ダイワクレスト 2000
ダイワクレスト 2000S
ダイワクレスト2500S
ダイワクレスト2500
ダイワクレスト2500SーXH
ダイワクレスト3000
ダイワクレスト3000ーCXH
バス釣り初心者におすすめのダイワクレスト
バス釣りを行う際に必要なリールですが、非常に多くの種類があります。そのため、初心者の方の中にはどれを選べばよいのかわからないという方もいるでしょう。結論からいうと初心者の方におすすめのリールはスピニングリールと呼ばれるタイプです。
そんなスピニングリールの中にもさらに多くの種類があります。その中でも特に初心者におすすめのリールはダイワクレストと呼ばれるリールです。この記事ではそんなダイワクレストについて徹底解説します。
まずはベイトリールかスピニングリールか
近くの川、野池、湖などで手軽に楽しめてスポーツ性の高いバス釣り。その人気ゆえにさまざまなロッド、リールが溢れています。とくにリールはベイトリール、スピニングリールといったタイプも豊富なため、何を選べばいいのかわからなくなってしまう方も多いでしょう。
そんな方に最初の1機としておすすめなのがダイワクレスト。ダイワクレストはスピニングリールですが、まずはなぜスピニングリールがバス釣りの最初の1機として最適なのか説明します。
スピニングリールは扱いやすい
バス釣りに使うリールは主にダイワクレストタイプであるスピニングリールかベイトリールがあります。ベイトリールは重いルアーには向いていますが、バックラッシュ(リールの中でラインが飛び出し、絡まる現象)が多くどちらかというとプロ仕様。
特にラン&ガンを行う岸からの釣りの場合はルアーの種類に合わせてリール、ロッドを変えるために何種類もタックルを持ち歩く必要があります。そのため、扱えるルアーの種類が圧倒的に多いスピニングリールが初心者にはおすすめです。
ワームを使うにはスピニング
最近はベイトリールで軽いルアーをキャスティングする「ベイトフィネス」も流行っていますが、基本的に実用性よりも釣りのスタイルを重視した高等技術なので、軽いルアーを高い精度でキャストするにはスピニングが圧倒的に有利です。
特に人が多いフィールドのバスは擦れ切っており、ノーシンカーワームの出番が多いのも昨今のフィールド事情。ハイプレッシャーな釣り場ほどスピニングの登場率が高いでしょう。ダイワクレストは軽いルアーの操作にも長けています。
ベイトリールに比べてコスパがよい
ベイトリールは価格も比較的高価。高級品になると50,000円以上するものもあります。加えて、キャスティングにサミングという技術が必須です。習得に時間がかかるので最初にベイトリールを購入すると間違いなく後悔するでしょう。
対してスピニングリールは比較的安価なので最初の一機にぴったり。もちろん粗悪品には注意が必要ですがダイワクレストなら安心です。
高スペックのダイワクレスト
ベイトよりもスピニング!ということはご理解頂けたでしょうか?スピニングリールなら最小限の慣れで効率よく釣りをすることができます。
スピニングリールにはダイワクレスト以外にも膨大なメーカーや種類がありますが、ここからはその中でもダイワクレストが最初の一機に向いている理由を7つ説明したいと思います。
理由①巧妙な作り&高コスパ!
スピニングリールは構造がシンプルで、破格の値段で売られているものもあります。Amazonなどでは1,000円前後で販売している海外のメーカーも見かけますが、基本的に長持ちしません、最初のキャストで付け根がポッキリ折れてしまった、なんて粗悪品も存在します。
その点ダイワクレストは国産一流メーカー、ダイワが手掛けていますので耐久性も安心。ダイワクレストの実売価格は5,000~10,000円。安いタイプは悪いと思われがちですが、ダイワクレストなら高品質なリールを気軽に購入できます。
理由②複数の番手を購入するのもあり!
