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【自分だけの一本が見つかる】SUPパドルの選び方を解説!おすすめ素材や使い方も!

SUPを行う場合、専用のパドルが必要になります。今回は、SUPパドルのおすすめ素材や使い方、選び方のポイントについてまとめてみました!SUPパドルの使い方や選び方をよく知って、自分に合った最適の一本を見つけてみましょう。
2021年11月15日
mamma32
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目次

SUPパドルを選ぼう

SUPとは?

Photo by Happiness Without

SUPとは「スタンドアップパドルボード」の略で、最近人気のウォーターアクティビティです。サーフボードのような表裏のあるボードの上に立ち、専用のパドルで水面をかきながら進みます。ゆったりとした時間を過ごすことができ、初心者でもマスターしやすいため人気です。

SUPは海で行うイメージが強いですが、水面であれば比較的どこでも行なえます。そのため革や湖などでも行われる事が多く、世界的に今話題となっているスポーツです。

表裏のある専用のパドルが必要

SUPに必要不可欠なのが、表裏のある専用のパドルです。カヤックなどのパドルと似た形状をしており、このパドルを使って前後に進んでいきます。パドルは太さや素材などに違いがあるので、どんな太さや素材のパドルが自分に合っているのか見極めましょう。

今回は、そんなSUPのパドルに着目して選び方のポイントをまとめてみました。項目別に選び方のポイントをまとめているので、SUPパドルを買う際の参考にしてみてください。

SUPパドルのパーツ

Photo byCounselling

SUPのパドルは主に3箇所のパーツに分かれています。選び方のポイントをチェックする場合に、このパドルのパーツが重要となるので覚えておきましょう。持ち手の部分となるのが「グリップ」で、シリコン素材でできているものが多いです。

続いて長さのある棒の部分が「シャフト」と呼ばれており、この太さやサイズの選び方が重要となります。実際に水面をかくのは「ブレード」と呼ばれるパーツで、平べったい板のような形状です。

SUPパドルの硬さの選び方

SUPのパドルは、硬さの選び方が重要なポイントとなります。3箇所あるSUPパドルのパーツの中でも、硬さを重視すべきなのはシャフトの部分です。シャフトはSUPパドルのほとんどのエリアを有しており、硬さの選び方が全体に大きな影響を与えます。

基本的に柔らかめと硬めの2種類に分かれますが、両者の中間をとっているミディアムタイプの硬さもあるのでチェックしましょう。SUPパドルの硬さを比較することで、使いやすいパドルが手に入ります。

体格に合わせる

Photo byCounselling

SUPパドルの硬さは、自分の体格に合わせるのが基本的な選び方です。SUPパドルはシャフトの部分を動かしながら、水面を漕ぐ使い方をします。そのため、SUPパドルの硬さが硬ければ硬いほど、水の抵抗を感じやすいのです。

そのため、体格がいい方の場合は硬さのあるSUPパドルの方がおすすめだと言われています。反対に体格が小さめな場合は、柔らかいSUPパドルを選びましょう。徐々に慣れてくると、硬さに対するこだわりが生まれるはずです。

硬さによってスピードが変化する

SUPパドルは、その硬さによってスピードが変化します。基本的に硬いSUPパドルの方が、スピードを出しやすいです。しっかりと水中の水をかけるので、その分推進力へと繋がります。そのため上級者の方や、スピードを重視したい方には硬めがおすすめです。

また、サイズの大きなパドルの方が硬さを感じやすいという特徴もあります。そのため硬いSUPパドルをお探しの場合は、自分に最適なサイズよりも少し大きめを選ぶのがおすすめです。

初心者は柔らかいのがおすすめ


Photo bypasja1000

SUPパドルの硬さですが、初心者の場合は柔らかめな方がおすすめだと言われています。SUPパドルの硬さは体格を重視して選ぶべきとされていますが、体格のいい方でも初心者の場合は柔らかめを選びましょう。硬めのシャフトは、柔らかめと比較すると必要になる力の大きさが大きくなります。

そのため、まだSUPパドルに慣れていない初心者の場合は、柔らかめの方が扱いやすくておすすめです。大きな男性などの場合は、ある程度慣れてきてから硬めのSUPパドルに移行してもよいでしょう。

女性も柔らかめがおすすめ

初心者経験者に関わらず、女性の場合は柔らかめのSUPパドルを選ぶのがおすすめです。硬めと比較すると、柔らかめの方が必要とする力が少なくて済みます。そのため、力の少ない女性は柔らかめのSUPパドルの方が操作しやすいでしょう。

