石垣島がシュノーケリングにおすすめのワケ
透明度抜群すぎる石垣島の海
沖縄のビーチならどこでもシュノーケリングをエンジョイできそうですが、沖縄本島は多くが人工ビーチ。透明度も低めでシュノーケリングはあまり楽しめません。シュノーケリングがメインなら沖縄本島よりも離島がおすすめ。中でも石垣島なら思う存分シュノーケリングができます。
そのワケは透明度抜群の海と満足度抜群のシュノーケリングポイント。さらに周辺には個性的な島がいっぱいでシュノーケリングしまくりできます。
世界レベルの有名サンゴポイントがある
豊かな海が広がる石垣島ですが、その中には世界レベルの有名サンゴポイントもあります。そもそも石垣島周辺の海を「石西礁湖」と呼び、日本最大のサンゴ礁として国立公園にも指定されています。
さらに石垣島には、世界的なアオサンゴエリアとして有名な「白保海岸」もあり、世界レベルの海中の絶景を石垣島でのシュノーケリングで楽しむことができることでしょう。
アクセス良好なシュノーケリングスポット
石垣島は海が近くの道が多く、どこの海へも簡単アクセス。駐車場も無料のところが多いので、ふらっと行っても気軽にシュノーケリングできることでしょう。
また知名度の高いシュノーケリングスポットなら、トイレやシャワーはもちろんのこと、レンタルショップや飲食店もありますので、水着持参だけでシュノーケリングを気軽に楽しむことができます。
石垣島周辺の島でもシュノーケリングできる
石垣島の魅力は、ひょこっと他の島へ行けること。つまり石垣島まで行けば、好きなだけ他の島でもシュノーケリングができてしまいます。
石垣島から定期便で日帰りできる離島は複数もあって、状況次第では石垣島でシュノーケリングするより近くの島へ渡った方が楽ちんなこともあります。
選び放題のシュノーケリングツアー
シュノーケリングスポットが目白押しの石垣島ですが、広い広いな海中から見どころを探すのは大変。とにかく楽して海中を満足したいときはシュノーケリングツアーに参加しましょう。石垣島ならたくさんのマリンショップがあり、いろいろなシュノーケリングツアーがあって選び放題です。
中には「石垣島でマンタに逢える」というツアーもあり、普段はお目にかかることができない魅力ある海中の光景をツアーならシュノーケリングで満喫できることでしょう。
石垣島シュノーケリングメジャー6選
①米原ビーチ
シュノーケリングツアーに参加しなくても、石垣島の海中を思う存分楽しめて大人気なのが「米原ビーチ」。石垣市街から車でたったの30分でアクセスできます。米原には広い駐車場があってトイレやシャワーなども完備。さらに売店などもあって利便性も抜群です。
シュノーケリング自体も透明度の高い海中を遊泳でき、たくさんのサンゴや魚と海中遊泳できます。ただし潮位が高い時間は波が入り込みやすく、流れが速くなるので注意しましょう。
米原ビーチ
- 住所〒907-0451
沖縄県石垣市桴海144 - 電話番号0980-82-2809
②米原キャンプ場前ビーチ
米原ビーチと同じエリアにあるものの、入口が全く異なる「米原キャンプ場前ビーチ」。キャンプ場を抜けた先にあり、先の米原ビーチよりも混雑しにくいのが特徴です。それでもトイレやシャワーなどの施設は充実しており、海中の透明度も満足度も米原ビーチに匹敵します。
石垣島の地元にも大人気の米原キャンプ場前ビーチなら、シュノーケリングメインなら最適です。ただし流れの速さは米原ビーチと同様なので、潮位には注意しましょう。
米原キャンプ場前ビーチ
- 住所〒907-0451
沖縄県石垣市桴海446-1 - アクセス新石垣空港から車で約20分
石垣市街730交差点から車で約30分
③白保海岸
世界最大級のアオサンゴが有名な石垣島の「白保海岸」ですが、空港から車でわずか10分のところにあります。海自体は白保集落の奥にでわかりにくいものの、集落内のマリンショップや民宿が開催しているツアーに参加すればOK。
なにせ白保海岸のシュノーケリングエリアは広大なので、ツアー参加が必須と言えるでしょう。また泳がなくてもグラスボートで石垣島の海中を見ることもでき、普段着でも海中散歩できます。
白保海岸
- 住所〒907-0242
沖縄県石垣市白保2107-2 - アクセス新石垣空港から車で約10分
石垣市街730交差点から車で約20分
④フサキビーチ
