ユニフレーム つるばみ鉈 684115
ハスクバーナ 手斧 5976277-01
ユニフレーム TSURUBAMI ちび鉈 684078
はじめに:斧と鉈(ナタ)はどっちが便利か
斧と鉈(ナタ)のどっちが便利か迷っている方へ
丸太や木片・樹木を切る道具である斧と鉈。キャンプで使いたいため入手を考えているけれどその違いがよくわからないので選べないという方も少なくありません。
斧と鉈(ナタ)や最近では大きめのナイフでキャンプの焚き火に使うフェザースティック作りやバトニングをする人もいて更に迷うこともあるでしょう。そんな時は値段や大きさ・サイズなどを書き出し比較してみると、自分に合った道具が見えてきます。
使い道でどっちが便利か決めたい斧と鉈
斧と鉈は言ってしまえばどっちが便利か決めるまでもなくどちらも便利な刃物ですが、何に使うかという使い道によってはどっちが便利かは個々の意見も違ってきます。
斧と鉈キャンプで使うならどっちが便利か悩んだら、自分がそれらの刃物で何をしたいのか?まずはその使い道を考え、そこからそれぞれの使い方やメリットをチェックしていきましょう。
どっちが便利かを決める斧と鉈(ナタ)の違い
斧と鉈のどっちが便利かは使用目的と個人差があります。自分の目的や使いやすさを考慮して斧と鉈を選ぶには、それぞれの道具を正しく理解しいらないものを排除する必要がでてくるでしょう。どっちが便利か知るために、まずは斧と鉈の違いからご説明します。
斧と鉈の違い1.重さ
斧と鉈の大きな違いはその重さがあげられます。それぞれの細かい分類にもよりますが一般的に斧と鉈で重く作られているのは斧です。使用する方が女性だと斧だと重すぎて振れないということも。
どっちが便利かを考えたとき振れないのではお話になりませんので、自分の力を考慮して選ぶことでどっちが便利かが見えてくるでしょう。
斧と鉈の違い2.柄の形
斧と鉈の大きさは刃の長さもありますが、主にその持ち手である柄の形状でサイズも決まってきます。斧と鉈のどっちが便利かを柄の形で考えたとき、柄が長く作られている斧よりも鉈の方がより取り回ししやすく、持ち運びにも小型で使いやすく感じるでしょう。
一般的に斧は両手持ち鉈は片手持ち
片手で使えるようなコンパクトな手斧もありますが、一般的に斧は力を入れて使う道具なので両手で持つように柄の長さも長くがっしりと頑丈に作られています。それに反して鉈は片手で持ち使うことが多いので片手で握りやすいサイズで作られてるのが特長です。
斧と鉈の違い3.使い方
斧は木を伐採するのに適した道具
これは斧と鉈の重さやサイズ・柄の形すべてに共通していえることなのですが、斧と鉈の使い方は大切です。斧というと木こりの道具というイメージの方もいるでしょう。丸太のような大きな木を伐採する用に作られた道具が斧です。
そのために振り下ろす力を増すことが重要である程度の重さが必要となり、両手で力を入れて持つのに適した形となるよう柄も長くより頑丈に作られています。
鉈は斧で切った丸太を細かくするのに適した道具
一方鉈はというと主な使い道として枝の切り落としやカットされた丸太を切り分けて薪に使える大きさに切るなどの目的に適した道具として作られています。
木の幹を伐採するようなことがあれば斧が適していますし、すでにカットしてある木を細かく切り分け薪にするのであれば、どっちが使いやすく便利かというと鉈の方です。このように自分がどのような使い方をするのかによっても斧と鉈のどっちが便利かも変わってくるでしょう。
キャンプではどっちが便利?斧と鉈(ナタ)比較
斧と鉈の違いをご説明しましたが、具体的にキャンプに持っていき使用するのであれば斧と鉈はどっちが便利かということを具体的にご説明します。キャンプ場の環境にもよりますが、大勢の人が集まるキャンプ地であればどっちが便利かはほぼ決まってきてしまいます。
斧と鉈のどっちが便利1.持ち運び
大きな刃物は銃刀法違反で注意されることも
普段の生活ではめったにないことですが、大きな刃物を持ち歩いていると刃物所持で止められ持ち物を調べられたり、使用目的を根掘り葉掘り聞かれたりと斧と鉈の所持には面倒なこともあります。
刃体の長さが6センチメートルをこえる刃物については、「何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、これを携帯してはならない。」
持ち歩きにはどっちが便利?斧と鉈
