知明湖キャンプ場特集！季節ごとのイベントが盛り沢山で老若男女全員楽しめる！

知明湖キャンプ場とは

兵庫の川西市にあるキャンプ場

北摂山系の山々が連なる兵庫の川西市に、一庫ダム湖とも呼ばれる知明湖（ちみょうこ）が伸びています。そのほとりあるのが日本一の里山と呼ばれる黒川地区。ここに自然の原風景にいだかれた、知明湖キャンプ場があります。

標高155mの知明湖キャンプ場は、一庫ダム湖周辺環境整備センターが運営する施設。大阪の中心街からも1時間圏内という近さもあり、老若男女からたゆまず人気を獲得しています。（当記事は2021年4月3日時点の情報を元に掲載しています。）

水辺の知明湖キャンプ場は自由に過ごせる

バイクでも利用しやすい知明湖キャンプ場には、1年じゅう色んな楽しみ方があります。妙見山などから流れる川は綺麗なので、川遊びなどのアクティビティが充実するところです。川辺はホタルや野鳥を始めとした、生物の宝庫でもあります。

知明湖キャンプ場ならグルメ自然観察や音楽など、色んなイベントで盛り上がれるのも人気の理由です。春夏秋冬、色んな表情を見せてくれる場所なので、季節ごとにBBQやテント泊におすすめできます。

知明湖キャンプ場の基本情報

知明湖キャンプ場の施設

①テントサイト

東西に400mも伸びる知明湖キャンプ場には、AからGまで7ヶ所のテントサイトがあります。元々はパターゴルフ場だったこともあって、全体はフラットな仕様。サイトは芝生が基本で、ほぼ全域が川沿いです。

車は離れた駐車場に止める形ですが、臨時駐車場のあるEサイトなら、オートキャンプのように過ごせます。市外からの利用料金は、日帰りも宿泊も1,000円以下。しかも川西市在住者ならその半額なのでさらにお得ですね。

時間を忘れる川沿いのキャンプ

この知明湖キャンプ場は隅々まで管理が行き届いて、綺麗なところだと口コミでも評価されています。サイトによっては駐車場から離れてしまいますが、トイレや炊事棟などの設備の場所に合わせれば、過ごしやすい印象です。

焚き火は直火でなければ、薪で自由にできるのも嬉しいところ。西側では知明湖の景色を眺めながら、時間を忘れるキャンプになります。バイクでオートキャンプのように利用しやすいこともあり、バイクで来る利用者も目立つスポットです。

②常設テント

出典: https://chimyoko-camp.jimdo.com/infomation/

管理棟のそばの芝生のCサイトに、貸出される常設テントエリアがあります。知明湖キャンプ場には大小の2種類あり、テントは無骨な印象です。大型は春～秋にかけての限定4張で、小型の4張は1年じゅう予約利用ができます。

貸出料金は入場料に加え、市外在住なら1,000円台で、川西市在住者ならその半額になるというからお安い感じです。こちらの常設テントも焚き火台などを使った焚き火もできるし、トイレや駐車場に近く、テント設営の手間が省けて便利です。

③キャンプ場の設備

基本的な施設は、知明湖キャンプ場の中に揃っています。トイレ棟は東西に2ヶ所あり、様式水洗トイレと障害者用トイレもあります。炊事棟はキャンプ場各地の4ヶ所に配備されているので、料理をするにも支障なしです。

そして知明湖キャンプ場では、6～10月ならシャワーを使えるのも嬉しい要素。シャワーの料金は1回200円と格安で、焚き火やBBQの後にもおすすめです。場内には自販機も設置されているので、飲み物ならば自販機で入手できます。

知明湖キャンプ場の見どころ

①川遊びできる知明湖キャンプ場

出典：https://chimyoko-camp.jimdo.com/

2つの小川が合流している地点の知明湖キャンプ場は、時間を気にせず夏に川遊びするにも絶好の場所。北摂山系の山々から流れてきた川の水は綺麗で、真夏でも冷たさを感じさせます。川遊びに良い時期は、気温30度を超える6～9月にかけての頃です。

駐車場の近くには川に降りられる階段が各地に設置されているので、川遊びしやすい環境です。全体的に浅い小川なので、子供でも安心。川遊びでは滝に打たれたり、生き物を探して潜ったり、網でガサガサしてみるといった方法があります。

②季節ごとのイベント

キャンプだけでなく、イベント参加をメインとして訪ねることも、知明湖キャンプ場のおすすめな過ごし方です。例えば春には桜のライトアップがあるし、梅雨時には「ほたる乱舞」と呼ばれる小川のホタル観賞会が開かれています。

夏になると川遊びと共に、アユのつかみ取りが開催されることもあります。紅葉の秋には「山ざらい」が開催されると、芋掘りやクワトロ鍋作りが楽しみ。他にも自然観察会、焚き火のダッチオーブンなど、知明湖キャンプ場はイベントの魅力がたっぷりです。

桜のお花見とライトアップ

小春日和の注目と言えば、知明湖キャンプ場を舞台とする桜のお花見イベントです。キャンプ場の全域には、ソメイヨシノやエドヒガンや八重桜といった桜の木々が多く植えられて、川西市を代表するお花見スポットになっています。

開花するのは例年3月下旬から4月中旬の頃。夜の時間帯のライトアップは1週間ほど行われ、白やピンクの花々が闇夜に綺麗に光に浮かび上がって、昼間とはまったく違う風景です。春だけの魅惑的なお花見キャンプとなります。

月曜の雑貨とチャイ

盛大な感じで開催されるのが、「月曜の雑貨とチャイ」という特別イベント。知明湖キャンプ場にはグルメから雑貨まで様々な出店があり、駐車場もサイトも、朝の時間から大勢で賑わいます。メインになるのがインドのチャイが提供されるブースです。

