ゴルフ100切りのコツ
ゴルフを始めたばかりの初心者の方は目標と100切りといいますね。スコアアップの方法はゴルフスクールに通うのが早道ですが、独学でスコアアップを目指す方もいらっしゃるのではないでしょうか。
独学で100切りを目指す方は、練習場でボールを打つだけではスコアアップには結びつきません。100切りにはゴルフのスコアの仕組みとコースマネージメントの理解が必要です。ここでは初心者が100切りのためのコツを詳しくご紹介します。
1.ゴルフ場のスコア設定
多くのゴルフ場はパー72の設定になります。内訳はパー5とパー3が4ホール、残り10ホールがパー4です。どのホールもパットは2打の計算で、パー4の場合は2ショットと2パットになります。
ホールごとにハンディキャップが1から18まで設定されて数字が少ないほど難易度が高いホールです。一般的には距離の短いパー3のホールはハンディキャップが多なります。パー5のように距離の長いホールやハザードがある難しいホールがローハンデキャップホールです。
2.ゴルフ100切りスコアメイクの考え方
ゴルフ100切りを考える時に、パー72の場合27打余裕があります。ホールごとにボギーとダブルボギーを繰り返せばスコアは99になるということです。ゴルフをプレーする時にはパーやバーディを目指しますが、100切りを目指すのであればスコアメイクを考える必要があります。
ゴルフ100切りのための考え方としては、ゴルフ場が設定したハンデの多い9ホールをボギー、少ないホールをダブルボギー目標にプレーをするのがおすすめです。
ゴルフ100切りのコース戦略4選
ゴルフコースはパー3からパー5まであります。ゴルフ100切りを目指すコツはそれぞれのホールごとの戦略を立てることです。初めてプレーするコースではコースレイアウトとハンディキャップを参考にしてホールごとにどのように攻略するかを考えます。
ロングホールやショートホールでは攻略する考え方は異なりますのでホールごとにどのような戦略を立てることが必要です。ここでは100切りのためのコース戦略の考え方をご紹介します。
- ホールごとの戦略を決めよう
- ハザードは徹底的に避けよう
- パーオンしなくても寄せワンがある
1.ゴルフ100切りのコースマネージメント
18ホールのコースは長さが異なり、距離が短くてもドッグレックやハザードが近く難しいホールがあります。そのため1打ずつハザードにつかまらないように安全なポイントを確認して打たなければなりません。
コースマネージメントの考え方は、ホールごとに次の1打を打ちやすいところにボールを運ぶことです。簡単な方法は、ホールを反対のグリーン方面からイメージして、グリーンに近づくにはどのルートが簡単で安全かということを判断することになります。
2.ゴルフ100切りのパー4戦略
ゴルフ100切りでパー4の目標スコアは3オン2パットのボギーです。重要なのは2打目で、グリーン周りにバンカーや池がある場合は届かないクラブを選択しましょう。グリーン近くまで来れば3打目でオンさせるのは難しくはありません。
1打目がバンカーに入った時は、考え方を変えて短いクラブでフェアウェイに戻しても3打目は短いクラブも届く距離になります。パー4の考え方は目標が3オンなので2打目は無理をせず安全な所に打つことを心がけましょう。
3.ゴルフ100切りのパー3戦略
パー3はボギー狙いで100切りのためにはうまくすればパーで上がりたいホールですね。狙うところはピンがどこにあってもグリーンセンターです。考え方としてはバンカーと池などのハザードを徹底的に避ける必要があります。
グリーン周りに深いガードバンカーや距離がある池越えの場合は、届かないクラブ選択もありです。パー3でスコアを乱すと100切りが厳しいので、確実に100切りするためにハザードやバンカーを避けるクラブを選択しましょう。
4.ゴルフ100切りのパー5戦略
ゴルフ100切りで難関なのがパー5です。攻略のイメージはパー4と同じですが、打数が多くなる程正確なショットが必要なので、初心者がスコアを乱しやすくなります。失敗の原因の多くはフェアウェイウッドや長いアイアンのミスショットです。
パー5の目標は4オンか5オンなので、ティーショットに大きなミスがなければショートアイアン3打で十分グリーンに届きます。途中にミスショットがあれば無理をせず目標スコアを5オンか6オンに切り替えましょう。
ゴルフクラブセッティングのコツ5選
ゴルフクラブの本数は最大14本までと決められています。14本以内であればどのクラブを入れても問題ありません。基本的なパターンはウッドが3本、ユーティリティが2本、アイアンが8本とパターです。
ゴルフ初心者にはこのクラブセッティングが適していない場合があります。中級者でも3番ウッドなどは使う頻度が少なくミスショットも高いクラブです。初心者ならなおさらではないでしょうか。ここでは初心者が100切りのためのクラブセッティングをご紹介します。
- 3番ウッドは中級者でも難しい
- 後から得意クラブを購入しよう
1.ゴルフ100切りのドライバー選びのコツ
