クアッドマルチパネルランタン
単1電池 エネループ
クアッドマルチパネルランタンを紹介
キャンプの明かりに便利なランタン
ソロキャンプならヘッドライトや懐中電灯(フラッシュライト)でも明かりとして使えますが、ファミリーキャンプなど人数が多くなると特定の方向だけ照らせられるという指向性がある懐中電灯やヘッドライトよりも360度照らせるランタンのほうが便利になります。
また、ランタンのほうが吊るして使えることからヘッドライトなどよりも広い範囲を照らしてくれるため、キャンプに行くならよほどの理由がない限りランタンのほうが便利ですよ。
ColemanのLEDランタンを紹介
さまざまなブランドからランタンは発売されていますが、今回はColemanが発売する大型のLED式のクアッドマルチパネルランタンを紹介しますね。数あるLED式の中でも非常に多機能でさまざまな使い方ができる非常に画期的なランタンとして大人気です。
注意点などもありますが、他社のLEDランタンにはない魅力や特徴が豊富にある売れ筋商品になり、旧モデルよりも格段と使いやすくなっていると好評です。
クアッドマルチパネルランタンの基本情報
クアッドマルチパネルランタン
クアッドマルチパネルランタン
4枚の発光パネルと本体のLEDで構成されたランタンです。旧モデルよりもサイズが小さくなりコンパクトなΦ14.5×高さ23.5cmと持ち運びやすいです。電力は単1電池を4本あるいは8本使います。
8本だと重たくなりますが、その分電力が多くなり明るさと使用できる時間が伸びて連泊でも使いやすいですよ。また、余剰電力ができやすくなりモバイルバッテリーのようにほかの機器への給電がしやすくなるメリットがあります。
明るさ
前述したように4本と8本で明るさが異なります。参考値ですがサイト全体を照らすメインに使う場合は1000ルーメン必要になりテーブル周辺だと200ルーメン前後が目安になり、8本使用していてもメインランタンに使うにはクアッドマルチパネルランタンは少し暗めです。
電池数 | 4本 | 8本 |
ハイ | 500ルーメン | 800ルーメン |
ミディアム | 140ルーメン | 200ルーメン |
ロー | 60ルーメン | 100ルーメン |
連続使用時間
連続使用時間も同様に電池の本数で変わります。連泊など長時間キャンプをする場合はクアッドマルチパネルランタンを8本での運用がおすすめです。
電池数 | 4本 | 8本 |
ハイ | 13時間 | 20時間 |
ミディアム | 69時間 | 120時間 |
ロー | 196時間 | 400時間 |
コストを改善する方法
単1電池 エネループ
バッテリーが単1の電池式のためランニングコストが気になる方も多いでしょう。クアッドマルチパネルランタンのランニングコストを改善する方法が、エネループなどの充電式の電池とスペーサーを使う方法と、あまり見かけませんが単1の充電池を使う方法です。スペーサーを使うと単3電池を擬似的に単1電池として使え、繰り返し使える充電池ならコストも抑えられます。
充電池は電圧が低いですが、容量がなくなるまで1.2Vを維持するためきちんと使えます。
電池交換の方法
IPX4の防水がありますが、強力な防水ではなく防沫形といわれる飛沫が中に侵入しない構造です。そのため電池交換は蓋を開けるだけとなり簡単に電池交換できます。
発光パネル(エリアライト)は充電式になっているため電池交換不要ですが、徐々に劣化するため自分で充電池に交換するかコールマンの公式オンラインサイトからエリアライト用電池、エリアライト単品を購入するといいでしょう。
クアッドマルチパネルランタンの姉妹品について
クアッドマルチパネルランタンには姉妹品として発光体のパネル(エリアライト)が2枚のモデル、3枚のモデルがあります。発光体の数が異なるため明るさやサイズなどが変わってきますが、使い方の面ではクアッドマルチパネルランタンと同じように使えますよ。
キャンプだけではなく防災でも使いやすいランタンになっています。
クアッドマルチパネルランタンの特徴
特徴1:パネルが独立する
クアッドマルチパネルランタンの最大の特徴が4枚ある発光パネル(エリアライト)です。普段は本体にくっついていて本体のスイッチに連動しローからハイまで切り替えられます。しかし、4枚それぞれ本体から取り外してもパネルライトとして面で照らせるようになっていますよ。
エリアライトだけでも比較的明るくさまざまな使い方があります。エリアライトのスペックは下記のとおりです。
明るさ | 使用時間 | |
ハイ | 100ルーメン | 3時間 |
ロー | 25ルーメン | 14時間 |
懐中電灯にもなる
パネルは懐中電灯として一定の方向だけを照らすことも可能です。明るさは100ルーメンにもなり散歩やトイレをするときに十分な明かりになります。ランタンだと100ルーメンは暗いですが、懐中電灯は一定の方向に光を集める形になるためランタンの100ルーメンより明るく見えますよ。
