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【第2章】土木工事スタート!そしてまさかの難題に直面…【爆速!キャンプ場作り】

ダンディなミドルエイジライター・きのっぴんによる、「暮らし〜の」で好評な連載。今回はキャンプサイトを整理するべく、土木や水回りなどのインフラ工事をすることに。しかし、キャンプ場のオープンを左右する重大な問題も浮かび上がることに…乞うご期待。
更新: 2022年3月17日
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まずは土木工事がスタート!

こんにちは、ライターのきのっぴんです。いよいよ土木工事がスタートしました!梅雨時にもかかわらず、幸い雨もそこまで多くなかったので予定通り着工です。

工事が始まった日に現地に見に行ったのですが、仕事の速さにビックリ!

こちらが工事前の土地↓

ライター撮影

ものの数時間でこの通り!↓

ライター撮影

重機の力、恐るべし…。切り倒した木は赤松なので、よく燃えそう!焚き火用の薪として活用します!捨てるのはもったいないですからね、キャンプはサスティナブルな視点も大事です。

現場には電柱を立ててくれる街の電気屋さんにも現地調査に来てもらいました。既に立っている県道の電柱からキャンプ場まで電気を引っ張ってくるわけですが、これがなかなかの距離があります。

ライター撮影

電柱と電柱の間は大体25mぐらいの間隔で立てるということで、希望する位置まで立ててもらうと、トータルで8〜10本ぐらいの電柱が必要になるとのこと…。電柱1本いくらするのか知りませんが、低くみても1本10万以上はするはず。これはかなりの出費になるなぁと地味に凹みました…。

とはいえ電気はとても必要なもの。

将来サイトを拡張していきたいとも思っているので、ケチって少ない本数で引っ張ってまた立てるよりも一度で作業してもらった方が安上がり。この出費は仕方がないかなと思うようにしました…。

土木工事 第一弾がほぼ完了

翌週連絡があり、土木工事第一弾が終了したということ。早速現地に見に行ってきました!

「おーーーーー!!!」思わず声が出ちゃいました!

ライター撮影

これ、すごくないですか?砕石を敷くと一気に実感が湧いてきますね!!

別のテント区画の写真もビフォーアフターで並べてみます。

Before↓

ライター撮影

After↓

ライター撮影

「なんということでしょう。」工事期間は1週間程度。

プロの力は凄いです!!

この後は数日放置して、雨を降らせて砕石の細かい砂を土と馴染ませてから地固めをするんだとか。工事現場で使うような、「ガガガガガッ」っていう圧をかける機械で路盤を固めていくことでサイトが完成します!

浄化槽の埋め込みもやってもらえるので、早急に配置を考えていかないとですね!

なかなかの絶景です!↓

ライター撮影

ここまで極めて順調だったのですが大問題が発生しました・・・

大問題に直面…?

まさか電気が…。

ある日、街の電気工事屋さんより一通のメールが届きました。

ライター作成

「えええええーーー!!!」

電気を通せるようになるまで4ヶ月って…。

詳しく話を聞いてみると、電力会社さんへ工事の申請をしてから電力会社さんが現地の調査・設計・土地所有者の許可など、いろいろと作業が必要らし、最短でもそのぐらいかかるということみたいです。いくら土木工事が終わっても、電気が通ってなければ何もできません。

このままだと目標2ヶ月という爆速オープン計画があっという間にパーに…。とりあえず申込番号をもらったので、ダメ元で電力会社に直談判することにします。

そして水の問題も…。

出典:snapmart

そして次の問題は「水」です。

水道が通っていないので井戸を掘る必要があるのですが、キャンプ場は山の中腹なのでけっこうな深さまで掘らないと水に辿り着けない可能性が出てきました。井戸屋さん数社に見積もりに来てもらいましたが、各社共通していたのは100メートルぐらい掘れば出てくるかも、とのこと。

井戸を掘る際、100%水が出る保証はないみたいで出る出ないに関わらずお金は支払わなければならないとのことなので、ある意味ギャンブルみたいな感覚です。掘る深さで価格も変わってくるので、100メートル掘ったらとんでもない金額になっちゃいます…。

水は上から下には流しやすいので本当は一番高い場所に井戸を掘りたかったのですが、少しでもコストを抑えたいので、井戸の場所を少し下の方に設置することにしました。一発で水脈に当たってくれることを祈ります。

レイアウトを模索する

ある程度キャンプ場の切り開きができてきたので、ここから本格的に配置を考えていきます。大きく分けると考えることは3つ。

①本部の位置を考える

出典:snapmart

本などでも読みましたが、本部(管理棟)はキャンプ場の顔とも言える存在。

ログハウスなどで素敵な管理棟を作りたいところですが、本格的な管理棟を建設するとなると莫大な時間とコストがかかり、爆速でキャンプ場をオープンさせるのは無理になってしまいます…。

そこで私が取った方法は、まずは最低限な業務ができればOKな管理棟。
つまりプレハブ小屋です。

出典:https://www.nagawa.co.jp

プレハブ小屋は工事現場などでも活用されていますが、とにかくすぐ設置できて、撤去も簡単。見た目は貧相かもしれませんが、爆速でオープンするならこの方法しかありませんでした。

中古だと安く購入することもできるので、まずはプレハブでシーズンを乗り越えて、順調だったらシーズンオフに管理棟を建てるのが時間の使い方としてもいいのかなと思ってます。買った土地の中で一番入り口に近い場所にプレハブ小屋を設置することにしました

②土地に合わせてサイト区画を考える

ライター撮影

土地を切り開いた後に感じたのが意外と区画数があまり作れないかも、という点。オートキャンプ場なので車がサイト内に入れる導線を確保することを考えると、むやみやたらと区画を作ることができないなと気づきました。キャンプ場の収支はサイト数に大きく依存するんですよね。

とはいえ、個人的にもキツキツなスペースでキャンプしたくないのである程度ゆったりしたスペースを確保する方向で何区画作れるか測量して考えてみます。

③水回り設備のレイアウトを考える

出典:snapmart

正直な話、これが一番悩むかもしれません。お客さんの導線を考えることはもちろんなのですが、それよりも浄化槽の位置が大きく左右するからです。浄化槽とは簡単に言うと「ミニ下水処理場」水道が通っていないので当然下水もないわけで、キャンプ場で出た排水を処理する装置を設置しなければなりません。

この浄化槽に流れるように下水を設定しないといけないので、水回りを浄化槽の一角に集めざるを得ませんでした。

今回のまとめ

見晴らしも良くてとてもいい場所です!↓

ライター撮影

工事は着々と進行していますが、いざ作り始めてから気付くことがとても多かったです。とりあえず電気が来ないことにはオープンできないので、少しでも早く電気を通してもらえるよう働きかけていきます!

これからまだまだ難題に直面すると思いますが、素人なりに考えて乗り越えていきますので次回の更新を楽しみにお待ちください。

To be continued…

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