検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

冬季釣り場に持っていくならコレ!冬のトラウトお勧めルアー5選

禁漁期間中に河川の一部にニジマスを放流して解放している冬季釣り場は、エリアトラウトとネイティブトラウト、両方の要素が盛り込まれる複雑な環境。そんな中性的な釣り場に持っていくべき実績ルアーを使い方を踏まえながらお話ししていきます。
2021年4月14日
木下進二朗
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

冬でも渓流釣りが楽しめることをご存知でしょうか?

禁漁期間中に河川の一部にニジマスを放流して解放している冬季釣り場は、エリアトラウトとネイティブトラウト、両方の要素が盛り込まれる複雑な環境。そんな中性的な釣り場に持っていくべき、実績のあるルアーを使い方を踏まえながらお話ししていきます。

冬季釣り場のお勧めルアーその壱【アーティストFR55】

自然渓流でも高実績のアーティストFR55。盛期の渓流ではアップクロスにキャストして激しくアクションさせてリアクションバイトが狙えるルアーです。

アーティストFR55の特徴は強めのウォブリングアクションとレンジキープ力の高さ。このウォブリングによる強い波動でマイクロスプーンやフライにスレたマスにスイッチを入れる事が出来のです。

また激しくアクションする事で、ルアーがしっかりと動いている事が解るので、遠投した際や深場に沈めた時も自信をもって使う事が出来るでしょう。そして幅広のリップがルアーの浮き上がりを抑えてくれるので、低層に定位したマスのバイトゾーンを長くトレースする事が可能なのです。

渓流では連続トゥイッチで早い動きをさせますが、冬季釣り場ではスローリトリーブやリフト&フォールがマスのコンディションに合わせ易いでしょう。

冬季釣り場のお勧めルアーその弐【ダニエル】


プレートジグという独特な形状のダニエルシリーズ。サーフでは「飛び過ぎダニエル」が他を寄せ付けない程の飛距離で人気を博していますが、淡水用でもダニエルは忘れてはいけない存在です。

プレートジグの特徴は、薄くコンパクトな事。この薄さとコンパクトさがマス達に水生昆虫を連想させる事で、食性を刺激するのです。

使い方は、基本的にはスローリトリーブでOK。ダニエルは流れを受けると浮き上がる傾向がある為、リーリング速度でレンジを調整すればバイトを増やせるはずです。逆に、ライズを見掛けるようならこの浮き上がる欠点を利用して、水面付近をトレースすれば水面を意識したマスのにバイトさせるエキサイティングな釣りが出来るでしょう。

ダニエルはスプーンの様にカラーラインナップが豊富なところも有り難いところ。Jackson社HPではネイティブカラー、エリアカラーとカテゴリー分けされてますが、冬季釣り場ではどちらのカラーも有効なので色々な状況に対応出来る様、数色揃えておくと心強いでしょう。

重さは、1g・3g・7g・14gとありますが、冬季釣り場では3gがベース。ですが状況に応じて、渇水時やライトタックルで挑むなら1g、増水時や、強めのタックルで深場の大物を狙う場合は7gが使い易いでしょう。
 

冬季釣り場のお勧めルアーその参【バギースピナー】

巻物の代表スピナーは冬季釣り場でもかなり有効。フラッシングと波動は視覚と側線を同時に刺激してマスにスイッチを入れてしまうのです。バギースピナーはコンパクトなシルエットな為、低活性の個体でも簡単にマスにスイッチを入れ、口を使わせる事が出来るでしょう。

また、多くの釣り人が来る冬季釣り場ではマス達はフィッシングプレッシャーにより、誰もルアーを通さないような浅瀬に潜んでいる事もしばしば。その様な浅いポイントでは、着水と同時にブレードが回りアピール開始するレスポンスが重要になります。

バギースピナーはJackson独自開発のフロントカップブレードにより、瞬時に水を掴みアピールしてくれるので、そういったシャロー攻略もお手の物です。

1.5gという軽さ故、牽制されがちなのですが、この軽さのお陰でレンジコントロールが容易となり、バイトの際の食い易さにも繋がっているのです。さらにアップに投げてもしっかりと引き抵抗を感じられる使い易さも秀逸と言えるでしょう。

また、軽いルアーをキャストする際は、垂らしを長めに取ると投げやすいので是非覚えておいてください。


冬季釣り場のお勧めルアーその四【ズル引きゴビー】

ニジマスをメインターゲットに開発されたズル引きゴビーは、その名の通りボトムに特化したルアーです。河川に放されたニジマスは、水生昆虫やヨシノボリ等の底性生物を捕食する傾向にあるので理に適った仕様といえます。

45㎜ / 4.5gのヘビーウェイト気味の比重がボトムを攻め易くしていますが、そこで気になるのが「根掛かり」。ですが、ズル引きゴビーは独特なボール型リップでコロコロと転がる様にボトムを這い、石の間をすり抜けるので安心してボトムを引いて下さい。

また、通常のプラグと違って背中側にフックを配置しているので、沈んだゴミを回避しながらも上からのバイトに対応する設計となっています。寒い時期の動きが遅いマスにはボトムにステイしたりシェイクで誘うのも有りでしょう!

冬季釣り場のお勧めルアーその五【アスリート55SFH】

アスリートミノーをサスペンド仕様にチューニングしたモデルです。しかし、冬季釣り場で使うには問題がひとつあります。それは細軸トレブルフックでサスペンド仕様の為、冬季釣り場のレギュレーションに合わせてシングルフックに交換すると浮き上がってしまうこと。

しかし、スローフローティングは決して悪い事ではありません。シンキングミノーよりもレスポンス良く、よりスローなリトリーブでアクションする為、動きの遅い冬季釣り場のマスには逆に効果的と言えるでしょう。


サスペンドで使いたい場合は、ベリーにシールタイプのウェイトを貼り調整をしましょう。ボディにウェイトを貼る事に抵抗が有る場合は、付属のトリプルフックの2本をペンチで曲げれば、フックの重さを変えず簡単にサスペンド状態がキープ出来るのでお勧めです。2本のフックを殺す事で釣り場のレギュレーションにも対応しています。

その他、スプリットリングのサイズを上げたり、ダブルリングにする等、ちょっとした調整でサスペンドにできますのでオリジナルの方法を考えながら楽しんでみましょう。

冬季の渓流釣りでルアーローテーションを楽しむ!!

様々なシチュエーションでのルアーの使い分けを解説させていただきました。必ずこれが釣れるということはないですが、あれこれ試行錯誤しながら釣るのがルアーフィッシングの醍醐味。是非皆さんもルアーローテーションを楽しんでみてください。

冬季釣り場について気になる方はこちらもチェック!

今回記事に出てきた「冬季釣り場」という言葉はご存じでしたか?「冬季釣り場」についてより深く知りたい方は以下の記事もおすすめですのでぜひチェックしてみてください。