ワンマントルランタン286A
コールマン 290A
ノーススターチューブマントルランタン
ルミエールランタン
ノーザンノバ(TM)
クアッドマルチパネルランタン
ラギッド パッカウェイ ランタン
コールマンはランタンから始まった
もとはランプメーカー

ツーリングドーム、エクスカーションティピーなどのテントからコンパクトフォールディングチェアなどのチェアやファイヤーディスクのような焚き火台などキャンプ用品一式を手掛けているコールマンは、ランプのレンタル事業から始まったメーカーです。その後、自社でもランタンを販売するようになり、現在のようにさまざまなアウトドア用品を手掛けるようになりました。
コールマンのロゴマークデザインがランタンになっているのはそのためです。
コールマンの発売しているランタンの種類
コールマンが現在発売しているランタンは主に3種類あります。電池を使うLEDとガスを使うガスランタン、ホワイトガソリンを使うガソリンランタンがあります。どの種類も非常に人気がありますが、アンティークなガソリンランタンは、現在でも高値で取引されているほど人気です。
また、コールマンのガソリンランタンはバースデーランタンとして自分が生まれた月(誕生日)に製造されたランタンをコレクションするという方もいるぐらい人気ですよ。
特別な種類もある
コールマンが発売するランタンにはシーズンランタンという特別な種類もあります。シーズンランタンとは日本現地法人のコールマンジャパンが企画した特別カラーのランタンです。年ごとにカラーリングがことなり、特別なデザインの収納ケース、ホヤになっていてコレクション要素の高いガソリンランタンになっています。
特殊な種類のため過去に発売されたシーズンランタンの再販はなく、2021年モデルも含め非常に貴重なプレミアムランタンといえます。
コールマンのランタンの選び方
使う場所を確認
コールマンには多彩なランタンがあるためまずは、使う場所で絞っていきましょう。大まかに役割を考えると3つの役割ができます。1つ目はテントサイト全体を照らすメイン、2つ目はタープやテーブル周囲を照らすテーブル部分、3つ目はテント内を照らしたり、常夜灯として使うエリアになります。
メインが一番明るく、テーブル周辺は明るさよりも雰囲気を重視し、テント内で使うものはLEDがおすすめです。
テント内は火気厳禁
テント内で使う場合はLEDにしないとガス、ガソリン式は火傷するほど熱くなるため生地が傷んだり、火災の原因になったりします。また燃焼して光るため酸素が不足すると有毒なガスが発生する可能性も高いですよ。タープでも同じです。
たんに明るすぎるということもありますが、選び方で大切なのはテント内はLEDにしましょう。それ以外は決まりがなくメインをLEDにしても問題ありません。テーブルもLEDでも大丈夫です。
明るさに注目
コールマンに限らずランタンごとに明るさが決まっています。また、ランタンの種類でも明るさの傾向があり、LEDは他の種類と比べ暗めになることからあまりメインに向かないと言われています。メインはサイト全体を照らすため光量の大きいガソリン、ガスランタンが向いていますよ。
テーブルランタンは光量はあまり必要なく、雰囲気を重視するランタンが多いため、明るすぎないものがおすすめです。白色より暖色のほうが雰囲気が良くなりますよ。
明るさの目安
選び方の目安となる明るさを紹介しますね。LEDをメインに使う場合は1000ルーメン以上というのが目安になります。ガスやガソリンだと180W前後が目安になります。
テーブルまわりは、テーブルまたはタープの周囲だけを照らせるといいのでLEDだと200ルーメン以下、その他ランタンでは100W前後が目安です。暗いランタンでも複数個使うなどして雰囲気を重視してもいいでしょう。テント内は前述したようにLEDがおすすめです。