凡庸性抜群のダイワクレストですが、低番手から高番手までラインナップが非常に充実しています。
ハイプレッシャーなフィールドでノーシンカーワームメインの釣りには小型、流れのある川でのキャストには巻き上げ力のある高番手などその日のフィールドによって使い分けてみるとより快適にダイワクレストを使用することができるでしょう。
理由③他の釣りにも使用可能な汎用性
ルアーフィッシングをされる方の中でバスフィッシングしかしません、という方はほとんどいないでしょう。ダイワクレストなら渓流や管理釣り場でトラウト、ソルトでアジングやメバリング、エギングも可能です。
ブラックバスと共通するフィールド内でもブルーギル、雷魚、ナマズ等のターゲットをダイワクレストで狙うことができます。バスフィッシングに特化したマニアックなモデルよりもダイワクレストがお得なのは明白ですね。
理由④とにかく滑らか!スムーズなリトリーブ
リトリーブのハンドル操作の滑らかさはルアーアクションにとって重要な要素。スムーズにハンドルを回転させなければ精度の高い操作はできません。ダイワクレストの機能面については後述しますが、ダイワクレストはとにかく滑らか!ストレスなくルアーを躍らせることができます。
理由⑤ナイロンラインでもOK!
消耗品に高いコストを掛けることは避けたいものです。その最たるものがラインではないでしょうか。スピニングリールは構造上、糸ヨレを起こしやすいリールといえます。一般的なナイロンラインはその傾向が特に強いので、ベテランの釣り人はPEラインを使用しますがこれが非常に高価。
PEはナイロンの3倍以上の価格がする場合があります。ダイワクレストは独自機能でこの問題を解決しているのでナイロンでも問題なく使用できるのです。
理由⑥初心者こそ!トラブル防止機能搭載
高度な機能を搭載したダイワクレストは初心者には手出ししにくく感じますが、トラブルに時間を費やしてしまうのはもったいないですよね。経験が浅い方こそ、特にトラブル防止の機能は充実したダイワクレストを選ぶべきです。
詳しくは後述しますがダイワクレストにはライン切れや絡まるといったトラブルを防止するための機能が搭載されています。
軽くて強い!ダイワクレスト
2020年にクレスト20としてリニューアルしたダイワクレスト。手にしたときに最初に感じるのはその軽さ。コンセプトリニューアル時に「LT」light&Tough、即ち「軽くて強い」をテーマにこだわり抜いた、軽量化への執念を感じますね。
そんなダイワクレストの耐久性と軽さへのこだわりについてチェックしましょう。
40gの軽量化に成功
ダイワクレストはボディや各パーツの徹底的な軽量化を行い、2500番手では自重を40g軽量化することに成功。40gというと「そんなに変わらない」と思うかもしれませんがキャスティングの多いバスフィッシングで40gの違いは非常に大きいです。
ダイワクレストで手返しよく正確なキャストをできるだけ多く行うことが釣果に繋がります。
耐久性も抜群
ダイワクレストのボディにはなんと「リール専用」の強化プラスチックが使用されています。ラインを巻くスプールには剛性の高いアルミを使用。
一日中キャストを繰り返すバスフィッシングにとってダイワクレストの耐久性はとても重宝しますし、状況によってはロッドやリールを地面に置いたり障害物にぶつけたりしてしまうシチュエーションもあるでしょう。
軽さと耐久性を両立したダイワクレストであれば、ガンガン使うことができますね。
ダイワクレストに搭載された5つの機能
ダイワクレストには独自の最新技術が搭載されています。日本が誇る最新技術は釣り具にも生きているのです。少しマニアックなお話しになりますがここからがダイワクレストの神髄、5つの搭載機能について紹介します。
快適に釣りができるように考え抜かれた技術をチェックしておきましょう。
ダイワクレストの機能①オートマチックドラグシステム
魚が掛かった瞬間やファイト中にラインが切れないよう、力を逃がすためのシステムが「ドラグ」です。テンションが掛かった状態でラインが出ていく機能で、ダイワクレスト以外にも搭載されています。ダイワクレストは更に進化したATD。