家での保存や使用でなく、キャンプ場という場所へ所持したまま出かけるという場合には、斧と鉈どっちが便利かという前にその刃物が持ち歩いてもよいものかどうかを考える必要があるのです。
不用な注意を受けるのを避けるためには、斧と鉈という形だけでなくその刃物の大きさも考慮して選ぶ必要がでてきます。
キャンプ用に作られたものなら安心感アップ
幸いキャンプ用として携帯する目的で作られた刃物はこの法律をクリアするために柄の長さや刃渡りなど考慮され作られているため安心して使うことができます。
斧も手斧であれば鉈と同サイズ程度のものもたくさんありますので、刃物の種類を限定せず斧と鉈のサイズをまずチェックしましょう。
斧と鉈のどっちが便利2.安全性
斧と鉈どっちが便利かを考えたとき、キャンプ場という自分以外の人もたくさんいる状態での安全な使用という目的と、行動も考える必要がでてきます。
具体的にいうと振り回した刃物により他人を傷つけてしまう心配と、割った薪や木っ端が飛びまわりの人に危害を与える心配の大きく分けてふたつとなるでしょう。
パワー型の斧と控えめな威力の鉈どっちが便利
斧と鉈で考えたとき基本的に斧は重さもあり刃も厚く頑丈、振り下ろして硬い木材を割るため破壊力が高くこの危険性は高くなる傾向にあります。もちろん鉈でも大型のもので刃の厚みが厚くハンマーで叩いて使うようなタイプのものであれば斧と同様に考えてください。
どっちが便利かという観点だけであれば斧の方がパワーがあり便利ですが、周りへの安全性の配慮ではパワーを抑えた鉈の方が使いやすいでしょう。
斧も鉈もキャンプ場では振り回すのはNG
大きな斧を丸太に振り下ろしダイナミックにおこなう薪割りは一種のアウトドア生活でのロマンですが、実際でおこなうのは難しい行為。特に後ろに誰かがいる・子供が面白そうに周りに集まってきたなどという場合は、斧と鉈などどっちが便利に関わらず利用者が注意してください。
斧と鉈のどっちが便利3.使用頻度
キャンプ場で焚き火や調理などに使う薪づくり。落ちている枯れ枝を拾ったりキャンプ場で用意された薪を買ってきてそれをさらに細く割って使うことがほとんどです。
薪販売がないキャンプ場に出かける場合でも、公園や私有地であるためむやみに周りの木を切る行為は禁止されています。このことを考えると大きな斧は不用。どっちが便利か考えると鉈に軍配が上がります。
小型の鉈なら利用範囲もさらに広がる
斧に鉈程度のサイズの手斧・キャンプ用斧があるように鉈にもちび鉈ミニ鉈などナイフ程度の刃渡りサイズのコンパクトなものがあります。これらであれば、ナイフがないときの薪をバトニングする・燃えやすいようにフェザースティックを作るのにも利用しやすいく便利です。
バトニング・フェザースティックには片刃
鉈でのバトニングの話が出たところで少し脱線しますが、キャンプでこのような目的で鉈の入手を考えているならば、おすすめは片刃の鉈です。両刃は文字どおり両側を切っていく(どちらかというと割いていく)ため細かい作業には不向きで食い込みにも歪みが出てきます。
片方だけ刃になっている片刃であれば注意するのは刃の手前の厚みのみ。刃物初心者の方にも注意点が減って使いやすいため、どっちが便利か考えて片刃の鉈はおすすめです。
斧と鉈のどっちが便利4.使いやすさ
キャンプでどっちが便利かというと、片刃でサイズも小さめで軽い鉈がおすすめ。ちょっとしたブッシュクラフトや薪割りなど多様性があるためと取り回しの良さがポイントです。手斧も使えないわけではありませんが、どっちが便利と比較してしまうと使いやすさの面では鉈となります。
斧と鉈のどっちが便利5.ナイフという選択
斧と鉈というふたつで比較してきましたが、ナイフという選択肢もあります。アウトドア用の刃が厚いものであれば、バトニングもできますしもちろんフェザースティックを作るのにも便利。
斧と鉈どっちが便利かと考えるには自分のやりたい事を考慮して、どちらがいらないのかを考えてみるのもおすすめの比較方法です。斧と鉈にナイフも足せば、ブッシュクラフトなどよりも、自分が現地で作るという楽しさが加わります。
フェザースティックにはどっちが便利か
フェザースティックとは細くカットした薪にさらにフェザー(羽毛)のような切り込みをたくさん入れて燃えやすくするテクニックです。フェザースティック作りには片刃の刃物が適しているため一般的にはアウトドアナイフを利用しますが、小さなものであれば鉈でも可能。
斧はフェザースティックには不向きです。どっちが便利かを考えると圧倒的な鉈といえるでしょう。
バトニングにはどっちが便利?
