観光におすすめ！伊豆のツーリングスポット10選！海沿いで景色を堪能できる道も！

伊豆にはツーリングスポットが目白押し！

伊豆半島は近くまで東名高速や新東名高速などが整備され、半島内には伊豆スカイラインなどの有料道路が延びているため、東京都心からも日帰りができる人気のツーリングスポットです。

相模湾や駿河湾に囲まれ海沿いのツーリングが楽しめるほか、天城高原や伊豆高原などの森林浴を楽しめるルートがあるのも人気のポイントになります。また、一般道沿いにも展望スポットが多く設置され、随所から富士山や海の絶景を堪能できるなど伊豆らしい魅力が満載です。

絶景＆観光とツーリングの魅力が満載！

絶景鑑賞だけでなく観光やグルメなど多彩な楽しみ方ができるのも伊豆ツーリングの特徴です。スリルを味わえる吊り橋のあるツーリングスポットや、カピバラと遊べるレジャー施設、海外旅行気分になれるおしゃれな観光地などバリエーションがあります。

周辺には起伏やカーブなどの変化がある道路も多く、ツーリングにもおすすめです。そんな魅力的な伊豆のツーリングスポットを、エリア別でピックアップしていきます（本記事は2021年6月7日の情報をもとにしています）。

伊豆で人気のツーリングスポット【東伊豆】3選！

1：十国峠レストハウス・展望台

十国峠レストハウスは、伊豆スカイラインの入り口にあるツーリングの拠点として人気の施設になります。東名・御殿場ICから1時間ほどの立地で、フードコートも完備伊豆や箱根の土産を買うのにもおすすめの場所です。

駐車場は無料で普通車320台ほどの広大なスペースがあるので、停める場所の心配はありません。敷地内にはケーブルカーが運行し、山頂まで大人730円・子供370円ほど（往復）で運んでくれます。ケーブルカーの営業時間は8時50分から16時50分、レストハウスは8時40分から17時までです。

伊豆ツーリングの楽しみ方

山頂の展望台からは、富士山のほか相模湾、伊豆七島などのパノラマを堪能できます。広いドッグランもあり、ペット同伴で利用できることでも人気です。また、伊豆スカイラインは、熱海峠から天城高原までの40.6kmほどのツーリングロードで、バイクや普通車は片道1000円ほどで利用できます。

道路は整備されていて、富士山や海の景色を楽しめるワインディングロードです。ツーリング中には、玄岳（くろたけ）や滝知山など多くの駐車場があり、ゆっくりと絶景を眺めることもできます。

ツーリングスポットの基本情報

2：城ヶ崎海岸

城ヶ崎海岸は伊東市にある高さ23mほどの景勝地です。「門脇つり橋」という、サスペンスドラマでも登場するスリル満点のスポットがあります。東名高速の厚木ICから2時間ほど、国道135号線などをメインにした海沿いのツーリングが中心です。

ここには9kmほどの散策コースがあり、灯台周辺からは天城連山や伊豆七島の絶景を堪能できます。春には桜、夏にはあじさいが咲き、秋にはツワブキの黄色のじゅうたんが口コミでも評判です。近くには市が管理する門脇駐車場があり、車は500円、バイクなら無料になります。

伊豆ツーリングの楽しみ方

ツーリングで使う国道135号線は伊豆の東海岸を走る道で、景色は抜群ですが混雑する道として有名です。東京方面からのアクセスの場合は、伊東マリンパークで休憩するのも定番です。レストランやお土産処が多数ある道の駅で、日帰り温泉まで併設しています。

周辺には伊豆高原が広がりツーリングスポットが満載、20分（10km）ほどでアクセスできる大室山もおすすめです。 山頂まではリフトが運行し、散策路からの絶景が人気、アーチェリーやパラグライダーにもチャレンジできます。

ツーリングスポットの基本情報

3：伊豆シャボテン動物公園

伊東市にある伊豆半島でも有数の観光スポットです。広大な敷地に世界中のサボテンが栽培されるほか、140種類もの動物を飼育、レストランやお土産処も完備のレジャー施設になっています。

冬になると、カピバラが露天風呂に入るシーンが、例年テレビに取り上げられることでも有名、ワオキツネザルやカピバラへのえさやりや、ペンギンとのふれあいなども人気です。営業時間は9時から17時（冬季は16時）で、入場料は大人2400円・小学生1200円などになります。駐車場は普通車が1回500円で、バイクは無料です。

伊豆ツーリングの楽しみ方

このツーリングスポットは、国道135号線を使ってのアクセスが一般的ですが、混雑の場合は伊豆スカイラインでショートカットも可能です。最寄りの天城高原ICからは6kmほどと近く、車なら10分程度で到着します。

ツーリングの立ち寄りには冷川ICと亀石峠IC間にある「巣雲山駐車場」もおすすめです。駐車場からの眺めも絶景ですが、時間と体力に余力があれば、徒歩10分ほどの巣雲山山頂に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。山頂からは360度のパノラマ絶景を堪能、穴場のため静かに鑑賞できると評判です。