コンパクトで持ち運びやすく、ハンドルもきちんとあります。また、使用時間は同じ明るさでもエリアライトとして使っているときと比べ、1時間長い4時間となります。
置いて使える
クアッドマルチパネルランタンのエリアライトは、クアッドマルチパネルランタンにきれいに収納(くっついている)できますが、背面にスタンド兼ハンドルが折りたたまれていて、置いても使える設計です。エリアライトには使い方がいくつかありますが、置けることでテント中で吊るす必要がなく、使いやすいと評判になっています。
クアッドマルチパネルランタンのエリアライトは、アウトドアで使いやすくなるようによく考えられているライトです。
引っ掛ける
コンパクトで持ち運びやすいエリアライトはスタンドを利用して引っ掛ける、吊るすという使い方も可能です。カラビナなどのフックがあると掛けやすくなり、テントの上部に吊るすとテント内全体を明るく照らしてくれます。
エリアライトのサイズは非公表ですが、クアッドマルチパネルランタン本体よりもコンパクトでスリムなため邪魔にならずポケットにもしまえるぐらいなので、カラビナなどを使いズボンにかけても邪魔になりにくいです。
マグネットが便利
クアッドマルチパネルランタンにエリアライトがくっついているのは、背面にあるマグネットのおかげです。このマグネットは強力でエリアライトの自重を支えられるため、アイアンポールなどにくっつけて使えますよ。クアッドマルチパネルランタンだけ使ったり、パネルをくっつけたりといろいろな使い方できます。
クアッドマルチパネルランタンのエリアライトは、車のボディーなどにもくっつけられてアウトドアのさまざまなシーンで活躍する高機能なランタンです。
充電方法が簡単
パネルの中にはエネループと同じようなニッケル水素電池が使われていますが、ケーブルやコンセントに差し混んだり専用の充電器を使う充電方法ではなく、本体に取り付けるだけの充電方法となり手間がかかりません。
給電は単1電池からとなるため消費したエリアライトを取り付けると使用時間は減ります。本体に取り付けるときも、エリアライト下部にある端子とクアッドマルチパネルランタン本体の端子を合わせるだけで難しい操作などは不要です。
充電期間について
パネルの充電方法はシンプルですが充電池のため一年以上使わない場合はバッテリーが過放電され劣化し単体で使えなくなります。劣化して正規の充電方法でリチャージできない場合は、電池を交換しましょう。
特徴2:持ち運びやすいサイズのLEDランタン
クアッドマルチパネルランタンは熱を発するガス、ガソリン式ではなくボタンで簡単に操作でき、熱くならないLEDランタンです。テント、タープ直下でも安心して使えて小さな子どもがいるファミリーキャンプでも使いやすく、サイズもLEDランタンとしては大きい方ですが、燃料を使うランタンと比べると比較的コンパクトです。
また、クアッドマルチパネルランタンの光の色は白色のため作業がしやすく明るいです。しかし、雰囲気作りは苦手なランタンです。
LEDランタンの特徴
クアッドマルチパネルランタンは変則的なLEDランタンですが、エリアライトも本体もLEDランタンの特徴もきちんと持っています。
前述した熱を持たないことで安心に使える点、光の波長がガスやガソリンを使うランタンと異なり虫が寄り付きにくい点、ボタン操作、電池式で扱いやすい点、サイズがコンパクトで持ち運びやすい点などが挙げられます。
ボタン操作で簡単
クアッドマルチパネルランタンの上部にあるボタンを押すだけで操作できます。UIはスイッチを押すたびにロー、ミディアム、ハイ、消灯となり5秒以上まってから押すとすぐに消灯でき操作しやすいです。
多彩な使い方ができるエリアライトも正面の下部にあるボタンで簡単に操作できますよ。
特徴3:本体だけでも発光
旧モデルは本体に発光体がありませんでしたが、クアッドマルチパネルランタンは本体だけでも発光するため非常に便利です。家族がそれぞれエリアライトを取り外していてもどこにランタンがあるのかすぐに分かります。
クアッドマルチパネルランタンが単体の明るさは、目印として機能する程度の明るさしかないので注意してくださいね。また、クアッドマルチパネルランタンはパネルだけでも発光するため、パーソナルライトを持っていかなくてもよくなります。
特徴4:USBでの給電可能
モバイルバッテリーのように大容量ではありませんが、クアッドマルチパネルランタンの本体にはUSBケーブルが挿せるようになっていて余剰電力を使ってスマホなどの機器に給電できます。
ただし、モバイルバッテリーで使われているリチウム電池ではなく通常の電池からの充電方法となるためフル充電はできません。非常手段、災害時に使える方法として覚えておくといいでしょう。また、エリアライトも電池から給電するため使いすぎないように注意してくださいね。
特徴5:防災用品としてもおすすめ
