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スポーツ観戦におすすめのテレビ9選!迫力ある映像を大画面で楽しめるモデルはこれ!

スポーツ観戦を家にいながら存分に楽しむためのテレビをご紹介!高額なハイスペック有機ELテレビから、高コストパフォーマンスの大画面液晶まで、クラスに分けて幅広く紹介しています。スポーツ観戦を重視するテレビ選びの参考にしていただければと思います。
更新: 2022年11月24日
秋山うるし
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

スポーツ観戦に向いているテレビの選び方

スマートフォンの普及で、1人1つのモニターが当たり前の時代になりました。しかし、スポーツ観戦をするなら大画面で楽しみたい方も多いはず。スポーツのビッグイベントを、迫力の映像、臨場感たっぷりの音で楽しみたい方に向けた、スポーツ観戦におすすめのテレビをご紹介します。

スポーツ観戦に必要な性能を見極めてテレビを選ぼう

Photo byAlehandra13

おすすめのテレビを紹介する前に、スポーツをテレビ観戦するうえでおすすめの機能を紹介します。その機能が必要な理由を知っていただくことで、その後ご紹介するテレビが何故スポーツ観戦におすすめなのか、より解っていただけるはずです。

そして自分に必要な機能なのかどうかを見極めていただくことで、スポーツ観戦に最適なテレビ選びのお手伝いができればと思います。

スポーツ観戦の大敵、残像問題

まず初めに、液晶や有機ELテレビは絶対に残像が出てしまうものです。これは昔のテレビのようにコマとコマの間で画が消えている(真っ黒になる)ことがない表示方法だからです。この表示方法だと、人間の目の特性で前の画面が残像として脳裏に残ってしまいます。

この残像を軽減させるのが倍速機能です。倍速機能は映像のコマとコマの間に、AIが作り出した中間のコマを入れることで、脳裏の残像を画面に映っている画に近づけます。

倍速機能を使ったスポーツモードで快適に観戦する

画像:筆者作成

スポーツ観戦では選手の素早い動きを追うことになります。素早い動きはコマとコマの画の差が大きくなりますので、残像がより気になる映像になってしまうでしょう。倍速機能を使って残像の影響を軽減させて観戦したいところですね。

テレビに搭載されているスポーツモードは、倍速機能をオンにして残像を軽減させていることがほとんどです。倍速機能がないテレビのスポーツモードは、残像軽減の効果は少ないので注意して選びましょう。

スポーツの熱狂を現地観戦さながらに感じる立体音響

テレビでのスポーツ観戦において高画質な映像はもちろん重要ですが、現地観戦のような臨場感はいい音があってこそです。立体音響は左右の音だけでなく、上下の音も再現します。

選手たちの運動で起きる迫力ある音、観衆の応援する声や拍手など、音に包まれることで自分がスタジアムで観戦しているような臨場感を得られるでしょう。

立体音響に対応しているかどうかは、スポーツ観戦を重視するうえで重要なポイントになります。

4K放送を受信するためのBS4Kチューナー

4Kテレビであっても4Kの映像を受信するためのBS4Kチューナーがなければ、4K放送は見られません。もちろん各種映像配信サービスが見られるテレビで4K映像を見たり、再生機でUHDBDの映画を楽しむことはできます。

しかし例えばBS4Kで放送しているスポーツ中継などは観戦することができません。4Kチューナーは最近発売された4Kテレビなら殆ど内蔵していますが、なければ別売りのチューナーが必要です。

液晶テレビと有機ELテレビは何が違うの?

有機ELテレビって最近よく聞くけど、液晶テレビと何が違うの?なんて疑問を持つかたも多いと思います。有機ELテレビの方がスポーツ観戦には向いているのですが、それはどうしてでしょう?

もっとも大きな違いは、有機ELテレビは素子が自分で光っていて、液晶テレビは素子の後ろからバックライトで光を当てていることです。

バックライトを使わない利点があるの?