ツーリングスポットの基本情報

伊豆で人気のツーリングスポット【中伊豆】2選！

1：河津七滝オートキャンプ場

伊豆半島中部の河津町にある、伊豆ツーリングにも人気のキャンプ施設になります。スノコが設置されたオートサイト（Aタイプ）もあり、バイクの場合は1泊料金が2750円と普通車（4400円ほど）よりお得です。

この施設には、宿泊だけでなくデイキャンプや、バーベキューなど多彩なプランがあります。また、オーナー手作りの露天風呂があるのも面白い趣向、岩盤浴もあり日帰り入浴も実施中です。敷地内を流れる川では、マスやアマゴなど釣りも楽しめるなど、終日アウトドアを満喫できます。

伊豆ツーリングの楽しみ方

この周辺は河津桜でも有名で、特に河津川沿いの散策路は絶景スポットです。また、施設名にもなっている「河津七滝」は高低差22mもある釜滝（かまだる）などの滝の総称で、850mほどの遊歩道が整備されています。

東京方面からアクセスの場合は、下田街道を通るツーリングルートが一般的です。古くからの道で幅が狭い箇所もありますが、整備され交通量も少なめなので、快適なツーリングを楽しめます。途中には夏でも涼しい旧天城トンネルや名物・イノシシ料理のお店もあり、立ち寄りも楽しいルートです。

ツーリングスポットの基本情報

2：修善寺虹の郷

上でご紹介した下田街道沿いにあり、ツーリングの立ち寄りにも便利です。住所は伊豆市修善寺で、自然や文化を楽しめる穴場のテーマパークになります。5月と10月に綺麗なバラが開花するフェアリーガーデンや、しゃくなげや花しょうぶなどが人気の日本庭園では自然の景色を満喫できます。

また、カナダやイギリスの街並を再現したエリアでは輸入雑貨やカフェなども点在、ゆっくりくつろげるスポットです。入場料金は大人1220円 ・子供610円ほどで、1000台ほど入れる駐車場も完備、車300円・バイク100円ほどになります。

伊豆ツーリングの楽しみ方

虹の里に行った後は、2kmほどの距離の温泉街にもお立ち寄りください。平安時代に創建された修善寺を中心に広がるエリアで、伊豆最古の木造建築物・指月殿（しげつでん）や竹林の小径（ちくりんのこみち）など見どころも満載です。

また、温泉街の中心を流れる桂川には5つの朱色の橋があり、マイナスイオンを浴びならの散策も楽しめます。かわいい雑貨のお店や、おしゃれなカフェなども点在し、女子旅やデートにも人気です。散策後には日帰り温泉の筥湯（はこゆ）で汗を流すこどもできます。

ツーリングスポットの基本情報

伊豆で人気のツーリングスポット【南伊豆】2選！

1：夕日ヶ丘展望広場

賀茂郡南伊豆町にある穴場のツーリングスポットになります。伊豆半島の南部・国道136号沿いに設置された開放的な公園で、海沿いの展望台があるのもセールスポイントです。

駿河湾のほか波勝崎（はがちざき）などの周辺の景色から、伊豆半島の付け根にある御前崎（おまえざき）までを見渡すことができます。周辺は野生の猿の生息地としても有名で、にこやかに海の方向を眺める猿の像が印象的です。軽食やお土産を扱う売店もあり、駐車場は無料で20台分ほどあります。

伊豆ツーリングの楽しみ方

この周辺では伊豆でも有数のマーガレットの生産地になります。ゴールデンウィークの前後には「伊浜マーガレット狩園」がオープン、マーガレット狩りを無料で楽しめる施設です。

南伊豆町の子浦から松崎町雲見の間の12km余りの道沿いでは、ほかでも名産の花を楽しめて、「マーガレットロード」とも呼ばれています。もともと、有料道路として整備された道なので道幅も広く、程よいワインディングがあるのも人気のポイント、絶景鑑賞や森林浴をしながら快適なツーリングを楽しめると評判です。

ツーリングスポットの基本情報

2：石廊崎オーシャンパーク

石廊崎（いろうざき）オーシャンパークは南伊豆町にあり、東名沼津ICから天城越えルートで約2時間40分ほどのツーリングスポットです。伊豆の南端にあり、ご紹介する中でも東京方面からは最も距離がありますが、太古の火山活動が造った自然の絶景を堪能できる穴場になります。

この施設は、景色を楽しみながら石廊崎灯台や石室神社などの名所を散策する起点です。軽食も提供しツーリングの休憩にもおすすめ、営業時間は8時30分から17時（冬は9時から16時）で、駐車料金は車が500円、バイクが100円ほどになります。

伊豆ツーリングの楽しみ方

この周辺には他にも、おすすめのツーリングスポットが目白押しです。弓ヶ浜は1kmほどの弓形の海岸が続き、日本の渚百選にもなっています。波が静かで遠浅なので海水浴にもおすすめです。

