スノーピークの焚き火台sとは?
snow peakから登場したキャンプ用品
「人生に、野遊びを」をコンセプトにするsnow peakは、新潟県三条生まれのアウトドアブランドです。今では日本のみならず海外でも浸透してきたスノーピークは、これまでに様々なキャンプギアを生み出してきました。
充実のキャンプを過ごすのに見逃せないのが、1996年に誕生した焚き火台sというアイテム。ソロキャンプでは小さい特徴を持った焚き火台を求めたいですが、その目的を叶える時にもスノーピークの焚き火台sがおすすめできます。
焚き火台Sはキャンプのお食事やBBQにも
レビューでも評判な焚き火台sが1つあれば、使い方は焚き火だけに留まりません。バイクツーリングを兼ねたソロキャンプは勿論、少人数のBBQも叶える魅力があります。それは焼肉に使える網もスノーピークで用意できるからです。
それに加えて、グリルネットやグリルブリッジなど、スノーピークなどから出ているオプションアイテムを使うことで、焼肉のお食事は充実。ダッチオーブンの美味しい料理を作る場合も、焚き火台sは十分に活躍できます。
スノーピークの焚き火台sの特徴
①焚き火台sの組み立て簡単な構造とデザイン
本体を眺めてみると、焚き火台sは特徴的な逆四角錐のデザインが目立つ印象です。これはスノーピークの焚き火台LやMのタイプと全く同じ。4つの三角形が合わさって、それぞれの三角形は連結して折りたたまれています。
焚き火台の下部に目をやれば、折りたたみ式になっている細い脚が付いています。地面には焚き火台ベースプレートやスタンドなど、付属アイテムを置いて使える仕組み。全体として見ても、とてもシンプルな感じを受けます。
形状のメリット
どうしてスノーピークがこんな特徴的な形状を採用したかと言えば、研究を重ねた結果、様々なメリットがあると分かったからでした。例えばシンプルな感じで簡単に組み立てができやすいことは、優先的に挙げられる理由の1つです。
焚き火台sの展開はワンタッチ形式と言われる通り、実際に焚き火を始めるまで、まったく時間をかけるようなデメリットがありません。さらに耐久性や耐火性なども含め、あらゆる面のメリットが得られるデザインなのです。
②焚き火台sのコンパクトな大きさ
いまスノーピークから発売中の焚き火台シリーズは、3種類の大きさから選べるという特徴もありました。1つ目は大きさが際立っているタイプの、焚き火台 L。もう1つが使いやすさを感じる、中くらいな大きさの焚き火台M。
そしてもっとも小さい設計になっている、焚火台s。バイクツーリングにも使える人気焚き火台sは非常に軽量で、重さはわずか1.8kg。しかし直径は28.5cm、高さ20.5cmあるので、レビューではサイズが大きいとの声もあります。
焚き火台sとL・Mの大きさや重さを比較
待ちに待った!