種類で選ぶ
種類で選ぶことも大切です。初心者ならあまり趣はありませんが、LEDで統一したほうが安全で使いやすいでしょう。一方ガソリンは寒さに強く光量もあり、雰囲気もあります。ガスは初心者でも比較的使いやすいですがランニングコストがかかりやすいなどそれぞれ一長一短ありますよ。各種ランタンの特徴は後述するので選び方の参考にしてくださいね。
電池式(LED)
ライトのようにスイッチをON、OFF切り替えるだけでいつでも点灯、消灯でき便利で安全なランタンです。充電池なら繰り返し使えてランニングコストも安いですよ。火傷するほど熱くならないため小さな子どもがいるファミリーキャンプでも安全です。
メリット | デメリット |
軽量・小さい | 他と比較すると暗め |
充電池で繰り返し使える | 雰囲気作りが苦手 |
安全・防災グッズとしても便利 |
ガソリン式

コールマン定番モデルはガソリン式です。レバーで加圧して(ポンピング)圧力を加える必要があり少し面倒ですが、寒くても安定していて、光量が大きく、ランニングコストも高く燃焼時間が長いため長時間使いやすいですよ。
メリット | デメリット |
安定して明るい | 加圧が必要 |
ランニングコストもいい | メンテナンス必須 |
他のランタンよりも明るい | テント内使用不可・火傷注意 |
ガス式

ガス式は光量もあり、加圧しなくても使えるため使いやすいです。バーナーと同じタイプのガス缶が使えると燃料が統一できより使いやすくなります。コールマンではメインに使える明るいものからテーブルランタンとして使える小型のものまで豊富です。小型のものならテント内でも使いやすいですが、換気は必須です。
メリット | デメリット |
明るい | ランニングコストがかかる |
加圧不要 | 燃焼時間が短い |
燃料の統一がしやすい | 寒さに弱い |
コールマンのLEDランタン2選
1:クアッドマルチパネルランタン
クアッドマルチパネルランタン
コールマンのLEDランタンの中で一番大きく多彩な使い方ができます。ライン状の部分と4つのパネルが発光部分となります。パネル部分は取り外せ、独立したライトとしてテント内でつかったり、マグネット内蔵のため金属にくっつけてつかったりと様々な使い方ができますよ。
パネル部分は最大で100ルーメンにもなり、明るいです。対応する電池はアルカリ単一形乾電池×4本か8本で使え、8本使ったほうが明るいです。
スマホにも充電できる
本品はコールマンの他のLEDランタンにはない唯一無二な多彩な使い方ができるランタンです。充電式ではありませんが、スマホに充電できるようにもなっていますよ。パネルだけでも独立して使えて100ルーメンで約3時間も使えます。
コールマンのランタンの中でも非常に大きい直径14.5×高さ23.5cmもあり単1電池を使うことから非常に重たいです。重さはコンパクトで軽量なLEDランタンとしては異例の約1.2kgです。
口コミ
コールマンの他のランタン、コールマンの以外のメーカーを含めてもここまで多彩な使い方ができるLEDランタンは少ないです。LEDランタンの選び方として多機能さというものもありますが、本品のようにパネルライトが独立して使える構造のものは少ないですよ。
キャンプに行く時は、これまでテントの中、外と何個もランタンを持って出掛けてましたが、最近ではこれだけ持ってキャンプに行ってます。
本体はメインランタンとして使い、パネルを外してテーブル、テントの中、トイレなどのちょっとした外出など、全てこれさえあれば可能です!
