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日帰りデイキャンプにおすすめ!無料で川遊びを楽しめる黒川キャンプ場をご紹介!

のびのび自然の中で無料で過ごせる、黒川キャンプ場が人気です。静岡市のアウトドアの拠点は森林公園の中にあり、温泉も食事も楽しめるなど見どころ満載。日帰りのデイキャンプにもおすすめな黒川キャンプ場と周辺の魅力について、口コミ情報まじえてご紹介です。
2021年3月19日
はぐれ猫
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黒川キャンプ場とは

静岡県の清水森林公園にあるキャンプ場

興味深い黒川キャンプ場は、静岡の山々が取り巻く、西里の清水森林公園やすらぎの森の中にあります。標高150m地点のおすすめスポットは、アユ釣りで知られる興津川の支流である、黒川のほとりに細長い形で作られています。

無料で使える施設なので、黒川キャンプ場は質素で面積も小さめ。しかし静岡の都市部の喧騒から離れ、のんびり過ごせることで地元でずっと支持されてきました。黒川キャンプ場は、静岡の市街地からも訪れやすい立地にあります。

黒川キャンプ場と森林公園は見どころ色々

そんな黒川キャンプ場がおすすめな理由は、周辺で森林公園の自然に親しみ、遊びの要素も詰まっていることにありました。17.8haの広い森林公園は、標高563mの杉尾山の山麓にあり、山頂までハイキングもしやすい環境です。

さらに森林公園内には人気の日帰り温泉もお食事処もあるし、夏の川遊びから美味しいスポットまで色々と勢揃い。黒川キャンプ場で宿泊やデイキャンプをする時には、犬と一緒に遊びがとことん充実できてしまいます。

黒川キャンプ場の基本情報

黒川キャンプ場

  • 住所
    〒424-0413
    静岡県静岡市清水区西里1310-1
  • 電話番号
    054-395-2999
  • 公式サイトURL
    http://www.chabashira.co.jp/shinrinkanri/
  • アクセス
    東名清水インターより約23km、森林公園入口より約1.3km

黒川キャンプ場のアクセス

車で黒川キャンプ場へお出かけ

車でデイキャンプしに行くなら、東名高速の清水IC、あるいは新東名高速の清水いはらICが最寄りです。山間部の県道75号を北上し、興津川沿いの県道196号を走ればまもなくです。あるいは海辺から国道52号を使うこともできます。

静岡市街のほうから現地に訪れる場合、車やバイクでの移動は1時間程度の道のりです。黒川キャンプ場のある清水森林公園やすらぎの森は、管理棟のそばに無料で24時間使える駐車場も完備しているので安心できます。

電車とバスで黒川キャンプ場へ

静岡の市街地から、電車とバスを使って日帰りで黒川キャンプ場に行くことも可能です。JR清水駅か興津駅が、キャンプ場へ行くための最寄り駅。それぞれの駅前からは、但沼(ただぬま)車庫行きのバスに乗り込んで北上します。

但沼車庫からは、月~土に走っている両河内自主運行バスに乗り換え、森林公園内の西里温泉前バス停で下車します。バス停から黒川キャンプ場までは800mほどを徒歩で移動し、まずは管理棟のほうへ足を運んでください。

黒川キャンプ場の施設

①第1キャンプ場(Aサイト)

無料の黒川キャンプ場で利用しやすく感じるのは、東側の第1キャンプ場。黒川に周辺を囲まれたような立地で、サイトがずらっと並んでいます。第1がおすすめなのは、駐車場が比較的近く、キャンプ場の設備が隣接するためです。

オートサイトのタイプではなく、一般的なテントサイトです。合計で20区画があり、夏に川遊びもしやすい、川に接するサイトが目立っています。日帰りBBQで設備の使いやすさを考慮するなら、こちらを選んでみると良いです。

無料なのに設備充実で評判なサイト

やはり無料なフィールドが、黒川キャンプ場の利用者の口コミでも一番に挙げられるポイント。無料なのでとことんお財布に優しく、温泉や買い出しなどで周辺の設備を使いやすくなることも魅力となっています。

