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自転車×旅行の楽しさとは?初心者におすすめのプランから注意点まで一挙ご紹介!

自由気ままに楽しめることで人気を集める、自転車旅行。本記事では、そんな自転車旅行の楽しさについてご紹介します。初心者におすすめの計画やロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクの選び方、注意点など、自転車旅行に役立つ情報を一挙ご紹介です。
2021年6月11日
kon_w
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目次

自転車で旅行をする楽しさとは?

「気ままに一人旅を楽しみたい」と思った時におすすめなのが、自転車を使った旅行です。まずは、なぜ自転車で旅行に出るのがおすすめなのが、楽しさや醍醐味についてご紹介します。

自転車旅行の楽しさ①:景色を満喫できる

景色を眺める男性
Photo byFabricioMacedoPhotos

自転車を活用する醍醐味と言えば、やはり景色を楽しめるということです。スピードが出る車では見過ごしてしまいがちな景色も、自転車であればゆったりと眺められます。

自転車に乗りながら目の前に広がる景色を満喫できるのは、旅行の醍醐味と言ってよいでしょう。桜や紅葉など季節ごとの景観を眺めたり山並みや海の様子を楽しんだり、旅行中にさまざまな景色と出会えるのではないでしょうか。旅行中に気に入った景色があれば、写真撮影をするのもおすすめです。

街によって異なる風景も楽しもう

自然の風景だけでなく、街並みの違いに意識を向けるのもおすすめです。自転車で旅行をしていると、至るところで「ここからは○○町」「ここからは○○県」といったように、街の境目に出会うことがあるでしょう。

境目と通り過ぎると、その街や県ごとに異なる街並みを眺められます。自転車で訪れた街の個性を感じながら、旅行を満喫してみてください。今まで気付かなかった、街のよさに気づくきっかけになる可能性もあります。

自転車旅行の楽しさ②:人との交流

サイクリングを楽しむ人たち
Photo byAntranias

旅行中にいろいろな人との出会いを楽しめるのも、自転車を活用する醍醐味として挙げられます。特に、自転車を使って旅行をしている人同士は親近感が湧きやすく、意気投合して一緒の道を走ることもしばしば。旅行をしていなかったら出会えなかった人とのコミュニケーションを満喫しませんか?

旅行に関する情報交換をしたり、自転車へのアドバイスをもらったり、新たな出会いで得られることはたくさんあります。素敵な出会いになるようにしていきましょう。

困ってる人がいたら互いに助け合おう

自転車走行中は、さまざまなトラブルが起きることがあります。もし、自転車に乗って困っている人がいたら、お互いに助け合うのがおすすめです。「困った時はお互いさま」の気持ちで接することで、自分が困った事態に陥った際に助けてくれる人が現れる場合があります。

また、旅行先で助けた人と仲良くなって、友達になるパターンも少なくありません。自転車に乗っている者同士、助け合いながら旅行を楽しむようにしてみてください。

地元の人との会話も楽しんで

自転車愛好家はもちろんのこと、旅行先で訪れた地元の人との会話も楽しみましょう。途中で入った飲食店の人との交流など、一人旅中に会話のチャンスはたくさんあります。

地元の人から美味しいお店の情報を仕入れたり、これから自転車で通る予定の道の情報を得たり、いろいろな有益な情報をもたらしてくれる場合も。気になる人がいたら、積極的に話しかけてみてはいかがでしょうか。

自転車旅行の楽しさ③:マイペースに過ごせる

スピードを出してサイクリングする人
Photo bySkitterphoto

公共交通機関を使って旅行をする場合、発車・到着時刻を意識して行動しなければならないことがありますよね。せっかくゆっくりしたくて旅行に来たのに、時間を気にしてばかりで心が休まらない場合も。

自転車であれば、公共交通機関のように時間を気にせず、マイペースに旅行を楽しめます。なるべく時間に追われず、自分のペースで一人旅をしたいという場合には、自転車がおすすめです。