液晶テレビでは、素子の後ろからLEDなどのバックライトで光を当てているため、黒の映像であっても少し光が漏れてしまっていました。そのため暗い部屋で見ていると黒がグレーに見えてしまうことがあるのです。

有機ELでは、素子が自分で発光するため、黒の部分は光らせず、色の明るさに合わせて光らせることができます。バックライトがいらないため、液晶テレビより薄く画質もよくなりました。

残像が少なくスポーツ観戦に強い有機EL

Photo byMarco_Pomella

有機ELテレビは液晶テレビよりも残像が少ないので、動きの激しい映像に強く、スポーツ観戦をはじめ殆どすべての場面で有利です。アクション映画の迫力あるシーンも、液晶テレビより残像が少ない映像を楽しめますし、重厚で暗く繊細なシーンも黒の表現に長けた有機ELがよいでしょう。

ただし、有機ELテレビはまだ高価ですし、消費電力も液晶テレビより大きいです。安く大画面でスポーツ観戦したい方には液晶テレビがよいでしょう。

なぜ有機ELテレビは残像が少ないのか?

残像感の原因は2種類存在します。ひとつは脳裏に刻まれた前のコマの残像が残ることです。これは液晶テレビと有機ELテレビの表示方法がホールド形式で共通なので、どちらでも発生します。

もうひとつは画像の切り替え速度の問題です。液晶ではコマの切り替えに時間がかかるので、その間に画像がボヤけてしまい残像感につながっています。しかし有機ELテレビは画像の切り替えが一瞬で、その早さは液晶テレビの1/100と超高速です。

コストパフォーマンスに優れた液晶テレビ


液晶テレビは画質では一歩有機ELテレビに劣りますが、価格では圧倒しています。65インチクラスでも10万円をきる価格の4K放送対応液晶テレビが人気で、50インチクラスで20万円を超えるような有機ELテレビに、コストパフォーマンスで大差をつけているのが現状です。

残像感や画質に少々差があっても、大画面でのスポーツ観戦を重視したい方には、高コストパフォーマンスの液晶テレビが、まだまだ強力な選択肢になります。

スポーツ観戦におすすめの有機ELテレビ3選

ここからは機能も性能も共に最高レベル、スポーツ観戦に必要な性能を全て持ったテレビを3台紹介します。すべて高価な有機ELテレビとなってしまいますが、高いお金を払ってでも動きに強い有機ELで、迫力あるスポーツ観戦を楽しみたい方におすすめの3台となっています。

立体音響を備えたパナソニック『VIERA TH- JZ1000シリーズ』

テレビのスピーカーというレベルを超えた立体音響を備えているのが、パナソニックの『VIERA TH- JZ1000シリーズ』です。誰もが知っている人気の国内メーカーですが、その音響技術には驚かされます。

Auto AI音質を備えたモデルで、現地観戦さながらの迫力と臨場感です。BS4kチューナーを2つ備えているので、4k放送の2番組同時録画もできます。

きらびやかで美しい映像と便利な機能

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映像も素晴らしく、有機ELの4K映像は、ハイコントラストできらびやかな映像です。スポーツモードは、倍速機能による滑らかな映像はもちろん、音響でも広いスタジアムで観戦しているような臨場感があります。

スポーツ専門配信サービスのDAZNをはじめ、映画やドラマを見るのに便利な、Netflixやアマゾン・プライムなど人気の映像配信サービスにも対応可能です。映像はもちろん音の迫力や臨場感にもこだわる方におすすめします。

SONYブラビアの集大成『BRAVIA XRJ-A90Jシリーズ』

派手なだけの高画質から前進し、自然な色の再現に取り組んだのが、SONYの有機ELフラグシップモデル『BRAVIA XRJ-A90Jシリーズ』。国内メーカーの確かな技術力と、卓越したデザインセンスを兼ね備えた人気のモデルです。

あらゆるポイントが高性能なブラビアA90Jですが、録画機能も素晴らしく、4Kチューナーを3つ備えているので、BS4k放送の2番組録画をしながら、別の4K放送を視聴することができます。

画面から音が鳴る音響と動画配信サービス

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ブラビアは、音に関しても人間が自然に感じるように、画面そのものを振動させ、画面の中から音がするような自然な臨場感を産み出します。まるで画面の中の登場人物の口から声が出ているのでは?と錯覚してしまうかもしれません。

倍速機能もあり、スポーツ観戦を楽しめるDAZNをはじめ、人気の動画配信サービスには殆ど対応しています。リモコンを画面に向けなくとも操作ができる、Bluetooth対応リモコンも便利ですね。

