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和歌山の「下津ピアーランド」ガイド!釣り場の特徴や釣り方のポイントも解説!

釣果が出る釣りスポットを和歌山県で希望するなら、下津ピアーランドが魅力的です。和歌山湾の海南市にある釣り場は、初心者から釣りやすい、絶景の桟橋があることで知られた場所。下津ピアーランドの釣り場の特徴から、釣り方のポイントまでご紹介します。
更新: 2021年1月26日
はぐれ猫
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下津ピアーランドとは

和歌山の海南市にある釣り場

地元ではとても知名度の高い下津ピアーランドは、海南市の和歌浦湾にある釣り公園です。和歌山では昭和の時代から親しまれてきた施設で、岸壁から海上に突き出た長い桟橋、そしてイカダが有望な釣り場となっています。近頃釣り場は100人の人数制限がされていますが、休日の日帰りレジャーには選びたい場所です。(当記事は2020年9月24日時点の情報を元に掲載しています。)

大物も含め色んな魚を釣りやすい

数多くの釣り場がある和歌山県で下津ピアーランドが選ばれているのは、魚の釣りやすさにあります。海上に突き出ている桟橋は足場がよく、釣りの初心者にもってこいの環境。和歌山湾の海域は根魚を中心とした魚が豊富なため、1年を通じて大物を含めて色んな種類の魚を釣ることができます

基本情報

http://www.shimotsu-pialand.com/event/

出典:http://www.shimotsu-pialand.com/park/

下津ピアーランド

  • 住所
    〒649-0121
    和歌山県海南市下津町丸田
  • 電話番号
    073‐494‐0940
  • 公式サイトURL
    http://www.shimotsu-pialand.com/event/

下津ピアーランドのアクセス

電車とタクシーでアクセス

一番に下津ピアーランドに最寄りの駅となるのは、JR紀勢本線の加茂郷駅です。しかし近隣は路線バスが通っていない地域なため、徒歩でのアクセスはやや時間をかけます。下津ピアーランドに行くならタクシーを利用するか、海南市内のレンタサイクルを使うといった移動手段もあります。

車でアクセス

海南市内には南北に阪和自動車道が通っているので、北の大阪府内からのアクセスも短時間で実現します。最寄りの海南ICや、下津ICから降りるのが一般的。国道42号や県道167号を海沿いに走って、海辺の下津ピアーランドへアクセスします。

駐車場

下海に突き出た場所と事務所前に、下津ピアーランドの駐車場があります。この駐車場は合計で20台ほどのスペースしかなく、休日にアクセスすると混雑して駐車不能なことがあるため、早めに訪れるのが良いです。駐車場料金については、釣り料金や見学料金に含まれているので気にする必要はありません。

アクセスルート

【電車】JR紀勢本線→加茂郷駅→タクシー→下津ピアーランド
【車】阪和自動車道→海南IC→国道42→県道167→下津ピアーランド駐車場

下津ピアーランドの釣り施設①桟橋

中央の釣り桟橋

全長100m以上も伸びる下津ピアーランドの桟橋は、多くの釣人が詰めかける第一の釣りポイント。巨大な柱が並んで不思議な釣り場は、海の上に浮いた鉄骨造なので頑丈さがあります。フェンスで囲まれているので他の釣り場より落下の心配も減らせますが、安全を考慮すればライフジャケットの装備は必須です。

中央の釣り桟橋の特徴


足場の真下までも海水が満たされている下津ピアーランドの桟橋の周辺海域は、多くの魚が集まりやすい環境になっています。足場はしっかりとした金網なので、釣りをしてみればかなり安定感があって、しかも1年を通じて水はけが良好。ただし足元は金網なので、ハイヒールを履いて行くのは厳禁です。

下津ピアーランドの釣り施設②桟橋

釣り桟橋の先端

桟橋をずっと先まで歩いていくと、先端部で橋が架けられて島のようになっているポイントにたどり着きます。ここは下津ピアーランドで、沖釣りを楽しめるという特別な釣り場です。気分を変えて大物を狙ってみたいならば、ライフジャケットを身に着け、桟橋の先端部を訪れてみるのもおすすめです。