石垣島西端にあるフサキビーチはホテルの敷地内にあるものの、沖縄のビーチは自由に出入りできるので宿泊者ではなくても利用可能です。もちろんホテルに宿泊すれば客室からシュノーケリングを気軽にトライできます。
シュノーケリング自体は、魚は多いもののサンゴは少なめの印象。その代わり波や流れがそれほど強く無く、石垣島でも子さん連れの家族に大人気のフサキビーチです。石垣島の中心街から簡単アクセスできるのも魅力と言えます。
フサキビーチ
- 住所〒907-0024
沖縄県石垣市新川1625 - アクセス新石垣空港から車で約30分
石垣市街730交差点から車で約15分
⑤底地ビーチ
川平湾は遊泳禁止なので泳いじゃダメですが、観光ついでにシュノーケリングするなら、川平湾から車で5分足らずで行ける「底地ビーチ」がおすすめです。絵に描いたようなリゾートビーチで、駐車場やトイレなども完備。木陰も多いのでのんびりするにも最適でしょう。
ただし底地ビーチは干潮時に干上がることもあり、シュノーケリングするなら満潮時間がおすすめ。海中の透明度はやや低めも、魚と戯れることができる石垣島の底地ビーチです。
底地ビーチ
- 住所〒907-0453
沖縄県石垣市川平185 - アクセス新石垣空港から車で約35分
石垣市街730交差点から車で約30分
⑥明石ビーチ
石垣島北部にあるビーチで、ガイドブックなどには載るものの、観光客はあまり来ない「明石ビーチ」。そのワケは市街や空港から移動に時間がかかることに加えて、ビーチ入口がとてもわかりにくく、たどり着けない人が多いからです。
ビーチにたどり着けば真っ白で広大な砂浜が広がる屈指のビーチ。でもトイレなどの施設は何一つありませんので、シュノーケリングの際はその点も考えておきましょう。
明石ビーチ
- 住所〒907-0332
沖縄県石垣市伊原間340 - 電話番号ー
石垣島シュノーケリング穴場4選
①川平タバガー
以前は地元の人しか知らない石垣島の穴場ビーチ「川平タバガー」も、機内誌で紹介されてからは多くの観光客が来る大人気のビーチになりました。そのワケは綺麗すぎる海とビーチに加えて、満足度の高いシュノーケリングができることです。
ただしトイレやシャワーなどはありませんし、駐車場もなく車が数台停められる空き地しかありません。ハードルは高いものの、ビーチでの満足度は石垣島でも高い川平タバガーです。
川平タバガー
- 住所〒907-0453
沖縄県石垣市川平 - アクセス新石垣空港から車で約40分
石垣市街730交差点から車で約30分
②石崎海岸
石垣島の川平エリアの最も奥にある「ホテルクラブメッド石垣島」のさらに先にある「石崎海岸」。ビーチへはホテルを経由しなくてもアクセスできます。でもここはマリンショップなどのツアーでボートからシュノーケリングしましょう。
そのワケは「石崎」といえば石垣島でマンタを見ることができる知る人ぞ知る大人気ポイントで、沖でしかマンタを見ることができませんので必然的にツアーになる次第です。
石崎海岸
- 住所〒907-0453
沖縄県石垣市川平 - アクセス新石垣空港から車で約40分
石垣市街730交差点から車で約35分
③大崎ビーチ
石垣島最西端の崎枝半島にある「大崎ビーチ」。石垣島でも大人気観光スポット「御神崎」がほど近くいので、併せて行くのがおすすめです。トイレやシャワーなどの施設はありませんが、整備された駐車場が幹線道路沿いにあるので、意外と見つけやすいビーチかもしれません。
大崎ビーチはシュノーケリングもできますが、ダイビングでも大人気で魅力たっぷり。ただ注意したいのは半島は流れが速く少し沖に出るだけでも急流になるので要注意です。
大崎ビーチ
- 住所〒907-0452
沖縄県石垣市崎枝 - アクセス新石垣空港から車で約35分
石垣市街730交差点から車で約30分
④崎枝浜
まさに隠れたビーチの「崎枝浜」。半島にあるものの陸上からその存在を感じることができません。ワケはビーチ自体が崖を下りた先にあるからです。石垣島でも難所のビーチと言えます。
その代わり透明度も抜群で、ビーチから海に入ってすぐに海中が深場になり、上級者には満足度がかなり高い崎枝浜です。ただし流れが速く難易度は高めでシュノーケリング上級者限定かもしれません。
崎枝浜
- 住所〒907-0452
沖縄県石垣市崎枝 - アクセス新石垣空港から車で約35分
石垣市街730交差点から車で約30分