— たっちゃんの本気で漁師になっちゃうぞ❗️ (@c_qsq) July 21, 2019
スノーピーク焚き火台S
なかなか、コンパクトでいい感じ!#スノーピーク #焚き火台 #キャンプ
タグの付け方、覚えた‼️
今更だけど笑笑! pic.twitter.com/IHdTpnW4VI
他の焚き火台とのサイズの違いは、実際に比較して見れば明らかになります。スノーピークの小さい焚き火台sは、焚き火台M(直径35cm、重さ3.5kg)、焚き火台 L(45cm、5.3kg)に比べ高さも幅もかなり小さく見えます。
ソロや少人数で使う場合、大きさがあり過ぎることがデメリットになるとレビューで紹介されています。選ぶなら自分にぴったりな幅と高さと重さにして、使うシーンに合わせて検討することが必要になります。
スノーピークの焚き火台のサイズ表
名称 | 大きさ(幅×奥行き×高さmm) | 重さ |
焚き火台S | 285×285×205 | 1.8kg |
焚き火台M | 350×350×248 | 3.5kg |
焚き火台L | 450×450×300 | 5.3kg |
③焚き火台sの燃焼性能
逆三角錐の小さい焚き火台sを組み立ててみると、手元に用意した薪をすんなりと燃焼しやすく感じる、優れた特徴も備えています。それはスノーピークでは、抜群な燃焼効率を念頭に置いた設計を取り入れているためです。
豪快な焚き火を希望する人は、大きな薪を好むのです。大きさのある薪を使う豪快な焚き火も、スノーピークの焚き火台sで実現できるメリットもあります。BBQでお肉を焼くのにちょうど良い火力を得るにも、好都合な形です。
効率の良い燃焼の理由
スノピ焚き火台燃焼実験 pic.twitter.com/ILkcgjYSha
— みみ (@Otake506) January 3, 2021
どうしてスノーピークの焚き火台sは燃焼効率が優れているか、その理由も明らかとします。最大の理由になっていたのが、特徴的な三角のステンレスパネル。このパネルのそれぞれには、酸素を十分に供給できる穴が並んでいます。
さらに焚き火台の4辺のパネルが斜めの角度で取り付けられていることも、炎が周辺の酸素を効率的に取り込みやすくできる構造です。利用者のレビューを眺めてみても、薪の燃焼効率がとても良好であると評価されています。
④焚き火台sの耐久性がすごい
非常に耐久性が高くなっていることも、レビューでも評判となっているスノーピークの焚き火台sの大きな魅力です。その理由は、組み立て式の小さい本体に、1.5mm厚という厚手のステンレス材を採用したことにありました。
触ってみた感じでも、素材の耐熱性や耐久性素材の強さの特徴をひしひし感じられます。スノーピークでは開発段階から耐久性実験を繰り返すことによって、この三角錐の形状と素材がとても頑丈なことを証明しています。
4年以上使っている人のレビューも
スノピの焚き火台Sオススメです。
— 鍛冶屋れんち@ソロキャンパー (@aacvalve) October 9, 2020
4年目に突入してますが強い! pic.twitter.com/v4N7Y2qrW6
耐久性のあるメリットについては、スノーピークの焚き火台sを長年愛用している人々のレビュー内容を見てもうかがい知れます。もうすでに4年以上使っているけど、焚き火台は全然壊れていないといった話もあるほどです。
どんな焚き火台であっても、使うほどに経年劣化が進んでしまうデメリットもあるものです。しかしスノーピークの焚き火台sならば、長持ちすることは確実。3年以上も使っていけるならば、元は取れるといった感じがします。
⑤焚き火台sの入手しやすい価格
焚き火台Sで十分だなぁ pic.twitter.com/or3xrZ1iMg
— Seven (@Y_Seven777) October 31, 2016
ちまたに色々ある焚き火台は、サイズと重さのある高級なものなら2万円を超えることもあります。スノーピークの焚き火台Lはどちらかと言えば高級に近い種類で、焚き火台Mのほうも若干お値段が高く感じてしまうタイプです。
良いものなので欲しいですが、予算に合わないことはデメリットに感じるところ。しかしソロ向きな焚き火台sならば、確実に庶民の味方です。お値段がお手頃価格に収るのが特徴で、手を出しやすいメリットがあります。
価格が安いことの良さ
重さを感じないほど小さい焚き火台sは、価格が大きく1万円を下回ります。これがスノーピークの焚き火台LやMより求めやすい要因でした。取り扱っているお店によっては、定価よりもさらに値引きされている場合もあるようです。
