マイルストーンとは
日本のアウトドアブランド
1マイルごとに置かれている道標となる石のことをマイルストーンと言います。そのためマイルストーンは海外のブランドと思われることもありますが、マイルストーンは日本のアウトドア用ヘッドライトを手掛けているブランドです。
マイルストーンの主な製品はヘッドライトとなり、ヘッドライトの光の色味までこだわって作られているところが魅力的。また1種類だけではなく、複数モデルを展開していてラインナップが豊富にあります。
マイルストーンは暖色ライトが多い
ライトの光の色は意外と重要な要素になります。同じ明るさ(ルーメン)でも暖色より白色のほうが明るく見えるため殆どのLEDライト、ヘッドライトは白色が多いです。しかしマイルストーンでは、あえて暖色のライトを採用しているモデルが多めになります。
暖色のライトは白色より暗く見えますが、濃霧や雨天のときでも乱反射が少なく光が遠くまで伸びるため悪天候に強いです。また、キャンプの雰囲気を壊さないメリットもあります。
種類が豊富
マイルストーンはオプションも充実。交換用のベルトやヘッドライトに装着して、光を拡散させランタンのようにするグローブもありキャンプや登山などのアウトドアでより使いやすくカスタマイズもできるブランドです。
また、ヘッドライト自体もラインナップが多く今回紹介するMS-Hシリーズも複数モデルがあります。さらにMS-Hシリーズ以外のヘッドライト多数あり選択肢が多ところもマイルストーンの魅力です。
マイルストーンの「MS-H」シリーズとは
MS-Hシリーズは使いやすいヘッドライト
MS-H1
マイルストーンのヘッドライト「MS-H」は乾電池でもリチウム電池でも使える仕様のヘッドライトです。乾電池は使い捨てとなり、リチウム電池はスマホでも使われている電池となり充電式となります。また、最大で500ルーメンを超える明るさもあり、電池を使用するタイプのヘッドライトの中では非常に明るいです。
充電池(専用リチウム電池)も標準で付属し、買い足さなくてもいいところもマイルストーンのヘッドライトの魅力になるでしょう。
MS-H1とMS-H2について
MS-H2
マイルストーンのMS-Hには2種類のモデルがあります。大きな違いは光色です。MS-H1は、はっきりとして明るい白色のライトになりMS-H2はマイルストーンらしい暖色のライトを採用したモデルになります。
暖色のライトのほうが消費電力が小さいため明るさ(ルーメン)などのスペックは変わりませんが、電池寿命が長くなり倍以上のランタイムになる点も違い言えます。
ワイドライトとスポットライトが魅力的
マイルストーンのヘッドライト「MS-H」シリーズは光源が2種類あるところが魅力的です。照射範囲が狭いスポットライト、他社のヘッドライトでも使われている広い照射範囲のワイドがあります。ワイドは広く照らせ周囲の確認しやすいですが、範囲が広い分光量を均等に分割するため光量が少なくなり遠くを照らすには向きにくいです。
一方スポットライトは照射範囲が狭く光量を一点に集中しているため、遠くまで明るく照らせる違いがあります。
マイルストーンのMS-Hシリーズの主なスペック
マイルストーンの2種類あるMS-Hシリーズスペック表です。ライトの色が変わっただけですが、クルーカラーとウォームカラーでは、消費電力が異なるため電池寿命や明るさにスペック差が生まれます。どちらのモデルもIPX4の防噴流形仕様で雨の日のキャンプや登山おすすめです。
MS-H1 | MS-H2 | |
カラー | ホワイト | 暖色 |
明るさ | 530ルーメン | 420ルーメン |
照射距離 | 160m | 140m |
サイズ・重量 | 57×33×高さ42mm・65g |
MS-Hシリーズの使い方について
簡単に操作できる
マイルストーンのMS-Hシリーズはボタンで全てコントロールする仕様です。電源ボタンを押すごとに、メイン(スポットライト)、サブ(ワイドライト)、メインとサブの点灯、消灯に切り替わる仕様になります。
また、どのモードでもボタンを長押すると無段階調光のスマートコントロールモードになり、光量を自在に変えられるところも大きな魅力。状況に応じて光量を細かく変えることで、明るさを確保しつつ消費電力を抑えられ便利です。
100~5%に
スマートコントロールモードではボタンを押し続けることで、100~5%と明るい状態から暗くなります。ボタンを放せば任意の光量で設定できる仕様です。最小、最大になるとLEDが二回点滅して知らせてくれる仕様のため光量の設定しやすいでしょう。