石垣島から日帰りシュノーケリングが出来る5島
①黒島・仲本海岸
石垣島の魅力は「他の島へ気軽に行けること」。石垣島旅行をすれば他の島でのシュノーケリングもできるということです。中でも一押しは、石垣島から船でもたったの30分で行ける「黒島」。石垣島から日帰りシュノーケリングできることで有名な離島で、中でも西岸にある「仲本海岸」は大人気。
大人気のワケは干潮時間に海がプール状のような潮だまりになり、安心してシュノーケリングを楽しめるからです。シャワーやトイレや売店があるのも魅力です。
黒島
- 住所〒907-1311
沖縄県八重山郡竹富町黒島 - アクセス石垣港離島ターミナルから船で約30分
②波照間島・ニシ浜ビーチ
有人島で日本最南端の「波照間島」も、石垣島から気軽に日帰りシュノーケリングしに行けます。中でも「ニシ浜ビーチ」は大人気ビーチ。シュノーケリングも思う存分することができることで有名です。
しかもニシ浜ビーチは波照間島の港から徒歩10分でアクセス可能。ビーチには日帰りに便利な施設もあるので、気軽にシュノーケリングできてしまいます。もちろん観光もできますので、いろいろな意味でおすすめです。
波照間島
- 住所〒907-1751
沖縄県八重山郡竹富町波照間 - アクセス石垣港離島ターミナルから船で約60分~90分
③西表島・星砂の浜
マングローブなどの熱帯雨林で大人気の「西表島」ですが、観光名所の星砂の浜ではシュノーケリングが楽しめます。星砂の浜は常に潮だまりになっているので、天然プールのような状態でて安心してシュノーケリングできます。海中の透明度はイマイチですが、その分魚が多くて天然水族館気分を味わえることでしょう。
シャワーやトイレなどの施設も充実していますし、ビーチでは星砂探しもできるので、石垣島から観光を楽しみに行けるのも魅力です。
西表島
- 住所〒907-1541
沖縄県八重山郡竹富町上原 - アクセス石垣港離島ターミナルから船で約50分
④鳩間島
西表島の北に浮かぶ人口約50人の「鳩間島」も、石垣島から気軽に日帰りシュノーケリングできます。小さな島なので歩いて一周でき、海に出ればどのビーチでもシュノーケリングできます。透明度が抜群でサンゴも魚も豊かな海中です。
ただしどのビーチにもトイレやシャワーはなく、用の際は港がある集落まで戻りましょう。また飲食できるお店もありますが不定休なので、石垣島や西表島からお弁当やパンを持参するのがおすすめです。
鳩間島
- 住所〒907-1544
沖縄県八重山郡竹富町鳩間 - アクセス石垣港離島ターミナルから船で約50分
⑤バラス島
石垣島周辺で「シュノーケリングの聖地」とも言えるのが、地図にも載らない「バラス島」。そのワケは島には陸がなく、サンゴの殻がたい積してできたものだからです。それ故に島周辺にはサンゴの森だらけで、シュノーケリングをする人で大賑わいというワケです。
ただし無人島なので定期便はなく、西表島や鳩間島からツアーで行く必要があります。それでもたくさんの観光客が訪れる、シュノーケリングで大人気のバラス島です。
バラス島
- 住所〒907-1544
沖縄県八重山郡竹富町内 - アクセス石垣港離島ターミナルから西表島・鳩間島まで船で約50分+ツアーボートで約15分
石垣島シュノーケリングで注意すべきコト
遊泳禁止のビーチにはワケがある
石垣島の観光名所といえば「川平湾」といっても過言ではありませんが、砂浜はあるものの遊泳も海水浴も禁止です。その理由は湾内にある様々な小島の影響で流れが速く複雑だから。
石垣島で遊泳不可と明記されている場所には必ず流れの速さなどの理由がありますので注意しましょう。でも川平湾なら普段着のままで海中を楽しめる「グラスボート」がありますので、シュノーケリングができなくても安心です。
離岸流ポイントが多い
石垣島は潮流が激しい海域にあるものの「リーフ」という外洋からの波を遮る独特の地形があり、ビーチまで波が押し寄せることはあまりありません。特に干潮時はリーフの内側が天然プールになることもあり、シュノーケリングが大人気というワケです。
ただしリーフ内でもリーフ外に流れる「離岸流」ポイントがあり、そこに捕まってしまうとあっという間に沖に流されます。石垣島旅行前にはあらかじめ離岸流ポイントをチェックしましょう。
シュノーケリングするなら干潮時間
