ガーミン ストライカー4
アネロン「ニスキャップ」
カヤックフィッシング入門向けQ&A!
気になるあれこれを解決!
カヤックフィッシング初心者向け!カヤックの導入を検討中の方が疑問に感じるポイントを、8つのQ&Aで解説しています。導入を迷っている方は要チェック!予算が気になる方もぜひ参考にしてみてください!
カヤックフィッシングを始める人が急増中!
混雑を避けて気兼ねなく遊べる!
近年の釣りブームで釣り場は混雑気味、人気の釣りモノに土日と重なると、場所取りが必要になる釣り場が増えてきました。この混雑ぶりを受けて、陸っぱりからカヤック、ゴムボートの釣りへとシフトする方が増えています!
今回はカヤックフィッシングにフォーカスして、初心者向けのQ&A、導入の検討材料になるポイントをご紹介します。気になっていたけどイマイチピンとこなかった方、春からのスタートを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください!
遊漁船よりも自由で気軽!
カヤックフィッシングのイイところは、陸っぱりの延長的な釣りモノ選びができることと、遊漁船よりも自由で気軽に遊べること。遊漁船のように沖へ出ることは難しく、確率の高いポイント回り、流し方はできませんが、自分で開拓しながら好きな釣りを好きなように遊べる気軽さがあります。予約状況や急なキャンセルを気にする必要もありません。
駐車場はちょっと混む場所もありますが、空いている場所を見つけるのはまだまだ簡単!陸っぱりよりも空いていて、遊漁船ほど気を使わない、この中間的なバランス感がカヤック、ゴムボート釣りのイイところです!
カヤック初心者の疑問8つのQ&A!
Q&A形式で疑問を解決!
カヤックフィッシング未経験、初心者の方が悩みがちな8つのポイントをQ&A形式で解説!始める前に知っておきたいポイントや、疑問に思う方が多いポイントをまとめてご紹介します。
掛かる費用のイメージからファーストタックルのロッド、ラインまでまとめて紹介!スタートの準備にはある程度時間が掛かるので、情報をチェックして、オフシーズン中に必要な準備を進めておきましょう!
1.カヤック初心者の疑問:カヤックフィッシングは陸っぱりよりも釣れる?
Q:釣果アップに繋がるのか?
カヤックで沖に出れば、陸っぱりで釣るよりもよく釣れるのか?釣り初心者の方は沖側のイメージがつかず、経験のある方は釣り場探しがうまくいくのか疑問を持つポイントです。
漠然と沖は大きい魚が沢山いそう、とイメージしがちですが、実情はそんなにあまくありません。ですが、陸っぱりよりも大きな魚が釣れて、数を出している方もいるのがカヤックフィッシング。どんなところで差がつくのか、アンサーをチェックしてみましょう!
A:ポイント探しの進行具合次第!
沖側は意外に何もない場所が多く、根を見つけなければ魚探にはなかなか反応が映りません。陸っぱりに比べると情報が少なく遠くから目で見て判断することも不可能、釣れるかどうかはポイント探しの進行具合次第と言えます。しかし、魚が多いポイントさえ見つけてしまえば、釣果はオフショアらしい内容になるので、サイズ、数とも陸っぱりを上回るケースが多いです。
沖側のポイント情報が無いうちは陸っぱりより釣れない、ポイントを複数見つけて、季節にあった釣りができれば釣果は陸っぱり以上、というのがアンサー!自分で漕いで魚探を掛けながら探す場合は相応に努力が必要ですが、磯のワンド、沖のテトラといった目で見てわかる変化を釣ったり、陸っぱりの経験を使って、この時期のこのエリアはこの魚種このベイト、とすぐに連想できる方は初回でもチャンス十分です!
2.カヤック初心者の疑問:どこで釣ればいい?
Q:どこからカヤックを出せばいいのか
カヤックを手に入れて遊ぶぞ、という段階に行く前に、必ず確認しておきたいのが遊べる場所の情報についてです。
陸っぱりで〇〇港、〇〇堤防でこの魚が釣れる、というような具体的な情報が無いのがカヤックフィッシング。車に積んだカヤックをどこにおろすのか、沖側で釣っていて怒られることはないのか、スタートに必要な釣り場情報事情についてお答えします!
A:自分で判断するしかない!
個人の方がヒント的に発信している情報はありますが、陸っぱりのような情報発信はほとんどありません。多くの方はお友達の伝手や、Googlemapを使って出艇場所を見つけ、自分で魚探を掛けて根と魚を探しています。
沖側で遊んでいて怒られることはないのか、というのも自己判断が必要で、漁や工事の邪魔になるようなエリアでの釣りはNG、ダイビングエリアもNG、こちらも大々的に告知が行われているようなものではありません。
ここまでの内容だと遊べるところがかなり制限されていると感じるかもしれませんが、海は広大でカヤックは機動性抜群。人が少ない場所を選ぶようにさえすれば、遊べる場所はたくさんあります。常識の範囲内で邪魔をしないように節度を持って、この部分さえ気を付ければ、混雑を気にせず気軽に遊べる釣りです。まずは自分の地域で情報発信が無いかをチェックして、出艇場所に目途が立ったら、カヤック購入の検討に移りましょう!
