海水浴やデイキャンプを満喫！神奈川県のガンダーラ真鶴をご紹介！付近の温泉情報も！

今も施設が増え続けるガンダーラ真鶴

ガンダーラ真鶴は、真鶴岬近くの「対石」地域の崖下にあるプライベートビーチのキャンプ場です。60段ほどある階段の上り下りがちょっと大変という不便さが、かえって秘境的な空間として面白がられ、口コミで人気が広がっています。

DIYを楽しめる点やオーナーと共に施設を創るというサグラダファミリア的な面白さもあり、どんどん口コミで評判が広まっているのです。人気上昇中のキャンプ場、ガンダーラ真鶴の利用方法についてまとめました。（記事は2021年6月2日時点の情報です）

真鶴町の魅力

出典：ライター撮影

小田原からほど近い神奈川県の真鶴町は、相模湾に突き出した小さな真鶴半島の他に、背後の標高700メートルほどの箱根外輪山と北側の海岸部から成る地域です。外輪山から真鶴岬までは約7キロメートルあり、町全体が坂の街といえます。

真鶴の魅力は海の美しさもありますが、斜面上に広がる「背戸道」と呼ばれる路地にもあります。キャンプ場のガンダーラ真鶴だけではなく、ぜひ街並みのぶらぶら散策もお楽しみください。

ガンダーラ真鶴の特徴：設備

①完全予約制の低料金

ガンダーラ真鶴のキャンプ場は26区画あり、料金はテント泊は一人2,500円で、日帰りのデイキャンプは一人1,500円となります。ネットでの完全予約制ですが、気軽にデイキャンプを楽しめるのも魅力です。

デッキとコテージもありますが台風被害で修復中のため、復活を待ちましょう。ガンダーラ真鶴では各自のゴミはすべて持ち帰るルールですが、処分してほしい場合は分別して一袋500円で受付けています。

キャンプ場には海岸サイトもある

ガンダーラ真鶴のメインのキャンプ場は土場のフィールドサイトですが、「海をもっと身近に感じたい」という人には海岸のサイトがおすすめです。しかしフィールドサイトから鉄製の階段を下りて行かなければなりません。

また、石がゴロゴロしているので厚めのマットが必要な点、駐車場からの階段と炊事場・トイレから少し遠くなる点も考えて申し込みましょう。

水着着用の混浴露天風呂

ガンダーラ真鶴の露天風呂は水着着用の混浴で、一人500円（子供300円）です。シャワーも設置されてあり、身体を洗ってから自分で浴槽にお湯をためて使います。

石鹸やシャンプーは利用できませんが、プライベートビーチならではの海を眺めながらの露天風呂は格別。口コミでは、蚊取り線香を持参するのがおすすめされています。

テントなどのレンタル用品の料金

Photo bybhossfeld

ガンダーラ真鶴では食材以外の、テントなどのキャンプ場で必要な道具一式をレンタルできます。テントは人数によりますが、1,000円～3,000円で、エアーマット・バーベキューコンロ・炭が1,000円で、薪は700円です。ピザ窯や冷蔵庫と冷凍庫は無料。

海水浴で使う水中眼鏡・足ヒレ・浮き輪は500円となっています。音響機材も一式3万円でレンタルできるので、貸し切りでキャンプ場のガンダーラ真鶴を利用するときに便利ですね。

荷物運びはトロッコを利用する

駐車場から150メートルほどの場所に、キャンプ場に降りていく階段とトロッコがあります。60段ほどの階段を荷物を持って上り下りするのは辛いので利用したほうがよいでしょう。

トロッコは荷物の運搬に利用するためのもので、一回につき500円となります。トロッコの維持管理費となり、荷物の積み下ろしは各自で行いましょう。運行時間は日中の午前9時から午後5時までとなります。

②工房でDIYを楽しめる

ガンダーラ真鶴にはDIYの体験工房があります。オーナー自らが手掛けたキャンプ場のガンダーラ真鶴は、利用客のDIY心を満たせる配慮がされてあるのです！

キャンプの入場料金込みで波音をBGMにDIYに没頭できるなんて、ＤIY好きにはたまらない魅力です。日中はDIYに熱中し、夜はソロキャンプを楽しむといったオツな楽しみ方をしませんか。

③ビーチを貸し切りできる

ガンダーラ真鶴は、キャンプ場を完全貸し切りできることも魅力の一つ。人数は30名から100名まですが、30名に満たなくても30名分の料金（75,000円）を支払えば借りられます。

60名以上の場合は、固定貸し切りとして110,000円を支払います。音響設備も30,000円でレンタルできるので、シーサイドミニライブなんかも素敵ですね。

④キャンプ地開発に参加できる

ガンダーラ真鶴は「物作り支援」として、キャンプ場内のコテージや露天風呂などの建物、空中テントやツリーハウスなどの設備の制作を手伝ってくれる人を募集中。オーナーが手掛けるキャンプ場は、サグラダファミリアのように現在も進行中なのです。