有機ELといえばLGエレクトロニクス『OLED G1 PJAシリーズ』

最初に大型有機ELテレビの製品化に成功したLGエレクトロニクスが、有機ELテレビの世界シェア1位です。日本の国内メーカーも多くが、LG製のOLED有機ELパネルを採用していて、その品質は世界が認めるほど。

最新モデルのPJAシリーズでは、OLEDパネルが進化し、新しい有機発光素材を採用して、OLED evoとなりました。より高画質になり、倍速機能も合わせてスポーツ観戦の迫力を最大限楽しめます。

マジックリモコンと動画配信サービス

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このモデルのリモコンは特殊で、モーションセンサーが組み込まれています。動画配信サービスで目当ての番組が見つかるまで、何度もボタンを押すのは大変ですが、マジックリモコンを使うと画面を簡単にスクロールさせることができるので、番組を探す時に便利です。

Netflixやプライムビデオなど人気の動画配信サービスには殆ど対応しています。世界1位になった有機ELテレビの進化版、高輝度パネルの迫力と快適性、おすすめです。

安くて高画質な有機ELテレビ3選!

4k有機ELテレビなら、型落ち品を購入しても十分に高画質です。ここからは、今ならお手頃で買える人気の有機ELテレビを紹介します。型落ちとはいえ倍速機能など、スポーツ観戦を楽しむための機能はしっかり搭載されているモデルなのでおすすめです。

SONYのセンスが光る有機ELブラビア『BRAVIA KJ-55A8H』


基本的な機能は、すべて備えたソニーのブラビア4K有機ELテレビです。高品質な有機ELパネルと、あらゆる画質の映像を精細な4k画質に補正する技術で、地デジの中継でも綺麗にスポーツ観戦が楽しめます。

画面を振動させて、まるで画面の中から音が聞こえてくるようなリアリティーが特徴の「アコースティック サーフェス オーディオ」を搭載。ホームシアタースピーカーとの連携機能もあるので、音響に拘るかたにもおすすめです。

スポーツ観戦に適した倍速機能も完備

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スポーツ観戦には必須といえる、倍速機能もしっかり完備されています。他にも脳裏の残像を軽減する「X-Motion Clarity(エックス モーション クラリティー)」など、残像対策にかなり力を入れたテレビなので、スポーツ観戦が好きな方には特におすすめのモデルです。

スポーツ観戦専門のDAZNをはじめ、Netflixやプライムビデオなどの人気動画配信サービスにも対応しています。

コストバランスのいい東芝レグザの有機ELモデル『55X9400』

こちらは東芝レグザの有機ELモデルです。このメーカーで有名なのが超解像という、地デジなど品質の低い低解像度の映像を、高解像度に補正する技術になります。その超解像技術が大きく進化したのが、クラウドAI高画質テクノロジーです。

クラウドに蓄積されたデータを元に、どんな映像でも最適な画質に自動調整してくれます。スポーツモードなど、モード選択を自分でしなくても自動調整されるので、快適に番組を楽しむことが可能です。

自動録画も便利

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自分の好きなジャンルやタレントの名前などを登録しておくと、AIが自動的に録画しておいてくれる機能があります。スポーツ観戦が好きな方が見落としてしまった中継でも、AIが自動で録画しておいてくれます。

最新のレグザからは消えてしまったNetflixをはじめ、スポーツ観戦のDAZNやプライムビデオなど、人気動画配信サービスには殆ど対応しています。倍速機能とインパルス駆動と残像低減機能も盛りだくさんです。

世界中で大ヒットしたLG社の有機ELテレビ『OLED55CXPJA』

高品質と低価格を両立させ、世界でもっとも人気のある有機ELテレビメーカーとなった、LGエレクトロニクスの人気モデルを紹介します。LGエレクトロニクスは、今や日本国内メーカーの殆どがLG製のパネルを使うほど、有機ELテレビを牽引するメーカーです。

高画質で、動きの激しいシーンでも残像が少ない倍速機能でスポーツ観戦も快適、殆どの人気動画配信サービスへも対応と隙きがありません。

有機ELテレビなのに高コストパフォーマンス

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映像の迫力と快適性を備え、スポーツ観戦にも最適なモデルですが、最大の特徴はコストパフォーマンスにあります。世界トップメーカーの有機ELテレビが、この価格なのは驚きです。まだまだ高価な有機ELテレビの普及促進に大きく貢献しました。

音質については玉に瑕(きず)ですが、どうせサウンドバーやホームシアターを使うからという方には、最適ではないでしょうか。コスパのよい有機ELテレビが欲しい方におすすめです。

コスパに優れた大型液晶テレビ3選!

