【いわき市】四倉でサーフィンを満喫！サーフスポットの波、駐車場の情報をご紹介！

四倉海岸とは

福島のいわき市にある海岸

サーフィンで知られる四倉海岸は、福島県いわき市の東部の太平洋に面しています。いわき市では砂浜の面積が最も広い海岸で、白い砂浜と青い海の景色が綺麗なところです。

いわき市街からも訪れやすく、海水温が高まる夏には家族連れの海水浴客も多く訪れます。広い駐車場や観光施設もあるので、居心地のよいスポットです。（当記事は2021年7月28日時点の情報を元に掲載しています。）

福島を代表するサーフスポット

四倉海岸はサーフィンにちょうどよい波が寄せてくる、人気のサーフスポットです。そのため四倉海岸には、各地から老若男女のサーファーが訪れて止みません。

海岸では一昔前から、サーフィン大会も盛んに開かれています。四倉海岸に行けば波を乗りこなすだけでなく、上手なサーフィンの様子を鑑賞するのも楽しみです。

基本情報

四倉のサーフスポットの特徴と対策

①サーフスポットの地形

有名な四倉海岸は、東西300×南北500mの範囲に砂浜が広がっています。ビーチの北側に大きな防波堤があり、その向こう側にあるのは四倉漁港です。東側の沖合にも、小さな防波堤を配しています。

目の前にはどこまでも太平洋が広がり、水平線も綺麗に見えるところです。海域は遠浅になっていることも、海水浴や初心者からのサーフィンで好まれる理由となっています。

②波質はとてもパワフル

四倉の海岸に寄せる波は、サーファーからはとてもパワフルだと評されています。波質は真っ直ぐで、くせがないのも特徴です。波情報を確認すれば、波は東南東からやってきて北東側へとうねります。

季節により海水温が上下しても、比較的に大潮の前後なら迫力のサーフィンが期待できるスポットです。防波堤で風をよけやすいことも、初心者や女性にもおすすめできるポイントになっています。

③四倉の海の潮位

年間を通して大潮の時間帯になると、四倉海岸の波の高さは人の背丈と同じほどになります。把握したい波情報と言えば波の高さです。四倉海岸は大潮では150～170cmほどなため、中級者までのサーフィンにも無理がありません。

ただ1日の波の高さは一定ではなく、日によっては乗れるほどの波が期待できない時間帯もあります。そのためサーフィン前には波情報をチェックして、波が来る時間帯に訪れるのが大切です。

④サーフィンのシーズン

年初から年末まで、四倉海岸ならば1年じゅうサーフィンができます。海水温が高まる春から秋の週末や、大型連休にはサーファーが目立つ海岸です。特に夏休みは、サーフィン利用者がどっと増えます。

逆に平日は人が少なく、比較的サーフィンがしやすいところです。気温や海水温が低い時期でも、早朝からサーフィンに興じる人々の姿がある海岸です。ただ悪天候の日もあるので、波情報と共に気候のチェックが必要になります。

⑤四倉海岸周辺の施設

隣接する土地には道の駅よつくら港があるので、サーフィンの時には困りません。道の駅は売店を利用できるほか、いつでも無料で使える多機能トイレも完備しています。

また、四倉海岸の周辺には、24時間使えるコンビニもあって便利です。海辺には東屋などもあり、休憩スポットも揃っているのも過ごしやすい要素となります。

夏季限定の施設

通常なら海水温が高まる夏の海開きの時期になると、ビーチに海の家が登場しています。さらにライフセーバー常駐の監視台、簡易トイレも設置されて、ますます朝からサーフィンがしやすい環境です。

四倉海の家ではお酒や名物料理を提供する他、販売品やレンタル品も多彩に扱います。シャワーが利用できることも、海の家のメリットです。ただ近年は海の家が出店しないこともあるので、情報チェックが必要になります。