ゴルフクラブの中でもドライバーの進化はすさまじく、一部のプロ仕様のドライバー以外は初心者でも難しくはありません。ゴルフ100切りを目指す方がドライバーを選ぶコツとしてはロフト角が10度以上であればボールが簡単に上がります。
クラブによりフックフェースがありますが、初心者の場合はスライスが出やすいので打ちやすいですが、そのクラブに慣れるとなかなかスライスが治りません。長く使うのであればストレートフェースがおすすめです。
2.ゴルフ100切りのフェアウェイウッド選び方のコツ
ゴルフ100切りを目指す方にとりフェアウェイウッドが一番の難関です。原因はシャフトが長いのでジャストミートできる確率が少なく、ロフト角が少なくヘッドスピードがないとボールが上がりません。
語利府100切りを目指す初心者の場合は、ロフト角のある5番ウッド以上がおすすめです。5番ウッドは距離のあるショートホールで使用できます。2打目以降で7番や9番ウッドがあればアイアンとは異なり多少のミスショットでもボールが上がり距離がでるクラブです。
3.ゴルフ100切りのユーティリティクラブの選び方のコツ
ゴルフ100切りに重要なクラブがユーティリティクラブです。ユーティリティクラブはウッドやミドルアイアンの代わりに打てます。アイアンはきちっと打てればスピンが効いてグリーン上で止まりやすいですが初心者には難しいクラブです。
ユーティリティクラブはシャフトがそれほど長くなく、打ち方もアイアンと同じです。アイアンと大きく異なるのは、クラブのソールが長いので多少のダフリやトップでも簡単にボールが上がる優れものといえます。
4.ゴルフ100切りのアイアン選びのコツ
アイアンを購入する時には他のクラブとは異なり本数が多いので何本にするのか迷いますね。通常はセットで5番か6番アイアンからピッチングまで5~6本とウエッジが2本です。この時にシャフトがカーボンとスチールがありますがカーボンシャフトをおすすめします。
カーボンシャフトは軽いので初心者でも操作が簡単です。ウエッジは単品売りの場合にはスチールシャフトが多いので、セットでウエッジまでついているアイアンを選びましょう。
5.ゴルフ100切りのおすすめクラブセッティングのコツ
初心者におすすめのクラブセッティングはドライバーと5番ウッド、6番アイアンからウエッジとパターで10本です。さらに5番ウッドとアイアンの間にユーティリティの3番と4番を入れれば合計12本になります。
当初は12本でプレーをして、ラウンドを重ねてアイアンが得意であれば5番アイアン、苦手ならユーティリティを入れることができます。残りはウッドが正確に打てるようになれば3番ウッドか7番ウッドを入れましょう。
ゴルフ100切りの練習方法6選
ゴルフ100切りのためには、ラウンドだけでスコアアップは難しいので練習が必要です。練習場でもドライバーばかり打つは効果的な練習方法とはいえません。ラウンドをイメージしたクラブごとの練習が必要になります。
また、練習場はいろいろなタイプがあるので、スコアアップするために適した練習場を選ぶことが必要です。ここでは初心者がスコアアップして100切りするための練習方法をご紹介します。
- アプローチを重点的に練習しよう
- パターやバンカーの研修施設ある練習場を探そう
- 練習は飛距離より正確さが重要
1.ゴルフ100切りの練習場の選び方
ゴルフの練習場は距離の長い所や短い練習場があります。この中で初心者におすすめなのは距離の短い練習場です。理由は距離が長いとドライバーの練習が多くなり、距離を出すためにフォームも乱れてしまいます。距離の短い練習場なら力が入らずフォームを乱す心配はありません。
さらに、2階席を選べば目線が下がるのですくい打ちの防止にも効果的です。普段練習の機会の少ないバンカーやパターの施設が備わっていれば、100切りに効果的な練習ができます。
2.ゴルフ100切りのクラブ別練習配分
初心者がラウンド中に最も使用頻度の多いクラブは、パターを除けばウエッジです。100ヤード以上の距離の場合はグリーンに乗せることが難しいので使用頻度が増えます。ウエッジはフルスイングの場面が少なく、多くは距離に合わせたアプローチのハーフショットです。
ゴルフは、使用頻度の高いクラブの技術をアップさせることがスコアアップには重要です。アプローチは退屈な練習ですが、1打ずつラウンドをイメージしながら思った距離を打てるようにしましょう。
3.ゴルフ100切りのドライバーの練習方法
ゴルフを始めたばかりの方はドライバーのスライスに悩むのではないでしょうか。スライスの原因は、ゴルフのスイングは体が横の回転で、腕は縦回転という特殊なスイングなので体と腕が同じ回転ですとスライスになります。
この傾向は力が入るほど大きくなりますので、矯正するにはクラブフェースを目標方向に向けて、100ヤードほど軽く打つ練習です。徐々に距離を長くしてスライスが出た時には軽く打つ練習に戻りましょう。
4.ゴルフ100切りのウッド、ユーティリティクラブの練習方法
