ビクセン 高度計 アナログ
エンペックス/アルティ・マックス4500
エバートラスト/高度計
ラドウェザー/センサーマスター4
カシオ/プロトレック ソーラー
セイコー/アルピニスト(SBEB031)
スント/スポーツリストHR_BARO
ラドウェザー/デジタルアウトドア時計
高度計とは
高度計とは「その場所の高度を計測するための機器」と定義されます。主に登山を中心としたアウトドアで用いられ特に登山では地形図・コンパスとセットで高度計を携帯して活用するのが便利なため登山の定番です。
高度計で現在地点の高度を確認し地形図と照らし合わせれば、地形図の等高線上から全体的に山のどの位置にいるのかを把握できます。現在地を知り登山の進捗状況が知れれば、心理的な負担軽減や効率的なペース配分にもつながりますね。
高度計のタイプとは
高度計のタイプには大きく分けて「アナログ」「デジタル」の2タイプがあり、デジタルタイプには手での携帯に適したサイズに収まる高度計もあれば、腕時計タイプとして常に身に着けていられるものもあります。
また防水機能を備えたタイプからソーラー充電可能なタイプ、「コンパス機能」「登山履歴の記録機能」を搭載したタイプなど充実した付属機能を備える高度計も登場してます。理想の登山スタイルや目的に最適なタイプを選びましょう。
高度計を使った計測方法・仕組みとは
高度計の利用に際して「どういう仕組みで高度を測定しているのか」などと計測方法に興味を持つ方もおられることでしょう。気圧計はどのような仕組みで高度を測定しているのでしょうか。
基本的に登山などのアウトドアレジャーで用いられるサイズの高度計は、「気圧高度計」に分類されます。気圧高度計は大気圧を検知し高度を算出する仕組み。高度が上がると気圧が減るという原理を利用するため高度計には気圧センサーが内蔵されてます。
高度計の選び方
販売サイトを覗いてみると、登山のイメージに合ったレトロなアナログタイプから登高スピードを測定したり、手首に装着して心拍数を測定するなど便利な機能を備えたハイテクなデジタル式まで、さまざまなタイプの高度計がラインナップされていますね。
長期的な使用を想定の場合には、寿命に関わる防水性の有無などもチェックポイントになりますね。ご自身に最適な高度計を手にするための、おすすめの選び方を紹介いたします。
アナログかデジタルで選ぶ方法
高度計の表示タイプとして「アナログ」「デジタル」どちらを選ぶかについては、外観のデザイン性を含めご自身の好みで決められるのが一番だと思います。一般には一目で高度を把握するのに便利となるデジタルタイプの方が人気なようですね。
ただしアナログタイプにも測定精度の信憑性が高かったり、バッテリー切れを気にする必要がないというメリットもあります。それぞれのメリットデメリットを比較検討した上で選んでみましょう!
