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国設阿寒湖畔スキー場の魅力を徹底解剖!その特徴から周辺宿泊情報もご紹介!

冬はすべてが銀世界に包まれる、北海道の国設阿寒湖畔スキー場が人気です。まだ真新しいスキー場は、良好なパウダースノーのゲレンデに、魅力的な楽しみが色々詰まった場所。冬に訪れたい阿寒湖畔スキー場の特徴から、宿泊情報までお伝えします。
2020年12月5日
はぐれ猫
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国設阿寒湖畔スキー場とは

北海道の釧路にあるスキー場

冬の目的地にしたい国設阿寒湖スキー場は、釧路市北部の阿寒摩周国立公園の中にあります。白湯山のふもとにオープンしたのは2014年の12月で、北海道東部を代表するFISの公認の施設。スキーやスノボの初心者も上級者も楽しめるコースが用意され、阿寒湖や雄阿寒岳などを始めとする周囲の絶景も見事なロケーションです。(当記事は2020年12月4日時点の情報を元に掲載しています。)

スキーやスノボだけではない魅力

この阿寒湖畔のスキー場は、単純に雪質のよいコースでスキーやスノボが滑れるだけではありません。スノボ目的で行けばボードパークがあるし、恒例となっているスノボイベントも楽しみ。市民割引などのお得な特典も揃っていたり、グルメも楽しめたりと、いつまでも滞在したい冬の魅力がいっぱいです。

阿寒湖温泉は宿泊施設も充実

宿泊を兼ねて利用してみたいのが、阿寒湖畔スキー場です。すぐ近くには阿寒湖のそばに温泉郷があり、有名なホテルから小さな旅館まで、温泉でゆっくりできる宿泊施設がひしめいています。ここはアイヌコタンというアイヌ民族の有名な観光地であり、スキー場や宿泊施設だけではない観光の楽しみもさまざまです。

基本情報

国設阿寒湖畔スキー場

  • 住所
    〒085-0000
    北海道釧路市阿寒町シュリコマベツ4-4
  • 電話番号
    0154-67-2881
FIS公認 国設阿寒湖畔スキー場【ウタラ】

阿寒湖畔スキー場のアクセス

飛行機・バスでアクセス

 遠方からは飛行機に乗り込んで、北海道東部のたんちょう釧路空港にアクセスします。釧路空港に向かう路線があるのは、本州では羽田、中部、伊丹など。北海道内では新千歳と、札幌の丘珠空港です。釧路空港から国設阿寒湖畔スキー場や宿泊施設までは、定期路線バスでアクセスできます。

電車とバスでアクセス

札幌など北海道各地からは、電車に乗ってゆっくり釧路の阿寒湖畔スキー場にアクセスもできます。JR函館本線札幌駅から特急おおぞらに乗り込むと、根室本線を経由して釧路駅までは最短240分ほどです。釧路駅からのアクセスでは、送迎バスに乗ってスキー場まで2時間ほどを要します。

車でアクセス

はるばる北海道まで来たなら、車で阿寒湖畔スキー場にアクセスしても良いです。この場合は釧路駅前や釧路空港前にあるレンタカーショップも利用できます。JR釧路駅や釧路空港からスキー場や宿泊施設までは、車で1時間半の道のり。スキー場には収容台数300台の駐車場があり、利用者がアクセスすれば料金は無料となります。

阿寒湖畔スキー場のコース①

レフトウイング

まったくの初心者ならば、国設阿寒湖畔スキー場のレフトウイングというコースを滑ってみてください。標高700mを超えるリフト降り場から、東側へと滑り出して緩やかに左へカーブしていく、全長900mのコースです。傾斜が平均11度と全体が緩斜面なので、初級と中級向きに設定されています。

