はじめに
キャンピングカー生活の魅力に迫る!
近年では断捨離ブームや家に対する日本人の価値観の変化によりキャンピングカーでの生活を選ぶ人も増えています。新しい生活の考え方となりますが、アウトドアが好きな人は誰しも一度はキャンピングカーで暮らす生活に憧れたことがあるのではないでしょうか?キャンピングカー生活の魅力を解説します。
気になる住所や税金も確認!
まだまだ私たち日本人には家を持たずにキャンピングカーで暮らす生活というのは馴染みが薄いものです。楽しく暮らすために押さえておきたい住所や郵便物、税金に関する対策を紹介します。また日常生活で気になる駐車場から買い物・車中泊に関することまで徹底解説します。憧れのキャンピングカー暮らしを送るための秘訣を知って選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか?
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キャンピングカー生活の魅力とは?
日本では馴染みないが
日本ではキャンピングカー生活のイメージがピンときません。しかし、外国映画でよく観るような自由な生活に誰しも憧れます。実際にオーストラリアやアメリカでは暮らしの選択肢のひとつとして日本よりも環境が整っています。キャンプの流行が定着し、近年では長期休暇を取ってキャンピングカーを使って長期滞在しながら日本全国を旅する人も増えています。
仕事や生活の新しい考え方
近年、持ち家以外の選択肢や生活の多様性を認めやすい時代が訪れました。仕事に関してもノマドワーカーやフリーランスなど従来の価値観とは異なる観点から仕事と向き合う人が増え、まだまだごく少数に留まりますが、実際にキャンピングカーで暮らす選択肢を選ぶ人も出てきています。旅に満ちた生活を手に入れられる魅力が詰まった新しい考え方です。
キャンピングカー生活の魅力1:日常が旅へ
毎日が特別な旅に
家を持たずにキャンピングカーで暮らすと言うことは毎日が特別な旅です。家と仕事場の往復ばかりで、年に1度の旅行が楽しみだと言う暮らしから考えれば180度真逆の生活様式となります。もちろん移動したくない日はその場で楽しめるように暮せばいい自由さがキャンピングカー生活の魅力です。
今日いる場所が当たり前じゃない
自由気ままな暮らしには同じ場所に居続けると言うことが当たり前ではありません。裏を返せば家があるということは当たり前と安定をもたらします。キャンピングカーで生活を送るということは毎日を過ごすために考えるべきこと、押さえておくべき点が増えると言うことに注意しましょう。不便や不安定を楽しむ心意気が必要となります。
キャンピングカー生活の魅力2:家に関する費用なし
家に関する費用なし
キャンピングカーで暮らすと言うことは家賃や家に付随する保険料・管理費などが一切掛かりません。家に関する費用がない分、いろいろなことに使えそうな気がしますが、きっちりとしたキャンピングカー向けの保険に入ることや日常的に掛かる費用は家に暮らしている場合よりも高くなる傾向にあります。キャンピングカー生活を始める前にしっかりと検討しましょう。
持ち家の人は
生活費用が高くなると言われるとドキドキしてしまいますが、持ち家の人に関しては持ち家を手放すことによって毎年発生する費用として考えなければならない固定資産税などの税金が不要になります。他にも火災・地震保険も考える必要がなく、年間の家計が計算しやすくなると言う点も見逃せません。
キャンピングカー生活の魅力3:日本全国が家に
行き着いた先が家!
キャンピングカー生活の魅力はなんと言っても行き着いた先が家になるということです。土地ごとにある人との出逢いや行き先を特に決めなくてもキャンピングカーと共に進めば家を連れて旅に出ていることと同じ意味があります。普段の旅とは一味違う経験をキャンピングカー生活なら可能です。
車中泊できる場所ならどこでもOK!