魚がルアーに掛かかるアワセのタイミングに一番大きな力がかかるため、この瞬間に滑らかにラインが出ていきます。その後の魚の走る力に対してはじりじりとブレーキを掛けるように設計されている点がダイワクレスト独自の特殊技術です。
ダイワクレストの機能②ロングキャストアンチバックラッシュシステム
スピニングリールでもバックラッシュは発生します。バックラッシュの原因はキャストの際にラインが絡まりあってしまうこと。特に遠投(ロングキャスト)をした際に起こりがちですが、これを解消したのがダイワクレストに搭載されているLC-ABSです。
ダイワクレストはスプールに逆三角形型のテーパーを付けることによってバックラッシュの可能性が激減、ライントラブルに悩まされずにロングキャストも可能に。ダイワクレストなら余裕をもって釣りを楽しめます。
ダイワクレストの機能③ストッパーレスボディ
スピニングリールの多くにハンドルを逆回転するためのオン・オフストッパーが付いています。これはベイルを起こさずにラインを出すため。実はこれ、ルアーフィッシングではあまり使用しません。
そればかりか誤ってストッパーを外してラインが出てしまった結果、バックラッシュと同様にリール内で絡まるといったトラブルの元にもなっていました。ダイワクレストはこの機能を排除し、よりルアーフィッシングに使いやすいリールになっています。
ダイワクレストの機能④ツイストバスターⅡ
スピニングリールはキャスト時にラインの巻かれた方向に対して横方向にラインが回転しながら放出されるためラインがよじれてしまいます。よじれたラインはヨレて絡まりあいトラブルを起こします。特にナイロンラインはこの傾向が顕著です。
ダイワクレストのラインローラーにはテーパーが付いているため、ヨレに対して逆方向のねじれを起こして巻き取ることにより糸ヨレを解消する機能があります。ダイワクレストなら安価なナイロンラインも耐久性を維持できるため安心です。
ダイワクレストの機能⑤リアルインフィニットストッパー
経験者の中にはルアーをキャストし、リトリーブを開始する際にハンドルのガタつきを感じたことのある方もいるのではないでしょうか。これはリール内部で部品の間に「遊び」が生じているから。
ダイワクレストは特殊なクラッチを使用し、キャストからリトリーブへの移行をより滑らかに実現することが可能。魚のいるポイントにキャストできたらできるだけ早く、高い精度で動かすことがポイントになります。釣果にも直結するダイワクレストの機能と言えるでしょう。
バスフィッシングに適した番手は?
バス釣り用にはどのぐらいのサイズのリールが良いの?とお悩みの方も多いと思います。ここでは番手を選ぶポイントを見ていきましょう、番手の考え方はダイワクレスト以外のリールでも共通します。
番手が高いと大きくパワフル
番手が高くなればなるほどリールは大型に、自重は重くなっていくので、大物用、または遠投用のリールになっていくと考えられます。当然巻き上げる力も強いため、特に海での青物釣りなどのリールは非常に大型(5000番台!)のリールを使うことが多いです。
バス釣りには2000から3000の番手
バス釣りには海の浜辺からの釣りの様なロングキャストは必要ありません。近くのポイントを正確に打ち抜く精度が重要です。
そのためにはダイワクレストの中でも特に取り回しやすいサイズ、キャストに自重が影響しない軽さと、バスとファイトする巻き上げ力のバランスを考えて購入することが一番重要です。
ダイワクレストの番手でフィールドも決まる
ダイワクレストは全てで12種類をラインナップ。種類の充実が故にどの番手(サイズ)のダイワクレストを購入すればいいのかわからなくなりそうですが、前述のポイントをおさえて2000番台と3000番台のダイワクレストを紹介していきます。
近所の野池ならコンパクトな2000
ホームグランドの野池での気軽なバス釣りがメインであればコンパクトなダイワクレスト2000で問題無いでしょう。小型のスピニングリールを使用する際に気になるのが小さな口径に巻くことで起こりやすくなる糸ヨレです。