目的地までの到着時刻は意識しよう

マイペースな旅行を楽しめると言っても、目的地までの到着時刻は意識してください。のんびりし過ぎて、目的地に着いたのが深夜になってしまった、ということになったら大変です。どのくらいまでに目的地に着いた方が良いか頭に入れながら、マイペースな旅行を満喫するようにしてください。

自転車旅行の楽しさ④:地元グルメや観光を満喫

チャーシューが乗ったラーメン
フリー写真素材ぱくたそ

車や公共交通機関だと立ち寄りたくても駐車場がなかったり、停車場とは全く違う場所にあったり、なかなか思ったように立ち寄れないことがあります。一方で、自転車なら、途中で気になるスポットがあった場合に気軽に立ち寄ることが可能です。

インターネットに載っていない隠れた地元グルメや観光スポットを発見するなど、まるで宝探しをしているような気分で楽しめるのが嬉しいポイント。もし、気になる場所があった場合は立ち寄ってみましょう。


自転車旅行の楽しさ⑤:ゴール時の爽快感

土手に置かれた自転車
Photo bytookapic

急な上り坂を駆け上がらなければならなかったり、途中で雨が降ってきたり、自転車走行中は楽しいことばかりではありません。しかし、このような困難があるからこそ、目的地に着いた時の感動はひとしおです。

目的地に到着した時に大きな爽快感を得られ、「大きなことを成し遂げた」と自分に自信を持てるのではないでしょうか。車や公共交通機関を使えば楽に行けるありきたりな場所でも、自転車で頑張って行くことで特別な場所へと変わります

自転車初心者におすすめの旅行計画

初心者だと、「自転車で旅行に出かけたいけど、予定の立て方がわからない」と思うことはありませんか?そんな時におすすめしたい、旅行計画をご紹介します。初心者に見合ったコース予定を組み立てるための参考にしてください。

旅行計画①:早朝に目的地へスタート

自転車を押して歩く女性
Photo byzhivko

旅行の当日は、朝の早い時間帯にスタートするのがおすすめです。初心者の場合、旅行中に思わぬトラブルが起きたり、思ったよりも休憩場所で長居してしまったり、予定よりも時間がかかる可能性があります。

たくさん時間を割く事態があっても大丈夫なように、早朝に旅行をスタートさせるとよいでしょう。そのため、旅行の前日は早めに就寝するようにしてください。しっかりとエネルギーを蓄え、万全な状態で自転車に乗ることが大切です。

初心者は短距離から始めよう

ここで重要となるのが、目的地の設定方法です。初心者の場合は、無理のない場所を目的地として設定してください。いきなり長距離を制覇しようとすると疲労が重なり、目的地まで行けない場合があります。

「本格的なクロスバイクやロードバイクを購入したから、長距離でも大丈夫」と思っていても、やはり初心者にとって長距離走行はハードルが高いでしょう。性能のよいクロスバイクやロードバイクを持っていたとしても、まずは短距離から始めるのがおすすめです。

最初は1日目でゴールする計画を立てよう

初心者の場合、25km程度の距離を旅行の目的地に設定するのがよいとされています。25kmなら、初心者でも大きな無理をすることなく、旅行1日目で目的地まで行きやすいでしょう。

また、無理のない距離を設定することで自転車に慣れることも重要です。自転車に慣れていない人がいきなり1泊2日で自転車に乗りっぱなしの計画を立てると、翌日は筋肉痛で上手く走れない場合があります。1日目でゴールに到着し、2日目にゆっくり帰るのがおすすめです。

旅行計画②:サイクリングロードを中心に巡る

笑顔でサイクリングをする人
フリー写真素材ぱくたそ

目的地に向かってスタートしたら、サイクリングロードを中心に走るようにしましょう。車の通行量が多い道路を初心者が走るのは、危険です。緊張して、普段通りに自転車を操作できない場合があります。