使い勝手で選ぶ方法
登山中は高度が上がるにつれ疲労や息苦しさからストレスが蓄積していくもの。そのため高度計などの機器を使用する際できるだけストレスが少なく使い勝手のよいものを選ぶのもポイントです。
例えば腕時計タイプの高度計であればカバンの中から探して取り出すという動作を省け、ストレスを低減できますね。登山以外でも電池交換・廃棄の手間や充電が煩わしいという方であれば、それらの必要がないアナログタイプから選ぶ方法もおすすめです。
付属機能で選ぶ方法
最新デジタル式高度計には高度計測機能の他に「GPS機能」、「コンパス機能」など便利な付属機能が充実しているものが登場してます。突然の雨にも安心な防水機能を備えたものや、充電の必要がないソーラー充電機能を備えるタイプであれば長期間での使用を想定すればリーズナブルな買い物になり人気に。
また人気となる心拍数を測定する付属機能付きの高度計であれば日常での使用にも便利です。購入すれば健康促進への一歩を踏み出せますね。
携帯型高度計のおすすめ4選
ここまで、「高度計の特徴」、「仕組み」、「おすすめの選び方」について解説してきました。ここから上述のポイントを踏まえ、主要販売サイト上にある高度計の中から「精度」、「便利さ」、「防水性などの耐久性」に主眼を置いて厳選したおすすめ品をカテゴリー別に紹介していきます。
まずはリュックの中や車内に携帯できるタイプからおすすめアイテム4選をラインナップしていきますので、購入選定の際のご参考にしてください。
①ビクセン/高度計AL
ビクセン 高度計 アナログ
サイズ | 直径60×厚さ25mm |
---|---|
重量 | 50g |
材質 | ABS樹脂 |
計測範囲 | 0~5000m |
最小目盛り | 20m |
測定方式 | アネロイドタイプ |
付属品 | 携帯用ソフトケース |
表示内容 | 高度・気圧・天気センサー |
コンパクトなサイズが人気の高度計AL。アナログ式の代表格と言っても過言でない高度計ALは測定精度が想定以上と不動の人気を誇ります。
アナログ表示ならではの針による高度変化の過程を確認する楽しみも人気に。シンプルなアナログ式にこだわりをお持ちの方にはこれ一択と言ってもよいものです。誤差防止のため標高自明ポイントで都度校正の必要がありますが裏側の便利なサイズの調節ネジにより簡単に行えます。防水なのもポイントです。
②エンペックス/アルティ・マックス4500
エンペックス/アルティ・マックス4500
サイズ | 高さ65×幅68×厚み25mm |
---|---|
重量 | 65g |
材質 | ABS樹脂 |
計測範囲 | 0~4500m |
最小目盛り | 50m |
使用温度範囲 | -30°~+80° |
豊富な生産実績のあるエンペックスから発売のアナログ式高度計アルティ・マックス4500です。高度計老舗メーカーのエンペックス生産のため、測定精度・品質・防水性は折り紙つき。
薄型サイズのためカバンに入れても嵩張らず携帯性良好な点が人気です。標高自明ポイントで校正する際は背面マイナスネジで簡単に校正可能。裏に適度なサイズのテープが付属しており車内に取り付ければドライブ登山がより楽しくなると人気です。
③エバートラスト/高度計
エバートラスト/高度計
サイズ | 幅72×高さ105×厚み40mm |
---|---|
重量 | 120g |
材質 | ABS樹脂、ガラス、アセチ |
計測範囲 | 0~5000m |
高度計最小目盛り | 20m |
温度計計測範囲 | -20℃~+70℃ |
エバートラストから発売のトラベルエイド_6-in-1。温度計とコンパスが一体となっている点が特徴の携帯型高度計になります。アナログ式の割には多少値が張りますが、「気圧計」「コンパス」としても使用でき便利なサイズ感にもなる点を考慮するとリーズナブルな商品ですね。
またエバートラストは高度計・温度計・コンパスにおける専門メーカーとして長年にわたる実績と信頼、人気を誇り、計測精度は群を抜いております。
④ラドウェザー/センサーマスター4
ラドウェザー/センサーマスター4
サイズ | 縦56×44×23mm |
---|---|
重量 | 50g |
表示タイプ | デジタル |
駆動方式 | 電池式 |
防水性能 | あり |
カレンダー機能 | あり |
電池残量低下アイコン表示 | あり |