クアッドマルチパネルランタンは防災用品としても使いやすいランタンです。クアッドマルチパネルランタンだと懐中電灯では工夫しないとできない部屋全体を照らせ、独立するエリアライトでそれぞれの部屋でも使えます。
USBに対応しているラジオがあればラジオの充電もでき、電池式なので出火する危険性も少なく誰でも使いやすいですよ。サイズも大きすぎることはなく持ち運びやすいです。
特徴6:パーツ単位で購入可能
クアッドマルチパネルランタンのパーツをなくしたり、エリアライトのバッテリーが劣化したりしてもColeman公式通販ではパーツ単位での販売もあります。2021年4月8日現在、クアッドマルチパネルランタンの電池蓋、本体、エリアライト、エリアライト用充電池が購入可能です。
故障しないことが一番ですが、接触不良や故障した場合修理も出せます。また、パーツ単位での交換もできるため故障しても安心できるランタンです。
クアッドマルチパネルランタンの口コミ
多機能さに関するレビュー・口コミ
クアッドマルチパネルランタンは使い方が豊富で多機能です。クアッドマルチパネルランタンの多機能な点は評価が高く評判になっている点で従来のランタンでは使えなかった使い方ができるというレビューがたくさんあります。
本レビューはクアッドマルチパネルランタンのレビューですが姉妹品も似た評価、評判になっていて独立する発光パネルの使い勝手のよさが一番高く評価されています。
キャンプに行く時は、これまでテントの中、外と何個もランタンを持って出掛けてましたが、最近ではこれだけ持ってキャンプに行ってます。
本体はメインランタンとして使い、パネルを外してテーブル、テントの中、トイレなどのちょっとした外出など、全てこれさえあれば可能です!
また、私は夜寝るときにスマホのモバイルバッテリーを毎回持って行ってたんですが、それさえも必要なし。
明るさに関するレビュー・口コミ
クアッドマルチパネルランタンは状況に応じた3段階の明るさに切り替えられます。電池の数で明るさは異なりますが、きれいな白色で視認性が高く使いやすいと評判です。
スペックだけではわからないクアッドマルチパネルランタンの光り方に関する口コミもありギラつくことなく目にも優しいと高く評価されていますよ。ただし、クアッドマルチパネルランタンのエリアライトを懐中電灯で使うときは直視しないように注意してくださいね。
3段階の調光、それぞれ取り外しも可能な4面の発光パネル部、常に視認性・明るさも抜群な白色LEDと、様々な使い方が出来る汎用性がGood
LEDなので省エネでランタイムも長い。またLED特有のギラツキを抑える半透明レンズで全体を満遍なく照らせ、使う側にも優しいといえる
エリアライトに関するレビュー・口コミ
クアッドマルチパネルランタンの最大の魅力、特徴でもある4枚のエリアライト(発光パネル)に関する口コミや評価、評判もたくさんあります。
小さくて持ち運びやすく子どもでも使いやすいサイズ感で最大100ルーメンで3時間もの使用時間があり、トイレや炊事場などテントサイトから離れるときのパーソナルライトとして使いやすいと評価されています。置いたり、掛けたり、くっつけて使えるところも評判がいいです。
サブランタンとして使用可能。取り外し後は軽量で薄くコンパクト。そのコンパクトさとは裏腹に、明るさも充分。また先端部のスポットライトは懐中電灯としても使え、輝度は100lmと最低限の明るさもある。なのでちょっと拠点から離れる際、手軽に光を持ち運び可能であり、使い勝手はかなり良い
使い勝手に関するレビュー・口コミ
クアッドマルチパネルランタンは単1電池という大きい電池を8本使いますが、それ以上に使い勝手がいいと評価されています。エリアライトの接触不良が起きやすいという口コミもありますが、クアッドマルチパネルランタンは多機能さ、明るさ、使い勝手の面で高く評価されている多機能LEDランタンの決定版のような製品です。
Colemanがクアッドマルチパネルランタンを発売したのは2017年頃ですが、2021年でも人気です。
単一電池を準備しておかなきゃないのは少しネックですが、それを踏まえても十分満足の行く商品だと思います。
スマホの充電もできるので、非常時の電源としても使えそう
家族や友人にも勧めたいくらいです。
クアッドマルチパネルランタンのまとめ
クアッドマルチパネルランタンはおすすめ
クアッドマルチパネルランタンは少し高価で単1電池を使用しますが、その分多機能で非常に使いやすいランタンです。標準的なLEDランタンよりも大きいですが、個別に必要なライトがなくなるため荷物量は減ります。
また、クアッドマルチパネルランタンは、姉妹品があり少人数のキャンプでも使えて防災用品としても活躍するおすすめランタンです。クアッドマルチパネルランタンに合うケースもColemanから発売されていて保管もしやすいですよ。
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