そして駐車場が近いことで、荷物搬入が楽なことや、トイレや炊事棟などの設備が近くにあるということも、第1が人気な理由です。周辺の景色や川も含め、第1キャンプ場は非常に綺麗に整備されていることも、口コミで好評でした。

②第2キャンプ場(Bサイト)


http://www.chabashira.co.jp/shinrinkanri/index.html

出典:http://www.chabashira.co.jp/shinrinkanri/index.html

質素なデイキャンプを希望していれば、黒川キャンプ場の第2を選んでみてください。こちらは黒川を挟んで第1の西側にあります。周辺には水道やBBQ用のテーブルイスなどがある以外、主要な設備がなんにも無いエリアです。

区画は車が入れないサイトで、若干駐車場からの距離があります。全13区画は段差があり、黒川に接する場所と森に接する場所を揃えています。使いやすさには欠けますが、第1よりも静かなデイキャンプもできそうです。

設備はないけど無料だから気にならない

使える設備が遠い第2キャンプ場ですが、現地で利用した人からは悪い口コミの意見は聞かれません。何しろ地面は固くて水はけもよく、BBQや焚き火もしやすくなっています。しかもいつも綺麗に管理されていることも好印象です。

とにかく黒川キャンプ場は無料で使える利点があるから、設備が遠くても気にならないのが正直なところ。第2のほうでも川遊びは自在だし、休日感がまるでない平日なら、ほんとにプライベートな感じで使える良さも出てきます。

③場内の設備

現地にソロのデイキャンプに向かう場合も、どんな設備が使えるかは気になります。黒川キャンプ場は無料ながらも管理棟があり、管理人が常駐する施設です。他に炊飯棟やトイレ、あずまやなど基本な設備も揃っています。

このキャンプ場では、レンタルも販売もしていないし、コイン式の温水シャワー設備もお風呂もありません。日帰りキャンプで温水シャワーを希望する人には残念なことですが、しかし森林公園の温泉が利用できるから安心です。

黒川キャンプ場での焚き火について

デイキャンプでも楽しみとなるのが、営業時間中の焚き火です。焚き火はサイトで自由に行って、おいしいお肉を用意してBBQがおすすめです。しかし黒川キャンプ場には薪や炭の販売は無いので、焚き火をするなら持ち込むのは必須。

しかし現地では全ての場所で、直火の焚き火が禁止されています。これは環境保護のためであり、厳守しなければいけません。黒川キャンプ場では焚き火台を持ち込むか、BBQコンロを使って安全な焚き火を心がけてください。

黒川キャンプ場のアクティビティ

①西里に流れる黒川での川遊び

夏季の営業時間中、西里の黒川キャンプ場では川遊びが目玉です。黒川は南の薬師岳や西の富士見岳に源流があり、上流部なので水は澄み切っています。標高は150m程度ですが、夏でもとても冷たい水がゆうゆうと流れていきます。

都市部から離れた山間部とは言え、真夏は30度を超えるのがしばしば。川遊びをするなら、気温が高くなる5月頃から、真夏を経て秋の頃まで楽しめます。シャワーのないキャンプ場ですが、川遊びがシャワー代わりになりそうです。

清流での川遊び方法

暑い日の川遊びは、子供から大人まで世代を問わずみんな参加するほど人気です。黒川キャンプ場の黒川は岩が多い場所ですが、日帰りで子供が遊ぶにも安全性は高め。とても綺麗なことは、口コミで話題になっていました。

川遊びをするならボートや浮き輪に乗って、身を任せてみればストレスも解消できそうです。網を持ち込んで水中の生き物をガサガサするのも、川遊びのおすすめの過ごし方。冷たい清流をずっとさかのぼって歩くのも、面白そうです。

②黒川や興津川での釣り

そして清流黒川は、解禁期間に釣りを楽しむこともできます。黒川キャンプ場が川遊びの時期は場所の検討が必要になりますが、春や秋冬なら日帰り釣りにも良い季節。浅い場所は期待できないですが、深いポイントは期待できます。

