヘッドもフックサイズを2パターン以上用意しておきたいところです!
メタル系のルアーも試してみました
この日は残念ながらバイトが得られませんでしたが、メタルジグやメタルバイブレーションも試してみました。メタル系のルアーもウェイトが合っていれば、ライトワインドタックルである程度遊べます。
5g程度にしておくと、デイゲーム向けのアクションスピードが出せて底取りも十分、タックルバランス的にも使いやすいと思うので、ジグヘッド+ワームとローテーションしながら遊んでみてください。2インチワームぐらいのサイズ感で使えます!
ライトワインドで気軽にライトゲーム!
夏は小型青物!
今回は振るいませんでしたが、夏と言えば小型青物!回遊状況がいいタイミングで釣りに行ければ、ライトワインドでバッチリ楽しめると思います。最初はロッドワーク、ラインに緩みを作るワインド独特の操作に戸惑うかもしれませんが、初心者の方にもぜひ遊んでみて欲しい釣りモノです。
台風の強風、うねりの影響があるので、出かける前に予報サイトは要確認!夏らしい釣りモノ、釣り方で、8月の釣りを楽しんでください!
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出典:ライター撮影