ゴルフは2打目をどこに打つかでスコアが大きく変わります。初心者で2打目の使用頻度が高いのがユーティリティクラブです。ユーティリティクラブはアイアンと同じスイング軌道で打てる設計になっています。
ユーティリティクラブの練習方法は、クラブの最下点をボールの5センチ先にイメージして7割くらいの力でスイングしましょう。練習場ではこの練習を繰り返してコースでは練習のスイングをイメージすれば難しいクラブではありません。
5.ゴルフ100切りのアイアンの練習方法
ゴルフのスコアアップのために重要なのがアプローチショットです。初心者はパーオンするのが難しいので100切りのためにはウエッジの上達が必要になります。練習方法は2通りで、1つ目は100ヤードから70ヤードまで10ヤードごとにフルショットで確実に打つ練習です。
もう一つは50ヤード以内を最もロフトのあるクラブで打つ練習で、10ヤード以内の練習が重要になります。ウエッジを得意クラブにすることでスコアアップが可能です。
6.ゴルフ100切りのバンカー練習方法
ゴルフ100切りを目指す多くの方の苦手なのはバンカーショットではないでしょうか。理由は芝生の上から打てないことと、練習の機会がないことですが練習場でバンカーの練習はできます。
練習場では、ゴルフ解説書の通りにクラブフェースを開き、早めのコックでアウトサイドから打ち下ろしてボールの5センチほどの手前のマットを打つイメージです。実際のバンカーショットより飛びますので、ラウンド中は練習場の半分ほどの飛距離をイメージしましょう。
ゴルフ100切りスコアメイクの考え方4選
ゴルフ100切りのためのスコアアップの考え方はご紹介しましたが、予定通りのスコアになることは余りありません。パットが1打で入る場合やボギーを計算していたホールでトリプルボギーの場合もあります。
スコアが悪い場合には、残りのホールで100切りのための考え方を変えなければなりません。また、トラブルの時に次の1打をどんなイメージで打つかがスコアアップにつながります。では100切りを目指すにはどのようなスコアメイクの考えを持つべきでしょうか。
- トラブルに遭った時は1打罰と考えよう
- トラブルの脱出は安全優先
- アプローチは落とし場所だけ考えよう
1.ゴルフ100切りのトラブル時の考え方
ラウンド中は何度かトラブルに遭う場合があります。この時にミスした1打を取り返そうと無理をしてスコアを乱すのは初心者だけではありません。トラブルの場合は1打や2打は罰金と考えて脱出するのが先決です。
残りのホールがあれば、挽回するチャンスはまだあるので安全に脱出する方法を考えましょう。脱出した後も無理なショットをせず、ご自身の技術でどこに狙えるのか冷静に判断することが100切りにつながります。
2.ゴルフ100切りのトラブル回避
パー4で1打目が思い通り打てた時に、2打目も同じように打てればパーチャンスですが注意は周りのハザードです。グルーン周りに池やバンカーがある場合はグリーンを狙わず安全な場所に打つ必要もあります。
バザードがあるグリーンを狙う時は練習場でほぼミスなく打てる場合のみです。練習場は平らなマットの上から打ちますが、コースは傾斜があり芝の上から打つ難しさがあります。正しく打てるのは練習場では100%でもコースでは70%位と考えましょう。
3.100切りのためグリーン周りの攻略
グリーンに向かって打ったショットでも初心者では思うようにオンすることは難しいですね。そのためグリーン周りからのアプローチショットの機会が多いのではないでしょうか。この時に重要なのはピンを見て打つことではありません。
グリーンの傾斜を見て転がり具合をイメージして落とすポイントを決めて打つだけです。普段の練習でアプローチに時間を費やしていれば、それほど難しいショットではありません。アプローチの技術を磨くことでスコアは格段にアップします。
4.100切りのためのパター攻略
ゴルフ100切りで最も重要なのはパターといえます。パターが難しく感じるのは小さいカップを狙って打つからで、50センチくらいに近づけようと思えばそれほど難しくはありません。グリーンの傾斜は高いところから低い所を見るとよくわかります。
また、ボールとピンを結んだ反対側から見るとボールの転がり方がイメージしやすいので、スロープレーや同伴者のプレーの邪魔にならないように確認しましょう。特にロングパットの場合はこの確認が重要です。
まとめ
ゴルフ100切りのためのコツをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。ゴルフは我慢のスポーツといわれます。スコアが悪くても、会心の1打があれば楽しいかもしれませんが、それではいつまでも100切りは望めません。
トーナメントプロでもラウンドで会心の当たりはそれほど多くないといわれます。日ごろの練習から、ご自身のレベルなら次はどんなショットを打てばスコアアップに繋がるかをイメージしてプレーすれば100切りは早くなります。
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