はじめに
自然を満喫できるアウトドア登山は、子供から年配の方まで一緒に楽しめるアウトドアです。国内には高さのある山や低い山など多くの登山スポットが点在していますが、ここでは都心からも日帰りアクセス可能な、アクセス抜群初心者も楽しめる登山スポット「日和田山」登山コースをご紹介!高さのある山は経験無いと言う初心者はもちろん、登山を初めて経験すると言う方でも気軽に登山の楽しさを味わえるのが日和田山なので最後まで登山を始めようと言う方は最後までご覧ください。(料金・時間等は2021.2.4時点の情報です)
日和田山とは
日和田山とは、埼玉県日高市に位置する標高305mの低山です。関東エリアにある登山&ハイキングスポットの中でも初心者向けの山として知られており、初めて登山を体験すると言う登山超初心者の方向けのコースや低い山なら数回登った事があると言う初心者の方向けのコースが設定されています。
日和田山の周辺には、曼珠沙華やコスモスで有名な観光地「巾着田」が位置しており、日和田山の山頂付近から巾着田の全貌を眺めることもできます。
日和田山おすすめ登山シーズン
初心者が日和田山登山&ハイキングを楽しむおすすめのシーズンは、3月頃から5月の春から初夏のシーズンと9月下旬頃から11月下旬頃です。夏の時期の登山も気持ちいのでは?と思いますが、日和田山は標高が305メートルと低いため暑さで体力が消耗されてしまうので、一年で最も暑い時期の登山は避けた方が良いでしょう。
一方、春や秋の時期は、気候が良いので気持ちよく登山やハイキングを楽しむ事ができるので初めて登山を経験すると言う方は、気候の良い時期を選で登山を楽しむと良いでしょう。
日和田山で見られる植物を紹介
日和田山の登山は、景色を楽しみながら山頂を目指す楽しみ方もおすすめ!4月初旬頃から5月中旬にかけて新緑の時期を迎え清々しい景色を眺める事ができます。
9月上旬になると曼珠沙華やコスモスが綺麗な花を咲かせはじめ、10月上旬頃まで見頃の時期を迎えます。曼珠沙華の見頃を終えると周辺の日和田山を含め周辺の山々は。紅葉の時期を迎え、12月中旬頃まで楽しむ事ができます。
日和田山登山おすすめアクセス方法
広々駐車場利用!車を使ったアクセス方法
日和田山には、最寄り駅が2つあり電車でのアクセスも便利な日帰り登山スポットとなっていますが、車を利用してアクセスしたいと言う方も多いと思いますので、車で日和田山までアクセスする方法を紹介しておきましょう。
最寄りの高速道路インターチェンジは、圏央道狭山日高インターチェンジです。インターチェンジからは、県道262号線と県道15号線を経由し約9キロです。駐車場は、登山口に有料駐車場が設置され、満車の場合は、巾着田に設置された24時間パーキングを利用するのも良いでしょう。ただし曼珠沙華が見頃の時期は駐車場が満車になるので注意が必要です。
日和田山最寄り駅の利用が便利!電車でアクセスする方法
最寄り駅が2つもある日帰り登山スポット日和田山を訪れるのであれば電車でのアクセスがおすすめです。最寄り駅の高麗駅までは、西武池袋線を利用する事で池袋から約1時間でアクセスする事が可能となっているので、都心からの日帰り登山も問題なくできそうですね。
もう一つの最寄り駅である武蔵横手駅までは、西武池袋線池袋駅から約1時間15分でアクセスする事が可能です。いずれも飯能駅で乗り換える必要があるので注意してください。
