エアコンの選び方の種類
エアコン売り場に行くと、大抵の家庭用エアコンには、「おもに〇畳用、冷房〇畳~〇畳、暖房〇畳~〇畳」と表示。たとえば「冷房6畳~8畳」と表示のとき、実は『東京で、断熱材不使用の木造家屋の部屋6畳と、コンクリートの部屋10畳」という裏の意味があるのです。
すきま風などを防ぐ「気密性」の違いですが、近ごろの木造家屋には断熱材を使用し、気密性も高く、選び方の目安が変化しています。(当記事は2021年3月8日時点の情報をもとに作成されております。)
エアコンドッグでのエアコンの選び方
エアコンの選び方で迷ったときにおすすめなのが、マンション等の集合住宅と一戸建ての違いで選べるIDCウェブサイトの「エアコンドッグ」。地域や断熱性を考えた最も適したエアコンのサイズが提言されます。
「あなたのお部屋に必要なエアコンの能力を診断」の下にある質問に答える形で選択ボタンの中から選んで「負荷チェック」ボタンを押すだけで診断結果がでて、あなたの部屋の冷房や暖房負荷などが分かるのです。下記にリンクがありますので、試されてはいかがですか。
APFでの省エネの選び方
通年エネルギー消費効率のことで、どの程度省エネかということを数字表記した「APF」。2021年2月現在において、APFの最高値をたたき出しているエアコンは、三菱 ルームエアコン 霧ヶ峰【MSZ-FZV4019S W】。
ピュアホワイトFZシリーズ、電圧単相200V、おもに14畳用です。APF値が7.9となっており、この値が大きくなるほど省エネという意味になります。APF値が大きい機種は高価格となるので、旧型などをおすすめします。
トップとボトムの選び方
日立の家庭用エアコンのトップである「RAS-X40F2」の価格.comでの最安値も176,580円、APF値も7.4と大きいです。(2018年5月時点のデータ)
同じ日立の家庭用エアコンのボトムである「RAS-D40H2」の価格.comでの最安値は106,201円、APF値が4.9で、ともに14畳用となります。価格差が70,379円と、APF値の差も2.5と開きがあるのです。高価だが省エネを、非省エネだが安価を優先するかの違いですね。
エアコンの期間電気代と消費電力の違いの選び方
冷房消費電力での同じ日立のトップとボトム機種の違いを見てみましょう。トップ機種は890W、ボトム機種は1430Wでトップ機種のおよそ1.5倍の冷房消費電力の開きがあります。「期間電気代」とは、1年間に同じ条件で使用したさいの電気代のことです。
ボトム機種では41,688円、トップ機種は27,594円となり、14,094円の差となって、ボトム機種との価格差70,379円の違いはおよそ5年で挽回できるほか、そのあとも電気代がお得なままですね。
エアコンの機能の選び方
家庭用エアコンの機能の選び方のひとつに空気清浄機能が組み込まれた2種類の選び方があり、集じん式フィルター型は、エアコンに取り込んだ空気をきめの細かなフィルターに通すことにより、フィルターが臭いやほこり、細菌などを吸い取ってきれいな空気にしてくれるのです。
もう1種類の型は、プラズマクラスターやナノイーという技術があり、イオンを発生させて空気を除菌や抗菌してくれるものとなり選び方のポイントは、フィルター掃除が必要か否かですね。
フィルター自動洗浄と気流制御機能の選び方
家庭用のエアコンの中でも人気の組み込まれた機能が2種類あり、「フィルター自動清浄機能」で、自動でフィルターを掃除してくれる選び方のポイントです。常時部屋の状態を心地よくしてくれる「気流制御機能」で、エアコンの選び方の中では抑えておきたい機能ですね。
家庭用のエアコンの選び方としては、エアコンを設置する家屋がコンクリートか断熱性のある木造か、部屋の畳数などを確認し、暖房の畳数範囲が設置する部屋より2畳多いエアコンの選択するのがおすすめです。
エアコンの機能と低温暖能力の差の選び方
気温が室外2°C、室内20℃の場合にだすエアコンの暖房能力である低温暖能力。数字が大きければ大きいほど暖房能力が高く、暖まり方も早いのです。やはり同じ日立のトップ機種RAS-X40F2とボトム機種RAS-D40H2との低温暖能力を見てます。
トップ機種RAS-X40F2は8.4KW、ボトム機種RAS-D40H2では5.3KWとなっており、おもに14畳用のエアコンでも3.1KWの違いがあり、トップ機種優勢ですね。
エアコンの選び方の基準