⑥サーフィン初心者の注意点

初心者が四倉海岸でサーフィンをするなら、安全のためにも、暗い時間帯は避けたほうが無難です。また、台風などが接近すると高波が発生するため、サーフィンは中止するようにしてください。

福島のいわき市の周辺は、冬季になるとはとても冷え込む地域です。秋から冬を経て春の時期にサーフィンをする時には、ウェットスーツは勿論のこと、防寒の各種装備は整えていく必要があります。

四倉海岸のサーフィン大会とイベント

過去に幾つものサーフィン大会が開かれた海岸

環境に恵まれている四倉海岸では、以前から海水温が高くなる夏にサーフィンの大会が開かれてきました。過去には東日本サーフィン選手権大会も行われたことがあり、福島でも大いに盛り上がるところです。

四倉の大会には日本のトップクラスのサーファーが、一同に集まってきます。普段は見れないハイクラスなサーフィンが見られるなど、見どころはたっぷりです。

2021年の全日本級別サーフィン選手権大会

2021年の7月の四倉海岸では、第38回全日本級別サーフィン選手権大会が開催されていました。これは日本サーフィン連盟（NSA）が主催したものです。震災後にNSAが福島で開催する、最初の大会でした。

四倉海岸には国内トップレベルの選手を含む、500人ものアマチュア選手が集結。クラス別に分かれて熱い競技が行われました。福島在住のサーファーにとっても、目標となる大会の1つです。

いわきビーチフェス

7月の四倉海岸サーフィン大会に合わせて、砂浜では毎年いわきビーチフェスが開催されます。砂浜にはキッチンカーが登場し、うどんやパフェやお酒などのメニューが提供されるとあって、大勢がつめかけるイベントです。

さらにビーチフェスでは大勢のゲストが招かれ、ダンスや音楽などの多彩なステージイベントまでも鑑賞できます。サーフィンの観戦だけではない楽しみが豊富なので、毎年訪れてみるのがおすすめです。

四倉海岸のアクセスと駐車場

車で四倉海岸へ

このいわき市内には、常磐自動車道が通っています。サーフィンの四倉海岸の最寄りとなっているのが、いわき四倉ICです。県道41号線をたどれば、四倉海岸まではそれほど時間がかかりません。

いわき市街から、国道6号線を通っていくのも近道です。四倉海岸には駐車場があるので、車でアクセスの場合も心配は要りません。ただ週末や連休中は、道路も混み合う可能性があります。

電車で四倉海岸へ

これから四倉海岸に行くなら、電車で移動することも可能です。JR常磐線の四ツ倉駅が、サーフィンや海水浴ができるビーチの最寄り駅となっています。四ツ倉駅から海岸までは、徒歩で10分ほどです。

四倉海岸の周辺を見渡しても、路線バスの停留所が存在していません。そのため四ツ倉駅前からは、タクシーを使って移動することもおすすめします。

四倉海水浴場駐車場

サーフィンを四倉海岸で存分に楽しめるのは、広い駐車場を完備しているからです。四倉海水浴場駐車場は、近年に海辺にリニューアルされた、周辺でも比較的に大型の駐車場です。

場所は国道6号線の四倉町5丁目交差点前で、ちょうど道の駅よつくら港や、いわき市の消防署に接しています。200台の駐車スペースがあり、海水浴客やサーファーが自由に利用できる施設です。

利用できる時期と時間

こちらの四倉海水浴場駐車場は、1年中利用できる施設です。24時間営業となっているので、サーフィンを目的としていつ出入りしても、問題はありません。

ただしイベントに利用される時には、営業時間が異なっている場合があります。24時間利用できるということで、周辺では車中泊にも使えることで知られている駐車場です。

駐車場の利用料金

海辺の四倉海水浴場駐車場は、オープンして以来ずっと無料で利用できるスポットです。時間や時期に関係なく、無料で利用できるのでサーファーや旅行者から支持されています。