また、隣にある逢ヶ浜（おうのはま）には太古のマグマの痕跡が残り、夏は磯場でシュノーケリングが人気、それ以外の季節でも奇岩めぐりを楽しめます。ほかにも、車やバイクで10分ほどの竜宮窟（りゅうぐうくつ）は、洞窟の上から見えるハート型の景色が特徴で、恋愛成就のパワースポットとして話題です。

ツーリングスポットの基本情報

伊豆で人気のツーリングスポット【西伊豆】3選！

1：伊豆の国パノラマパーク

伊豆の国市にあり、新東名の長泉沼津ICから20分ほどの所要時間です。葛城山（標高約450m）一体に広がる施設で、レストランやお土産処などがある山麓エリアと、展望台がある山頂エリアがあり、その間をロープウェイがむすんでいます。

山頂にある富士見テラスは富士山から駿河湾までの絶景が評判、ソファーや石張りの無料スペースのほか、デイベッド付きの有料ラウンジも人気です。ロープウェイ料金は大人2000円・子供1000円ほどで、営業時間は9時から17時30分（冬は17時）、200台の無料駐車場が整備されています。

伊豆ツーリングの楽しみ方

山頂付近に4種類の散策コースがあり、景色を眺めながらの森林浴が楽しめます。散策後の休憩にはテラス内の「かつらぎ茶寮」がおすすめ、おしゃれなノンアルコールカクテルはインスタ映えでも話題です。

また、展望広場の近くには足湯もあり、景色を見ながら散策の疲れを癒せます。この施設がある伊豆長岡温泉は、弱アルカリ単純泉の美肌の湯としても有名です。たっぷり遊んだ後に、周辺の日帰り施設で一汗流して帰るのも、おすすめのツーリングコースになります。

ツーリングスポットの基本情報

2：だるま山高原レストハウス

修善寺と西伊豆の戸田（へだ）をむすぶ県道18号に面した休憩施設です。東名・沼津ICから60分、修善寺温泉街から25分ほどのツーリングにも人気のスポットになります。敷地内には「富士山展望台」があり、裾野までの富士山の雄姿が見られる場所としても有名です。

レストランには、わさび丼や鹿肉ビビンバ丼などの伊豆らしい食事メニューのほか、黒米ソフトクリームなどのスイーツ類などの多彩なメニューがそろっています。営業は10時から17時30分（冬は17時）までで、50台分の無料駐車場が完備です。

伊豆ツーリングの楽しみ方

この施設の周辺には「西伊豆スカイライン」という有名なツーリングコースがあります。県道沿いの戸田峠を起点として、国道136号沿いの船原峠を接続するルートで、現在は無料で通行できるのも人気のポイントです。

全長10.8kmほどで標高900m程度の高所を走るのが特徴、カーブが多いため景色の変化を楽しめます。途中には土肥駐車場や戸田駐車場などの休憩スポットもあり、戸田駐車場からは標高982mの達磨山（だるまやま）へのハイキングも可能、山頂は伊豆半島の360度の景色が見られる穴場スポットです。

ツーリングスポットの基本情報

3：西天城高原・牧場の家

西天城高原・牧場の家は、上で取り上げた「西伊豆スカイライン」の終点・船原峠から、県道411号線を南下した場所にあります。標高約750mの西天城高原は夏でも比較的涼しく、避暑地としても人気です。

牧場の家はレストランや宿泊施設がそろったツーリングスポットで、名物のソフトクリームのほか、カレーやうどんなどの食事メニューなどを提供します（9時から16時）。また、5人用から8人用のコテージや大人数向けの宿泊棟、バーベキュー棟も完備、駐車場は無料です。

伊豆ツーリングの楽しみ方

東京方面から牧場の家に向かう場合は、県道411号線・県道59号線を経由する道がおすすめです。特に県道411号線は「西天城高原線」とも呼ばれ、見晴らしのある人気のツーリングコースになっています。

県道59号線沿いには仁科峠（にしなとうげ）駐車場があり、休憩にも最適の場所です。周辺には10分ほどのハイキングコースが整備され、展望台からは近くの宇久須港（うぐすこう）から、南アルプスの遠望までを楽しめます。穴場のため、静かに絶景を楽しめるのもこのツーリングスポットのメリットです。

ツーリングスポットの基本情報

伊豆でツーリングを満喫！

伊豆でおすすめのツーリングスポットをご紹介してきました。スリル満点の「城ヶ崎海岸」の吊り橋からは、海の絶景も楽しめます。また、「伊豆シャボテン動物公園」でカピバラなどと遊ぶのもおすすめ、有料道路での快適なツーリングも人気です。

ほかにも、「修善寺虹の郷」でイギリスやカナダの街並みを歩いたり、「伊豆の国パノラマパーク」のテラスでドリンク片手に景色を眺めたりなど多彩な体験ができます。このような魅力たっぷりのスポットを目指す、伊豆ツーリングはいかがでしょうか。

伊豆のツーリングが気になる方はこちらもチェック！

海や山に囲まれた伊豆のツーリングでは、さまざまなアクティビティが楽しめるのも魅力です。下には観光スポットやキャンプ場、ダイビングスポットなどの特集記事をリンクします。伊豆ツーリングのご参考にしていただければ幸いです。

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