エアコンの選び方の基準として、エアコンを設置する部屋に合うサイズを決めて、APF値は大きい方を、消費電力や期間電気代などの数値が小さい方を選んだ方がお得です。比較的長時間使う部屋には高価格でもAPF値が大きく多機能のトップクラスを選びましょう。
使う頻度の少ない部屋には、ボトムクラスの低価格でAPF値が小さく機能が少ないエアコンという選び方がいいです。能力KWの下に表記されている数字がより小さいほど繊細に温度を調節して、冷え過ぎなどを防いでくれます。
エアコン購入時の選び方のチェックポイント
家庭用のエアコンの選び方としては、エアコンを設置する家屋がコンクリートか気密性のある木造か、部屋の畳数などを確認し、気密性のない木造のばあいは、暖房の畳数範囲が設置する部屋より2畳多い機能を持ったエアコンの選択することです。
次にコンセントの確認で、エアコン用のコンセントが別に必要な種類があり、設置工事が別に必要です。コンセントの形も100Vと200Vが2種類ずつ、合計4種類あるので、選び方のチェックポイントとなりますよ。
エアコンの標準取付工事範囲の選び方
「標準取付工事費」の内容には、壁に穴を1か所空け、室内機からの排水ホースを取り付けること、室内機と室外機の間が4mまでのドレンホースの取り付け、室外機をベランダや地面に設置することまでは含まれており、追加費用はかからないところがエアコンの選び方のポイントです。
たとえば、新たなコンセントの設置や、室外機を屋根の上や壁の面への設置などの工事にはかかりますので、気をつけることが選び方のチェックポイントとなります。
おすすめのエアコンの選び方
おもに6畳用子供部屋や寝室用の選び方
ダイキン製Eシリーズルームエアコンホワイト S22XTES-Wおもに6畳用、電圧単100V-15A。低温暖房能力2.8kw、APF5.8ですが、ボトムクラスで最も口コミも評判も良く、価格も安いです。
価格.comでボトムクラスNo.1のエアコンは、日立製白くまくん AJシリーズルームエアコンおもに6畳用、2020年製のRAS-AJ22K-W。おもに6畳用、電圧100V、APF値は5.8ですが、内部乾燥と除湿ができます。
おもに10畳用広めの部屋のエアコンの選び方
日立の家庭用エアコン白くまくん[2.8kw]スターホワイトRAS-AJ28K(W) と、ダイキンの家庭用エアコンS28XTES-W ホワイト(2.8kW)。安心の日立と業界大手筋のダイキンのエアコン。
どちらもおもに6畳用、電圧100、内部乾燥や除湿機能も組み込まれており、APF値が5.7、期間電気代19,359円ですが、ともに静かながらしっかり効くと評価も高いです。ダイキンのエアコンにはスマートフォン連携機能も組み込まれています。
おもに14畳用広いリビングなどのエアコンの選び方
断熱材がしっかり入って気密性が良い家屋であれば、おもに14畳用のエアコンで十分ですが、気密性の悪い部屋には、14畳用のエアコンを2台設置し、運転初めだけ2台一緒に電源を入れて、ちょうど良い室温になれば一方の電源を切ります。
1台のみを運転させることで、隅々まで一定した温度を行き渡らせることできるのでおすすめします。最新機種だと、高価格になりがちなので、性能も新型と大差ないものも多く、旧型モデルがおすすめですね。
日立の白くまくん14畳用の選び方
日立の家庭用エアコンでステンレスクリーン機能が組み込まれた2018年式の「白くまくん」冷房木造11畳コンクリート17畳、暖房木造11畳コンクリート14畳、プレミアムXシリーズ、電源200V、スターホワイトRAS-X40J2-W。
13畳も含まれ、APF値が7.7で省エネとしても1番、さらに現在最安値というお得さです。仮に20畳以上の部屋には、14畳用の旧型を2台設置する方が繊細な温度調節ができつつ、電気代もお得ですよ。
霧ヶ峰14畳の選び方
14畳用クラスで評価の高い機種は、三菱電機の家庭用エアコン霧ヶ峰シリーズピュアホワイトMSZ-ZW4020S-Wおもに14畳用、電圧200V。価格も安く、さらにAPF値が7、期間電気代29,187円と省エネ能力も良いです。
フィルター自動洗浄と気流制御機能も組み込まれております。1台のみの購入であれば、ネットがお得で、エアコンの取付工事は、「くらしのマーケット」で多彩な業者を比較でき、評判もいいのでおすすめです。下記にリンクがあります。
エアコンの下調べ
- 自分の家屋の種類と気密性などでエアコンのタイプを調べる!