まずはストレスを感じることなく、走行を楽しめる道を中心に巡るのが初心者の鉄則です。サイクリング専用の道なら、車の心配をすることなく自転車を楽しめます。旅行の計画を立てる際に、サイクリングロードをメインとしたコースの組み立てを意識してください

山道は避ける

車の交通量が多い道はもちろんのこと、山道も避けた方が無難です。本格的なクロスバイクやロードバイクだったとしても、山道は想像以上にハードです。デコボコとした道が弊害となり、予定通りに走行できない可能性があります。

また、山道を通っている途中で怪我をしたり、タイヤがパンクしたりしたら大変です。万が一のトラブルを想定して山道は避け、アスファルトを中心としたコースを設定することも意識しましょう。

旅行計画③:寄り道観光も楽しもう

道に停められた自転車
Photo byDidgeman

ひたすら自転車で走ることを楽しむのもよいですが、途中で観光を楽しむのもおすすめです。旅行の予定を立てる場合は、立ち寄る場所も決めておきましょう。自転車コースの中に気になる観光スポットや飲食店があったら、チェックしておくのがおすすめです。

もちろん、予定になくても気になる観光スポットがあったら立ち寄ってみてください。一期一会の出会いこそ、旅行の醍醐味です。

旅行計画④:暗くなる前に目的地にゴール!

夕日を眺める人
Photo byAnrita1705

観光や地元のグルメを楽しんだら、目的地に向かって走りましょう。目的地へは、遅くとも夕方までに到着するように予定を立ててください。初心者にとって、夜の自転車走行はさまざまなリスクがあります暗くなると道が見えにくくなり、トラブルが起きる可能性が高いため気をつけてください。

暗くなる前に目的地にゴールした時の達成感は、とても大きいはず。夕焼けがきれいな場所を目的地にしておけば、美しい景色を楽しめます。


旅行計画⑤:1泊して帰る方法を決める

ベッドが備わったホテルルーム
Photo by3534679

目的地に着いたらそのまま帰るのもよいですが、夜道を走るリスクを考えると1泊するのがおすすめです。目的地に近い宿泊施設を予約し、自転車の疲れを癒してください。次の日、筋肉痛などを感じた場合は無理をせず公共交通機関を使って帰ることが大切です。

もし、まだ余裕があるようなら自転車に乗って帰るのもよいでしょう。その場合も、疲労を感じたら無理をせず、途中で公共交通機関を使った方が無難です。その日の状況に合わせて帰り方を決めてはいかがでしょうか。

初心者が自転車で旅行をする際の注意点

自由気ままに楽しい時間を過ごせる自転車の旅行ですが、注意しておきたいポイントもいくつかあります。自転車を快適に走行できるように、注意点をチェックしていきましょう。

途中できちんと栄養と水分を取る

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自転車は、想像以上にエネルギーを使うものです。「早く目的地に着かなければならない」という気持ちが大きくなると、栄養と水分の補給を忘れてしまいがち。

しかし、エネルギーが切れた状態だと思うように力を出せなくなります。水分が不足すると、脱水症状に陥る場合もあるので要注意です。自転車走行中はこまめに休憩を取り、栄養と水分を補給をしましょう。プロテインバーなど、簡単に食べられるものを荷物の中に入れておくのがおすすめです。

人はきちんと見極める

海辺で話す人たち
Photo bypasja1000

人との出会いは自転車で旅行をする醍醐味ではありますが、きちんと相手を見極めることも大切です。全員が善人とは限らず、中にはやましいことを考えて近づいてくる人もいる可能性があります。

知らない人と話す時はある程度の距離を持ち、完全に相手を信じきらないことが大切です。気を許し過ぎず、節度を持って人との出会いを楽しんでください。

無理をしない

あまりストイックに頑張りすぎると疲労が溜まり、旅行自体が楽しくなくなってしまいます。初心者の場合は無理をすることで怪我をしたり、目的地まで着けなかったり、といった事態が考えられるでしょう。

