ダイワ 月下美人 小鉄 3g
ジャクソン 鉄板ロング
ダイワ モアザン リアルスティール
メジャークラフト ジグパラ ブレード
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鉄板バイブで冬を攻略!
使い方と選び方をまとめてチェック!
鉄板バイブ入門まとめ!冬の釣りで活躍する鉄板バイブの基本と、魚種ごとの釣り方をまとめてご紹介します。サイズはターゲットに合わせて、ウェイトはタックルに合わせて選べばOK!
手元に伝わる振動が大きく使いやすいタイプのルアーなので、釣り初心者の方はぜひチェックしてみてください!
鉄板バイブとは
メタル素材のバイブレーション!
鉄板バイブは、メタルバイブレーションとも呼ばれる金属製のルアーです。樹脂製のバイブレーションと同じくブルブルとボディを震わせるアクションが持ち味ですが、金属製は樹脂よりも重くアクションがハイピッチ。よく飛んでよく沈み、強い振動で魚を集めます。
この特徴は大場所が多く、泳ぎの速い魚が多いソルトゲームにピッタリ!デイシーバスでは文字通り鉄板のルアーとなっていましたが、近年は青物狙いの釣りでも定番になりつつあるルアーです。低水温期の遠投攻略と強風に負けない分かりやすさ、冬の釣りには特におすすめのルアーです!
ルアー初心者でも扱いやすいタイプ!
メタルバイブレーションはその強いアクションから手元に伝わる振動が強く、挙動をイメージしやすいルアーでもあります。振動の強弱を頼りに巻きスピードをコントロール、流れの強さも感じやすいです。
アクションはタダ巻きだけでも十分にスタート可能!着水直後から巻きはじめ、底を確認してからのスタートにも対応と、レンジもある程度自由に選べます。リフト&フォールも使いこなせればバッチリ!メタルジグ同様、出番はたくさん作れます!
鉄板バイブの強みと弱点
飛距離とスピード感が武器!
鉄板バイブの強みは、飛距離とリアクション要素たっぷりのハイアピールアクション!形状からメタルジグほどは飛びませんが、メタル製らしく重さは50g程度まで選べます。水温が下がって深みを狙いたい、大型回遊魚狙いで広範囲を探りたい、風が強く吹く冬の釣りでバッチリ活躍できる特性です。
メタルボディの輝き、ハイピッチなバイブレーションによる明滅は、リアクション要素が欲しいデイゲームで活躍!ナチュラルにゆっくり誘う、というタイプではなく、強い波動とスピーディーな動きで魚の反応を狙うルアーです。早巻き対応でスピード感抜群!ウェイトを落とせば、スピード感の調整も可能です!
消耗が速く強振動
弱点はメタルジグ同様に消耗が速いこと。ボトムタッチの回数が多くメタル製、ピックアップ時にヘビーなボディをぶつけてしまうこともあります。メタルジグよりも価格が高い傾向があり、消耗スピードは同程度なので、ランニングコストは気になるルアーです。
強い振動は広範囲から魚を集めたり、リアクション的に魚に口を使わせる性能には長けていますが、強い振動を嫌うシチュエーションにはマッチしません。シンキングペンシルやメタルジグなど、ボディが振動しないタイプのルアーもローテーションにプラスしておくのがおすすめ。まずは鉄板バイブで広範囲をサーチ、別タイプで気になるポイントをチェック、という組み立てで攻めてみましょう!
鉄板バイブのウェイト選び
まずはメインターゲットにあったウェイト帯から!
鉄板バイブは文字通り前方のウェイトに鉄板を付けたような形状なので、重くしようとするとシルエットが大きくなります。まずは狙う魚種、ターゲットが追っているベイトのサイズとサイズ感を合わせるところから重さ選びを始めましょう。重さとコンパクトなシルエットを両立したい時は、タングステンのモデルもチェックです。
ライトゲームで使う場合は2gから7g程度のライトゲーム向けが必要ですが、シーバス、青物、ヒラメなど狙っているベイトのサイズが似ているターゲットに対しては、20gから40gのシーバス向けだけで対応できます!
ウェイトローテーションも有効!
アクションのスピードを落としたい時は、軽めのウェイトへローテーションするのがセオリー!スピーディーなアプローチだけでなく、ゆっくり巻く、ゆっくり落とす、この動きを混ぜるために、ウェイトをローテーションする方法も非常に有効です。
いつもの釣り場で合うウェイトはこれと決まるまでは、複数のウェイトを試してみるのがおすすめです。同ウェイトでも製品ごとにスピード感、使用感に違いがあるので、重さ違い、メーカー違いで2つほど揃えてお気に入りを探してみてください!
鉄板バイブのカラー選び
フラッシング系を選ぶのが基本!
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カラーは日中に強いフラッシング系を選ぶのがセオリー!ホログラムなど輝きが入っていれば、シルバー系、ゴールド系どちらも有効です。カラー選びのパターンはメタルジグと同じイメージでOK、ジグで気に入っているカラーがあれば、同系統のものから始めてみてください。
色選びに迷う方には、超定番のイワシカラー、ブルーシルバーがおすすめ。どのメーカーの鉄板バイブにも、このカラーは必ず用意されています。もう一色プラスするならピンク!まずはこの2色をメインに検討してみてください!
マッドなカラーはローライト向け!