超初心者におすすめ!日和田山登山コース
はじめて登山に挑戦する方におすすめの日和田山登山コースは、高麗駅から始まる所要時間登り60分、下り50分の日帰り登山コースです。駅からハイキング気分を味わいながら、曼珠沙華で有名な巾着田横を通り本格的な登山コースに突入!巾着田の眺めが綺麗な金刀比羅神社や男坂・女坂を通りながら日和田山の山頂を目指す高さの低い超初心者向け登山コースを詳しく紹介していきましょう。
日和田山登山を楽しむ前に知っておきたい山の基本情報
下記の情報から登りから下りまでどのくらいの距離を歩く事になるのかと言う情報と標高差を知る事ができます。標高差と歩く距離を比較すると平坦な登山ルートでは無い事がわかりますが、初心者の体力でも十分登る事ができる傾斜となっていることもわかります。
登山合計距離 | 4.2キロメートル |
最高地点の高さ | 305メートル |
最低地点の高さ | 95メートル |
高麗駅から鹿台橋を目指すルート
初めての登山におすすめの日帰り登山コースの出発地点高麗駅から日和田山登山口までは、ハイキング気分で街中を歩き向かいます。ハイキングを楽しむ事ができる時間は約20分、距離にして0.7キロメートルなので特に気合を入る事なく歩くことをたのしむ事ができますね。
車でアクセスする方は、高麗駅からハイキングを楽しむのではなく、日和田山登山口に整備された「日和田山登山口駐車場」を利用する事になります。こちらの駐車場は、有料駐車場で、1日300円で利用する事ができます。駐車台数は5台分用意されているので満車になることは稀です。駐車場から日和田山登山口までは徒歩で約10分程度です。
鹿台橋は巾着田との分岐点
登山口手前に位置する鹿台橋は、曼珠沙華やコスモスなど季節の花を楽しむ事ができる巾着田と日和田山の分岐となっています。2時間程で下山できる山なので、帰りに巾着田へ立ち寄って帰るプランを計画するのもおすすめです。
鹿台橋から金刀比羅神社を目指すルート
鹿台橋から県道15号線を歩くとすぐに日和田山の登山口に到着します。登山口へ入る目印は、水道のタンクとなっているので水道のタンクが見えてら登山口の入り口だと思っておくと良いでしょう。
登山口へ入るとすぐに東屋とトイレが設置されているので、登山道を歩く前にトレッキングシューズに緩みがないか、ザックの中の荷物のチェックを行うと共に、山頂までトイレが無いのでこちらで必ずトイレに行っておくことをおすすめします。
日和田山登山道!男坂と女坂を選択しよう
登山口から金刀比羅神社までの登山ルートには、男坂と女坂の分岐点が存在します。男坂と女坂までのルートは、緩やかなコースが続き、木々に覆われたルートとなっています。夏の時期は適度な日陰ができるので日差し対策になっています。
緩やかなルートを進むと視界が開た場所にでます。そこが金刀比羅神社の鳥居!広い場所ではありませんが、小休憩ができる程のスペースが確保されているので、40分程歩いてきた疲れを解消するのも良いでしょう。
金刀比羅神社鳥居から女坂を選択!
金刀比羅神社鳥居から右側のルートを選択すると女坂ルートを歩く事になります。女坂の特徴は、比較的足元が安定したコースが整備されているので、体力に自信が無い方や登山専用の靴を忘れた、用意できなかったと言う方は女坂を選択することをおすすめします。
金刀比羅神社鳥居から男坂を選択!