また、私は夜寝るときにスマホのモバイルバッテリーを毎回持って行ってたんですが、それさえも必要なし。
2:ラギッド パッカウェイ ランタン
ラギッド パッカウェイ ランタン
ラギッドパッカウェイランタンはコールマンの2021年の新作LEDランタンです。メタリックレッドカラーのおしゃれでかっこいいボディーが魅惑的です。LEDのためテント内で使え、コンパクトで小さく持ち運びやすく、スマホへの充電機能もあり、チウムイオン電池2本で比較的軽くなっています。
また、リチウム電池は取り外しできアルカリ電池(使い捨て電池)に交換できます。通常の電池が使えるため充電し忘れても安心して使えて高性能です。
調光できる
明るくくっきりした白色とキャンプの雰囲気を壊さない暖色の2種類に調光でき非常に便利です。コールマンはLEDランタンも多いですが、調光できるものは少ないです。
大きさは直径10×高さ24cm、重さはリチウム電池を含め390gしかなく非常に軽いですよ。リチウム電池で使用した場合は最大270ルーメンもありテーブルランタンとしても明るいですよ。スマホへの充電は2.5時間までとなり、スマホのバッテリーが切れそうなときにも活躍します。
リチウム電池とは
リチウム電池はスマホにも使われいる充電池です。従来からある充電池よりも高い電圧を持っているため、アルカリ電池を使いより明るくなりますよ。容量も多いため長く使えて便利です。ただし充電しないとつかえないため注意してくださいね。
アルカリ電池だとリチウム電池と比較すると暗くなり使用時間も短いですが、すぐに使えて万が一切れても気軽に買い足せます。
コールマンのガソリンランタン3選
1:ワンマントル286A
ワンマントルランタン286A
現在発売されているコールマン定番モデルで名作のワンマントルランタンです。1987年頃にはすでに発売されていて、当時は286の型番でしたが、現在はワンマントルランタン286Aとして発売されていますよ。コールマンらしい緑の色でビンテージモデルから大きな変化もなく、オリジナルモデルから継承されたおしゃれな外見をしています。
きちんとメンテナンスすれば何十年も使える堅牢性があり、2021年現在でも非常に人気があり品薄となっていますよ。
コンパクトな名作
明るさは130W相当になり、コールマンが発売するガソリン式の中では暗めのランタンです。コールマンのガソリン式では暗めですが130Wをルーメンに換算すると参考値ですが、1800ルーメンほどになります。これだけの光量がある電池式、充電式のLEDランタンはなかなか見つかりませんよ。
また、コールマンが発売するガソリン式の中では小型で大きさは直径16×31cm、重さ1.4kgです。ガソリンを入れるともう少し重たくなりますが軽量ですね。
口コミ
ビンテージランタンを彷彿させるおしゃれなデザインのまま発売されているところとワンマントルで明るすぎないちょうどいい光量が評価されています。燃焼時間は約7.5~15時間となり、明るさを調整すると長く使えるためキャンプで非常に使いやすいところもおすすめです。コールマンの定番モデルということでさまざまな口コミがありますよ。
かっこいいし、明るいし買って良かったです。明るさの調節もしやすいし、また明るすぎないワンマントルってとこが気に入りました。
2:パワーハウスツーマントルランタン290A
コールマン 290A
コールマン定番の発光体(マントル)が2つある中型のランタンです。前述したモデルはマントルが1つだけでしたが、2つになったことでより明るく周囲を照らせるようになっていますよ。マントルが倍になったからといって明るさが倍になるというわけではないので注意してくださいね。
メンテナンスをすると10年以上使える堅牢性がありコールマンらしい緑色が特徴的なランタンです。日本向けではありませんが1989年にはすでに販売されていたランタンです。
中型の名作
発光体が2つになったことで、非常に明るくなった定番モデルです。190W相当もの明るさがあり、電池式、充電式ではなかなか出せない光量になりますが、燃焼時間は7~14時間と非常に長持ちしますよ。古いモデルと大きく変わることなく発売されているためアンティークランタンとしてのおしゃれさも兼ね備えます。
大きさは直径18×35cm、重さは1.8kgと少し重たくなっていますが、中型サイズで明るいバランスのいいおすすめランタンです。
口コミ
コールマン定番モデルのランタンということでコールマンビンテージランタンとしての魅力がありながら明るさもあるバランスの取れたおしゃれなランタンです。コールマンが現在発売しているランタンの中では本品と前述した286Aが古くからあるモデルと似ています。コールマンにはランタンがたくさんありますが、ビンテージランタンと同じ作りのものは少ないです。
でもこちらにはやっぱりランタンとしての独特の「味」がありますよね。
私にはそれで充分です。
ガソリンならではの温かみのある灯りが癒しを与えてくれます。
私がキャンプ用品の中で最も気に入っているものです。
3:ノーススターチューブマントルランタン