水が澄んでいるので、水中の魚影を確認しやすいところです。渓流タックルを用意したら、狙うはアユ、ウグイ、ニジマス、ウナギなど。ただ興津川の釣り期間は3月から9月なので、秋冬の釣りは諦める必要があります。
 

興津川での釣りの要点

本格的に釣りを実現するなら、黒川キャンプ場の東方の興津川に移動することです。興津川は黒川より川幅も水深もあり、アユ釣りの名所として知られています。こちらの川もアユ釣りは解禁が春から秋なので注意が必要です。

興津川に生息する魚は豊富で、上記の黒川同様ぶウグイ、ニジマス、オイカワなど多くの種類がヒットします。渓流釣りのタックルを用意したら、黒川合流地点や西里など有力な釣りスポットにお出かけしてみてください。

黒川キャンプ場の利用


利用の期間と営業時間と定休日

無料なのに1年じゅう遊べることも、この静岡のキャンプ場の魅力になっています。黒川キャンプ場の定休日は毎週月曜日で、年末年始の期間は休業しています。デイキャンプの営業時間は、朝の9時から夕方17時の間です。

宿泊の場合、チェックインは午後15時までに済ませる必要があります。チェックインが15時や営業時間を超える場合は、事前の電話連絡が必須。周辺の店舗は営業時間が短い場合があるので、早めの来場がおすすめです。

黒川キャンプ場に予約する方法


利用する場合、定休日と年末年始ではない日、黒川キャンプ場の管理センターに電話します。人数によって最大2サイトまで予約可能で、最大3泊まで許可されています。予約には申請書が必要となり、2つの作成方法があります。

1つは電話のあとに申請書を自宅でダウンロードして、郵送で許可証を入手する方法。もう1つが黒川キャンプ場の管理センターで申請書に記入し、許可証を得る方法。どちらでも良いですが、混雑する時期なら電話をおすすめします。

黒川キャンプ場の周辺の買い出し

①スーパーコムラ

新東名の高架橋が興津川に掛かる場所に、日帰りキャンプの買い出しにおすすめなスーパーコムラがあります。小さくても品揃え豊富で、黒川キャンプ場周辺では評判です。生鮮食品からお惣菜まで、幅広く売っています。

年末年始の買い出しでも注目の名物は、とにかく味が評判な唐揚げ。その他にも、惣菜やお弁当ならば全て美味しいと評価されています。食品は全般的に高額と言われますが、唐揚げのためにも買い出しに出かけてみたいところです。

買い出しスポット基本情報

スーパーコムラ

  • 住所
    〒424-0403
    静岡県静岡市清水区和田島674-2
  • 電話番号
    054-395-2922

②モチスト

周辺で買い出しができる有望なスポットが、小型スーパーのモチストです。このお店は黒川キャンプ場から4km離れた、興津川が近い国道196号沿いに立地。チェックイン前に立ち寄って、買い出ししておきたいところです。

SNSの口コミで評判は特に聞かれませんが、基本的な野菜、お菓子、お酒などの買い出しが期待でき、黒川キャンプ場から近いという意味でも紹介されています。店名がモチストなだけに、おモチも期待してみたいところです。

買い出しスポット基本情報

モチスト

  • 住所
    〒424-0405
    静岡県静岡市清水区茂野島671-1
  • 電話番号
    054-395-2451

黒川キャンプ場の周辺の見どころ

①やすらぎの森と杉尾山ハイキング

自然いっぱいな清水森林公園やすらぎの森は、広い敷地に散策路と様々な見どころがあります。そのため黒川キャンプ場に行ったら、周辺でハイキングするのが断然おすすめ。初心者向きなコースは、3種類が考えられます。

1つ目は黒川キャンプ場から黒滝沿いを歩く短距離コース。2つ目は南東の西里の滝を目指して歩く短距離コース。3つ目は標高563mの杉尾山に登る中距離コース。いずれも宿泊やデイキャンプの暇つぶしと観光にぴったりです。