焚き火台sの購入者のレビューを見ても、この価格は比較的に安いほうだと評価されていました。焚き火台の本体が安く感じられるわけなので、スノーピークから出ているグリルネットなどのオプションも揃えやすくなります。
スノーピークの焚き火台sの関連商品
①スノーピークのスターターセット
スノーピーク 焚火台 S
これから焚き火台sを購入する場合は、スノーピークのスターターセットを購入するのが良いです。ソロ向きなスターターセットは、焚き火に必要となる基本アイテムが箱の中に揃う特徴を持つために、デメリットがありません。
お手頃価格になっているから、大きさのある焚き火台のMやLより、ずっと手を出しやすいのは確実です。近所のスノーピークの店頭に行けばスターターキットは見つかりやすいし、ネット通販でも扱っている傾向は高い商品です。
スターターセットに付いてくるアイテム
スノーピーク 焚き火台S 4点セット!未使用品 ! https://t.co/K6JIg56Yam pic.twitter.com/oXd0CUq7T9
— お得!激安!Shopping (@otokulove1) September 6, 2017
基本となるスターターセットの箱には、アイテムが複数入っています。必ず入っているのが、スノーピークの焚き火台sの組み立て式の本体。さらに小さいサイズの炭床Pro、ベースプレート、ベースプレートスタンド、収納バッグなど。
これだけあっても、ススノーピークのターターセット全体の重さは2kg以内で、負担には感じません。焼肉に使える網は、別売になっているのが通常です。BBQを希望するなら、ショップや通販で合わせて求める必要があります。
②スノーピークの5点セット
【2018年お正月特価セット】
— ヨドバシカメラ【公式】 (@Yodobashi_X) January 3, 2018
キャンプシーンでお馴染み“ #スノーピーク”の焚き火台もお正月特価にてご用意🎍
焚き火台を囲める人気のジカロテーブルやグリルブリッジ、焼き網など豪華5点セット✨
今年は仲間・家族と静かな夜に火を囲み語り合いませんか❓30セット限定です☝https://t.co/dF2IL94Ywm pic.twitter.com/VLPDJ7xaZz
焼肉でもまったく困らない組み立て式セットを希望するなら、スノーピークの焚き火台sの5点セットを求めてみてください。全ての店舗で5点セットを置いてはいない状況ですが、店舗によっては取り扱っていることがあります。
ただしスノーピークの小さい焚き火台sの5点の場合、焚き火台MやLの5点セットに比べて、取り扱いが少ないというデメリットがあります。確実に焚き火台sの5点セットの購入を希望するならば、通販ショップを探してみましょう。
焚き火台sの5点セットの充実の中身
新年1発目のお買い物は焚き火台Sのコンプリートセット(HQ限定福袋)でした!!!
— りょう (@r_outdoor_photo) January 1, 2021
本日中に動画アップしたいと思います🔥#snowpeak #スノーピーク #初売り pic.twitter.com/pzs0HsRfWU
レビューも見ておきたいスノーピークの5点セットの中身を見れば、かなり充実している内容です。基本となる焚き火台sのアイテムが全部つつがなく入っている上に、ジグリルネット、焼き網など欲しいオプションも付くからです。
ショップによってはジカロテーブルやグリルブリッジなどを含め、5点セットを超える豪華なセットまでも用意している場合もあります。お値段は高めですが、オプションまで揃えたい人なら思わず手が出てしまいそうです。
③スノーピークの焚き火台sのオプション
グリルブリッジ
スノーピーク 焚火台 グリルブリッジ
焼き網と合わせてBBQ用に希望したいのが、スノーピークのグリルブリッジというアイテムです。ブリッジという名が付く通り、焚き火台sの上に橋のように架け高さを上げて使える道具で、網を載せられる構造になっています。
グリルブリッジを使うことにより、BBQのときの焚き火のスペースを拡大できることが最大なメリット。焼肉が弱火になるというデメリットを解消できてしまうし、これを使えば大きさと重さのある薪を使ったBBQも実現できます。
グリルネット
スノーピーク 焚火台 グリルネット S