ノーススターチューブマントルランタン
コールマンが現在発売しているガソリン式ランタンの中では最大になる大型モデルです。ビンテージモデルというものはなく、比較的新しい種類となりますが、おしゃれな雰囲気はきちんとあります。ワンマントルですが、そろばん状マントルが連なった独自の形状をしていて光量が非常にありますよ。
ガソリン式は選び方でメインランタンに使いやすいと紹介しましたが、本品は明るすぎるためメイン以外では逆に使いにくくなるほどの光量があります。
明るさ最強
ノーススターの軽さは230W相当にもなります。ルーメンに換算すると参考値ですが、3000ルーメンほどです。電池式のLEDではなかなか見つからない明るさになります。家庭用の照明器具で考えると6~8畳の広さにちょうどいい照明器具になるほど明るいです。
特殊な発光体ですが、交換も非常に簡単で、ワンタッチでできて便利です。大きさは直径17.3×34.3cm重さは1.8kgとなり、大型ですが重さは控えめです。
口コミ
使いやすさと明るさを両立し、大きいですが、持ち運びやすい重さがあるコールマンの中で1番明るいランタンとして高く評価されています。コールマンのランタンということで使いやすさもきちんとあります。マントルがワンタッチで交換できるところもコールマンらしい工夫ですね。また、他社と比較するとコールマンは安定性に優れていると評価されていますよ。
初のガゾリンランタンとして本商品を購入。
電子着火式とのこともあり、非常に容易に着火することができる。
光量も十分すぎるくらいあるため、メインランタンとしての購入して正解だった。
コールマンのガスランタン2選
1:ルミエールランタン
ルミエールランタン
キャンプを題材にした漫画、アニメ「ゆるキャン△」にも登場するコールマンの大人気ガスランタンです。ガスランタンですが非常に小さいコンパクトで軽量なタイプとなり、光量も大きくなくテーブル周辺を暗めに照らす雰囲気作りに向いたタイプです。発光体がなくガスの炎がマントルの代わりになりますよ。
ろうそくのように炎が揺らめくためおしゃれな雰囲気も演出でき、特別仕様のインディゴレーベル版もあり小さなランプを探している方におすすめです。
コンパクトで持ち運びやすい
コールマンのガスランタンだけではなくLEDランタンと比較してもコンパクトです。大きさはわずか直径7.3×6×18.3cmしかありません。専用にケースもあり持ち運びやすいですよ。小さいうえに発光体がないためコールマンが発売するランタンの中で1番暗いですが雰囲気抜群です。
メインではなくサブのランタン、テーブルランタンとして大活躍します。雰囲気作りに長けている分暗いので必ず他のランタンも用意してくださいね。
口コミ
ガス式ですが明るさはありません。しかし雰囲気作りにはコールマンの中でもトップクラスの製品です。暗くしたり明るくしたりできますよ。揺らめく炎を眺めているのが好きな方には永遠に見ていられるような小さいランプです。ゆるキャン△のアニメ効果もあり現在コールマンでは品薄状態になっていて通販で購入するときは価格に注意しましょう。
ただ、この暖かくて、静かに揺らめく炎を見ているとそんな苦労は取るに足らないものと思えてきてしまいます。
この製品は効率を忘れて、キャンプの雰囲気を楽しむものとしては最高の製品です。
2:ノーザンノバ
ノーザンノバ(TM)
コールマンの2021年の新作ガスランタン。発売は3月12日に予定されています。一般的にガスランタンのほうが光量が高いものが多く、明るいのですが本品はコールマンの他のランタンと比較しても非常に明るいのではないかと言われています。
21年2月10日現在では明るさに関するスペックは記載されていませんが、3000ルーメンを超える明るさがあり十分メインに使えますよ。ガス式で明るいものを探している方におすすめです。
3000ルーメンを超えるハイパワーな明るさ
詳しい明るさのスペックは記載されていませんが、3000ルーメンの明るさがあると言われています。30m先までしっかり照らしてくれるハイパワーなモデルとなり、その明るさはコールマン史上最大と言われています。ガスランタンのため燃焼時間は約2~4時間と短くなりますが、バーナーなどと燃料の統一がしやすいですよ。
大きさは40×35×高さ45cmとなり大きく、重さも1.9kgにもなるファミリーキャンプにおすすめのランタンです。
コールマンのランタンのまとめ
コールマンのランタンは種類が豊富
今回おすすめしたランタンはコールマンらしさやコールマンならではのランタンばかりです。コールマンが発売するランタンの中にはもう少し汎用性に優れたものもあります。ランタンは使うシーンが重要になるため今回紹介したランタン以外にも使いやすいものがコールマンには揃っていますよ。
使うシーン、場所に応じたランタンを選んでくださいね。また、コールマンに限らずテント内で安全に使えるランタンはLEDランタンだけになります。注意してくださいね。
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