有機ELテレビの画質は素晴らしいですが、大型テレビの主力はまだまだ液晶テレビです。着実に画質を進化させてきましたし、価格も有機ELの半分、このコストパフォーマンスが最大の武器といえます。60インチ以上で倍速機能があり、スポーツ観戦に最適なコストパフォーマンスに優れたモデルの紹介です。

シャープのダブルBS4Kチューナー『AQUOS 4T-C60CN1』

奇抜な機能はないものの、常に安定した品質を届けてくれるシャープの液晶テレビです。BS4kチューナーが2つあるので、4k放送を見ながら、別の4k放送と地デジやBSのハイビジョン放送をダブル録画できます。

倍速機能とLEDバックライトの点滅の合せ技で、残像感を低減させる480スピード機能があり、一瞬もテクニックも見逃せないスポーツ観戦に最適な液晶テレビです。

Android TVやDolby Visionにも対応

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Android TVに対応していて、Netflixやプライムビデオ、スポーツ観戦専門サービスのDAZNなど主要な動画配信サービスを快適に楽しめます。

Dolby Visionなど、最新のHDR(ハイダイナミックレンジ)技術にも対応していて、抑えるべき所はしっかり抑えている、さすがアクオスという液晶テレビです。

スポーツ観戦を60インチクラスで楽しみたい方に、とてもバランスがいいモデルでおすすめできます。

スポーツ観戦に強い倍速液晶『BRAVIA KJ-75X8000H』

倍速機能の優秀さに定評のあるブラビアの大型液晶テレビです。ソニーは倍速機能に強いメーカーで、こちらの液晶テレビも倍速機能を使って、残像を低減させています。

映像設定にスポーツモードがなくとも、滑らかな映像でスポーツ観戦を楽しむことができます。BS4Kチューナーも2つあるので、4K放送の裏番組録画も可能です。

音響効果と動画配信サービス

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ソニーは音響にも力を入れています。画面裏側の高い位置にツイーター(高音を担当するスピーカー)を搭載することで、クリアな音が画面から聞こえてくるように響くのです。

高音は画面と同じ高さから出るのが望ましいのですが、最近のテレビは薄く平らであることが重視されるので難しい判断だったと思います。便利なAndroid TVにも対応していて、スポーツ観戦のDAZNなど、主要な動画配信サービスは楽しむことが可能です。

悪くない性能と驚きの低価格ハイセンス『65U8F』

格安家電メーカーとして、最近はよく名前を聞くようになったハイセンスですが、まだまだ馴染みが薄いかたもおられるかと思います。しかしハイセンスのテレビは東芝のレグザに匹敵する実力があるのです。

というのもハイセンスは、東芝と映像処理プロセッサーを共同開発しています。番組表や録画機能まで、殆ど同じような操作性で非常に快適です。当然レグザと同じく倍速機能も搭載されていて、迫力あるスポーツ観戦を楽しめます。

十分な性能を持ち、お買い得な価格

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スピーカーは、今どきの薄型テレビには珍しく前面に配置されて聞きやすく、20Wにしては悪くありません。必要十分な性能を持ちながらも、これだけの低価格、コストパフォーマンスは相当に高いですね。

動画配信も主要なサービスには対応していますが、残念ながらスポーツ観戦専門のDAZNは含まれていません。視聴には別の機器が必要になります。スポーツ観戦をメインに楽しむ方には欠点になるでしょう。

まとめ

Photo byPexels

いかがでしたか?素早い動きに強い倍速機能やスタジアムの空気を味わうための立体音響など、スポーツ観戦を重視したテレビ選びを考えました。選手のスピードや細かいテクニックなど、スポーツの持つ魅力や迫力を存分に観戦できる手助けができていることを願います。

スポーツ観戦が気になる方はこちらをチェック!

当サイトでは『スポーツ観戦におすすめのテレビ9選!迫力ある映像を大画面で楽しめるモデルはこれ!』の他にも、スポーツ観戦や競技についての記事を掲載しています。

スポーツ観戦に向いているバーや、食事も楽しみながら観戦できる場所など沢山掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。暮らしーのでは、みなさんがスポーツ観戦やアウトドアをより楽しめるような情報をお届けします!