子供と一緒に潮風の中でバーベキューを満喫！東扇島で気軽に行けるスポットはココ！

東扇島とは

東京湾に浮かぶ川崎の人工島

戦前から埋め立て工事が始まっていた東京湾の東扇島は、川崎市に所属している人工島です。東扇島は、昭和の頃には工業地帯でした。それが近年は複園や名所が増えていき、今では多くの観光客が訪れています。

複数の公園には犬の遊び場やバーベキュー場などの特色があり、休日にはぴったりな島です。都心からは首都高速湾岸線で時間をかけず行けるところで、川崎駅前からの路線バスで訪れるのも容易です。（当記事は2021年5月9日時点の情報を元に掲載しています。）

バーベキュースポットが2つ

現在の東扇島のマップを見渡せば、2つのバーベキュースポットを見つけられます。1つは東扇島の東公園、もう1つが中公園です。両者は風景から設備まで異なる特徴の公園で、非川崎市民でもペットを連れてBBQできる魅力を備えています。

どちらの公園も川崎市港湾局川崎港管理センターが運営するので、予約の利用方法は全く同様です。しかし東扇島のBBQは利用手順がちょっと複雑との話も話題なので、その方法についてはしっかり頭に入れる必要があります。

基本情報

東扇島のバーベキュースポット2選！

①東扇島東公園

東扇島のアクアラインに近い側（東側）にあるのが、東公園です。2008年にオープンした比較的新しい公園は、東京ドーム3個分という広さがあるところ。公園にはわんわん広場のドッグラン、人工海浜などの魅力的な施設を備えています。

海辺にはウッドデッキがあり、東京湾と工業地帯の様子が眺められるため、密かに工場萌え女子にも人気です。駐車場は200台を超える規模があり、バーベキューが3時間以内なら料金は300円という激安さだから、安心して利用できます。

バーベキューエリアの魅力

美味しい予約バーベキューができるのは、東扇島東公園の西方にあるバーベキュー広場です。ここは見晴らしがとてもよく、全域が芝生になっています。バーベキュー場は駐車場に隣接しているので、荷物の搬入のしやすいところです。

バーベキューの設備の料金は、かまど付きなら1回1000円（土日祝は1,200円）、かまどなしなら1回500円（土日祝は600円）と格安。ここはテントやタープを始め、デイキャンプグッズも自由に持ち込むこともできます。

バーベキュー場の設備

必要とする設備は一通り揃うのが、東扇島東公園のバーベキュー施設です。敷地の周辺を含め、トイレは公園内に4ヶ所あります。バーベキューエリアには流し台も完備で、あずまや、自動販売機も完備するところです。

芝生のかまど付きエリアには、ブロックを積み上げたかまどがズラリ。気軽に使えるかまどがあれば、現地にBBQコンロを持ち込む必要がありません。荷物を少なくできるし、コンロよりも安全性が高いのもメリットです。

公園の見どころはドッグランと潮干狩り

そして東扇島の東公園の人気があるのは、わんわん広場があるためです。このわんわん広場は予約制で、広々とした芝生のドッグランが魅力的な場所。犬を連れて来た人々が、気軽に犬とたわむれている風景が日常的に見られます。

さらに東公園の魅力といえば、人工海浜、かわさきの浜です。青い東京湾を一望する砂浜は、夏のちょっとした水遊びにもぴったり。そして砂浜には天然のあさりがいるので、GWシーズンにはバーベキューと共に潮干狩りもおすすめです。

基本情報

②東扇島中公園

ちょうど東扇島の真ん中にあるのが、目指してみたい中公園です。首都高速湾岸線の東扇島ICの前にある公園は、展望台が有名な川崎マリエンと隣り合った施設。公園内には休日に利用できる、テニスコートなどの見どころが集まっています。

訪れるなら、川崎マリエンの駐車場を利用しますが、3時間以内なら300円と格安な料金設定です。ここはペットも一緒に遊べることで人気の公園ですが、特に中公園で評判を集めているのがバーベキューとなっています。