釣り桟橋の先端の特徴

ここは沖合と言える場所なので、大物の青モノがかなり期待できるところです。構造はフェンスに足元の金網と、中央の桟橋と変わりません。ただ車数台分の広さしかないので、1度に利用できる人数に限りがあります。下津ピアーランドが週末や日曜日を迎えると、朝から釣り人が集まりがちです。

下津ピアーランドの釣り施設①イカダ

揺れ動くイカダ

海水に近い場所で釣りができる下津ピアーランドのイカダは、いつも人気のポイントです。連結している4つのイカダは、ゴムの浮きの上に乗っかっているような形。ロープで固定されているだけなので、波と共に揺れ動いてスリルも感じます。特にライフジャケットの装備が推奨なのはここです。

イカダの特徴

1つあたりのイカダは最大6人ほどが乗り込むことができ、ちょい投げで釣り糸を垂らし、座り込んでの釣りに向いています。イカダポイントの真下は魚が集まっていて、釣りをすればヒット率も高めです。下津ピアーランドでは、大潮の時にはイカダは階段直下のみの利用となっているため、時間帯のチェックが必要です。

下津ピアーランドで釣れる魚

よく釣れる魚

和歌浦湾の下津ピアーランドでは、本当に色んな種類の魚が釣れるのが醍醐味です。根魚のチヌ、シオ、カワハギ、真鯛、グレ、アジなどはもちろんのこと、各種の大きな青モノ、アオリイカやコウイカなどのイカも頻繁に釣れています。そうした釣果は現地に張り出されたり、公式サイトでも見れるので確認してみてください。

近海の大物

青モノを始めとして、大物の釣果情報も出ているのが下津ピアーランドの日常です。例えば最近では80cmを超える大物シイラやサワラが釣れていました。さらに70cmを超えるヒラマサやカンパチの大物、60cmを超えるメジロ、シイラ、ヒラメの釣果もありました。最初から大物狙いの釣りが実現する場所なのです。

下津ピアーランドでおすすめの釣り方①

紀州釣り

やっぱりここは紀州こと和歌山ということで、下津ピアーランドでも紀州釣りは試してみたいところ。別名ウキダンゴ釣りと呼ばれる釣り方で、特にチヌ釣りで採用されています。仕掛けは単純ですが、エサ作りが意外と難しくて大切。しかし初心者でもネット情報から学ぶだけで始めやすくもあり、イカダでの紀州釣りがおすすめです。

紀州釣りの仕掛けと釣り方

5mほどの磯竿とスピニングリールを用意するのが、簡単な紀州釣りを楽しむには最適です。仕掛けは上から道糸ナイロン3号、ウキ止め、寝ウキ、カラマン棒、サルカン16号、ハリス1.5号、チヌ針2号などを選びます。エサのダンゴはヌカ、砂、押し麦、アミエビなどを練ったもの。下津ピアーランドで釣り糸を垂らしたら、エサダンゴが崩れると共に魚が群がるという仕組みです。


下津ピアーランドでおすすめの釣り方②

投げ釣り

投釣りも気軽にできるのが、海に突き出た下津ピアーランドです。投釣りのポイントは中央の桟橋の沖合に近い場所が好ましく、特に青モノ狙いの投釣りならば、桟橋の先端エリアがおすすめ。釣り方は初心者ならルアーが単純ですが、テンビン系の仕掛けを使ってのエサ釣りも挑戦してみたいものです。

投釣りの仕掛けと釣り方

初心者や小難しいことが嫌いな人なら、単純なジェットテンビンの15~40号や、ルアーを使うのがおすすめ。カンパチなどの大物がヒットすることを想定し、サーフロッドの種類と、スピニングリールを使います。エサは定番のイソメの他、蒸しアサリやバナメイエビなどでもok。下津ピアーランドで投げる時は、釣り人が近くにいないかの確認が不可欠です。

下津ピアーランドでおすすめの釣り方③

カゴ釣り

誰でも始めやすくて釣果も高くなるカゴ釣りは、下津ピアーランドでも初めてみたい釣り方です。カゴ釣りの仕掛けは大型のウキと、撒き餌を詰めたカゴを取り付けるのが特徴的。ピアーランドの桟橋でもイカダでも、カゴ釣りをしている釣り人はよく見かけられます。