レフトウイングの特徴

レフトウイングは全体にコース幅が広く、真正面に阿寒湖が見えるポイントが多い絶景コースなので支持されています。距離900mはスキー場に来た中級者にとっては短いという感想も聞かれますが、最大斜度20度の場所もあり、時期が良ければパウダースノーの雪質も良好。途中のボードパークと合わせて楽しめるという特徴があります。

阿寒湖畔スキー場のコース②

ライトウイング

西側に伸びるライトウイングは、阿寒湖畔スキー場の上級コースです。こちらは距離が1,200mのロングコースで、白湯山の頂上に近い標高784mのリフト降り場からスタートし、ゲレンデ最下部までは標高差277mもあります。平均斜度が16度と高めであり、阿寒湖周辺の景色が良いのは同様です。


ライトウイングの特徴

山頂からの阿寒湖方面の眺めは絶景で、積雪量も豊富なパウダースノーを長距離楽しめます。スキー場の頂上部には最大の難所となる斜度26度の坂があるのも特徴で、中級者でも厳しい道のりです。レフトに比べて下部まで幅が抑えられたコースで、森の中を疾走できる魅力がたまりません。こちらはコース途中から、レフト側のコースに移動することも可能です。

阿寒湖畔スキー場のスノボエリア

ボードパーク

いつも多くのスノーボーダーが集まるボードパークは、レフトウイングの下部にある国設阿寒湖畔スキー場の人気スポットです。このパークはスノボのアクロバティックな技術の向上と遊びを叶える、幾つものアイテムが揃った場所。スノボを目的にしたなら、真っ先に訪れて構いません。

ボードパークの見どころ

初心者が阿寒湖畔のボードパークで腕試しするなら、3mキッカーやBOXやストレートレールなど、難易度の低いアイテムがおすすめ。さらにスキー場のパークには、中級以上向きの4mや6mの大きなキッカーもあります。角レール、FATBOX、レインボーレールなど、中級以上が夢中になれるアイテムは揃っています。

阿寒湖畔スキー場のイベント

マジカルパークジャム

毎年の冬に恒例のマジカルパークジャムは、国設阿寒湖畔スキー場の一大イベントです。スロープスタイル式のパークが登場し、スキーやスノボの種目に大勢が参加しています。2021年シーズンは中止が決定していますが、今後スキー場に行くなら、このイベントに合わせてみるのもおすすめです。

マジカルパークジャムの見どころ

最大の見どころなのが、パンプレース。これは障害物を乗り越え、ゴールの速さを競う特徴を持った競技です。優勝すると豪華な商品がもらえるとあって、阿寒湖畔のスキー場に集った腕自慢が参加しています。さらにスノボのジャンプの高さを競うオーリー大会も魅力だし、誰でも商品ゲットできる抽選会も楽しみです。

阿寒湖畔スキー場の見どころ

ゲレンデのキッズパーク

ゲレンデのレストハウス前には、子供が群がるキッズパークがあります。ここはキッズ用のそりコースが作られていて、レンタルそりやスノーチューブで滑るのが楽しみです。スキーやスノボとは違って、体重で加速する特徴的な面白さがあるので、子連れで阿寒湖畔スキー場に行くなら見逃せません。

頂上の樹氷

真冬はいつも氷点下の環境で、積雪も多い国設阿寒湖畔スキー場なので、訪れると樹氷を鑑賞することもできます。白湯山の頂上付近は、特に樹氷がきれいに見える場所。見頃となるのは毎年2月の厳寒な頃で、当たり一面樹氷に囲まれた中で滑る魅力があります。

阿寒湖畔スキー場の移動手段

リフト

山頂部までじっくりと登れる、国設阿寒湖畔スキー場の主要な移動手段が、中央に通っているリフトです。標高486mのキッズパークの近くに、リフト乗り場があります。レフトウイングへ向かう中間降り場と、ライトウイングに向かう標高786mの山頂降り場の2ヶ所に降り場を持っているのが特徴です。