メインとサブを同時に点灯しているときでも調整でき、電源を切っても設定した光量で点灯してくれる機能があるため便利です。
ロック方法
ヘッドライトの使い方で大切になるのがロック方法です。LEDライトは発熱しにくいですが、熱は持ちます。ポケットやバックパックの中で誤作動してしまうと無駄にバッテリーを消費したり熱をもつ原因になるため運搬中はロックしておきましょう。
ロック方法は、消灯状態でボタンを3秒以上長押しするだけなります。ロックするとLEDが2回点滅するのでわかりやすいです。解除する方法は、再度消灯状態からの長押しになります。
充電池はUSBから給電
マイルストーンのMS-Hシリーズは標準でリチウム電池が付属します。また、リチウム電池充電用のケーブルも付属するため、パーツを買い足さなくてもすぐに充電池でも使えるように切り替えられるモデルです。
リチウム電池の充電は付属のケーブルを使い電池とアダプターにつなげ充電するだけになります。ポートの形状はマイクロUSBのtypeBとなる点だけ注意しましょう。スマホはtypeCが多いですが本品はBとなります。
マイルストーンの「MS-H」シリーズの魅力
2種類の電池で動くところが魅力的
前述したように電池、リチウム電池の2つのバッテリーに対応しているところが大きな魅力です。フィールドでリチウム電池が切れた場合でも市販の電池に切り変えることで、長時間運用しやすくなる便利な仕様です。また、市販の電池が使えることで買い足ししやすくなっています。
付属のリチウム電池はモバイルバッテリーでも給電でき、MS-Hシリーズは状況に応じた使い分けができる仕様のため、他のモデルよりも汎用性が高いです。
連続使用時間が長い
MS-Hはマイルストーンのヘッドライトの中でも連続使用時間が長めのヘッドライトです。単4電池3本または専用充電池を使用し、ランタイムは最長13時間程度になります。クールカラー、ウォームカラーによって使用時間が少し異なりますが、MS-Hシリーズは長時間点灯できるモデルです。
また、電池のスペックによって連続使用時間は大きく異なります。乾電池を使用した場合は電池寿命が特に長いです。
無段階調光でき無駄がない
マイルストーンのMS-Hシリーズは無段階調光できるため、環境に応じた適切な光量に調整できバッテリー消費を抑えられるところも魅力に。最大光量だと短時間でバッテリーが尽きてしまいますが、明るさ調整することで連続使用時間が長くなり長時間のアウトドアで使いやすくなります。
他社のヘッドライトでは無段階調光できないものもあるためマイルストーンのMS-Hシリーズの無段階調光は大きな魅力です。
ワイドとスポットを同時に使える
マイルストーンのヘッドライトはワイド、スポットを同時に使えるところも大きな魅力です。光源の特性は前述したようにワイドライトは広く薄く(暗く)なり、スポットライトは狭い範囲を遠くまで照らせ明るい特性があるため同時に使うことでデメリットを相殺できます。
また、ワイドライトだけやスポットライトだけ点灯することもでき、登山やキャンプなどの屋外から部屋の中などさまざまな場所で使いすいです。
白色ライト【MS-H1】の魅力・口コミ
マイルストーンの中では珍しいカラー
MS-H1にしかない魅力といえば、マイルストーンのヘッドライトの中では比較的珍しいクールホワイトの光源を使っている点です。暖色よりもすっきりとした色合いの光になっていて作業がしやすく、遠くまで明るく見える光になります。
暖色よりも出力が大きいため、屋外で使いやすいモデルとなり登山に特におすすめできるところがマイルストーンのMS-H1魅力です。520ルーメンはバイクのライトと間違えられるような明るさになります。
照射距離も長い
ヘッドライトはワイドライトを搭載しているものだと周囲を広く照らせますが、その分暗くなり遠方まで光を届けられなくなるためどうしても照射距離が短くなります。しかし、マイルストーンのヘッドライトはスポットライトもあるため、照射距離が非常に長いです。
また、マイルストーンのMS-H1は光量の大きいクールホワイトカラーのLEDを搭載していることから、照射距離がさらに長くなります。
MS-H1の口コミ
マイルストーンのヘッドライトの中でも白色のライトを搭載した少し珍しいタイプになります。あえて白色にすることで明るいです。口コミでも明るさが評価されていて明るいと好評になっています。また、マイルストーンのヘッドライトは電池でも充電池でも使えるところが魅力です。