- APF値や期間電気代などの省エネ能力を調べる!
- 家電量販店などでエアコンを見比べ、値下げ交渉をしましょう!
エアコンの選び方:ダイキンのうるさら5畳用
ダイキンの家庭用エアコンの中でも、サイズも小型ながら手ごろな価格の「うるさら mini M シリーズ」 AN22XMS。スペックは、木造5畳コンクリート6畳までが適応範囲で、電圧100V、APF値は6.3、年間電気代目安もおよそ18117 円と安め。
365日24時間サポートしてくれます。「フィルター自動お掃除」や「ストリーマ」などの空気清浄、「うるる加湿」、スマートフォン連携などの機能も組み込まれており、選び方のポイントとなるのです。
エアコンの選び方の値引き交渉
値引き交渉のときには上から目線をせず、「直ぐには購入できないが、合点がいけば購入する」という態度で、大きく値引いて欲しい旨の意思を示すことです。家電量販店などを回るときは、店員に型番と値引いてくれる価格を名刺の裏に記入してもらいましょう。
ほかの店でその名刺を見せて交渉することを繰り返し、購入したい店舗を一回りしたら店員の態度などを考慮し、気に入った店でまた交渉して、エアコン価格だけではなく、取付工事の値下げも視野に入れた交渉をおすすめします。
値下げ交渉の前に確認!
- 購入する予算を決める!
- 価格.comで調べて価格を把握しておく!
- 値引きしてくれる最低価格を決めて、その価格であれば直ぐ買うことを店員さんに伝える
断熱材を使用した家屋か否かを把握し、必要とするエアコンの機能を決める!
- 断熱材を使用した家屋か否かを把握し、必要とするエアコンの機能を決める!
エアコンの選び方の比較
部屋のサイズに合わせた選び方で、家庭用エアコンの種類を比較してみます。価格もありますが、ポイントは暖房の目安項目の床面積の範囲がエアコンを設置する部屋の畳数より多ければ大丈夫です。
キッチンに設置するばあいは4畳ほど多い選び方をおすすめします。機能の選び方としては、「フィルター自動洗浄」と「気流制御機能」だけは抑えておきたいところ。電気代の目安としては、APF値が5以上のものと、年間電気代目安を見て少なければ少ないほどいいですよね。
エアコンの選び方のまとめ
家庭用のエアコンの選び方を解説し、部屋の畳数サイズの種類別のおすすめエアコンも御紹介しました。選び方のポイントとして、グレードの高いスペックで価格は高いが電気代は安くつくエアコンは、頻度の高い部屋に設置。
反対にロースペックで価格は安いが電気代は高めのエアコンは、頻度の低い部屋に設置することをおすすめします。エアコンの選び方を参考にして、買い替えのときにも失敗しない選び方をするために、この記事が参考になればうれしいです。
失敗しない家電の選び方に興味がある方必見
家電製品を購入するときに、これらの記事を見ないで選び方を知らぬまま購入してしまって、失敗して後悔する羽目になるかも知れませんよ。何事も選び方ひとつで変わってしまいます。エアコンもとい、家電も然り。
自分に合った選び方の術を知ることによりうまくいくこともあるのです。これらの記事に目を通して、自分にとって何を重視すればいいのかという選び方の術を知ったうえで購入することをおすすめします。ぜひ一度目を通して記事を参考にしてみてくださいね!
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