3.カヤック初心者の疑問:どんな釣りから始めるのがおすすめ?
Q:人気の釣りモノが知りたい!
岸からの釣りで気に入っていた釣りを沖側からやる、という手もありますが、せっかくやるなら陸っぱりの範囲外まで行って釣りたい!カヤックで行ける距離の釣りはどんなものが人気なのか、魚はどの魚種を狙うのが主流なのかもチェックしておきましょう!
カヤックの主流に合わせた釣りモノから始めたい方、一式道具は新規で揃えて、心機一転新しい釣りをやってみたいという方はぜひ参考にしてみてください!
A:タイラバとライトジギングが人気!
カヤックフィッシングで今最も人気の高い釣りはタイラバとライトジギング。水深40m前後を対象に、真鯛やワラサを狙う釣りが人気です。どちらも対象魚の範囲が広く、状況が悪ければ他の魚種を同じタックルで狙えるのも人気のポイント。迷ったらこの二魚種を目指してみるのがおすすめです。
次いで人気が高いターゲットは近場で遊べるアオリイカとハタ系を中心とした根魚。磯系のエリアであれば、岸に届くような距離でも狙える魚達です。磯は断崖絶壁、歩いて入れない場所が多いので、カヤックでショアラインを流すスタイルはかなり効果があります。
沖側のポイント探しが不安な方には、シーバスやルアーで狙うアジイサキもおすすめ!沖なら真鯛青物、磯はアオリイカ根魚、近くても釣れるシーバス、アジイサキ。まずはこんなイメージで釣りモノを選んでみてください!
4.カヤック初心者の疑問:スタートの予算はどのくらい?
Q:釣り具以外の総額が知りたい!
カヤックの準備にかかる費用についてです。カヤック本体以外を含め、釣り具関連以外でどの程度かかるのかをチェックしてみましょう。最低限必要になるパドル、フラッグはカヤック本体とセットというケースがほとんどですが、カートップするためのキャリアベースとタイダウンベルト、パドルを繋ぐリーシュコードはマストで必要になります。
魚群探知機とバッテリー、カヤックを水辺まで運ぶためのドーリー、ライフジャケットも必ず用意しておきたいところ!これらをすべて含め、タックルとルアー以外でどの程度かかるのかお答えします!
A:抑えても16万円程度!
掛かる費用の大部分はカヤック本体で、安いものは5万円程度から。このクラスはほとんど水が動いていないような場所向けなので、ある程度沖まで出るなら10万円クラス以上をおすすめします。現在流行中の足漕ぎカヤックは15万円程度から。今回は入門向けに手漕ぎカヤック10万円で計算します!
パドルは安価なもので6,000円程度から、リーシュコードが1,000円程度、魚探とバッテリー、充電器で総額2万円、カートップ関連で総額2万円、ドーリーとライフジャケットで1万円程度。本体以外をかなり抑えても、総額で16万円程度の予算が必要です。使っている方が多いクラスで関連グッズを揃える場合は、20万円程度の予算が必要になります。
ゼロからタックル、ルアーまで揃える場合は25万円程度予算があると、充実した内容で一式揃えられます。カヤック関連で総予算15万円から20万円程度とイメージしておきましょう!
5.カヤック初心者の疑問:魚探って必要?
Q:効果がイマイチ分からない
ガーミン ストライカー4
陸っぱりの釣りではほとんど使わない魚群探知機。効果のほどがよく分からない、操作したことが無いからいいものを使い切れるのか不安、こんな疑問をお持ちの方も多いです。
スタンダードなものは2万円を切る程度、どの価格帯のものがいいのか、実釣時の用途と使い方、カヤックフィッシングにおける重要性についても次項でご紹介します!
A:スタート時から準備するのがおすすめ!
カヤックフィッシングでは魚群探知機が超重要!海上のストラクチャーを狙う場合のみ無くても遊べますが、沖へ出る場合はスタート時から準備しておくのがおすすめです。
複雑な操作をしなくても水深と地形の変化、魚の反応は分かるので、付けているだけでも十分な効果アリ。スタート時からの準備をおすすめするのは、移動中に時折見つかる小規模な根を見逃すのがもったいないこと、何か釣れた時に位置情報を保存できないのがもったいないというのが大きな理由です。
陸っぱりのように目で釣り場を探すのは不可能、自分で釣り場を開拓していくカヤックフィッシングで、情報元となる魚探の重要度はかなり高いです。タックルのグレードを落としてでも用意しておくのがおすすめ!何もないところで釣りを続けても何も釣れないのが沖の釣り、スタートの準備の予算には魚探の費用を組み込んでおきましょう!
6.カヤック初心者の疑問:軽自動車でも運べる?