SUPパドルの硬さといわれてもイメージしにくいですが、実際に水中の中で使用するとその差は歴然です。水中を漕いだ時の感覚が異なるので、SUPパドルの硬さは選び方の大切なポイントとなります。

SUPパドルの素材の選び方

SUPパドルの選び方では、素材も重要なポイントです。主にSUPパドルには3種類の素材が使用されており、種類によって軽量性や使い勝手が異なります。そのためSUPパドルを購入する場合は、自分にどんな素材が合っているのかをチェックしましょう。

今回は、SUPパドルに用いられるカーボン・グラスファイバー・アルミのそれぞれの特徴をまとめてみました。3種類の素材を比較して、自分にはどんなSUPパドルが合っているのかを知りましょう。

疲れにくさを選ぶならカーボン

Photo bythelester

疲れにくさを重視したい方には、カーボン素材がおすすめです。SUPはパドルを前後に動かしてボードを進める使い方をするので、体力はそれなりに必要となります。カーボン素材のSUPパドルであれば、太さのあるモデルでも軽量性に優れているので疲れません。

また、カーボンの含有量はパドルによって異なります。そのため自分好みの軽量性や使い方を選べるのがメリットです。こだわりの強い方は、カーボン素材のSUPパドルを選びましょう。

耐久性にも優れている

カーボン素材のSUPパドルは軽量性が魅力的ですが、耐久性にも優れています。SUPは水面を穏やかに進むため、パドルもあまり激しい使い方はしません。しかし長年使い続けたり、塩分濃度の高い場所で使っていたりすると劣化します。

カーボンは他の素材と比較して強度が優れているので、劣化を防ぎたい方にもおすすめです。ただし、カーボン素材は値段が他の素材と比較しても高めに設定されています。その点だけ注意して購入しましょう。

軽量性を重視するならばグラスファイバー

Photo bymarcelinosmota

とにかく軽量性を重視したいという方には、グラスファイバー素材のSUPパドルがおすすめです。あまり聞き慣れない単語ですが、ガラスを原料とした素材になります。他の素材と比較しても軽量性に優れており、とにかく軽いSUPパドルが欲しい方に最適です。

グラスファイバーは軽量なので女性や子供、初心者の方に向いています。太さやサイズの大きなパドルを使いたいけれど、軽量性も損ないたくないという場合はグラスファイバーを選んでみてください。

コスパ抜群

グラスファイバー素材のSUPパドルは、コスパ抜群です。同じく軽量性に優れたカーボン素材と比較すると、予算を大幅に下げることができます。そのため初めてSUPパドルを買う場合に、グラスファイバーはおすすめです。

SUPパドルは、太さやサイズにも違いがあります。大きなサイズや太さのあるパドルを使いたい場合、その分重量感もアップしがちです。しかし軽量性に優れたグラスファイバーであれば、太さやサイズの大きいパドルでも気軽にチョイスできます。

コスパ重視ならばアルミ

Photo byArtWithTammy

コスパを重視したい方におすすめな素材が、アルミです。日常生活でも慣れ親しんでいるアルミ素材でできており、価格が他の素材と比較すると安く抑えられます。しかしその分重量感がアップしてしまうので、太さのあるパドルやサイズの大きなパドルだと操作が困難です。

また、長時間SUPを楽しみたい場合、アルミ素材のパドルだと疲れやすいでしょう。まずはSUPに慣れたいという方や、安価なパドルが欲しいという方に最適な素材です。

SUPパドルの用途別の選び方

SUPは、どのメーカーもクルージング用とサーフィン用2種類を販売しています。そのため、自分の用途に合わせたパドルの選び方が重要です。クルージング用とサーフィン用でサイズ感や形状が異なるので、見た目にも違いが現れます。

基本的にクルージング用は縦長な形状をしており、サーフィン用は大きめが主流です。また、サーフィン用は丸みを帯びたブレードをしています。用途に合わせて、最適なパドルを選びましょう。

クルージングに使う

Photo bypasja1000

SUPをクルージング目的として、ゆっくりと乗っていたい方にはブレードのサイズが15〜25cmを選ぶのがおすすめです。少し小さめなサイズ感となっているので、長時間漕いでいても疲れにくいでしょう。クルージングは長い時間をかけてゆっくりと行うため、負担のかかりにくいパドルがおすすめです。

サイズだけでなく軽量性や素材、太さにも着目して選びましょう。クルージング用のSUPパドルはメーカーによって形が異なるので、好みのものをチョイスするのがよいです。

スピードをある程度出したい場合は大きめサイズがおすすめ

クルージングはゆったりと進むのが醍醐味ですが、ある程度スピードを出したい場合はブレードのサイズが大きいものを選びましょう。20cm〜25cm程度のサイズをチョイスすると、スピード感のあるSUPが楽しめるはずです。