アメリカ人気ブランド「ラドウェザー」から発売のセンサーマスター4。一目で数字がわかるデジタル高度計でクリアな画面を特徴とします。数字も大きなサイズで表示されるため霧の中でも視認性抜群。防水性なのも嬉しいです。
8色のバリエーションがあり身に付ければファッションポイントにも。温湿度・天気・時間など6つの機能搭載のハイテク高度計となり機能性の割にリーズナブルと人気です。登山だけでなく日常用にも便利ですね。
腕時計型高度計のおすすめ4選
高度計には腕時計タイプの商品も多数ラインナップされてます。腕時計タイプであれば常時身に着けていられるため、高度の確認もスムーズに行えるのが利点です。安心の防水機能も。
近年スマートウオッチを初めとしたウェアラブル端末が流行してますが、時代の流れに乗ってウエアラブルタイプから選ぶのもおすすめです。ウエアラブル端末ならではの心拍数計測やソーラー充電機能などといった魅力的で便利な機能も。腕時計タイプの高度計を紹介します。
①カシオ/プロトレック ソーラー
カシオ/プロトレック ソーラー
材質 | 樹脂、ガラス |
---|---|
幅 | 52mm |
厚み | 14mm |
バンド長 | 150~220mm |
重量 | 66g |
防水機能 | 10気圧防水 |
付属機能 | ソーラー充電、温度・方位計測、LEDライト |
カシオから発売のプロトレックソーラー。方位・気圧・温度などを計測するトリプルセンサを搭載を特徴とする腕時計式高度計です。また太陽光を動電力に変えるソーラー充電機能や防水機能が搭載される点も嬉しいですね。
プロトレックはアウトドアギアとして登山・カヤック・ランニングを始めとした各種アクティビティの支援をモットーにしたブランドのため身に付ければ、さまざまな形でアウトドアライフの充実度を高めてくれると評判です。
②セイコー/アルピニスト(SBEB031)
セイコー/アルピニスト(SBEB031)
サイズ | 52×45×13mm |
---|---|
重量 | 53g |
防水機能 | 10気圧防水 |
付属機能 | 湿度・方位計測、ソーラー充電、ストップウオッチ |
バンド材質 | ポリウレタン |
駆動方式 | ソーラー |
セイコーから発売のアルピニスト(SBEB031)。登山等のアウトドア向けデジタルウオッチでアウトドアレジャーをサポートする多数の便利機能が搭載されてます。
冒険家の監修により機能性・デザイン性・サイズ感ともに登山等のアウトドアに最適なものに仕上げられ一定以上の支持が。見方を切り替えるためのボタン操作はやさしいタッチで行える仕組みとなり、細かいところまで配慮を行き届かせるセイコーの社風が反映されています。
③スント/スポーツリストHR_BARO
スント/スポーツリストHR_BARO
サイズ | 50×50×17mm |
---|---|
重量 | 75g |
付属品 | USBケーブル、クイックガイド |
防水機能 | 10気圧防水 |
付属機能 | 心拍計測、消費カロリー測定、移動速度計測など |
駆動方法・仕組み | 専用バッテリー(USB充電) |
スントから発売のスポーツリストHR BARO。防水性で80種類以上のアウトドアレジャーに対応した機能・仕組み・サイズ感を備えたハイテクウオッチです。
高度計としての使用にも、申し分なく想定以上に誤差の少ない精度との口コミが多数。コンパス機能や目的地までのナビゲーション機能も充実し登山時の頼もしいガイドになりますね。またスマホと連携することで活用方法が倍増し贅沢すぎるアウトドアウオッチとも言えます。
④ラドウェザー/デジタルアウトドア時計
ラドウェザー/デジタルアウトドア時計
サイズ | 45×45×15mm |
---|---|
ベルト幅 | 23m |
重量 | 65g |
材質 | 樹脂、ステンレス、ミネラルガラス、ポリウレタン |
防水機能 | 10気圧防水 |
付属機能 | 温度計、天気予測、コンパス、移動距離計測など |
駆動方式・仕組み | 電池式 |
ラドウエザーから販売の防水式デジタルアウトドア時計です。高度計機能の他にも移動速度、登山ログ記録、コンパス機能などアウトドアを快適にする仕組みが満載。同機能を備える腕時計型高度計と比べ安価を誇りながらも品質に遜色ないと評判です。
ハイテク高度計を求めながらも値段で諦めた方が最後に辿りつくアイテムとしておすすめできます。8つのカラーバリエーションが用意されサイズ感も良好なためおしゃれポイントにもなりますね。
