ダイワ ジリオン SV TW (2021モデル)
ダイワ ジリオン TW HD
ジリオン TW HLC 1516
ダイワ バスロッド ジリオン
ダイワのジリオンをインプレ!
釣り人の間で汎用性が高い上にパワーやタフさも兼ね備えていると評価の高いダイワのジリオンシリーズ。2021年に最新モデル「ジリオンSV TW」が発売されたということで、さらに注目を集めているタックルです。
今回はダイワのジリオンシリーズのおすすめロッドとリールをスペックなどに触れながらインプレしていきたいと思います。
ダイワ最新モデルジリオン10のインプレ
2021年に発売となったダイワの「ジリオンSV TW」は「ジリオン10」とも呼ばれています。その理由はギア比が10:1だからというシンプルな由来なのですが、このギア比10:1というスペックは20年以上も前から実現を心待ちにされていたのです。
その20年前にはギア比6:1でも高速だと言われていたのですが、ついに夢のタックルの実現が叶ったということになります。
ジリオンはバス釣りが最適な使い方
ダイワのジリオンは上級モデルや気軽に使えるコスパモデルの中間に位置するリールですが、バス釣りが最も活躍する使い方です。ミドルクラスのモデルでありながらラインのキャパシティも申し分なく、ギアスピードは一級品のスペックとなっているからです。
さらに、巻き取り長さやギア比のラインアップが豊富なため、自分好みのタックルが選べる点も高評価ポイントとなっています。
ジリオンのファーストインプレッションは?
タフさが高評価のダイワジリオン
ジリオンは国内外の淡水海水、浅瀬深淵、寒暖差、全ての環境を考慮してどこでも機能するリールとして開発されています。いかなる条件や使い方であっても全てのパーツが初期のスペックを維持しながら活躍。
ダイワのジリオンシリーズが非常にタフなタックルであると釣り人の間で評価されるのには、たとえ想定外の環境であったとしても壊れない耐久性能をそれぞれのパーツが備えているからなのです。
ダイワのジリオンはパワーも売り
ダイワのジリオンはリールの生み出すパワーも高評価を得ています。上記で紹介した耐久性能に加え、回転性能、操作性能を極限まで引き上げ、なおかつ適切な使い方をすれば、それぞれの相乗効果によるパフォーマンス向上も相まって驚異のパワーを発揮。
タフさにつながる耐久性能については上記で紹介したので、回転性能と操作性能について詳しく解説します。
ジリオンは優れた回転性能で釣り人の負担を軽減
リールは釣り人のかける力によって作用し、巻く際のリーリング、飛ばす際のキャスティングではリールの回転性能が結果として現れてきます。
ダイワジリオンはリーリングの際もキャスティングの際もそれぞれのパーツがよどみないスムーズな回転を提供し、釣り人のかけるパワーは小さくても、魚にかかるパワーは大きくなるのです。少ない力で大きな結果を得られるこのタックルのパワーが高評価の要因となっています。
ストレスを感じることのない滑らかな操作性能
リールを巻き上げる際に重要になるのが、リールの中に秘められた微細なパーツ達です。このパーツの一つ一つが複雑に絡み合いながらも滑らかに作用し、軽い力で大きなパワーを生み出すことにつながります。
ジリオンシリーズのスペック比較
10.0SV TW | SV TW | TW HD | TW HLC | |
タフさ | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
遠投性能 | ○ | △ | ○ | ◎ |
使い方の多様さ | △ | ◎ | × | × |
パワーゲーム | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
操作性能 | ◎ | ◎ | △ | △ |
巻きの安定感 | ○ | ○ | ◎ | ○ |
アキュラシー性能 | ○ | ◎ | △ | △ |
最大ドラグ力(kg) | 4.5 | 5 | 7 | 5 |
重さ(g) | 215 | 195 | 230 | 205 |
価格 | 43000 | 38900 | 46500 | 47500 |
スペック比較①:操作性能はSV TWに軍配
上記の表で各モデルの比較性能をしていくと、操作性能ではSV TWが圧倒的に優れていることがわかります。10.0SV TWの場合はギア比10:1というスピードを誇りながらも、スプールのスペックの高さによってスピードによる操作のしづらさを軽減。