チャイは本格仕様で、インドならではの甘いミルクティーがいただけます。ノリノリな音楽が鳴り響く中で、たっぷり野菜のブリトーの屋台が登場したり、様々な雑貨の販売店が出店されたりもします。

知明湖キャンプ場の利用

利用できる時期と時間

こちらの知明湖キャンプ場は、暖かくなる3月下旬からスタートしています。営業の時期は秋の11月下旬まで続き、その後はずっと冬季休業です。基本的に火曜日が休業日になっているので、利用なら予定を合わせてみてください。

日帰りの利用時間は、朝から夕方までとなります。チェックアウト時間は午後13時までに済ませるのが通常です。夜間は管理棟の販売・貸出や自販機も使えず、駐車場の出入りもできなくなるので、お昼のうちに全て準備する必要があります。

貸出アイテムと販売

管理棟では各種の販売品と貸出アイテムが利用できるのも、知明湖キャンプ場の良さです。販売品は自販機の他、焚き火用の薪や炭などがあります。料理で使える貸出アイテムは無料なのも嬉しいところで、ダッチオーブンやBBQの機材セットも完備です。

さらに知明湖キャンプ場の貸出では、テントも注目。日よけテントは3×3mと6×3mの2種類あって、貸出料金は小型なら1,000円台と格安なので活用しやすい感じです。荷物を少なくするバイクのソロキャンプにも、貸出日よけテントをおすすめします。

BBQや鍋の食材注文

出典: https://chimyoko-camp.jimdo.com/reserve/

宿泊利用でもデイキャンプでも、知明湖キャンプ場ならばBBQの食材の予約をできるのも魅力的に感じます。この場所なら高級なお肉と野菜のセットから、単品までも用意。手ぶらのBBQキャンプをするのはとても簡単なことです。

米沢牛の総量1.2㎏オーバー知明湖セットは人気です。正統かわにしクワトロ鍋に使える、米沢牛霜降りすき焼き用400gセットは、1万円の料金で入手できます。厳選黒毛和牛の1人前セットなら、3,000円という低額料金で入手可能なので大注目です。

知明湖キャンプ場の利用時の注意事項

犬などのペットの入場については、鳴き声やトイレなどの問題があってか、知明湖キャンプ場では禁止です。自宅近くの犬預かり施設を利用して、キャンプ場を訪れることです。犬を遊ばせるなら、近隣の一庫公園もおすすめできます。

こちらのキャンプ場は、犬と共に花火や球技といった遊びも禁止されているところです。原則としてキャンプやBBQで出たゴミは、お持ち帰りするのが通常ですが、知明湖キャンプ場ならば有料処理プランも用意しています。

知明湖キャンプ場周辺の観光

①山空海温泉

周辺でもっとも近い人気の温泉は、大阪の能勢町の山間部にある山空海温泉です。知明湖キャンプ場から来るまで山道を北へ10分走ると、田尻川の谷あいに山空海温泉の小さな建物が見えてきます。屋根の巨大な温泉マークが目印です。

山空海温泉はとても質素な施設でありながら、地元ではかなり知られていて評判を維持してきました。小さいながら駐車場も完備するところです。木・金が定休日になっているので、キャンプに合わせた利用日を考えてみてください。

独特な硫黄の温泉の魅力

山空海温泉の設備は、脱衣所とお風呂とトイレが揃ったシンプルな施設。大人の料金は800円で、子供なら安上がりです。内部は炭酸ナトリウム温泉の湯船が3つ並んで、お湯は大人が好む熱め、子供も入りやすいぬるめ、源泉の3種類が揃います。

硫黄感のある源泉かけ流しの温泉のお湯は無色透明で、手に取ればつるつるとした感触。皮膚病には効果が極めて高いとされ、神経痛や関節痛の緩和も期待できます。知明湖キャンプ場のついでに、入りに行く価値は十分です。

基本情報

③知明湖（一庫ダム）の釣り

キャンプの合間に釣りをするなら、知明湖のほうに足を運んでみてください。知明湖は南北2.7×東西2.0kmほどもある大きな湖で、各地に釣りポイントがあります。知明湖キャンプ場に接する遊歩道周辺は、釣りポイントの1つです。

他にも一庫公園の南側、西側の丸山台の湖畔、北西の円山大橋など、有望な幾つか釣りポイントが存在しています。知明湖キャンプ場の目の前はトイレが使いやすくなるし、キャンプの合間にも訪れやすいポイントです。

知明湖で釣れる魚とは

一昔前からブラックバスの釣果が高い湖として、知明湖は知られていました。ブラックバスは体長50cmオーバーの個体もよく釣り上げられています。その他オイカワ、ニゴイ、カワムツなど様々な川魚が釣れるところです。

釣りはバスロッドを使うのが一般的で、ルアー、エサのどちらでも可能です。ブラックバスはリリースが一般的ですが、調理方法によっては、意外と美味しいとも言われる魚。知明湖キャンプ場のBBQで、味わってみてはいかがですか？

基本情報

知明湖キャンプ場周辺に出かけよう

気軽なソロキャンプも楽しみたい

清流と湖に寄り添う知明湖キャンプ場は、年間を通じて快適キャンプができるところでした。山と川と湖があって、常に自然を感じられ、キャンプでは焚き火と手ぶらBBQができてしまうことも、ソロキャンプでも魅力的です。

しかもここは川遊びができたり1年中イベントが多様なスポットだから、サイトのチェックをして、お目当てのイベントに参加するのも楽しみ。次回の休日には知明湖キャンプ場を選んで、焚き火から釣りまで全部楽しむのも良さそうですね。

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