カゴ釣りの仕掛けと釣り方

磯竿のラインの先にはウキ止め、円錐ウキ、片テンビン、ロケットカゴ、マダイ針などを使う、簡単な仕掛けを作ります。針のエサにはオキアミなどのエビ、カゴのコマセとしてはオキアミ、集魚剤も使えます。下津ピアーランドでカゴ付き仕掛けを水中に垂られば、カゴのエサはゆっくり拡散、魚をおびき寄せる釣り方ができます。
 

下津ピアーランドの付属施設

ゲストハウス(管理事務所)

ゲートの近くに、下津ピアーランドの拠点となるゲストハウス(管理事務所)があります。ここは釣りをするなら料金の支払いのために必ず立ち寄る場所で、早朝から営業を行っています。さらにレンタルの釣具や、食べ物や釣り関係の販売品の購入もできるため、いつも無視できません。

シャワー

真夏の暑い時期、汗だくの釣りになれば不快な感じになったりします。しかし海南市の下津ピアーランドなら、釣りの後にいつでも使えるシャワーを完備しているので安心です。コインシャワーの形式で、1回あたりのシャワー料金も格安です。

下津ピアーランドのレンタル・販売

レンタルできるアイテム

ゲストハウスでは営業時間中、各種釣り具のレンタルを用意しているために、下津ピアーランドはほぼ手ぶら状態で訪れることもできます。初心者向きの釣り竿や、リールといった基本の道具は完備です。さらにエサ入れなどのレンタルもあるので、自宅から道具を少なめに訪れたい人にも好都合になります。

販売しているアイテム

販売品の方も、下津ピアーランドのゲストハウスに各種揃っています。釣りの仕掛けなどを含む釣り具や、エサを現地で調達できることは大きなメリットです。さらにお腹が空いても大丈夫なようにお弁当もあるし、各種の飲み物も販売しているので、ゲストハウスはコンビニのごとくに重宝します。

下津ピアーランドの営業

営業の期間


ほぼ1年中に渡って利用できるのが、下津ピアーランドの良さと言えます。この釣り場が定休となっているのは、第二水曜日と年末年始の頃です。台風などの悪天候で臨時休業する場合もあるので、現地に行くならば公式サイトで把握したり、電話での問い合わせをしてみると良いです。

利用できる時間

時期によって下津ピアーランドの営業時間は変わるので、これも事前に調べて置いたいところです。基本的に日が長い4月から8月にかけては5時から営業し、夏場の営業時間はかなり長くなります。冬季や初春には営業時間は短めになっているので、遅く到着し過ぎないよう注意が必要です

営業情報

【4・5・9・10月】5:00~18:00
【7・8月】5:00~19:00
【11・12・1・2・3月】6:00~17:00
【休業日】毎月第2水曜日(但し祝祭日は除く)。 5・8・10月は第2水曜は営業(祝祭日除く)。 悪天候時は休園。 年末年始(12/27~1/1)

下津ピアーランドの料金

釣り料金

釣りをする場合に一番料金がオトクになるポイントは、下津ピアーランドの桟橋です。桟橋ならば大人は1,000円少々、子供は500円ちょっとで利用できます。イカダのほうは桟橋の料金の2倍ほどかかりますが、朝から晩まで利用できるので格安なお値段です。1ヶ月に何度も訪れるなら、桟橋の回数券を購入するのもおすすめします。

釣り以外の料金

入園するだけなら、大人は300円程度と格安。だから下津ピアーランドでは施設の見学、構造物や和歌浦湾の写真撮影などを目的に、訪れてみても構いません。シャワーの料金も、300円ちょっとで利用できるのが嬉しいところです。

下津ピアーランドで釣りしよう

海上の絶景の釣り場を体験したい

すぐにでも釣りに行ってみたい魅力を、下津ピアーランドからはぐいぐい感じ取れました。桟橋やイカダなどの施設と和歌浦湾の絶景は釣りの気分を上げてくれるし、色んな種類の魚を釣って帰れば、自宅では魚料理が充実できそう。今度の休日に釣りをするなら、下津ピアーランドを目指してみたいですね。

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