オプションの中で非常に人気が高いのは、スノーピークのグリルネットという商品です。これは見た感じでグリルブリッジに似ていますが、上部が網目状になっているために、ダッチオーブンやスキレットの料理に役立ちます。
使い方としては焚き火台sに乗せ、ダッチオーブンなどを加熱するといった感じです。焚き火sの燃焼空間を広くできて、大きな薪も燃やせる特徴もあります。お値段が比較的に安くなっていることも、メリットに感じます。
スノーピークの焚き火台sの使い方
①焚き火台sの組み立てと基本の使い方
使用動画を見ると一目瞭然ですが、小さいので使いやすいとレビューで評判な焚き火台sの組み立ては、一瞬で完了します。スノーピークの折りたたみの本体を取り出したら広げ、焚き火台中央に炭床Proを置いた状態とします。
地面を焦がさず自然を大切にする使い方では、付属のベースプレートとスタンドを取り出して設置。本体の下部に入れて組み立てます。たったこれだけでソロの焚き火の準備は完了しているので、次はいよいよ着火に入ります。
着火する方法
簡単に焚き火台sに着火する場合、市販されている着火剤を選ぶと良いです。スノーピークの焚き火台の場合、ゼリータイプの袋入りの着火剤が一般的で、着火剤の上には燃えやすい木くずや、乾燥した細かい枝などを配置します。
トーチライターで着火してすぐに火力が得られたら、薪を載せて火力を拡大していきます。薪の重さは軽めのもの、小さいものから使い始めます。薪の置き方については、井桁型や並列型など単純な形にするのがおすすめです。
焼き網を使う焼肉
単純に100均の焼き網を使っていくだけでも、ソロや少人数ならばBBQは十分に楽しめます。ただその場合、スノーピークの焚き火台sの燃焼空間が狭くなってしまうので、火力を上げづらくなるのが意外と大きなデメリットです。
デメリットをなくすには、焼き網の位置をずらし、手前に火力管理のスペースを作るのがおすすめ。大きさのある薪も使えるようになります。さらに使い心地を上げるために、網の嵩上げをするなど工夫してみる方法もあります。
②ダッチオーブンの使い方
昨晩は三条市の丘の上にあるスノーピークフィールドでキャンプ泊。焚き火台とダッチオーブンが、寒い夜に暖かい料理と沢山の笑いをもたらしてくれた。#工場の祭典 #燕三条 #スノーピーク pic.twitter.com/ifmtfBe4I3
— 田中新吾|ハグルマニ (@tanashin115) October 6, 2017
少人数でのキャンプでの楽しみと言ったら、スノーピークの焚き火台sを活用して作る、ダッチオーブン料理。小さい焚き火台sでも、重さの少ないダッチオーブンならば、載せても問題なく使いこなせる構造をしています。
中身も含めて重さ20kg程度までのダッチオーブンなら、壊れる心配はありません。例えばキャンプではトマト鍋などの鍋料理、麺料理、ローストチキンなどをダッチオーブンで作れば、料理はとても充実したものになります。
簡単にダッチオーブンを使う方法
もはやマストアイテムとなりつつあるキャンプ羽釜。
— 山内 鉄也 (@tecchi510) May 7, 2019
DODのトライポッドには付属のメッシュは使わずにスノピの焚き火台で豪快に吊り下げ炊飯っ! pic.twitter.com/NzZooJh01s
ワイルドな感じで料理する時は、焚き火台sの上にそのまんまサイズの合うダッチオーブンを乗せてみても良いです。ただこの場合は安定感に欠けてしまい、ダッチオーブンも傾いて中身がこぼれるデメリットは存在しています。
そんなデメリットを回避するなら、スノーピークのグリルネットを使うことです。ダッチオーブンが傾く心配もなくなり、火力調整もしやすい感じです。効率や負荷を考慮したら、高さのあるトライポッドを使う手もあります。
スノーピークの焚き火台sを手に入れよう
次のキャンプをスノーピークで違ったものに
独特な逆三角錐型の焚き火台sが有する、キャンプで使ってみたい様々な特徴が把握できました。スノーピークの組み立て式で小さい焚き火台sがあれば、ソロキャンプでも理想とする焚き火や焼肉を自在に楽しめそうな印象。
バイクツーリングで運ぶにしても、大きさはなんとかなりそうで、レビューを見てもデメリットは少なく感じられます。次のソロキャンプに向けて、焼き網も含めたスノーピークのスターターセットを求めるのも悪くなさそうですね。
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出典:https://www.snowpeak.co.jp/products/ST-030R/