日本全国どこでも家になるとお話しましたが、「車中泊できる場所に限る」と言う注意点を忘れてはいけません。安心して車中泊できるスポットはあとで詳しく解説しますが、周囲の住人に配慮してこそ「日本全国が家!」と胸を張れます。どこに行ってもキャンパーの代表として恥ずかしくない行動を心掛けてこそのキャンピングカー生活です。
キャンピングカー生活の魅力4:これからの仕事に
ネットを介した仕事
近頃ではネット上でのやりとりで仕事が完結できる時代となりました。現状では通勤がマストな会社ではキャンピングカー生活が難しいかもしれませんが、時代のトレンドと共にキャンピングカー生活と仕事の向き合い方が変化するかもしれません。「今でも十分キャンピングカー生活と仕事を両立できる!」と言う人は一考してみる価値があります。
労働環境を取り巻くスピード
日本国内では一昔前までは正社員の「副業」ですら就業規則などで禁止されてきました。時代が流れるスピードは年々増すばかりです。今は難しくてもしっかりと成果を上げたり、これからもっと多様性が認められて、キャンピングカー生活と言うものが選択肢のひとつとして認められる日が来ないとも限りません。胸に秘めた想いがあるのならまずは相談してみましょう。
キャンピングカー生活の魅力5:思い立つままに
どこでも生活できる
前述しましたが、自由に暮らすためにはこれまでの「当たり前」が通用しないと言うことを肝に命じておく必要があります。どこでも生活を思い立つままに送り続けるためにはあらゆる不便を味合わなければならないかもしれません。自由に暮らす=勝手に暮らすとは違うと認識しておきましょう。
どこまででも行ける
そうは言っても家・日常生活・税金・仕事など全て事前に整理して滞りなくしておけば誰に憚ることなくどこまででも自由に行けます。不自由も旅を楽しむためのエッセンスだと考えましょう。キャンピングカー生活を視野に入れている方は新生活を手に入れた姿を想像しながら、着実に計画を進めるようにしてください。
最高に楽しく暮らす秘訣1:住所・郵便物
住所や郵便物は?
キャンピングカー生活を送る上で一番心配になるのは住所や郵便物はどうするのか?と言うことではないでしょうか?日本で社会生活を送る上で欠かすことのできない2点をそれぞれに分けて解説します。税金にも関連することですので、きっちりと押さえておきましょう。
住所対策
住所対策としては実家・親戚・友人の家に住民票を置かせてもらうことで解決可能です。税金は住民票に登録している住所に払込書が届きます。他にもこちらから住所を指定した郵便物に関しては登録している住所に届きます。事前に郵便局に転入の届けを出しておきましょう。注意点としては役所に住所を届けても郵便局には伝わることはありません。別々に提出しなければならないと覚えておいてください。
郵便・荷物対策
税金や支払い関連の郵便物を解決しても遠く離れた場所で荷物や郵便物を受け取りたい場面も出てきます。そんな場合でも宅配便の営業所留めや郵便局留めを利用することで受け取り可能です。事前に荷物や郵便を受け取りたい場所の郵便局や営業所情報を把握し、送り先に指定しておくことで問題を解決できます。
最高に楽しく暮らす秘訣2:駐車場
車中泊で重要な駐車場
単にキャンピングカーで暮らし、あちこち移動するのではない場合は駐車場を普段と同じように月極で借りるという手段があります。しかし周辺の住宅環境や駐車場の貸主によっては理解を得られない可能性があることに注意が必要です。また黙って借りておいてあとから生活していることが発覚するとトラブルになる可能性もあります。事前説明をしておきましょう。それ以外に移動しながら車中泊できる駐車場や注意点を解説します。
駐車場1:道の駅
少し郊外に出れば道の駅がたくさんあります。基本的には車中泊が可能な駐車場として考えても大丈夫です。しかし、マナーを守らない利用者が増加していることが背景に車中泊を禁止している道の駅も存在します。最新情報を確認して車中泊可能かよく調べておく必要があります。そして自分が利用する際はしっかりとマナーを守るようにしましょう。自分のためにもなりますし、周囲やあとから車中泊する人のためにもつながります。
駐車場2:RVパーク・オートキャンプ場
RVパークやオートキャンプ場は道の駅と異なり有料となりますが、車中泊をするために整備された駐車場です。施設にもよりますが、電源の用意があったり、近隣にお風呂があったりと快適に車中泊を過ごせる施設が揃っている場合が多くなります。宿泊費用の予算を事前に決めて使用する頻度を考えましょう。
最高に楽しく暮らす秘訣3:買い物・洗濯物
買い物
