チェアツー
チェアツー ロッキング
チェアツーとは
人気の椅子
チェアツーとは組み立て式のコンパクトチェアのことです。同社の椅子の中で最も有名かつよく似た製品が多いチェアワンに対し、チェアツーは背もたれ部分が大きくなったモデルでよく似た製品は少なめになります。
ハイバックタイプのためチェアワンと比べると、よりくつろげるようになっていて背もたれもあるので思いっきりもたれられるようになっていますが、大きい分収納サイズなどが変わっていますよ。
Helinoxとは
Helinoxは韓国のDAC社のアウトドアブランドです。日本で言うところのパール金属のアウトドアブランド(現関連会社)のキャプテンスタッグになり、DAC社はテント用の金属ポールなどを発売していて世界的にも人気があります。
Helinoxのアウトドアチェアの特徴は軽くて、組み立てしやすく、座り心地がいいという三拍子揃っていることからキャンプなどのアウトドアで大活躍しますよ。今回紹介するチェアツーもキャンプにおすすめです。
チェアツーの基本情報
チェアツー
Helinoxのアウトドアチェアは組み立て式になっていてフレームを組み立てて座面となるシートを張っていくことで椅子になるタイプです。そのためサイズに対して収納サイズが小さい特徴があります。
大きさは55×65×高さ84cmとしっかりしたサイズ感になっていますが、収納サイズは46×13×高さ12cmとコンパクトです。座面の高さは、34cmになります。ハイでもローでもないちょうどいい感じの高さと評価されていますよ。
高耐久
チェアツーはテントのようなフレームと丈夫な生地の座面、背もたれで構成されて椅子です。折りたたみのアウトドアチェアには木の座面になっている製品もありますが耐荷重は折りたたみ式のものと比べても遜色なく、145kgもあります。チェアワンやチェアツーとよく似た製品と比べると高めになっていますよ。
フレームの生産技術に長けているDAC社のブランドということで、使われているフレームは独自素材で性能が高めになっています。
Amazonや楽天で購入可
韓国のブランドの椅子ですが、Amazonや楽天で簡単に購入でき、オプションなども買いやすい魅力があります。また、日本ではモンベルが取り扱っているため全国各地にあるモンベルショップ店頭でもHelinoxの椅子が購入可能です。
ただし、チェアツーを含め非常に人気のあるアイテムということでシーズン中やシーズンが始まる前にすでに売り切れになっていることも多く、欲しい方は早めにチェックしておいたほうがいいでしょう。
チェアツーのスペックまとめ
- タイプ:ハイバックチェア 座面高34cm
- サイズ:55×65×84cm
- 耐荷重:145kg
- 収納サイズ:幅46×奥行き13×高さ12cm
チェアツーの魅力・特徴
1:サイズ感と軽さのバランスがいい
チェアツーはサイズと軽さのバランスが取れたモデルです。大きな椅子は他にもありますが、チェアツーはハイバックモデルでなおかつ軽量なタイプに分類されています。
55×65×高さ84cmもの大きさがりながら1185gしかないのは本品だけです。他のメーカーではもっと重たくなりますよ。体を安心して預けられるサイズ感がありますが、少しでも軽くしたいという方は、よりコンパクトな椅子を選択するといいでしょう。
似た椅子とどっちがいいのか問題
似た椅子とどっちがいいのか比べていきましょう。軽さと大きさを比べると前述したようにチェアゼロ、ワンは軽い分背もたれが短いですよ。また、同社のサバンナチェアなどはチェアツーよりも座面シートが大きくなっていてゆったり座れるハイバックモデルの椅子ですが、大きい分収納サイズが増え、重たくなっています。
各種チェアで困ったときは、なにを優先するか考えるとどっちがいいかわかります。
軽い
チェアツーの重量はわずか1.18kgしかありません。1.18kgというのは収納袋などを含めた総重量となり、小さめのチェアワンとよく似た形状の椅子と比べてもチェアツーのほうが軽量です。収納サイズはやや少し大きめになりますが、重さだけならば自転車でも持ち運べるほどと言われています。
レビューでも軽量で持ち運びやすいと高く評価されていますよ。
ラーも軽量なのもオシャンティなのも気に入ってます。
家中どこにでも持って行って使ってます。
軽いので動かしやすくて掃除機するときも楽です
2:座り心地がいい
Helinoxのアウトドアチェアは全体的に座り心地最高と言われていて評価が非常に高いです。生地が沈みこんだり、フレームに足が当たって痛くなるという声もありません。
太ももの裏側にフレームが来る構造だと痛くなりやすいのですが、チェアツーは、フレームが当たらない構造になっていて長時間座っても痛くなることはありません。生地が沈み込むと座り心地が悪くなりますが、チェアツーではテンションを保ったままになっているため座り心地が悪くなりません。
座り心地に関するレビュー
チェアツーは座り心地が非常に高く評価されていますよ。もちろん背が高い人、低い人、大柄な人、小柄な人など十人十色なので皆が座り心地いいと評価しているわけではありませんが、全体的に高いところもチェアツーの特徴です。
30cmを超えていることからローチェアには分類されませんが、高さ的にはハイチェアとしては低くなることからコンパクトな高すぎないテーブルと揃えて使うとより使い勝手が増しますよ。
長時間座っていても楽です!さすがの1言!!