そのため遠くまで明るく照らしたときにマイルストーンのMS-H1はおすすめでしょう。
530ルーメンは本当に明るい。今まで10年前に購入したパナソニック製のヘッドライトを使用していましたが、電池タイプからバッテリータイプにしたく新規購入。
地味な色が多いヘッドライト中、明るい色なので気分も上がるし、ザックから出す時もわかりやすい。
暖色ライト【MS-H2】の魅力・口コミ
眩しさを抑えた色
マイルストーンのMS-H2は、暖色のライトを搭載しています。暖色のライトは同じ明るさでも白色ライトよりも暗く見える性質があるため、眩しく感じにくいところが魅力に。光量を落としてワイドライト(サブライト)を使うと眩しく感じないため手元で作業しやすくなります。
また、キャンプや登山のテント泊では暖色のライトだとアウトドアの非日常感を崩さずムードを演出してくれるため、ランタンの代わりとしても使いやすいです。
マイルストーンらしいヘッドライト
マイルストーンらしいヘッドライトになっているところもMS-H2の魅力です。冒頭で紹介したようにキャンプや登山で使わるヘッドライトは、暖色のライトだと周囲が見えにくくなる濃い霧に遭遇することも多いでしょう。
霧の中では白色よりも暖色のほうが見やすくなりことから、マイルストーンではあえて暗く見える暖色のライトを搭載しているヘッドライトが多いです。余談ですがトンネルのライトが暖色になっているのも上記と同じ理由になります。
連続使用時間が長い
マイルストーンのヘッドライト「MS-H」シリーズの中でも本品は、暖色ライトを搭載し消費電力が低いため同じシリーズのMS-H1と比べると一部モードを除き連続使用時間が長くなっています。
例えばMS-H1はメインもサブも100%の出力で点灯した場合は1.6時間までとなりますが、MS-H2は同じ条件でも2.5時間と長いです。ヘッドライトは長時間使えることも重要になります。
マイルストーンのMS-H2の口コミ
暖色LEDを搭載したヘッドライトはマイルストーンの代名詞。キャンプの雰囲気を壊さない暖色のためキャンプでも使いやすいと好評です。明るさのスペックはMS-H1と比べると下がりますが、400ルーメン以上あるため明るくキャンプでも登山でも使いやすいモデルになっています。
同じマイルストーンのヘッドライトでも、暖色ライトは連続使用時間も長いため長時間アウトドアをするときにおすすめです。
主にキャンプで使用する目的で購入しました。
ウォームカラーのみで明るさも細かく調整できるところが気に入っています。
また、付属の充電池の他に乾電池にも対応しているという点も購入の動機になりました。
ヘッドライト「MS-H」の注意点
発熱について
マイルストーンのヘッドライトに限らず光量の大きいLED懐中電灯(フラッシュライト)、ヘッドライトは発熱します。白熱灯や蛍光灯と比べるとLEDは発熱しにくいですが、確実に徐々に熱を持ちます。そのため筐体が小さいヘッドライトでは、暖かくなりやすいためバックパックなどに入れて携帯するときは必ずロックしておきましょう。
マイルストーンのヘッドライトMS-H1は光量が大きいため特に注意して持ち運ぶ必要があります。
マイルストーンの充電池について
リチウム電池はデリケートな電池になります。フル充電で長時間保管すると電池寿命が短くなりやすいです。そのため長期保存する場合、6割り程度充電して保存すると電池寿命が長くなります。
また、電力が0になるまで使い切ると過放電となり電池寿命が短くなりやすいです。そのため使い切るのではなく、ライトが暗くなってきたら交換するようにしましょう。エネループとは少し使い方が異なります。
落下に注意
ヘッドライトには落下耐性のあるものも多いですが、マイルストーンのヘッドライトは落下に対する性能試験はしていません。そのため、MS-Hシリーズのヘッドライトは落とさないように注意しましょう。
マイルストーンのヘッドライトのまとめ
さまざまなシーンで使えるヘッドライト
マイルストーンのヘッドライトは電池でも付属の充電池でも駆動するため、非常に使い勝手のいいヘッドライトになっています。明るさを重視したい方はクールホワイト、悪天候での視認性やキャンプの雰囲気を活かしたいた方はウォームカラーのヘッドライトがおすすめです。
マイルストーンのヘッドライトの中でMS-Hシリーズは、明るさと連続使用時間が長いためアウトドアや防災で使いやすいモデルになります。
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出典:rakuten.co.jp