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子供がスキーデビュー!気になる道具の選び方から滑り方のコツまで解説!

子供が外遊びを楽しめるようになってくると、気になるのがプールやスキーなどのシーズンスポーツではないでしょうか。今回は子供のスキーデビューに欠かせない、道具の選び方や滑り方、立ち方などの練習方法からおすすめのスキー場までご紹介します。
2021年3月9日
poyonotabi
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目次

子供のスキーデビューは何歳から?

子供と一緒にウィンタースポーツを楽しみたいと考えている人は多いのではないでしょうか。ウィンタースポーツの中でも特に人気があり、小さな子供でも楽しめるのがスキーやスノーボードです。何歳からという決まりはありませんが、大体3~4歳を目安にデビューする方が多いようです。

今回はそんなスキーデビューに必要なポイント、道具の選び方、立ち方や滑り方などの練習方法などをご紹介します。

子供のスキーデビューのポイント

子供にスキーやスノーボードデビューさせたいと思った時はまず雪に慣れることから始めることをおすすめします。特に雪に慣れていない子供は滑り方が分からず、恐怖や不安を感じる子も少なくありません。

子供が遊べるスポットのあるスキー場で雪慣れして、スキー場は楽しい場所であるということを子供が感じることが大切です。また、スキー場でスキーやスノーボードなどを楽しむ人の滑り方を見ることで、やってみたい気持ちが芽生えるかもしれません。

防寒対策をしっかりしよう

スキーデビューの際に気を付けたいことは滑り方よりまず先に防寒対策をしっかりするということです。子供は体温調節をすることが難しい為、天候の変わりやすいスキー場は通常時より注意が必要です。さらにスキーやスノーボードをしている時は意外と汗をかきやすい為、着脱しやすいウェアや肌着を選ぶことをおすすめします。

トイレに行く際もウェアの着脱のしやすさは重要です。購入、レンタルする際は防寒対策、着脱のしやすさを考慮しましょう。

子供のスキー道具の選び方

子供のスキー道具の選び方で気を付けたいのが、どのぐらいの頻度でスキーやスノーボードをしたいのかという点です。もし試しに1日行ってみるという場合であれば、スキー道具はレンタルをする方が無難です。すべて揃えようとすると5万~10万ほどかかることが多いからです。

ウェアなどスキーに必要な道具はセットで1日5,000円ほどでレンタルできるスキー場が多いので安心ください。ただし一部スキー場ではレンタルがない場合もありますので、事前に調べておきましょう。板の長さは身長によって異なるので身長を確認した上で購入、レンタルしましょう。

①ウェアの選び方

ウェアのサイズはなるべく体にあったサイズを選ぶのがおすすめです。あまりに大きいものや長さのあるものを選ぶと転倒したり事故に巻き込まれるケースも少なくありません。しかし子供は成長していくので、今サイズがぴったりだと次のシーズンでは着れなくなる可能性も多いです。

その場合でも1サイズ大きいものを購入することをおすすめします。購入する際はしっかり試着をして、動きやすいものが良いとされています。サイズより大きく作られていたり、アジャスターなどで長さを調整しやすいものがありますので、そういった調節ができるサイズを選びましょう。

②板の選び方

板の選び方は身長によって異なりますので道具の中でも特に注意が必要です。身長が110センチ未満の子供は身長から10~15センチ短い長さの板を選ぶことをおすすめします。また、身長110センチ以上の子供は身長から5センチ短い長さの板で大丈夫です。

スノーボードの場合は身長-15㎝ぐらいが理想とされています。どちらもあまりに長さが上記と異なる場合は滑りにくかったりするので、注意しましょう。成長を考慮して選ぶ場合でも現在の身長より長さがあるものを選ぶことはおすすめしません。

板を購入する場合の注意点

板をレンタルする場合は問題ありませんが、スキーもスノーボードも板のメンテナンスは安全に滑る上で重要なポイントになります。板はサビ付きやすかったりして滑り方に影響を及ぼし、事故に遭うリスクが増えてしまいます。

お店でチューンナップしてもらうことも可能ですが3,000~20,000円ほどかかることが多いです。購入する場合はきちんとメンテナンスできるかも考えた上で購入するようにしましょう。


③ストックの選び方

スキーをする際にバランスを取ったり加速、減速する為に使う杖のようなものがストックです。板を選ぶ際に必ず一緒に選ぶことをおすすめします。ストックの長さは、持った状態でヒジが曲がるかどうかがポイントになります。

ヒジが大体80度ぐらいに曲がることができれば問題ありません。身長の7割ほどの長さをおすすめしますが、成長を考慮する場合は収縮ポールと呼ばれる長さが調整可能なストックを選ぶことをおすすめします。