買い物は普段と変わらずスーパーやショッピングモールを利用します。家のある暮らしとの違いはストックに限度がある点です。家とキャンピングカーを比べると収納スペースや冷蔵庫の容量が限られますので、買い物の頻度や費用は上がりやすくなります。消耗品や必需品はスーパーで、食品は旬の安いものを道の駅でと工夫してみてください。
洗濯物
洗濯物はコインランドリー1択です。服を収納しておける場所にも限りがあり、頻繁に通うことになります。外干しにするわけにも行きませんので、乾燥機に掛けない場合は車内で干す必要がありますが、季節や天候によってケースバイケースで対応しましょう。
最高に楽しく暮らす秘訣4:お風呂・トイレ
お風呂
キャンピングカー生活でのお風呂は2つあり、シャワールームを用意するか、スーパー銭湯などを利用するかのいずれかです。スーパー銭湯や温泉ばかりを利用していると費用が嵩むので、全国展開しているスポーツジムに登録すると言うのも1つの手段となります。
トイレ
キャンピングカーにはトイレを設置できます。キャンピングカーのトイレは主にカセット式とポータブル式のいずれかとなり、カセット式は汚水タンクを取り外し可能で家のトイレに近い使い方ができます。ポータブル式は持ち運びができ、省スペースですが、洗浄・汚水タンクもついていますので、清潔に利用できます。キャンピングカーの大きさに合わせて選びましょう。
最高に楽しく暮らす秘訣5:車中泊
車中泊環境の整備
キャンプに初めて行く人が嫌になるのは快適な睡眠をとれないからだと言う声がたくさんあります。旅行やキャンプで眠れないと楽しさよりも辛さが勝ります。キャンピングカーで生活すると言うことはこれまで通り以上に質のよい睡眠環境を整えなければ続かない可能性があります。しっかりとした睡眠環境を整備しましょう。
普段の睡眠との違い
家であれば暑くても寒くてもエアコンひとつで解決できます。キャンピングカーであればそうもいかず、暑さに対応できる準備や寒さに対応できる暖かい布団を準備しなければなりません。普段と勝手が違うとの認識で車中泊環境を整えましょう。
最高に楽しく暮らす秘訣6:ネット
ネット環境は仕事にも
家でも欠かせないネット環境はキャンピングカー生活でも真剣に考える必要があります。どこでも仕事ができるノマドワーカーにとってはネット環境の良し悪しも重要です。キャンピングカー生活でのネット環境を解説します。
選択肢1:スマホテザリング
現在、家でのネット環境とスマホテザリングを併用している人はスマホでの通信容量を削っている人もたくさんいると考えられます。キャンピングカー生活でテザリングを使用する際は大容量プランや無制限のプランを選んで対応しましょう。費用は高くなりますが、従来の通信費用と同じ水準になる場合がほとんどです。
選択肢2:ポケットWi-Fi
テザリングはパソコンを立ち上げる都度接続する必要があります。機種にもよりますが、ポケットWi-Fiなら電源を入れれば接続してくれます。また回線を複数にしておくことで一方がつながらないときのリスクヘッジにもなりますのでキャンピングカー生活向けと言えます。
最高に楽しく暮らす秘訣7:税金
住民税
住民税は会社員の場合は会社から役所へ送られた前年所得を元に算出され支払います。毎月給料をもらっている人は毎月天引きされており、フリーランスであれば確定申告を元に一括か分割納付かを選択します。それは現在の住所に居住していないからと言って支払わなくてもいいというものではありませんので注意しましょう。
自動車税
自動車税はキャンピングカーと切っても切り離せません。同じ排気量なら普通自動車よりもキャンピングカーの方が安い傾向にあります。経年によって税率が変動しますので、常に税額をチェックしておきましょう。
どちらの税金も
どちらの税金も登録している住所に納付書が送付されます。毎年5月から6月に掛けてが税金を納める時期となりますので納付漏れがないように注意しましょう。延滞すると余分な費用が増してしまいますし、住所を借りている人にも心配を掛けてしまう原因にもなります。
まとめ
キャンピングカーの暮らしを満喫しよう!
これまでの日本では家を持たない暮らしは考えられませんでした。しかし仕事や価値観の多様性が認められ始め、キャンピングカーで暮らすという選択肢や設備も整いつつあります。住所や税金などきちんと整理しておくべきことを把握し、対処しておけば日本全国を我が家のように移動して暮らすことが可能です。また車中泊生活で気になる駐車場やお風呂・トイレに関することも解説しました。人生を思い立つままに生きられるキャンピングカー生活の秘訣をチェックして、毎日を旅に変えてみましょう!
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