スマホアプリにも高精度なアプリが登場
便利なスマホアプリが多数普及してきている昨今、高度計の役割を担うものも登場してきております。その流れを受け、登山家たちの間でもスマホに高度計・地図アプリを入れて高度計として活用するのが流行りに。
日頃慣れ親しんでいるスマホをそのまま高度計として使えるのは大きなメリットになりますね。近年ではスマホアプリの高度計をメインにして一般の高度計を保険として持参する人もいるほどアプリ高度計が主流となってきております。
アプリ高度計のメリット
そんなアプリ高度計のメリットとしては以下のものが挙げられます。
①ほとんどのアプリにおいて無料で利用できる |
②扱いに慣れたスマホのため操作・見方にも困りにくい |
③地図アプリなどと併用すればスマホ一台で楽しみの幅が拡がる |
④年々、標高測定の精度が上がっており、一般の高度計より高精度になるケースもあり |
⑤防水にもなる |
多くの高度計において数千円の出費が必要になる点を考慮すると無料で利用できる点が最大のメリットですね。
アプリ高度計のデメリット
一方、アプリ高度計のデメリットとしては以下のものが挙げられます。
①アプリによってはバッテリーを多く消費し、利用時間が限定される。 |
②標高は多くの場合、GPS信号を利用して計測する仕組みのため誤差が多少ある。 |
③通信状態により精度が影響されるケースがある。 |
これらのデメリットを解消しようと多くのアプリにて改善が図られていますが、全体的に上記のデメリットが存在することを念頭に置いておきましょう。
①おすすめアプリ「ジオグラフィカ」
おすすめ高度計アプリとして最初に挙げられるのはジオグラフィカ。登山での使用に特化した山岳ナビゲーションアプリです。地道なフィールドテストによって開発されたアプリのため高精度な計測のみならず登山アクティビティをサポートするさまざまな機能が充実。
地図の見方も明瞭で紙の地図では見方が難しいという人もナビ音声とともに快適に地図読みを楽しめます。また地図はダウンロードしてしまえばネットワークOFFでも閲覧可能です。
②おすすめアプリ「正確な高度計」
続いて、おすすめの高度計アプリとして挙げられるのは「正確な高度計」。高度計に特化したアプリのため煩わしい機能がなくシンプルな見方ができるものをお求めの人におすすめの高度計アプリです。
GPS衛星三角形分割を使用していることを特徴としており、誤差の少ない高度測定ができたと口コミで評判に。オフラインでは、多少誤差が出るものの大まかな標高を図るのに申し分ありません。オンラインにて使用すれば高精度な高度計になります。
③おすすめアプリ「バロメーターPlus」
最後におすすめの高度計アプリとして挙げられるのは「バロメーターPlus」です。画面表示は一般の高度計装置をイメージしたデザインなので愛着があると評判となっています。
ウィジェット表示機能が搭載されていることを特徴としており、わざわざアプリを開かずに高度を確認することができる仕組みとなっているためストレスなく活用できますね。また高度計アプリにめずらしく海外でも表示に対応する仕組みなのも嬉しいです。
高度計で登山の適切なペース配分を!
高度計の仕組みや特徴、おすすめ品を紹介してきました。高度計にはシンプルなものから魅力的な付属機能を備えたものまで多くのバリエーションがありますが、目指す山のタイプや好み・他のアイテムとのバランス、サイズ感などを考慮して選んでみましょう。
標高をきちんとした見方で把握できることはペース配分であったり、遭難などの危険を回避するために重要になります。登山を安全・快適なものにするためにも高度計を一つ手にしましょう。
更なる登山グッズが気になる方はこちらもチェック!
当サイトでは本記事「【誤差が少ない】高度計の人気11選!計測方法や、高精度のスマホアプリもご紹介!」の他にも登山をより豊かなライフワークとしてサポートしてくれるグッズについて扱った記事を多数掲載しております。是非、魅力的な登山グッズを揃えることを検討している方は参考にしてみてください。
くらしーのでは、これからもアウトドアアクティビティをより快適・安全にするための情報を発信し続けていきます!

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