無料の駐車場であり、利用の制限時間もありません。仮にサーフィンのために車中泊に利用するとしても、料金が発生する心配は皆無です。

四倉の観光スポット3選！

①道の駅よつくら港

四倉で最大の観光施設と言えば、道の駅よつくら港です。2012年になって、四倉海水浴場の隣接地にオープンしました。複合的な観光スポットとして機能している名所です。

サーフィンを楽しみにやってきた時にも、休憩したりお土産を買ったり、グルメを味わったり楽しみは多彩。見どころが多いので、サーフィンの波情報を得たり観光をする目的で、是非とも訪れてみてください。

よつくら港のグルメ

道の駅よつくら港には、フードコート式のレストランがあって人気です。サーフィンの休憩中に食べてみたいのは、四倉漁港で水揚げされた新鮮な魚介類や、地元の山野の素材を使った名物グルメです。

夏なら名物の冷やしラーメンが食べたい一品。暑い日にはサンシャイントマトのソフトクリームは味わってみたいスイーツです。休日には海鮮丼やソースカツバーガーなど、美味しいものを食べ尽くしてみてください。

道の駅の見どころ

館内の農水産物直売所は、地元の四倉漁港で水揚げされたばかりの魚介や、畑でとれた野菜を入手できるので人気があります。情報館は、サーフィンのみならず、いわき市周辺の観光情報もチェックできるところです。

チャイルドハウスふくまるに行けば、クライミングなど子供が遊べる遊具が充実しています。冬にはクリスマスイルミネーションで彩られるのは大きな見どころで、年間を通じて様々なイベントで楽しめるスポットです。

基本情報

②グローリーサーフ

海辺のグローリーサーフは、四倉のサーフスポットに立地するサーフィンショップです。店内ではサーフボードを初めとして、多彩なサーフィングッズを扱っています。海水温情報や波情報を得る上でも欠かせないショップです。

サーフィンスクールも開催しているために、初心者にはもってこい。店内にはシャワーまでも完備しているので、1年中サーフィンを楽しむのに役立ちます。

基本情報

③太平洋健康センターいわき蟹洗温泉

サーフィンと合わせて四倉で訪れたい名所が、太平洋健康センターいわき蟹洗温泉です。断崖の海辺にある立派な温泉は、カニをテーマにした複合温泉旅館。お風呂だけでなく、宿泊施設などの多彩な設備が揃っています。

館内には和室、洋室、和洋室の3タイプがあり、一泊朝食付き6,000円台で宿泊可能です。さらにレストラン太平洋でお食事ができる上、大衆演劇の鑑賞、ゲームやカラオケ、マッサージなども楽しめます。

いわき蟹洗温泉のお風呂

カニのハサミと足の合計10本にちなんで、蟹洗温泉には10種類のお風呂が用意されています。一番の見どころになるのは四倉の広い海を見渡せる、展望露天風呂。湧き出す温泉には、若返りの効果もあると言われます。

さらに内湯である創建の湯は、強壮や疲労回復効果も高いとのことで、サーフィンを趣味とする人にもぴったり。ここには健康によい薬湯風呂、ジェットバス、サウナも完備しているので、ゆっくりくつろげます。

基本情報

四倉でサーフィンしよう

波情報をチェックして

福島にある四倉海岸は、いつの季節もサーフィンをするのに相応しいことが確認できました。よい波が寄せてくるサーフスポットは、初心者からの波乗りにも利用しやすいのは魅力的なことです。

しかもこのサーフスポットなら夏はイベントが充実し、道の駅や温泉が利用しやすいこともメリット。波情報や海水温をチェックしてから、サーフィンに挑んでみたいですね。

福島が気になる方はこちらもチェック！

当サイトではいわき市の四倉のサーフィンの他にも、福島の観光スポット情報をまとめています。福島でアウトドアを楽しみたい方も、チェックしてみてください。

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