軽いし、持ち運びも便利!!
3:特徴的な素材
ポール加工、ポールを製造している世界的にも有名な会社のオリジナルブランドのため骨組みとなる金属フレームはオリジナル合金のTH72Mが使われていて、軽さと強度を両立した夢のような性能をもつフレームが採用されています。座面はポリエステルとなり他の組み立て式のアウトドアチェアと同じような素材です。
オリジナル合金のTH72Mは、チタンなどの強度のある素材が使われているため軽量ですが耐久性、頑丈さがあります。
耐久性が高い
独自素材のフレームによりアウトドアという過酷な場所でも高い耐荷重で長く使えるようになっています。チェアツーの価格は高めですが、座り心地や耐久性を考えると低価格帯の椅子ほどではありませんが、コスパも悪くないと言われていますよ。
座面シートの素材は他の椅子と同じですが、丈夫で破れにくい高耐久性の厚手のシートになっているとれでも言われていて耐荷重も信頼できる数値です。体格のいい方でも安心して使える堅牢さもチェアツーの特徴です。
耐久性に関するレビュー
破損しやすい部位がよく似た製品と比べ頑丈という点は非常に大きいです。レビューでも耐久性、頑丈さは高く評価されていますよ。
シート側のポール差込口はかなり頑丈
パチノックスと比べたことはないが想像以上に作りが強い。差込口周辺の
シート自体が固めに作られているので、破れる心配はほぼないと思う
5:デザイン性が高い
よく似た形状の椅子、他社のハイバックチェアにないチェアツーならではの特徴としてデザイン性があります。Helinoxにはタクティカルやホーム・デコ&ビーチなどのブランドがありホーム・デコ&ビーチのチェアツーは家の中でも使いたくなるおしゃれなデザイン性、通常のチェアツーとは質感が異なる座面シートを標準で装着しているモデルもあります。
また通常モデルのチェアツーもHelinoxの代表的な色合いの水色×ブラック以外のデザインもありますよ。
特徴的なカラーバリエーション
2021年4月現在発売されているチェアツーのカラーバリエーションは7色あります。水色のフレームに×ブラックの座面シートという定番の色から真っ赤なフレームにに真っ赤なシート、メタリックブルーのフレームに、青いシートなど色ごとにフレームの色もきちんと異なります。
また、一色だけですがトリコロールのデザインもありビビットな色合いの赤×水色×黒のシートが非常におしゃれなモデルもあり通常モデルでもデザイン性が高いです。
ホーム・デコ&ビーチとの違い
ホーム・デコ&ビーチのチェアツーと比べると、収納サイズ、収納袋の質感や見た目、重量が少し異なっています。また、座面が異なるため雰囲気が大きく異なりますよ。通常モデルではメッシュになっている背中や腰回りの部分もホーム・デコ&ビーチモデルではスリットに変わっています。
ホーム・デコ&ビーチでもアウトドアで使えるため座面シートのデザインから好きな方を選ぶといいでしょう。注意点としては若干ホーム・デコ&ビーチのほうが重たく収納時は円柱状です。
6:オプションが豊富
チェアツー ロッキング
チェアツーはオプションが豊富にあり、使い方を工夫できるアウトドアチェアです。例えばロッキングチェアにしたり、砂浜でも沈まないように、家の中では床材を傷つけないようにしたり、飲み物をホールドできるカップホルダーなどもあり豊富です。
より便利に使いやすくカスタムできるところはHelinox、チェアツーの大きな特徴になります。オプションも本体のチェアツーと同じように通販サイトやモンベルの店舗で購入できます。
小型タープも
チェアツーのオプションには小型のタープもあります。他のメーカーにはないオプションの一つで非常にユニークなアイテムです。椅子のフレームに一人用の小さなタープを取り付けてタープがない状態でも日光を遮るためリラックスしやすいです。
タープがないときでも日陰が作れますが、もともと軽量でハイバックモデルのため風の影響を受けやすいですが、タープを取り付けることでさらに風の影響を受けやすくなるため注意してくださいね。
7:収納袋が枕に