ギア比がもう少し低いモデルを選べば、キャスティングの速さに慣れない人でもうまくコントロールできるような操作性能を備えているのです。
スペック比較②:パワーゲームはTW HDにお任せ
TW HDはスプールやハウジングなどを強化し、なおかつハンドルやノブもパワーゲームで使用しても負けない性能に作られているため、大物狙いの方におすすめのタックルです。
スプールに大容量のラインを巻き込んでも滑らかに回転してくれます。そのため、太いラインを力強く巻き上げることも可能なスペックとなっており、これが高い評価へとつながっているのです。
スペック比較③:遠投性能はTW HLCが一番
琵琶湖などで人気の遠投フィッシングではTW HLCが高評価を獲得。100mのラインを巻くことのできるスプールを搭載し、遠くの獲物にも楽々キャスティングできる性能となっています。
また、キャスティング直後には強いブレーキをかけ、遠くに行くに従ってブレーキを弱めるというシステムを搭載したことによって投げやすさと遠投性能を同時に達成しました。
ダイワのジリオン最新モデルを紹介
この見出しではジリオンSV TWについてインプレ。最新モデルの性能についても詳しくインプレしていきます。
ダイワジリオンSV TW
ダイワ ジリオン SV TW (2021モデル)
ギア比10:1の世界最速ベイト
ダイワのジリオンSV TWはギア比10:1の世界最速ベイトを誇ります。このギア比は20年前から待ち焦がれられていた数字で、6:1でも速いと言われていた時期からの理想。ハンドル1回転で106cmを巻き上げるその性能はバス釣りには欠かせないタックルとなっています。
このギア比の高さはバス釣りの本場アメリカで活躍するプロからも高評価を得ており、タフさが増す日本の競技会参加者達からも注目を集め始めています。
パーツの軽量化を活かし快適な釣りを約束
ベイトリールのスプールは世界的に軽量化が進んでいましたが、回転数が上がりすぎてもコントロールしづらいという状態になっていました。
ダイワのジリオンはそこに注目し、回転数が一番上がるスプール付近のラインガイドでの抵抗を削減。よく飛ぶ上にコントロールの向上、バックラッシュの軽減も実現したのです。
これまでにないタフさ
ダイワのジリオンのスプールにはG1ジュラルミンという素材が使用されており、超々ジュラルミンの1.3倍、マグネシウムの2倍の強度を持つためパーツのタフさに拍車がかかっています。
さらに、ハウジング全てにスーパーメタルを採用し、なおかつセットプレートをアルミ製にすることで、軽量なのに高い剛性を発揮することに成功しました。
豊富なバリエーションのジリオンSV TW
SV TWにはギア比10:1のシリーズの他にも、性能別に8種類のリールが展開されています。一番ギア比が小さいもので5.5:1となっているため、速すぎても使いこなせないという方でも扱いやすい商品まで揃えられているのです。
ダイワジリオンのタフモデルをご紹介
長期間同じリールを愛用したいという方に向けてダイワのタフモデルをインプレ。パーツごとに強度や剛性にこだわり、驚異のタフさを発揮します。
ダイワジリオンTW HD
ダイワ ジリオン TW HD
タフな作りのためパワーゲームで活躍
ダイワのジリオンTW HDはG1ジュラルミン製DEEPスプールを搭載し、アルミ強化ハウジングとの相乗効果で異次元のタフさを実現。
さらに、100mmアルミクランクハンドル、パワーラウンドEVAノブを装備して強力なパワーで巻き上げる性能を備えています。スプールはラインを大容量積み込んでもスムーズに回転し、パワーを損なうことなく獲物へと伝えてくれるのです。
使い方の多様さが人気の秘密
近年は釣りのジャンルの細分化が進み、複数のロッドやリールを使い分けないとついていけないことが増えてきています。その風潮の中では、使い方が多彩な釣具はとても便利なのです。
ダイワのジリオンTW HDは淡水海水も問わず、フィネスゲームからパワーゲームまで幅広い使い方ができるため、これ一本で釣りを楽しむことができます。あらゆるフィールドで汎用的に使いたいという方には最新モデルよりもこちらの方が高評価です。
超遠投モデルのジリオンをご紹介
こちらでは超遠投モデルのTW HLCをインプレ。どのような仕組みで長距離の投げ込みを可能にしているのか詳しくインプレッションしていきます。