自転車を使って旅行するのであれば、無理をしないことも意識してください。計画を立てる際には、余裕を持ってゴールができるコースを設定するのがポイントです。

自転車で旅行する際に必要な装備

最後に、旅行に必要な装備や選び方を見ていきましょう。装備が足りないと、思わぬトラブルに対応できない可能性があります。万全の体制を整えて、お出かけしてください。

必要な装備①:旅行に適した自転車

青空の下に置かれた自転車
Photo by Dakiny

旅行をする場合、ママチャリで長い距離を走るのは無理だと考えてください。長距離を走っても問題なく、機能性の高い自転車の選び方を把握しておくことが大切です。どのような選び方をすればよいのか、確認しましょう。

自転車の選び方

自転車の選び方で重要視しておきたいのが、種類です。長距離を走るのに適した種類としてあげられるのが、ロードバイクやマウンテンバイク、クロスバイク。中でもロードバイクは専門性が高く、初心者が乗りこなすのは難しいと考えられるでしょう。

マウンテンバイクはデコボコとした山道を走るためのもので、高価な商品が多いです。初心者が気軽に取り入れるなら、クロスバイクが適しています。長距離に対応した耐久性があり、比較的リーズナブルに手に入るのが魅力です。

レンタルする方法も

もし、いきなり専用の自転車を購入するのはハードルが高い、と感じるのであればレンタルする方法もあります。借りた自転車で様子を見て、購入するか否か決めてみてはいかがでしょうか。イメージするのと実際に乗ってみるのとは全く感覚が異なるので、その点も考慮に入れてレンタルするか否かを決めてください。

必要な装備②:パンク修理セット


アップになった自転車のタイヤ
Photo bypasja1000

どんなに気をつけていても、思わぬトラブルによってタイヤがパンクしてしまうことがあります。パンクしてもすぐに対処できるように、修理セットを装備しておきましょう。ホームセンターや通販などで、パンク時に使える修理セットが販売されているので活用してみてください。

必要な装備③:鍵

飲食店へ入る時やトイレ休憩をする時など、自転車から離れるシーンでは必ず鍵をかけるようにしてください。たとえ周りに人がいなかったとしても、自転車から離れている間に泥棒が現れる可能性があります。

そのため、装備品の中には盗難防止用の鍵を入れておきましょう。短時間では開けられない、しっかりとした機能性を備えた鍵を選ぶことが大切です。

必要な装備④:着替えやタオル

カラフルなタオル
Photo byAlexas_Fotos

自転車が走っている間は、想像以上に汗をかくことがあります。汗を放置しておくと蒸れたり、体が冷えたりするので注意が必要。汗に対処できるよう、タオルや着替えを準備してください。

必要な装備⑤:雨具

雨が降っている道
Photo bydiego_torres

朝は晴れていても、突然雨が降り出す可能性はゼロではありません。装備には、雨具も入れておきましょう。この時大切なのが、自転車走行の邪魔にならない雨具を選ぶことです。自転車専用のレインコートを活用し、雨をしのいでください。

必要な装備⑥:輪行袋

帰り道で公共交通機関を使う場合は、輪行袋が欠かせません。怪我や疲労で自転車で走るのが難しくなった場合も、最寄りの駅や停留所で公共交通機関に乗れるように、輪行袋を準備しておくと安心です。

自転車で旅行を満喫しよう!

夕焼けの中を自転車で走る人
Photo byMabelAmber

自由気ままに楽しめるのが、自転車を使って旅をする醍醐味です。景色を眺めたり、気になる場所に立ち寄ったり、のんびりとした時間を過ごせます。楽しい旅行をするためには、事前に計画を立てておくことが大切です。初心者でも走りやすいコースを設定し、無理をしないようにしてください。

また、必要な装備を揃えておくのも忘れずに。いざという時に役立つ装備を揃えて出かければ、トラブルに対処しやすくなります。準備を整えた上で、旅行を満喫しましょう。

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