Q:車はどんなものがいいのか
カヤックは長さ10fから13f、重さは30kg前後とそれなりにヘビーで、自宅から海までは車を使って運ぶ必要があります。大型車でも中に入れて持ち運ぶのはちょっと、というサイズなので、車にキャリアを付けてベルトで固定して運搬します。
大きく重いカヤックを運ぶためには大型車が必要なのか、どんな車が適しているのか解説!カヤックに合わせて車を乗り換えるのはかなりのハードル、基本的には車種を問わず持ち運べます!
A:カートップなら車高は低い方が楽!
30kg程度までのカヤックであれば、キャリアをつければ軽自動車でもパワー十分。小さな車でもバッチリ持ち運べます。どちらかというと注意が必要なのは大型車で、車高が高い場合は当日までに一度積み上げの作業を試しておいた方がいいです。
カヤックをカートップするときはカヤックを持ち上げて、スライドさせるような形でベースキャリアに乗せる作業を行います。このときの難易度は車の高さ次第で、車高が高いと持ち上げる高さもアップ。作業が大変と感じた方は、脚立や「カヤックリフター」などの追加パーツを検討してみてください。海から上がって、疲れた状態でしっかりカートップできる準備が必要です!
7.カヤック初心者の疑問:カヤックは酔う?
Q:沖釣りは船酔いが不安
船釣りは船酔いしそうだから陸っぱりを選んだ、という方は要チェック!カヤックフィッシングの船酔いについてもご紹介します。うねり方、並の強さは地域次、出航場所の状況次第な部分もありますが、不安な方は購入前にぜひチェックしておいてください!
A:船酔いはする!
アネロン「ニスキャップ」
小さなカヤックは遊漁船で使われている船よりも波や風に弱いです。揺れ方も大きな船とはちょっと違って、遊漁船で船酔いしないという方でも船酔いする場合があります。当日の風向き、釣りをする場所が沖側なのか岸よりでクローズな地形なのか、フィールドの状況にもよりますが、最初は船酔いすると考えておいた方がいいです。
解決方法は非常にシンプルで、身体の慣れと酔い止め!しっかり寝て体調を整えて、酔い止めを飲めば多くの方は船酔いを感じずに遊べます。いろいろやっても船酔いする、という方もいるので、不安な方は事前に体験ツアー等で確認をしておきましょう。自分で漕いで戻るのがカヤック、船酔い状態で釣りを続けるのはおすすめしません!
8.カヤック初心者の疑問:タックルはどんなものがいい?
Q:どんなタックルがおすすめ?
最後はタックルについて!カヤックスタート直後、どんなタックルで遊ぶのがおすすめかをご紹介します。やりたい釣りがすでに決まっている場合は、釣りモノに合ったものを選ぶのがベストですが、一人で始める時は海に出てみないとどんな釣りができるのかわからない、という場合がほとんどです。
カヤックフィッシングで定番のタックル、おすすめの揃え方、グレードの選び方やバランスのとり方をまとめてご紹介します!
A:スーパーライトジギングタックル!
カヤックフィッシング定番のタックルは「タイラバタックル」、「スーパーライトジギングタックル」、「ボートシーバスタックル」の3つ。これにエギングタックルをプラスして、4つの中から選ぶのがおすすめです。最初は1タックルで十分ですが、海上でのトラブルを考えて、将来的にトータル2タックルになるとイメージしながら検討する方法がおすすめ。
最もおすすめのタックルは「スーパーライトジギングタックル」で、このタックルは小型のメタルジグを使った青物、アジイサキ、根魚釣りにマッチ。ベイトが多い時は真鯛もメタルジグで釣れます。魚探を駆使しながら釣る場合はベイトで落とすスタイルが有利、PEラインは根掛かり時を考えて1号程度で検討してみてください。太いラインを使うと切れずに苦労します。
追加はエギングロッドかボートシーバスロッドでスピニング、と揃えるとバッチリ!着岸時のトラブルなどで破損するケースが考えられるので、グレードは控えめとするのがおすすめです。ワンシーズン釣りをやれば必要なタックルの条件が細かく揃ってきます!
カヤックフィッシングに挑戦しよう!
準備期間は長めに設定!
しっかり準備することと、無理せず安全に配慮して遊ぶこと、この2つさえ意識しておけば、釣り初心者の方でも楽しく遊べるカヤックフィッシング。自分で探す苦労がある反面、うまくいったときの喜びも大きい釣りです。
魚探はメーカーによって加工が必要だったり、後から必要なものが出てきたりと準備には時間がかかるので、焦らず支度できるオフシーズンからの準備がおすすめ!風が弱くなって気温が上がる4月中旬頃を目安に、カヤック導入を検討してみてください!
カヤックタックルが気になる方はこちらもチェック!
カヤックタックルが気になる方は、下記のリンクをチェック!入門におすすめのライン「エックスブレイド」ライン製品まとめと、2021年のオリムピック新作ロッドまとめをご紹介します。
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