ロープトー

国内ではあまり見かけないロープトーと呼ばれる移動手段が、阿寒湖畔スキー場にあります。このロープトーは、簡単に言えばロープの手すりに掴まって、スキーのままで引っぱり上げられる特徴を持つ移動方法です。乗り場はレストハウスの手前にあって、ボードパークに移動したり、初心者がレフトウイングの斜面で練習するにも利用できます。

阿寒湖畔スキー場のスクール

各種のテスト

自分のスキーやスノボのレベルを確固たるものにする時は、阿寒湖畔スキー場のスクールでテストを受けてみてください。スキーの場合は1級、2級、3級以下とあり、事前講習と実技の内容です。スノボの場合、中斜面や緩斜面で特定の種目ができるかを見て、1級から5級までの合否が下されます。他にテクニカルプライズテスト、ジュニア講習検定も受けられるところです。


各種のレッスン

各種が用意された阿寒湖畔スキー場のレッスンは、上達するための近道です。スキーやスノボのテストの対策講習レッスンを受ければ、テストの進級もすんなり。レディースだけのスノボ教室、インストラクターを目指す人のレッスン、子供向けレッスンなどもあって、気軽に参加しやすい料金設定です。

阿寒湖畔スキー場のレンタル

レストハウスのレンタルコーナー

近頃になって、国設阿寒湖畔スキー場のレンタルコーナーが、おしゃれにリニューアルしました。人気メーカーのFISCHERとコラボしたレンタルとなったのが特徴です。レンタルアイテムはスキーからブーツまで、女性や子供にも対応するハイグレードモデルが、格安料金で充実しています。

レンタルのアイテム

こちらではスキーやスノボの板を始め、ストック、ヘルメットやウェアなど各種がセットでレンタルできます。スキーでもスノボでもレンタルコースが用意され、阿寒湖畔スキー場で1日滑れるたっぷりコースを始め、4時間のほどほどコース、2時間の体験コースもあります。さらに子供も大人も楽しめる、料金も安いそりをレンタルするのもおすすめです。

阿寒湖畔スキー場のお食事

レストラン・パウダースノー

お食事の時は、阿寒湖畔スキー場のレストハウスにある、パウダースノーがイチオシです。このお店は窓からゲレンデの様子を鑑賞しながら、わいわいお食事できる魅力があります。人気が高いのはスキーのパワーを上げられそうな、豚丼や炒飯。和食も洋食もラーメンなどの中華も揃って料金は安いので、かなりグルメなお食事タイムを過ごせます。

おやきのスノークラウド

そしてレストハウスの3階に上がれば、おやきをメインにするスノークラウドがあります。こちらはおやきは勿論のこと、パスタやナゲットなど簡単で料金も安いメニューも揃っています。毎週木曜日になると店主の本格手打ち蕎麦が食べられるので、阿寒湖畔スキー場に訪れるなら木曜日も狙い目です。

阿寒湖畔スキー場のリフト券

今シーズンのリフト券料金

現在の阿寒湖畔スキー場のリフト券には、料金が異なる5種類があります。大人も格安なリフト券は1回券で、お得なのは11回使える回数券や1日使える1日券です。短時間でいいなら、料金が安い4時間券もおすすめ。シーズン券は大人は3万円を超えますが、何度も訪れたい人には魅力のリフト券です。市民割引など各種割引も存在するので、チェックが必須です。

ロープトー料金

レフトウイングで利用できるロープトーの料金は、リフト券とは別です。こちらは1回だけ乗るなら、大人も100円とかなり格安。阿寒湖畔スキー場の回数券は11回乗ることができて、大人でも1,000円程度なので負担になりません。ボードパークの利用者なら買い求めたい種類です。

阿寒湖畔スキー場の料金割引

釧路市民割引

もし阿寒湖畔スキー場に行く人が釧路市民ならば、市民割引の特権は見逃せません。この市民割引が適用されると、平日のリフト券のうち、1日券が割引される仕組みになっています。市民割引を使う場合には、リフト券を購入する時に免許証、住民票、保険証などの提示が必要。いつも市民割引を適用されるために、釧路市民に乗り換えても構いません。