杉尾山のてっぺんでは富士山の絶景も

黒川には吊り橋が2つあって、そのあいだの区間を歩くだけでも清々しい気持ちです。西里の滝に行く場合も吊り橋を渡り、竹林と山道を歩いて向かいます。滝の落差は10mですが、真夏には天然のシャワーのように楽しめます。

一方黒川キャンプ場から杉尾山に至る道は、急坂を含む片道2km程度の本格的コース。斜面には茶畑があって独特な美しい景観を見せています。口コミでは杉尾山の山頂から富士山が顔をのぞかせた風景も、好意的に語られていました。

②清水西里温泉やませみの湯


シャワーがない黒川キャンプ場ですが、森林公園に付属している温泉の、やませみの湯が利用できます。やませみの湯は和風なたたずまいの日帰り温泉施設。館内に入れば多種類の天然温泉のお風呂があって、静岡で大人気です。

温泉のお風呂でゆっくりできながら、お食事も充実しています。地元の食材を使ったとろろなどの蕎麦、桜エビかき揚げ丼などの丼もの、静岡かつおラーメンなども評判で、キャンプの最中でも後でも立ち寄ってみたくなります。

癒やされると口コミで評判なお風呂

やませみの湯ならば、岩風呂と檜風呂という、口コミでも絶賛される趣向の違う温泉のお風呂が楽しめます。岩風呂は天然石の湯船が幾つも並ぶ変わった見た目で、遠赤外線を発するという竹炭のお風呂が一番のおすすめです。

檜風呂は升のような湯船が並ぶおしゃれデザインで、こちらも竹炭湯を楽しめます。気になる泉質は、ナトリウム・カルシウムー塩化物泉。黒川キャンプ場に日帰りで来てちょっと疲れても、神経痛や疲労回復の効果は期待大です。

 

清水西里温泉 やませみの湯

  • 住所
    〒424-0413
    静岡県静岡市清水区西里1449
  • 電話番号
    054-343-1126
  • 公式サイトURL
    https://www.yamaseminoyu.com/

③笑味の家・食事処たけのこ

お食事を希望したら、黒川キャンプ場の正面にある、笑味(えみ)の家と食事処たけのこを利用してみてください。どちらのお店も、やすらぎの森の直営店であり、日帰りキャンパーが買い出しスポットとしても利用しています。

笑味の家は地元の特産の野菜、お菓子や麺類など様々な商品を販売しているので、買い出しはここだけでも足りてしまいます。食事処たけのこは、静岡の山間部ならではの和食を提供しているので、BBQと違った楽しみがあります。

口コミで話題なメニューといえばこれ

特産を色々と扱う笑味の家で、誰もが注目なのが、食後のスイーツとしてぴったりなよもぎ饅頭とホウバ餅。口コミでは焼きそばやお弁当なども評価が上々で、買い出しで求めたい野菜はどれも新鮮そのものだから好印象です。

食事処たけのこを訪ねたら、各種の手打ちそばは必ず味わってみたいもの。黒川キャンプ場に来る人も好んでいる名物と言えば、アユのフライ。ごはんや煮物に使われているたけのこがとても美味しいと、口コミで人気になっています。

笑味の家・食事処たけのこ

  • 住所
    〒424-0413
    静岡県静岡市清水区西里1308-2
  • 電話番号
    054-395-2229
  • 公式サイトURL
    https://www.city.shizuoka.lg.jp/yasuragi/takenoko.html

黒川キャンプ場で気ままに過ごそう

休日のデイキャンプもここに決めよう

癒やされること必至な自然が、無料の黒川キャンプ場には存在していました。こじんまりとした場所ではありますが、森林公園内なので隅々まで手入れされている様子。キレイな設備を使えるのは、デイキャンプする上でも魅力的です。

やはり森林公園なだけあって自然の見どころが多く、温泉あり、川遊びあり、ハイキングの名所ありと、まさに休日を謳歌するにはぴったり。こんど静岡に滞在することになったら、ぜひ黒川の自然に飛び込みたいですね。

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