また、シャフトの長さが長いものだと、より爽快感のあるクルージングが楽しめるでしょう。

サーフィンに使う

サーフィン用のSUPパドルは、大きめサイズのブレードを使うのがおすすめです。サーフィンはクルージングと異なり、波に乗るためある程度スピードが必要になります。ブレードのサイズが大きい方がスピードが出るので、大きめを選びましょう。

また、全体的な長さも身長よりプラス10cm程長いものがおすすめです。パドル全体の長さがあった方が、サーフィンの適したスピード感のあるSUPを楽しめるでしょう。サイズ調整が効くパドルだと、気軽に使えます。

SUPパドルの使い方

SUPパドルの使い方をしっかりマスターすれば、スムーズに漕ぐことができます。実際にSUPパドルをゲットしてもきちんとした使い方ができていなければ勿体ないので、マスターしておきましょう。基本の使い方を知っておけば、応用にも活かせるはずです。

SUPパドルは長さの調整が効くモデルも多く販売されています。最初のうちは自分のベストな使い方を試行錯誤するため、調整できるパドルを用意しましょう。調整できるタイプだと、その日のコンディションにも対応しやすいです。

基本の持ち方

SUPパドルの使い方で重要なのが、持ち方です。まずパドルはグリップ部分を持つのが基本的な使い方となります。グリップはあまり力を入れず、上から包み込むように片手で持ちましょう。また、肩幅よりも少し広めに持つのが正解なので、最初のうちは鏡で確認するのがおすすめです。

グリップを握ったら、肘が少し曲がる程度の長さにします。この長さはパドルによって異なるので、調整できるパドルを用意すると臨機応変に対応できるでしょう。

パドルには表裏がある

SUPパドルには、表裏が存在します。他のウォータースポーツのパドルには表裏がないものもありますが、SUPの場合は明確に表裏が決まっているので注意しましょう。SUPパドルは、シャフトとブレードの接合部分で角度がついています。

ブレードが奥向きに曲がっている状態が正しい表裏の状態なので、実際に漕ぐ前に確認しましょう。表裏が合っていないときちんと進まないので、気をつけてください。


姿勢と基本の漕ぎ方

SUPパドルの使い方では、姿勢が重要です。基本的には足を肩幅に広げ、膝を少し曲げましょう。また、横から見た時に腕が三角形を作る姿勢を意識するのが重要です。特に太さのあるSUPの場合は、三角形を作るのが難しいので注意しましょう。

正しい姿勢を取っておけば、バランスが取れてスムーズに漕ぐことができます。内ももに力を入れるとバランスが取りやすくなるので、意識してみてください。

近すぎず遠すぎない位置を漕ぐ

SUPパドルの使い方として、近すぎず遠すぎない位置を漕ぐのが重要です。自分の無理のない位置にパドルを差し込み、水面を割らないようにして漕ぎましょう。また、足元の部分でパドルを抜き切り、再度水面に差し込みます。

ボードから離れた位置にパドルを差し込んでしまうとバランスが悪くなるだけでなく、まっすぐ進まなくなってしまうので注意してください。初心者の場合は一回に大きく水面をかき、ボードが前後どのように動くのかをチェックしましょう。

持ち替えの方法

Photo by GR167

SUPパドルの使い方として、持ち替えが重要です。SUPは右左両方を均等に漕がないと、どんどん曲がっていってしまいます。そのため持ち替えは必ず必要な動作なので、覚えておきましょう。シャフトの真ん中を持ち、パドルを回して持ち帰るのが基本です。

難しく感じますが、慣れてしまえば数秒で行えます。また、この持ち替えの際に表裏を間違えないように注意しましょう。SUPは表裏を間違えるときちんと進みません。持ち替えの時に表裏が変わりやすいので、注意してください。

SUPパドルを買おう!

SUPパドルは、選び方が重要なポイントとなります。太さや素材などに着目して、ベストなパドルを選びましょう。いくつかのパドルを比較することで、自分に合ったモデルが見つかります。また、最初のうちは最適な長さが分からないという人も多いでしょう。

自分で調整できるタイプのパドルであれば、好みのサイズで調整して使えます。いろいろな長さを比較して、自分に合ったサイズ感を見つけてみてください。

SUPについて知りたい方はこちらをチェック!

SUPは近年人気が高まっているスポーツです。パドルに裏表があり、カヤックとサーフィンのいいところどりをしたようなスポーツになります。以下の記事ではそんなSUPについて詳しくまとめているので、是非合わせてチェックしてみてください。