バーベキューエリアの魅力

人気のあるバーベキュー場は、東扇島中公園の東側エリアにあります。樹林に囲まれた芝生広場があるので、ここが東京湾の人工島の工業地帯とは思えません。春になるとお花見バーベキューが実現できるのも、おすすめ要素です。

利用の料金は東公園のほうと変わらず、かまど付きは1000円、かまどなしは500円で、土日祝日は若干高くなるだけ。ここならバーベキュー用品だけでなく、キャンプギアを持ち込んで、家族のデイキャンプも楽しめます。

バーベキュー場の設備

公園内には基本の水場やトイレの設備があり、芝生の広場の横にはバーベキュー棟が建っています。内部にはテーブルと椅子とかまどが並んでいる形です。屋根があるので、東扇島が雨でも利用しやすいメリットがあります。

かまどは比較的にしっかりした構造で、バーベキューコンロを使う必要がありません。かまどなしプランなら、芝生の上で自由にテントやタープを設営できます。かまど付きプランでも、かまどの近くにタープを張ることは可能です。

基本情報

東扇島のバーベキューの利用

利用できる時期と利用時間

これから訪れたい東扇島の東公園と中公園は、どちらもほぼ通年営業しています。公園自体は24時間営業なので、夜中でも駐車場も利用できます。バーベキューについても1年中の営業ですが、利用は予約抽選制なので運次第です。

バーベキュー場の利用時間は、10時にスタートするのが基本。連日16時までとなっていて、夜間の利用はできません。いつの時期に予約していても、利用するなら早めに訪れて、準備万全にしておくことをおすすめします。

利用の登録方法

東扇島のどちらのバーベキュー場も川崎市のほうで管理しているので、ふれあいネット（川崎市公共施設利用予約システム）からの予約が必要です。ふれあいネットを初めて使うには、ひとまず利用者登録をすることから始めます。

登録申請書と川崎市口座振替納付（自動払込）依頼書を、登録した銀行などに提出することも必要です。その際に金融機関から、本人控えと提出用書類が返却されることになり、それを施設の窓口に提出しますが、その際に身分証明書が必要です。

予約の方法

無事ふれあいネットに利用登録ができたなら、公式サイトのバーベキューの予約ページを開きます。東扇島の東公園と中公園の、どちらかを選び、次にかまど付き、かまどなしなどの、バーベキューサイトを選択します。

すると予約カレンダーが登場するので、希望する日を選択、必要情報を入力すれば応募完了。予約と言っても抽選で利用が決定する仕組みなので、混雑時期は1回では決まらないことがあります。ふれあいネットから、当選連絡が入るのを、じっと待っていていてください。

レンタルと販売

数は少ない感じですが、東扇島のバーベキュー場ではレンタル品も扱っています。公園の管理事務所に行けば、コンロの網や鉄板といった基本の貸し出しアイテムがあります。これについては、持ち物から省略して構いません。

公園内の販売品は無いですが、土日や祝日には屋台が登場することがあります。各種の軽食や飲み物を入手できて、バーベキューのサイドメニューとしては最適。さらに公園の周辺マップを見て分かるように、コンビニが多いので買い物には困りません。
 

手ぶらバーベキューもできる

こちらの東扇島の2つの公園では、手ぶらバーベキューも実現できます。その方法は、東扇島に来てくれる、出張バーベキューのショップを使うこと。東京や神奈川に、予約できる幾つかの手ぶら業者が存在しています。

手ぶらバーベキューでは、美味しいお肉や海鮮のセットプランが勢揃いです。ビールなどの飲み放題も可能だし、バーベキューの居心地を良くする機材のレンタルも利用可能。片付けまでも頼めるので、満足感が違います。

東扇島でバーベキューしよう

東京湾のそばで美味しいBBQに

川崎の名所となった東扇島には、明らかに居心地がよさそうなバーベキュースポットが見つけられました。東扇島のいずれのスポットも特徴的で、気軽なアウトドアの1日を過ごすには、たいへん魅力を感じるところです。

ふれあいネットの利用方法については若干苦労もありそうですが、そこを乗り越えて多くの人がバーベキューを楽しんでいます。次の休みの前に登録して、ソロでも犬連れでも、気軽なBBQを実現してみたいものですね。

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