バトニングはフェザースティックの前の薪を細かく割いていく作業と考えてください。主に斧と鉈がない場合にナイフでおこなう薪づくり作業をバトニングと呼びますがこれは手斧でも鉈でも同様のことができるため、どっちが便利かは使用する人の使い慣れた道具で。
コツはいきなり半分になど考えず、できるだけ鋭角になっている面を見つけてそこに刃を入れて上から叩いて割いていくと、刃こぼれしたりなかなか刃が入らないということを防げるでしょう。
使いやすく評判!キャンプにおすすめの斧と鉈3選
斧と鉈のどっちが便利かというのは個人の利用方法・銃刀法による持ち歩き・扱いやすさによって違いがあることがわかりました。
最後になりますがここではユニフレームやハスクバーナなど有名ブランドの評判のおすすめの刃物ご紹介します。自分の使い方を考慮した上でどっちが便利なのか選ぶヒントとしていただければ幸いです。
キャンプで使いたい評判の斧と鉈1.
ユニフレーム つるばみ鉈 684115
サイズ | 約350mm |
---|---|
重さ | 約500g |
定番サイズと形の鉈は1本持っているとキャンプだけでなく庭木の枝払いなどちょっとした木の切断に便利と評判です。ユニフレームのこのつるばみ鉈のよさはひとつひとつ手作りであること。
量産品と比べて価格は高くなりがちですが、製品の完成度は比較になりません。片刃なのでキャンプの薪割りのほかにご家庭での大きな庭木の枝払いなどにも使えます。
キャンプで使いたい評判の斧と鉈2.
ハスクバーナ 手斧 5976277-01
サイズ | 360mm |
---|---|
重さ | 600g |
斧と鉈の違いで柄の形や長さもありましたが、キャンプ用の手斧であれば鉈とほぼ同じくらいの長さのコンパクトな斧もあります。スウェーデンの有名な刃物メーカーであるハスクバーナは日本でもアウトドアを中心に評判のブランドです。
サイズが小さい分大きな丸太を切るのには適していませんが、キャンプで細かい薪を作るのであれば十分な切れ味と扱いやすさで、おすすめとなっています。
キャンプで使いたい評判の斧と鉈3.
ユニフレーム TSURUBAMI ちび鉈 684078
サイズ | 約185mm |
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重さ | 約290g |
斧と鉈どっちが便利か考えたときにちょっとした焚き火用の木を細かく割くバトニングや燃えやすいフェザースティックを作ることも考慮に入れているのであれば、取り回しがしやすい小型のちび鉈がおすすめです。
こちらは人気の高いユニフレーム製のちび鉈。さきほどご紹介したつるばみ鉈と比較しても小さく軽いものであることがおわかりいただけるでしょう。重い刃物を振るうのに力に自信のない方やナイフのような使い方も想定している方に向いています。
まとめ:斧と鉈どっちが便利か考える
斧と鉈のどっちが便利かは個人差がある
今回は斧と鉈のどっちが便利ということを踏まえてそれぞれの向いている作業やサイズ・重さ・安全性の面からどっちが便利かを解説してきました。
アウトドアで使用するなら斧と鉈だけでなくナイフという選択肢もプラスして、自分がやりたいことにはどんな刃物が向いているのか、法律面や安全性・持ち歩きやすさなども考慮して、自分のニーズに合ったものを選ぶのがどっちが便利か見えてくる近道です。
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