ガンダーラ真鶴の物作り支援の特典は、キャンプ場予約の際にテントなどの設置場所を事前確保。事前指定の施設も、同行者共に無料利用できます。さらに複数回の参加で無料利用できる施設が増えていくのです。

ガンダーラ真鶴の基本情報

ガンダーラ真鶴の特徴：自然

①海水浴では熱帯魚も観賞できる

Photo byPublicDomainPictures

プライベートビーチのキャンプ場であるガンダーラ真鶴には、砂利場と岩場の静かな海が広がっており、安心して海水浴を楽しめます。海水浴のあとは、ぼーっと水平線を眺めるひとときも素敵。

海にはクマノミなどの熱帯魚が生息し、ガンダーラ真鶴ではシュノーケルを使ったスキンダイビング（素潜り）もできます。海水浴しながら熱帯魚とも遊べるなんて、とても素敵なキャンプ場ですね。

②釣りも楽しめる

釣りスポットはガンダーラ真鶴の目の前にありませんが、対石は磯釣りスポットなのでガンダーラ真鶴の海岸奥で釣りを楽しむ人も。しかしキャンプ場利用者の口コミによるとルアー釣りは難しいようです。

本格的に釣りをしたいときは、キャンプ場から真鶴駅の間にある真鶴港近くの釣りスポットに出かけるのがおすすめ。真鶴港の前にがは観光協会があり、釣り竿がレンタルできます。

③三ツ石などの観光も楽しめる

出典：ライター撮影

ガンダーラ真鶴がある対石は、真鶴半島のトレッキングスポットの中間地点です。真鶴半島の先端には、聖地の「三ツ石（笠島）」を始めとする観光名所が点在。各名所をつなぐ遊歩道散策も楽しみましょう。

スダジイなどの照葉樹林とクロマツなどの松林で成る「魚付き保安林」、対石の反対側にある初日の出スポットの「番場浦」など、見どころがいっぱい。キャンプ場のガンダーラ真鶴で楽しんだ後やキャンプ中の散策にもおすすめですよ。

④植物観察も楽しめる

真鶴半島では、神奈川県指定の天然記念物「サンゴイソギンチャク」が観られます。クマノミなどと共にチェックしてみましょう。同じく神奈川県の天然記念物「ウメボシイソギンチャク」は、三ツ石の東側の岩礁で満潮時に観られます。

海水浴シーズンには、ハマユウやハマカンゾウなどの海岸地固有の植物も観られます。ガンダーラ真鶴で海水浴を楽しみつつ、普段はお目にかかれない植物もチェックしてみてはいかがでしょうか。

ガンダーラ真鶴の周辺にある温泉

古式ゆかしい湯河原温泉

Photo by machu.

真鶴町には天然温泉が湧かないため、ガンダーラ真鶴で楽しんだ後は周辺の温泉に出かけましょう。一番近い温泉街は、真鶴から南に2キロメートルほどの湯河原温泉です。

湯河原駅から千歳川の谷筋に日本旅館主体の温泉街があり、巨大温泉が並ぶ熱海とは異なる趣です。日帰り温泉は4か所ほどで、人気なのは奥湯河原方面にある町営の「こごめの湯」。毎日入れ替えをしており、新しいお湯を楽しめます。

小田原温泉なら「万葉の湯」

Photo by Kentaro Ohno

ガンダーラ真鶴を後にして東京方面に帰るならば、小田原城近くにある「お堀端　万葉の湯」がおすすめ。口コミでも評価の高い温泉で、館内着や手ぬぐいなどが入館料に含まれているため手ぶらでも利用できます。

こじんまりした温泉が好みの人は、箱根登山鉄道の風祭駅近くにある「八里（はちり）」がおすすめ。古民家風の4～5人ほどの内湯だけの温泉ですが、身体の芯から温まると評判です。

秘境的キャンプ場のガンダーラ真鶴を満喫！

Photo byPexels

最近評判のガンダーラ真鶴は、シャワーや有料の露天風呂もある完全予約制のプライベートビーチのキャンプ場。サイトは土場と海岸の2つがあり、土場のサイトが人気です。秘境感漂う崖下にあり、駐車場から60段ほどの階段を下りますが、1回500円のトロッコを利用するのがおすすめ。

現在も空中テントやツリーハウスなどの設備造りが進行中で、ちょっとサグラダファミリアのようなガンダーラ真鶴。"物作り支援"をすると特典があるので参加してみるのも楽しそうですね！

湯河原温泉が気になる人はこちらをチェック！

日帰りできる湯河原温泉の詳しい情報が知りたい人はこちらをチェックしてみましょう。駅に近いスポットや口コミで人気のある温泉などが紹介されてあります。ぜひご参考にしてくださいね。

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