初めての登山にぴったりの女坂と比較して左周りルートである男坂は、岩場が連続した荒々しい登山ルート設定となっています。木の根が剥き出しになっていたり、大きな岩が転がっていたりするので、しつかりした登山靴を履いて歩く必要があると共に、脚だけでなく手も使って登ることを考えグローブの準備を行うことをおすすめします。
男坂を選んだけど、自信がなくなったと言う方は、引き戻して女坂を選び直すと良いでしょう。安全を第一に考えて山頂を目指しましょうね。
金刀比羅神社の二ノ鳥居で一休み
日和田山登山コース、男坂・女坂を進むと金刀比羅神社の二ノ鳥居へ到着します。こちらのスポットは、日和田山の中でも絶景スポットとして知られる場所で、鳥居の先に巾着田や日高市の景色が広がります。
金刀比羅神社の二ノ鳥居は、広いスペースが確保されているので、一休みできる場所となっています。水分補給やチョコレートなどお菓子を口にしておくと山頂までのエネルギーとなりますよ。
金刀比羅神社の二ノ鳥居から山頂を目指す
金刀比羅神社の二ノ鳥居から山頂までは、約10分程で到着します。山頂の周りは木々が生えているので、絶景を楽しめるかと言われるとおすすめはできませんが、適度な日陰ができベンチも設置されているので山頂で登山飯を食べたりコーヒーを飲んだりするのもおすすめですよ。
この先、物見山やヤセオネ峠などを経由し武蔵横手駅を目指して歩くこともできますが、2時間30分以上時間がかかるので、初めて登山を行う方は引き返すルートをおすすめします。その際、男坂ではなく足元が安定する女坂を通って下山することをおすすめします。
初心者におすすめ!日和田山登山コース
上記で紹介した登山ルートが、登山を初めて経験する方向けのコースだったのに大してこちらの登山コースは、低山登山経験者におすすめしたいルートです。武蔵横手駅を起点とした日和田山日帰り登山コースを紹介していきましょう。
日和田山登山を楽しむ前に知っておきたい登山情報
日和田山の標高が、305メートルに対してこちらのコースは最高地点が390メートルとなっています。日和田山より標高の高い山を縦走しながら登山を楽しみます。
登山合計距離 | 7キロメートル |
最高地点の高さ | 390メートル |
最低地点の高さ | 100メートル |
武蔵横手駅から北向かい地蔵を目指す
武蔵横手駅から登山口まではすぐ!駅前から登山道が始まると言っても良いでしょう。武蔵横手駅をでて右手に登山口があるので国道299号線を渡って登山道に入りましょう。
登山口からはじめのチェックポイント「北向地蔵」までは、3,.5キロメートルの距離を約1時間15分で歩く計算となっています。体力に自信が無い場合は、多少時間が伸びてしまうことも頭に入れておきましょう。渓流沿いの登山コースが続き、フユイチゴが実を付けているのを見つけることもできます。
五常ノ滝で一休み
登山口から歩き始め北向地蔵まで半分を切った地点には、五常ノ滝と呼ばれる高さ12メートルの滝が姿を現し、マイナスイオンを放出しています。小さな滝壺もあるので、足をつけたり手をつけたりすると気持ちいいのでおすすめです。
五常ノ滝の周りは、休憩するのにぴったりのスペースが確保されているので、一休みしておくと良いでしょう。滝から北向地蔵までは林道が続きます。
北向地蔵から物見山を目指す
武蔵横手駅登山口から日和田山を目指すコースでは、物見山山頂を経由してアクセスします。北向地蔵から物見山山頂を目指すコースでは、一度車道にでて再び登山道へ戻るコースとなっています。車道は車の通行もあるので気をつけて歩く様にしましょう。
車道から再び林道へ戻ると約30分ほど上りや下を繰り返しながら物見山山頂へ到着します。物見山山頂は木々に覆われており景色はよくありませんが平らな山頂でベンチが設置されています。
物見山山頂から駒高を目指す
物見山山頂から駒高までは、下りが続き約15分ほどで到着できます。急な下り坂もあるので登山道が濡れている時は滑らない様に注意する必要があります。
駒高から日和田山山頂を目指す
駒高から日和田山山頂までは、約1キロで時間にすると35分程かかります。この神尾コースの特徴は、上りと下りが繰り返される点です。日和田山山頂手前では一気に登る事になるので、最後体力を残しておく事をおすすめします。
日和田山山頂からは、引き返すのではなく、高麗駅までの下山ルートを選択することをおすすめします。
まとめ
都心からのアクセス良好!日帰り登山におすすめの日和田山登山コース情報や最寄り駅からのアクセス情報を紹介してきました。最寄り駅が2つある珍しい登山スポットであり、高さの低い山と言うこともあり登山初体験の方にもおすすめできる登山スポットと言う事がわかったでしょうか。これから登山を始めようと言う方は、登山に必要な道具を準備し、ここで紹介したベストシーズンに、日和田山の魅力と登山の魅力を感じてみてください。
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