④グローブの選び方

グローブや手袋はミトンタイプのものから指ごとに分かれているタイプまでありますが、デビューの場合、指ごとに分かれているタイプのものをおすすめします。何かあった際にグローブだと身動きが出来ない場合もあるからです。もちろんグローブが悪いというわけではないので、子供の指の長さにあったものを購入してください。

防水のものや冷えがちな指を温めてくれる保温性のあるものだと安心です。グローブに関しては衛生面からレンタルが難しい場合も多く、防寒着の一つとして普段使いもできるのでレンタルを考えている方も購入することをおすすめします。

⑤スキーブーツの選び方

スキーブーツの選び方のポイントは、足のサイズ+1センチと言われています。しかしこちらも成長が気になる方は、少し大きめのサイズを買ってインソールなどで調整する方法もあります。

スキーブーツは足の形もありますので、購入する場合はできればお店のスタッフに確認してもらいながら購入することをおすすめします。また、スノーボードの場合はさらにボードとスキーブーツを固定させる器具(バインディング)が必要になるので、忘れずに選びましょう。

⑥ヘルメットの選び方

ヘルメットは頭を守ってくれる大事な道具です。ヘルメットではなく帽子タイプのものを着用する方も多いですが、子供で初心者の場合、他に比べて転倒しやすいので安全のためにヘルメットの着用をおすすめします。

ヘルメットの場合、内部でサイズ調整をすることができるものが多いので、サイズ調整が可能なものを選びましょう。

⑦ゴーグルの選び方

ゴーグルは必需品ではありませんが、できればあった方がいいスキー道具になります。雪や太陽から目を保護するだけでなく、何か事故にあった場合も目を守ってくれるのでおすすめです。

ゴーグルもスキー場で購入できない場合が多いので購入をおすすめしますが、サングラスタイプのものは怪我をする恐れがありますので、初心者はやめておいた方が無難です。また、ゴーグルは頭にフィットするサイズをおすすめします。あまり大きいと外れてしまったり余計に危なくなりますので注意が必要です。

⑧その他の道具の選び方

その他、ウェアの下に着用するインナーや靴下などはできれば保温性の高く、丈の長さがあるものをおすすめします。汗をかいたりする場合もありますので、予備に数着用意しておくこともあわせておすすめします。最近では子供用サイズのヒートテックインナーなども販売されていますので、もし可能であれば寒さ対策に購入することをおすすめします。

ただし、上記の道具を購入する場合はそれだけでもけっこうな金額が掛かりますので、インナーや靴下は家にあるものでも問題ありません。ただし足元は冷えたり濡れたりすることもありますので多めに替えを用意することをおすすめします。

子供に教えるときの練習方法をご紹介

子供にスキーやスノーボードを教える際は、保護者が教える場合とスクールに通う場合の2つの選択肢があります。大体スクールの場合3歳~4歳ぐらいからのクラスがありますので、スキー場のサイトなどで確認しておくことをおすすめします。料金は1日4,000~10,000円ほどが多いようです。

滑り方をしっかり教えてくれる上にスクール中は保護者は自分の時間を楽しむことができるのでメリットが高いですが、スキーが得意な人であれば教え方のコツさえつかめば自分で教えることは可能です。今回は保護者が子供に滑り方を教えるときの練習方法やコツをご紹介します。


練習のコツ①天候の良い日を選ぶ

練習のコツの一つは必ず天候の良い日を選ぶという点です。天気が悪いと視界が悪かったり危険性が高くなるためです。しかし、あまりに天気が良すぎると、雪が太陽の光を反射して日焼けすることも少なくありません。水分補給をマメにしなければいけなかったりと気を付けなければいけないこともありますので注意してください。

強風や霧、吹雪の日は危険性が高いので練習は絶対にやめましょう。強風の日はコントロールが難しくなったり、霧、吹雪の日は視界が奪われてしまい遭難の可能性があります。

もし練習中に天候が大きく変わってしまったら

山の天気は変わりやすい為、いくら天候が良い日に行ってもスキーやスノーボード中に天候が変わってしまうことがあります。悪天候に遭遇してしまった場合はすみやかに下山することをおすすめします。

事前に天気予報や降雪予報を見て、スキーデビューに最適な日であるかどうか判断した上で遊びに行きましょう。

練習のコツ②子供が楽しめるスキー場を選ぶ

そして、子供が楽しめるスキー場であることも重要なポイントです。スキー場によってはキッズパークがなかったり、子供を雪に慣れさせるエリアがない場所もありますので、子供がスキーデビューするときには子供向け施設が多いことは重要なポイントになります。

キッズパークやスキー教室、スノーアクティビティがあるのか、近くにファミリー向けのホテルや温泉があるかなども併せて調べておくと過ごしやすい時間を送れるのではないでしょうか。