チェアツーの背もたれにはマジックテープが貼られていて付属の収納袋を首の位置に貼り付けられるようになっています。なくさないように貼り付けるという意味ではなく収納袋の中に着替えなどの柔らかいものを詰めて貼り付けることで枕、クッションとして使えるようになります。
収納袋が枕として使えるのは非常に珍しく他社のアウトドアチェアで同様の構造になっているものは少ないです。また、マジックテープなので着脱も簡単です。
オプションには枕も
チェアツーのオプションには自分で空気を入れるエアヘッドレストやフォームタイプの専用の枕、クッションも発売されています。より快適に過ごせるようになるオプションとして人気です。
収納袋に着替えなどをいれて作る即席のクッションと比べ、空気を入れるためちょうどいい硬さ、形に調整しやすいところが大きなメリットになります。取り付け方法もマジックテープで簡単な点は収納袋で作るクッションと同じです。
8:組み立てが簡単
チェアツーは組み立て式ですが、子どもでも組み立てられるというレビューがあるほど組み立てが簡単なアウトドアチェアです。フレーム部分はテントのポールと同じよにショックコードでつながっていて半自動的に組み上がるようになっていてフレームの組み立てで手こずることは非常に少ないです。
フレームを組み立てが終わると座面シートを取り付けるだけとなります。シートを取り付けるときに一部力が必要になりますが、簡単な部類です。
たたみ方も簡単
チェアツーの座面シートは硬すぎることはなく、たたみ方も簡単です。適当なたたみ方でもある程度収納できるところも魅力的です。たたみ方に関する動画ではありませんが、たたみ方が分かる動画もありますよ。
たたみ方としては、折り目が付いている部分を折りたたみ、四角になるようにしていきます。最終的にはフレームと同じ幅になったら、フレームと一緒にまとめて収納袋に入れていきましょう。シートが硬いと折りたたみにくいですがチェアツーは簡単です。
チェアツーの注意点
注意点1:風に注意
チェアツーは背が高く軽量でなおかつ上部には枕が取り付けられます。風がある日は立ち上がった途端にチェアツーが倒れるということも多く、チェアツーから離れるときは倒れないように座面に荷物を置くななどの工夫をするといいでしょう。チェアツーが、風で焚き火の方に転倒し炎上するという事故がおきる可能性もあります。
オプションのロッキングフットを取り付けると転倒防止にも役立ちますよ。
注意点2:焚き火をするときはカバーが必要
チェアツーはローチェアチェアとして焚き火の近くで楽しむ方も多いです。しかしチェアツーの座面はポリエステルなどの化学繊維のため火の粉が飛んでくると簡単に穴が空きます。特に背中と腰回りのメッシュ部分は一瞬で大きな穴ができやすいですよ。焚き火の近くで使わないようにするか、綿(コットン)を使用したカバーを使いましょう。
専用にオプションとして発売されていないので自分でチェアツーに合うものを探すか、ラグなどをかけて使うようにしましょう。
注意点3:冬キャンプでは工夫を
チェアツーの座面がメッシュといいこともあり冬キャンプでは寒いです。焚き火の近くで使うときと同じようにカバーをして使うと冬キャンプでも暖かく過ごせますよ。防炎用のカバーと同じように公式からはチェアツー用のカバーがオプションとして発売されていないので自分で探す必要があります。
チェアツーの冬キャンプ用のカバーとしてはチャムスの「チェアカバー ボンディングフリース ハイ」がチェアツーに合うと人気です。
チェアツーのまとめ
ハイバックで軽いはHelinoxだけ
チェアツーはリラックスしやすいハイバックチェアですが重さは総重量で1.18kgと非常に軽く持ち運びやすさは他社の製品より高いです。本体だけなら約1kgより少し重たい程度というのはHelinoxだけと言って過言はないでしょう。
軽さと耐久性や安定性はトレードオフになりやすいですが、レビューでも安定性などは評価されていて使いやすいですよ。使うシーンによっては注意点もありますが、おすすめアウトドアチェアです。
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