シーズン早割

そんな市民割引が使えないなら、注目なのが阿寒湖畔スキー場のシーズン早割です。これは10月から12月24日まで受け付けていて、シーズン料金が通常よりも1~2割ほど安くなります。1年中なんどもスノボを楽しみたい方なら、頼んで損はないリフト券です。

1日券とシーズン券の特典

どう見ても市民割引並みにお得な、リフト券の1日券とシーズン券を使った、お食事の割引き特典もあります。レストハウスのレストランで、1日券かシーズン券を提示することで、どんなメニューでも10%も値引き。さらに阿寒湖温泉にある出光のガソリンスタンドでも、1Lあたり5円値引きされる特徴も備えています。

その他の割引


さらに土日にはシニアデーもあり、シニアの年代の方ならばリフト券が割引されて魅力的です。この時には免許証などの持参が必要になります。また、市民割引同様に見逃せない、レンタル割引特典も気になります。これは前回のレンタル領収書を持っていくと、10%引かれるという仕組みです。

阿寒湖畔スキー場の営業情報

オープン日と利用の期間

市民割引な人も気になるのが、今シーズンの国設阿寒湖畔スキー場はいつまで利用できるかです。2020年のオープンについては、クリスマスの12月25日となっています。またクローズは積雪も減り出している翌年3月下旬です。この開催期間は例年同様になっていますが、悪天候などの要素によって若干ずれることもあり得ます。

利用できる時間

毎日朝の9時にアクセスすると、阿寒湖畔スキー場のゲートが開かれ、リフトがスタートしています。いつまでも滑っていたいですが、店じまいとなる夕方の16時には、宿泊施設に戻ることにしましょう。ちなみにこのスキー場はナイター営業は行っていません。

阿寒湖畔スキー場のそばの宿泊施設

ニュー阿寒ホテル

数ある阿寒湖温泉の宿泊施設の中でも、ニュー阿寒ホテルは一番の人気です。阿寒湖畔に1965年から営業するホテルで、吹き抜けのアトリウムロビーで出迎えられます。真冬も入れるパノラマの天空ガーデンスパは、このホテルの名所。地上30mにも温泉大浴場があります。四季折々の阿寒地方の豪華な料理も楽しめるとあって、スキー場の宿泊にはぴったりな宿です。

基本情報

ニュー阿寒ホテル

  • 電話番号
    085-0467
    北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目8-8
  • 住所
    〒0154‐67‐2121
  • 公式サイトURL
    https://www.newakanhotel.co.jp/

あかん遊久の里鶴雅(つるが)

さらに真新しい装いを見せるあかん悠久の里鶴雅も、スキー場の利用時におすすめされている宿泊施設です。2012年に阿寒湖畔に誕生したホテルは、芸術的な要素も備えています。庭園露天風呂が特徴の豊雅殿や、空中露天風呂の天女の湯などの温泉は、寒い時期も楽しみ。イタリアンのバイキングや、1,000本にも達する種類のワインも魅力です。

基本情報

あかん遊久の里鶴雅

  • 住所
    〒085-0467
    北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目6-10
  • 電話番号
    0154‐67‐4000
  • 公式サイトURL
    https://www.tsuruga.com/

阿寒湖畔スキー場へ行こう

最高の雪質とパークを楽しみたい

絶景を鑑賞しながら滑れる国設阿寒湖畔スキー場の、すごい魅力が分かってきました。アクセスすると雪質はパウダースノーで、ゲレンデは初心者にも上級者にも楽しめる要素で充実していました。リフト券は市民割引などお得要素が多いので利用しやすい印象です。行ける時が来たら、宿泊施設と一緒に決めて滑ってみたいですね。

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