ジリオンTW HLC1516
ジリオン TW HLC 1516
ヘビキャロ使用で大物を狙う人へ
ジリオンTW HLC1516は従来のモデルをさらに改良し、超遠投派ユーザーに向けたタックルとして登場しました。100mのラインキャパシティのあるG1ジュラルミン製HLCスプールを搭載し、90mmのカーボンクランクハンドルとパワーライトSノブによって力強い巻き上げを可能に。
琵琶湖などで長距離を遠投し、力強いパワーで巻き上げたいという方におすすめのモデルとなっています。
パーツも遠投にこだわられている
スプールはマグフォースZロングディスタンスチューンが採用されており、キャスト序盤には強めのブレーキをかけ、後半にいくにしたがいブレーキが弱くなるように設計されています。その結果、最初の軽さとキャスト後半の伸びが得られ、大遠投が可能になったのです。
さらに、T-ウイングシステムを搭載し、キャスティング時にラインがスムーズに放出され、リトリーブ時にはラインをタイトかつ平行に巻き取る性能を両立しました。
スーパーメタルハウジングでタフなボディ
ジリオンシリーズはなんといっても長年使えるタフさが魅力の一つ。TW HLC1516もハウジングにスーパーメタルを採用し、圧倒的な剛性によって内部のパーツを守ります。どんな環境でもうまく適応できるように設計されているため、初期性能を保ったまま長期間使い続けることが可能なのです。
さらに、スプールは従来のジュラルミンの1.3倍の強度を持つG1ジュラルミンが使われているため、こちらのタフさも保証されています。
ダイワジリオンのロッドをご紹介
ダイワから発表された待望のバスロッドをインプレ。本場アメリカのトッププロたちも認めたその性能の高さを詳細にインプレッションしていきますよ。
ダイワジリオンバスロッド
ダイワ バスロッド ジリオン
全米トッププロが開発に参加した一品
ダイワジリオンのバスロッドはバス釣りの本場であるアメリカのトッププロが開発に参入しました。2014年に世界最高峰のバストーナメントでダイワのロッドが優勝を飾り、注目を集めた結果、2015年にジリオンシリーズからもロッドが発売されることになったのです。
パワーフィッシングが得意
ダイワジリオンのバスロッドは本場アメリカでテストを重ねながら設計されました。日本のフィールドよりもタフとされるアメリカでテストされただけあって、パワーフィッシングに最適化したタックルとして誕生。
そして、アメリカで評判を集めると、日本のパワーフィッシングを得意とするプロたちもこぞって使用するようになったのです。
こだわりのパーツで優れた操作性を提供
ジリオンのバスロッドはレジン量を減らして超高密度にした特殊カーボンSVFが採用されています。また、左右45度幅のバイアス構造を取り入れ、ラインのねじれを究極までなくすX45というパーツも装備。
軽さ、強度、ねじれ防止によって優れた操作性をユーザーに与えてくれます。さらに、ガイドにはFujiのKガイドとSiCリングを組み合わせが、リールシートにはカーボン素材の最新カスタムリールシートが搭載されているのです。
バーサタイルな使い方が可能
ジリオンのバスロッドはバーサタイル性能に優れており、多彩な使い方が可能なため、ボートでの釣りなどで持ち込み道具が限られるときに重宝します。使い方のジャンルを問わず、幅広いフィールドで活躍するため、ぜひ一本は手にしておきたいロッドなのです。
ダイワのジリオンで釣りに出かけよう!
今回インプレしたダイワのジリオンはパワー、スピード、タフさの全てを兼ね備えており、バス釣りには絶好のタックルとなっています。世界的なプロも愛用するモデルでありながら、リーズナブルな価格帯で求められるのも嬉しいポイントですよね。
さまざまな使い方が可能なダイワジリオンのロッドとリールはこれからも釣り人の間で評価されていくことでしょう。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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ダイワのジリオン以外にも多種多様なロッドやリールが販売されています。今回ご紹介したダイワのジリオンのスペックと見比べて、よりご自身に最適なタックルを探してみたいという方もいらっしゃるかと思います。
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