練習方法①まずはスキー場を楽しむことを教える

子供にスキーやスノーボードを教えるときに一番大切なことは楽しむということです。楽しむことより不安や恐怖が勝ってしまうと冷静な判断が出せなくなり、怪我や事故につながってしまうので、まずはスキー場がどんなところか慣れてもらい、滑り方や立ち方の基礎を作りましょう。

その為にはキッズパークなど、子供が安全に楽しむことができる場所でソリをしたり、雪遊びがおすすめです。また、実際に滑っている人を見ることも大切な練習方法なので、楽しみながら危険な部分も教えたり、少しずつステップアップしていきましょう。

練習方法②スキー板で雪の上に立てるか確認する

いきなりコースに出るのではなく、リフトに乗る前の平坦な場所でスキー板をはめた状態での立ち方を確認をしましょう。さらに雪の上で立ってスキー板を使って歩けるかどうかなども併せて確認しましょう。

スノーボードの場合は利き手と反対の足に板を装着して、歩けるかどうか確認します。立ち方もですがスキーよりバランスのとり方が難しいので、板に慣れることから始めましょう。

転倒した時の立ち方

滑る際に転倒はつきものです。転倒することを極端に怖がってしまうようになると楽しめなくなってしまうので、立ち方を教える際に必ず転倒した時の立ち方を教えましょう。

立ち方のポイントはまず、スキー板の向きを揃えます。そして体を山側に、スキー板を谷側に向けて上半身を起こします。スノーボードの場合の立ち方は足を開いて座り、おしりを板に近づけて両手の力でおしりを浮かして立ち上がります。

練習方法③滑ってみて止まれるか確認する


立ち方が安定し、歩けることが可能になったら実際に滑ってみましょう。この状態もまだ平坦な場所で行うことが理想的です。斜面だと滑って止まらなくなってしまうことがありますので、滑り方を教えると同時に止まれるかも教える必要があります。

スキーの場合、最初はできればストックを使わずに滑って、ハの字を書くように止まることを教えましょう。ストックを使わないことでバランス感覚が養われます。ハの字はスキーの基本なので、しっかりと教えましょう。

練習方法④曲がり方を確認する

滑ること、止まることができるようになったら次は曲がり方を教えます。競技でもない限り、まっすぐ滑ることは基本的にありませんので、曲がる練習もしましょう。スキーの場合、曲がる際には止まる時と同じく、ハの字を使います。ハの字とストックによる調整で曲がることを教えましょう。

左右にスムーズに曲がることができるまで練習します。基本的に進みたい方向と逆の足を先に出して方向転換することになります。こちらも最初はストックを使わない練習方法がおすすめです。

練習方法⑤一緒に滑ってみる

曲がることができるようになったら、コースに出て一緒に滑ってみましょう。コースに出るということはリフトも使うことになります。リフトを最初使う際は緊張や不安によって事故が起きてしまう可能性もあります。必ず、進む、止まる、曲がるができることを確認してリフトに乗りましょう。

そして実際に一緒に滑りますが、この時はまだ減速はできても加速することは教えず、ゆっくりでもコースを滑り切る練習をしましょう。転んだ時は足を傾斜の低い方に向けて起き上がるようにしましょう。ちなみに幼児は無理に自力で立たせようとせず、大人が起き上がらせてください。

練習方法⑥一人で滑ってみる

一通りできるようになったら、一人で滑る練習をしましょう。教える人は必ず目を離さず見守りましょう。基礎がしっかりできていればあまり苦もなく滑ることができますが、できない場合は再度基礎を教えましょう。ここでしっかりとできるようになっていなければ危険が高くなります。

慣れてきたら加速を教えましょう。加速はハの字の足の幅を狭くすることでスピードアップします。加速ができるようになったら加速と減速を交互に使い分ける練習をしましょう。

子供と一緒にスキーを楽しもう

いかがでしたか?スキーデビューの子供と一緒に楽しむためには、雪遊びの楽しさ、スキーやスノーボードの立ち方や滑り方、道具の扱い方などの基礎をしっかりと教えることが必要です。もし教えることが難しいと感じた場合は、スキー教室でプロにお願いすることをおすすめします。

スキーの楽しさを覚えて家族でウィンタースポーツを楽しんでください。

家族で楽しむウィンタースポーツ情報が気になる方はこちらをチェック!

気になる道具の選び方から滑り方のコツまで解説させていただきましたが、実際に準備する際に様々なスキー場があり、スキーデビューにはどのスキー場がいいか悩んでしまいます。ゲレンデデビューにぴったりのスポット情報とキッズパークのあるスキー場情報などのおすすめ記事をご用意していますので、是非参考にしてみてください。