石垣島のビーチの多くは、干潮時間ならリーフで波や流れを遮断してくれて穏やかな海になりますが、満潮時間ともなると波が入り込んで流れが速くて複雑になります。石垣島シュノーケリングを計画するなら、波が入りにくく流れが落ち着いている干潮時間がおすすめです。
またシュノーケリングの際もあまり沖には行かず、砂浜が近いエリアでのシュノーケリングが安全で安心と言えるでしょう。
潮位の時間は事前にチェック
石垣島だけの話ではありませんが、シュノーケリングする際は「潮位の時間」を事前に調べておきましょう。流れが穏やかで波も入りにくい干潮時間を事前に調べて、シュノーケリングをするスケジュールを決めるのがおすすめです。
また月の満ち欠けでも潮位は変わりますので、シュノーケリングをエンジョイするために石垣島へ行くなら、干潮時間に潮が大きく引く「満月」と「新月」前後の時期を狙ってスケジュールを組みましょう。
ハブクラゲ対策を万全にしよう
石垣島のみならず、沖縄の海には必ずといっていいほど「クラゲ」がいます。中でも「ハブクラゲ」は毒性が高く、きちんと対処しないと大きな事故に繋がりかねません。クラゲに「刺された後」の対処も重要ですが、何より「刺されないようにする」ことが一番。
シュノーケリングの際には長袖のラッシュガードを着用したり、軍手でもいいので手袋をするなどして、できる限り肌を露出しないようにしてシュノーケリングするのがおすすめです。
石垣島の先の島では帰りの船の運行に注意
石垣島の魅力は船で行ける島でもシュノーケリングできることですが、時間を忘れてシュノーケリングに夢中になると、帰りの船に乗り遅れてしまいますので注意しましょう。
また台風が近海にいるときなどは、行きの船は運航しても帰りの船が欠航になる場合もあり得ます。石垣島の周りにある島でシュノーケリングするなら、船の運航状況をこまめにチェックしておきましょう。帰りの船が厳しそうな時は、石垣島でシュノーケリングを楽しむのがおすすめです。
石垣島シュノーケリングのマル秘なコツ
程よい潮位の時間にシュノーケリングする
石垣島でシュノーケリングをやってみようと思う際は、安全の意味だけではなく海中をより楽しむためにも「潮位の時間」のチェックは必須です。潮位がいいタイミングでシュノーケリングできれば、抜群の透明度も期待できますし、活発に活動する魚も見ることができます。
離岸流ポイントをチェックする
石垣島の有名なビーチなら、離岸流ポイントを看板などで教えてくれるところもあります。またネットでも紹介しているものもありますので、シュノーケリング目的で石垣島旅行をする前には必ず石垣島の離岸流ポイントをチェックしておきましょう。
白波が立っているタイミングは避ける
石垣島の現地で気をつけたいことは、外洋との境界線にあるリーフの状況です。その部分に白波が激しく立っているときは、外洋が荒れている証拠で、その際はリーフ内側の潮だまりにも波が入り込みやすいので要注意。リーフに白波が立っているときはそのタイミングでの遊泳もシュノーケリングも避けましょう。
シュノーケリングする際は1人は待機
石垣島でシュノーケリングにトライするときは、必ず複数でシュノーケリングしに行きましょう。その際は、全員でシュノーケリングするのではなく、「泳ぐ」「休む」でグループ別けてしシュノーケリングしましょう。
また一人旅などでどうしても1人でシュノーケリングすることになる方は、石垣島の宿泊先にその日の予定を伝えておきましょう。
最初はシュノーケリングツアーに参加
石垣島でシュノーケリングをやってみたいなら、最初はツアーに参加するのがおすすめです。ツアーなら確実にシュノーケリングで楽しいポイントに連れて行ってくれますし、何よりシュノーケリングの基礎を学ぶことができます。石垣島の海に慣れないうちはシュノーケリングツアーを活用し、いろいろ学んでおきましょう。
まとめ
石垣島と近くの島でシュノーケリングを大満喫
石垣島シュノーケリングを満喫するコツは、石垣島だけでなく近隣の島にも足を伸ばしてシュノーケリングをエンジョイすること。そのためにも石垣島では、石垣港離島ターミナルまでアクセスしやすい宿泊施設がおすすめです。その日の天気や気分次第で、シュノーケリングポイントを決めるなんて贅沢ができることでしょう。
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出典:ライター撮影