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早朝の日の出前、タチウオやライトゲームで夜釣り、暗い時間に釣る時は、フラッシング系ではなくチャートやマッドなカラーが有効。メタル感はちょっと薄れますが、鉄板を使った強力な振動、ハイアピールな波動はもちろん健在です。
暗い時間も釣りたい時、メタルジグの効果が薄い時のフォローや、暗い時間によく釣れる魚を狙う時は、このタイプのカラーも検討しておきましょう。ライトゲーム向けの製品では特に人気が高いです!
鉄板バイブのスナップ位置について
基本のスナップ位置はフロント!
鉄板バイブレーションはスナップを取り付ける穴、アイが複数用意されている場合があります。他のルアーではあまり見かけることが無い特徴ですが、このスナップ位置についても簡単にチェックしておきましょう!
基本となるスナップ位置は前方、一番前にあるアイへの接続で、姿勢が平行に近く、抵抗が少なくなるセッティングです。ハイピッチなアクション、スピードを出したリトリーブとしたい場合はこの位置がおすすめ。まずはこのセッティングで遊んでみてください!
リアはワイドアクション+スロー!
後ろ側のアイで接続すると、姿勢はやや前傾になって、抵抗が大きくなります。アクションはワイドに、スローに巻いてもバタバタと泳ぐのがこのセッティングの特徴で、ゆっくり巻きたいときに使います。
アクション変化や、底付近をスローに巻きたいときはこのセッティングを試してみましょう。引き抵抗が大きくなって巻くのが疲れる、負荷がかかりすぎと感じたら軽くするかスナップ位置をリアに変更です!
鉄板バイブでライトゲーム!
アジメバル、カサゴ狙いに!
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ここからは各魚種ごとの釣り方をご紹介!まずは冬でも遊べるライトゲーム系のターゲットについてです。メタルジグが効くターゲットには幅広く有効で、人気のアジメバルからカマス、カサゴまで対応可能できます。
釣り方は鉄板バイブの多彩なアクションを使い分け!アジならフォール、メバルなら巻き、カサゴは底付近でリフト&フォールと、それぞれの定番的なアクションで狙ってみましょう!
大場所の釣りで活躍!
ジグヘッドよりも飛距離が出せて、波動によるアピールが強いのが鉄板バイブ!ワームの釣りにない要素を意識するのが、使い分けのポイントになります。
ジグヘッドで届かないポイントへのアプローチとして、強い波動を出すベイト、小魚を追って沖から入ってくるサイズ狙いの釣りに、こんなシチュエーションにおすすめのルアーです。遠投リグを試してみたけど感覚が無さ過ぎてわからなかった、という方にもおすすめ。ロッドはチューブラー、ラインはPEをおすすめします!
鉄板バイブでヒラメ&マゴチ!
堤防からの釣りで活躍!
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底べったりなヒラメ、マゴチ狙いでも鉄板バイブが活躍!サーフでの釣りはちょっと消耗が気になりますが、冬の強風下では、重さと振動のわかりやすさが頼りになります。
巻いても十分使えますが、おすすめはリアクション要素の強いリフト&フォール!足場の高さが使える、堤防からの釣りには特におすすめです。ベイトは各パターン使用可能、ヒイラギがベイトの時はかなり効きます!
ブルブルっとリフトしてフォール!
前項でおすすめとご紹介した、リフト&フォールの釣り方をチェックしてみましょう!底まで沈めてリフトとフォール、これだけのアクションですが、ちょっとしたコツを覚えておくと、当日の釣りがスムーズに遊べます!
ポイントはヒラメ、マゴチが好む砂地エリアが浅いこと、バイトがフォール時になりやすいことの2点。風に負けない飛距離が欲しくてヘビーウェイトを選ぶと、キャスト後たるんだラインを回収している段階で既に着底しているというケースが増えます。釣り場の水深次第ではありますが、一回目のリフトはほとんど待たなくてOKです。
ロッドでブルブルっと持ち上げて、ロッドを下げながら糸を巻いて、この時のフォールアクションで魚がヒットすると、気づくのは次のリフト時になるケースが少なくありません。リフトは大きく鋭く、こうしておけばフッキングがうまくいかなかった時の保険になります!
鉄板バイブで青物&シーバス!
遠投でベイト付きを攻略!
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青物やシーバスを遠投で狙う時も、鉄板バイブレーションが活躍!冬はどちらもイワシについて入ってくるケースが多く、飛距離と表層を横アクションで攻められる鉄板バイブの特性が活かせます。
まだ薄暗い朝マズメ前は特に効果的!フラッシングの効果が薄い時間は、強い振動によるアピールで魚を集めましょう。ライトショアジギングのお供におすすめのルアーです!
表層もボトムもチェック!
大型魚に追われると浮き上がるイワシがベイトなら、アクションは表層付近の高速巻きが有効!青物を狙う時はかなりスピードを出してもバイトしてくるので、重めを選んでも表層をキープしやすいです。
秋と冬の間、寒くなり始めるころはヒイラギの稚魚がベイトになっているパターンがあり、このパターンではヒットレンジがボトムに集中。ショートなリフト&フォールやスナップ位置をリアにしたスローリトリーブが効きます。表層からボトムまで、一つのルアーで攻めきれるのも鉄板バイブの魅力的なポイントです!
鉄板バイブを試してみよう!
使い勝手抜群!
表層からボトム、巻きにフォールとさまざまなシチュエーションをフォローしてくれる鉄板バイブ。メタルジグとは違う、独特なアクションがさまざまなターゲットを魅了します。
釣れるのはもちろん、使いやすい、出番が多いのもこのルアーの魅力!ルアーを始めたばかりの初心者の方もぜひ一度ためしてみてください!
鉄板バイブが気になる方はこちらもチェック!
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