ダイワクレストの場合はそんな糸ヨレを前述のツイストバスターⅡが解消してくれます。アクセスしやすい野池は常にハイプレッシャーです。繊細なアクションで釣果をものにしましょう。
ダイワクレスト 2000
2000Sはシャロースプール
ダイワクレスト2000と同スペックながらスプールが浅いダイワクレスト2000S。スプールが浅いことでラインを巻く量が少量で済む設計になっています。
高価なPEを使用したい方は巻く量が節約できますし、小規模なフィールドがメインの方は扱いやすいでしょう。そのかわりロングキャストには向かないスペックです。
ダイワクレスト 2000S
手返しのよさとキャストの精度重視なら2500S
バス釣りは基本的にラン&ガン。歩いて魚のいるポイントを探し、そこにどれだけ多くのキャストを高い精度で繰り返せるかが釣果を左右すると言えるでしょう。バスフィッシング用としては比較的小型のサイズになるダイワクレスト2500S。
ダイワクレストは自重も軽いので取り回しが効き、キャスト、リトリーブ、キャストを速いテンポで繰り返すことに向いています。障害物の多い野池などで至近距離を攻める際に能力を発揮するでしょう。
ダイワクレスト2500S
汎用性なら2500
釣りのフィールドやシチュエーションが定まっていない方はダイワクレスト2500をお薦めします!サイズ感は2500Sと同様なので取り回しはしやすく、手返しもばっちり。一番の違いはラインを巻くスプールが深溝設計になっていること。
これによりラインを長く巻く事が可能なので、遠投の可能性があるフィールドでも広く使えます。また、その分太いラインを使用することも可能。ルアーフィッシングが初めて、という方はとりあえずこの2500で間違いなしです。
ダイワクレスト2500
川など流れのあるフィールドなら2500S-XH
ダイワクレスト2500にハイギア機能を搭載したモデルです。ハイギア即ち「リール1回転あたりの巻き取る量が多い」ということ。止水での釣りではあまり意識することが無いですが、川など流れのあるシチュエーションの場合に重要な要素です。
ルアーは基本的に引っ張られることで本来の動きをします。川の上流に投げ、下流に引いてくる場合は川の流れより早くリトリーブしなければルアーはアクションをしないのでハイギアであることで効率よく釣りができます。
ダイワクレスト2500SーXH
パワーで攻めるなら3000ーC
今回ご紹介する中では大型の3000番台。バスフィッシングには大きめですが徹底して自重を軽量化しているダイワクレストなのでそれほど重く感じることは無いでしょう。スピニングリールとしてはかなりパワフルです。
湖などロングキャストが必要なシチュエーションや、太いラインで障害物際を強引に攻めたい時に向いています。ベイトリールは使いたくない、使えないけどパワフルにいきたい!なんていう方はぜひ。
ダイワクレスト3000
ハイギアでさらにパワフルな3000ーCXH
ダイワクレスト3000-Cのハイギアバージョンで、ダイワクレストの中でもパワフルなタイプです。湖でのロングキャストやボートでボトムを狙う際など、比較的スケールの大きなフィールドで力を発揮するでしょう。
滑らかかつスピーディーな巻取りは河川での釣りにも適しています。大物のスモールマウスバスを流れの強い河川で狙いたい!という方は選択肢に入れても良いでしょう。
ダイワクレスト3000ーCXH
ダイワクレストでバスフィッシングを楽しもう
いかがでしたか?2500番手ならば1機でも快適にバス釣りが楽しめる高機能リール「ダイワクレスト」。自重を40g軽量化したことをはじめ、メーカーの最新機能を詰め込んだリールをリーズナブルに使えます。
耐久性も抜群で長く使えるダイワクレストは最初の一機としてはもちろん、ベテランになっても使い勝手のいい定番品となり得ます。まずはダイワクレストでバス釣りを始めてみてはいかがでしょうか。河川で、野池で、湖で。きっと快適な釣りを実現できますよ!
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